息子のコロナ感染(コロナワクチン未接種) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
の続きです。
木曜の朝に熱を出した息子の様子は、今は熱は下がったまま上がらず、喉の痛みもだいぶやわらいでいるようです。
しかし・・・結果的に治ってきて他の問題はないのですが、不安な治し方をしてしまいました。
体調が悪いと、夫と息子は市販薬(健保で配られるセット)をすぐ飲みます。(私は市販薬は服用しません。)
今回も水曜日の夜に息子は「プレコール感冒カプセル(非ピリン系)24カプセル」を飲み、これがラスト2カプセルだったため、翌日の木曜日に、1~2年前に会社の提携病院で出してもらった薬を3種類(熱さまし、胃薬、腎臓の薬。風邪の症状でなく熱があった時貰った薬だと思います。)を飲んでいました。
この木曜に、家の近くのかかりつけの病院に行こうと思っていたものの、この病院は院長先生の風邪で休診。(たとえ、休診でなくとも、コロナの疑いがある患者を診てくれるかわかりません。)
息子は今度は市販薬の「葛根湯」を飲もうとしていたので、「わけも分からず薬をちゃんぽんで飲むのは言語道断!だいたい葛根湯は高熱に飲むものではないはず。」と止め、「とりあえず、「プレコール感冒カプセル(非ピリン系)」をお父さんに買ってきてもらう?」と息子に訊き、その後、夫にコロナ判定キットとともに買ってきてくれるように頼みました。
そして夫が買ってきたのが、「プレコール官房カプセル(ピリン系)36カプセル」。
夫の説明では、①「プレコール(非ピリン系)」の効果では高熱、関節痛や酷い頭痛に訊かないようなので、それより効果がある「プレコール(ピリン系)」を購入。②薬局では36カプセルしかなかった。③(「薬局で購入前に相談はしなかったのか?」という私の問いに対し)夜なので薬剤師さんがいないと思って何も相談しなかった。
私は何よりも「ピリン系」に引っ掛かりはしたのですが、コロナで病院に行けない人が総合感冒薬を購入して飲むことはあるだろうと都合よく判断。
プレコールの案内には、「5~6回(カプセル10~12個)飲んで改善しないときは、医師に相談」と書いてあり、息子は木曜に飲み始めて回復に向かったことから、木曜の夜、金曜と土曜の朝と夜を飲ませました。
翌朝の日曜は熱も下がっているので悩みどころでしたが、夫が息子の朝食の用意をしてそのまま薬を用意。
というわけで、息子は5回まで薬を飲み続けました。
そこでふと、
「まあ市販薬だから医者の処方がなくても飲めるものだろうけど・・・でも今度夫にコロナが感染していたら、飲ませてよいもの?」と思いネットで検索。
そして「インフルエンザやコロナなどのウィルス感染にはピリン系(プレコール(ピリン系)ではイソプロピルアンチピリン)は使わないこと」というような知恵袋などからの情報を得ました。
これは、アレルギー、喘息を起こす可能性のほか、稀にライ病の副作用が疑われたケースがあるから、ということらしいのです。
とりあえず、息子はこの薬が体に合わないということはなかったようですが、60代に入った夫にはさらに、自覚しない病気も持っていそうでこの薬は飲ませられません。(一応プレコールシリーズは15歳未満服用不可。高齢者も注意書きあり。)
息子に飲ませてしまったのも気になって、メーカーのお客様相談センターに問い合わせすると、
「この薬はコロナやインフルエンザ等、ウィルス性の風邪には使わないでください。」とのこと。
実際、コロナと判定する前に飲んでしまう消費者が多いのはメーカーでも想定しているようです。
でもだったらなぜ、「ウィルス性の風邪は不可」と箱に大きく書かないのでしょうか。コロナ騒動の今は特に必要な情報だと思うのですが・・。
(今回はたまたま「プレコール(ピリン系)」を使っていたから書きましたが、ピリン系、非ピリン系共、総合感冒薬でコロナやインフルエンザ等ウィルス系の感冒に不可なのに、それについての注意書きをしない感冒薬薬は多く出回っているでしょう。)
コロナ騒動で病院の診断を受けてもらえず市販薬を頼らなくてはならない人たち-買い置きを使ったり、新たに購入でも、夜間で相談もできなかったりした場合(私は、薬剤師がいなくても、薬局の店員に相談すべきだったと思います。)、間違った薬を飲む可能性があります。
いずれにしても、息子に薬を飲む前に調べなかった自分を反省するのももちろんですが、市販薬の怖さを夫と息子にもしてもらおうと思います。
追記:
息子は今日かかりつけの個人病院に行ってきました。
サラザック配合顆粒(一日3回)、ロキソプロフェンNa(1日3回まで)錠処方。
「もう両方とも夜だけ服用でもよい」と言われたらしいですが、前者もかな・・・?