○○ 様
新聞には週刊誌の広告が載りますが、煽りや批判がほとんど、その一つの見出しに
『鴨ネギ難民と居酒屋、牛丼屋、自転車屋』というものがありましたが、彼らは別に便乗値上げをしているわけでもないですし、店員さんたちも自宅に帰りたいだろうに営業を続け、帰宅難民にとっては感謝するものであれ、こんな酷い記事を載せる出版社に、大変疑問を持ちました。
反面同じレストランでも、そして商店でも、お客が途絶えててしまったり、お客はいても物資不足、停電の為に営業ができないところなどがでてきて、死活問題だと思います。これがいつまで続くのか・・・そして被災地などは、店舗も失ったところも多く、これをどうしていくのか。
あなたの言う「昨日、自宅近くで、ときどき顔を出すレストランをのぞいたところ、金曜日以降、お客さんが途絶えてしまった。自粛ムードが広がっており、このままだとつぶれてしまう…との声を聞きました。そのとき、料金の一部を義援金として寄付するという形にして、お客さんの自粛ムードを少しでも変えられないかというアイデアが話題になったのですが、区なり、町村なり、最も近いところの自治体がそのような義援金のとりまとめと、幅広い広報を行えないだろうかとも思いつきました。こんな発想、周囲の人たちに話しかけています。」、自治体でなくても、それこそ地元の信用金庫などが協力すればできそうです。
昨日、「50年前の生活に戻る」と言ったのは、言葉不足でしたが、「50年前の生活を検証して、それを一部復活させる」ということです。
たとえば、昔は大型スーパーなどがなく、商店街がありました。各々が魚屋、八百屋、パン屋と分かれていて、確かに買い物客はスーパーで買うより面倒にはなりますが、小型店であれば、電気を使うバーコード読み取りのレジではなく、金額を打ち込むだけのレジ機で賄えます。
小さい電気屋さんから物を買って、修理も頼んで、使い捨てを止める・・・。
365日営業24時間営業のお店など、昔はなかったし、これは逆にある国の方が少ないでしょう。
(昨日、アメリカ人のティムさんのメールに、
And the fact that a Japanese reporter is asking "US style questions"
is really shocking."
というのがありました。レポーターが何を意味してアメリカスタイルと言ったのか気になりますが、いうのが何を意味したのかわかりませんが、少なくとも「便利さのあくなき追求、経済優先で自然を無視した政策-私は間違いであったと思います。)
前から言っている、駅の電車の自動改札-欧州方式にしたり、地下鉄などは同一賃金にすれば、バーを押してはいるような電力を使わないものにしたりできるし、本当に小さいところから、案を出して変えていったら良いと思います。
といいながら、昨日息子(19歳)に、「不便があっても、原子力依存を少しずつ脱していかなきゃいけない。そう思わない?」と質問したら、「自分達は小さいころからこうしたシステムしか知らない。今更不便な生活ができないだろう。原子力発電の脅威があっても、それを受け入れる」ということを言っていたので、「現在の福島原発が爆発したら、便利な生活どころか、健康で生きて行くこともできない。日本の経済も沈没。日本のニュースは楽観的なことを言ってばかりだし、『自分達は絶対大丈夫』と言う気持ちがあるから、そういえるんでしょう。」と少し厳しく言ってしまいました。
原発に関してはドイツもそうですが、インドなども危惧する声が上がっているようです。
http://jp.wsj.com/Opinions/Opinion/node_201089
ゆかり
追伸: 計画停電があまりにズサンなので、私のグループ(二つ重複したまま)の停電予定時間の2時間(特に夕方)は自主停電ということで電気をすべて消し、毛布にくるまっています。