Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

赤十字創設と宗教と政治-番外編(ネスレのエドゥアール・ミュラー)

2024年05月25日 | 人物

今日はなぜか昨年書いた

アンリ・ネスレ-5 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

の記事が読まれているようです。

この記事の冒頭に、

「アンリ・ネスレは「スイスの菓子職人」と呼ばれているようですが、もとは薬剤師の発明家。「ネスレ」の今の姿を作ったのは、「アンリ・ネスレ」ではなかった、と気が付きました。」

書きましたが、「ネスレ」を「多国籍企業」に育て上げた人物と私が思った一人が、次の記事に書いた、エドゥアール・ミュラー。

アンリ・ネスレ-番外編 (Edouard Muller) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

改めて彼の英語版Wikipediaの翻訳を読むと、彼が第一次世界大戦中に、スイス赤十字の代表に任命されていることがわかりました。

Édouard Muller (businessman) - Wikipedia

抜粋Google翻訳:

エドゥアールは、ドイツ軍が率いる朝の5時の爆撃の間、サロニカにいました。 20 機の飛行機からなる飛行隊が爆弾を投下しました。 エドワードによると、ツェッペリンはサロニカに到達できませんでした。 彼はパジャマ姿のまま、ホテル・オリンポスの誰かと小さなボートに飛び乗り、爆撃を見守った。 対象地区はオリンポスホテル近くの税関があった地区。 彼は妻に宛てた手紙の中で、現時点で誰も在庫を持ちたがらなかったために事業が悪化したと述べた。 エドゥアールは近東作戦をエジプトに集中させたかったが、軍はそのような許可を出さなかった。 したがって、エドゥアールはアテネでの活動を集中させました。 アテネにいたとき、街が戦艦からの爆撃の標的になったとき、エドゥアールは自分の体を使って息子を覆い、滞在していたホテルの階段で息子を守りました。

エドゥアールはスイス赤十字の代表に任命され、スイスの外交ポーチにアクセスできるようになりました。 エドゥアールは、その外交ポーチを使いたいという人々から好意を寄せられました。 エドゥアールは、疑惑の結果、スパイ容疑で軍事法廷で解任されなければなりませんでした。 第一次世界大戦が終わりに近づいたとき、ネスレはミュラー家をパリに移し、現在は本社の 1 つを持っています。 この頃のネスレは、コーヒー風味の加糖練乳が大量にあるなど、商品の在庫が膨大で困っていました。 商品を売るためには、かなりの出張が必要でした。 エドゥアールはうだるような暑さの中でエジプトに旅行しました。 1918年、英国軍はまだエジプトにいて、彼が処分しなければならなかった商品を使用することができました.

Edouard は、パリ本社のヨーロッパおよびラテンアメリカ市場のマネージャーに昇進しました。 エドゥアールは、缶詰の需要が落ち込み、廃棄が困難になった缶詰の余剰に直面していました。 すべての商人も同様に困難な時期に直面しました。 ネスレとアングロ スイス ミルク カンパニーは、1914 年から 1918 年の戦争後に発展した金融危機を免れませんでした。 会社は大きな損失を被り、1921 年に株式の名目価値を半分に切らなければなりませんでした。債権銀行は組織をある程度支配し、事業に追加の資金を貸し、企業の回復をある程度コントロールしました。

参考1:
ネスレの基礎を作った人たち:
1875年のネスレ買収と「オリエント急行」 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Louis Mayor-Vautier — Wikipédia (wikipedia.org)

(ひょっとしたらLouis Mayor の妻の母親 Sophie Dufourは、アンリ・デュフール - Wikipediaの娘の可能性があるか・・。)

 

参考2:

アンリ・ネスレ-1 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

アンリ・ネスレ-2 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

アンリ・ネスレ-3 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

アンリ・ネスレ-4 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

参考3:

赤十字創設と宗教と政治-1(5人委員会の一人ルイ・アッピアとワルド派) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

赤十字創設と宗教と政治-2(スイスの旗、赤十字の旗・ギュスターブ・モアニエ) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

赤十字創設と宗教と政治-3(優勢思想と世界政府) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

赤十字創設と宗教と政治-4(デュナンのノーベル平和賞受賞経緯) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

赤十字創設と宗教と政治-番外編(アンリ・デュナンのトルコ帽姿) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イタリアが常に「豊か」に見... | トップ | イタリアが常に「豊か」に見... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人物」カテゴリの最新記事