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新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

最近の首都高速道路(後編)

2015-06-13 08:40:30 | タウンウオッチング

「最近の首都高速道路(前編)」のつづきです。

前編」で書いた「不思議な現象、例を追加して整理しますと、こうなります。
くどくなりますが、C1=都心環状線C2=中央環状線す。

  高島平 C2東名接続   26.3km   830円
  高島平 C1東名接続   32.8km   830円
  中台 C2東名接続   23.1km   820円
  中台 C1東名接続   29.6km   820円
  北池袋 C1東名接続   24.2km   940円

首都高速は、ETC利用の場合、利用距離に応じて料金が決まる「従距離料金制」を採っているはずなのに(現金車は均一料金)、どうしたことでしょうか?
ちなみに基本料金は下表のとおりです。

 また、

出発地(首都高の利用を開始する地点)から到着地(首都高の利用を終了する地点)までの区間を結ぶ経路が複数存在する場合は、お客様の実走行経路にかかわらず、首都高のみを利用する場合の最短経路の距離を料金距離とします

だそうで、高島平・中台から東名高速に向かう場合は、C1を通ろうがC2を通ろうが、距離の短いC2経由で計算されているわけですな。(ETC車の実際の経路は、熊野町JCT山手トンネル入口の間にあるチェックポイントで把握されています)

これで「中台⇒東名接続」「北池袋⇒東名接続」の料金差は説明がつきますが、基本料金が930円のはずの「高島平⇒東名接続」がなぜ830円なのでしょうか?

実は、「高島平⇒東名接続」には「放射道路端末区間割引」が適用されています。

この「放射道路端末区間割引」というのが良く判らない

放射道路端末区間割引

外環道東関道、加えてそのすぐ内側から乗ったクルマの通行料金割り引く制度のようなのですが、その意図がさっぱり判りませんし、かつ、上に載せた図の下の表がまた複雑かつ意味不明
一部でされているように、ゾーン制から従距離制に移行して通行料金を実質値上げした際(2012年1月)、なるべく「720円区間」を増やして利用者の反発を和らげようとしたっぽい…

そして、利用者がゾーン制の頃の料金を忘れた頃を見計らって、来年4には「放射道路端末区間割引」を終了させ、「従距離制への移行=実質値上げ」という事実をうやむやにしようという腹づもりじゃなかろうかと邪推しております。

それにしても、「北池袋⇒東名接続(用賀)」区間って、きわどく930円なんですなぁ
もう200m都心寄り入口がつくられていれば、830円だったのに…

   

首都高速5号線(上り)板橋区大原町付近にある情報板に、C1経由C2経由それぞれの羽田空港までの所要時間が表示されています。

山手トンネルの大橋JCT~大井JCTが開通してしばらくはC2経由の方が速くて、やはりなぁ…と思っていました。

ところが、最近は状況が変わっておりまして、私がこの地点を通過する平日の6:45には、ほぼ毎日、

C2 大橋経由 40分
5  竹橋経由 35分

と、C1経由の方が速い事故渋滞があれば状況は変わるはず)
走行距離が10%以上長いC1経由の方が速いなんて驚きです

こちらの記事によれば、

中央環状線が開通したことで、車の流れも都心環状線から中央環状線にシフト。これにより、渋滞も緩和されたという。具体的には、芝浦JCT~芝浦は7%、芝浦JCT~台場は9%、浜崎橋JCT~芝公園は21%も交通量が減少。都心環状線全体では約7%交通量が減少し、渋滞は昨年3月の同週と比較して、約5割も減少している。とくに浜崎橋ジャンクション周辺では、これまで1日平均9時間の渋滞があったが、ほぼ解消されている。

なんだそうで、中央環状線全通都心環状線の渋滞緩和に貢献しているんですなぁ

私としてはこちらで書いた「いたくま」こと「板橋・熊野町JCT間 4車線化」工事の早期完成を願っております。

いやいや、「いたくま」以上に、強烈な切実感を持って早くなんとかして欲しい と思っているのは、呆れるしかないほど工事が遅遅として進まない「町田立体事業」

去年9月こちらの記事を書いた時点では、

ほぼ連日、料金ゲートの手前から車列が詰まっていて、そこから国道16号線に合流するまでの600~700mを通過するのに15分以上かかっています。
この状態は、あと半年は続くのだそうで、ホント、うんざり

だったのが、半年以上過ぎた現在でも状況は変わらず、相変わらず工事が続いています。
川崎国道事務所去年9月の発表によれば、

これを受けて工事工程を精査した結果、「平成26年度」の開通の見通しを「平成27年度」に変更します。

なんだとか (私がブログに書いた時には既に川崎国道事務所白旗を掲げていた)
「町田立体事業」が延々と続いているために余分に費やされるドライバーの時間燃料はどれだけあるのでしょうか。

ホント、早くなんとかして欲しい

現時点ではR246を越える部分は未だに橋桁のない「オープンスカイ」の状態で、「平成27年度の開通」まゆつばです

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