政治家のブログ見てますか 山本、河野、馬渕やぶにらみ そしてミッチー

　当ブログかねて横読みするのは三人。①山本一太②河野太郎、そして③我が奈良県の馬渕澄夫。

　（小泉元総理が先日カメラの前で引き合いにだした議員は未読）。

　更新回数の多さでは① たいてい日に3回あり、極端な場合5回も。「あっ、お昼の定食がテーブルに来た」という風に。政治家の動きがよく分かる。東京－群馬を日に2回往復も。ある先輩議員について、信用ならん、と思わせぶりな描写が目立つが、読者の圧倒的多数はだれのことか、分かるまい。

　②衆議院外務委員長らしく、ODA問題など外務省に迫り、さては野党の議員かと間違えそう。ベテラン議員にはスットン狂、に映るようだが、シロウトには常識人の主張に見える。2、3世の代表格。自らをも語って欲しい。

　③我がマブチさん。6人の子持ちで、11人で暮らす。それはともかく、真面目が売りでは魅力に乏しい。もっと激しく迫らないと政権が遠のく。

　＜オマケ＞ ミッチー・ジュニアに老夫婦から給付金? 24000円が届く＝永田町異聞。こうした支援に応え、ジュニアは親父を越えるか。

ボンバルディア8機購入 海保がYS11の代替に 安全お願い/泣けますMBS健康川柳

　機種はDHC8-Q300とタイプは違うが、米で墜落したばかりのボンバルディア社製を購入、神奈川県の格納庫で引渡された＝共同電（14日付DailyYomiuri）。

　ボンバル…と聞いただけでギクリ。が、ちゃんとfollowする新聞は産経くらい。1機42億円、那覇、羽田、千歳と順次配備される。YS機は2011年度に姿を消す。

　今度の事故は原因不明ながら、多額の税金で買う装備。安全第一を願うや切なり。

　▽ MBSラジオ健康川柳（14日放送）

　前向きも　いいがよそ見も　してみたい =つまづかないで
　占い師　競馬新聞　読んでいる =情報収集の一環です、ハイ
　義理チョコの　目印ハゲと　消し忘れ =次回はアデランスを
　ばばシャツを　脱いだ私に　春が来た =イケメンが熱い視線
　この一年　尽くした成果　チョコに出ず =来年がある

警報システムなかった？ 豪山火事で焼死多数

　死者200人に迫る山火事。現地に緊急事態を電話で知らせるシステムが、なぜかなかったようだ。

　2004年には設置計画があったのに。原因はprivacyを守る法律！が邪魔になったため。今回の事態で当局はシステム作りに力を入れる＝AP電（13日付DailyYomiuri）。

　被害が出てから、対策を練る。どこかの国だけではない！警報を一斉に流すには、各世帯の電話番号を登録することになるが、当局に提供しようにもprivacy lawの関係で無理。問題をめぐり、政官のスッタモンダも多かった、という。

　Rudd首相は積極的ながら、山火事の火は今回時速100㌔にも及ぶ。炎を肉眼で確認して初めて動く住民が多く、被害が大きくなった。システムが完成しても、将来どれだけ効き目があるか。

なるほど米も複雑・税金制度/再び竹中（とザンゲの中谷）

　米政官界のガイトナー、ダシュル、キルファー…オバマ政権で新ポストに名前が出た面々ながら、せっかくの地位に着けなかった人も。なぜか。

　いずれも、納税の面でアラ探し？にあった。しかも、皆さんその税体系を作るのに貢献した、というのに。

　ワシントン・ポストに複雑な制度の一端が＝11日付DailyYomiuri。さぁ、ご覧あれ。我が国は如何?

　＊3700000語；370万語デス。税関連の法・規則に使われる語数。頁数では67506㌻になる。2008年にあった規定変更は500項目。

　利用者の立場からは。税理士などに代行を依頼する者は半数を超すが、電子納税の利用者は16％にとどまる。では、90％とはなにか。

　これは、国税庁が電話による問い合わせに答えたうち、正しい内容の比率。つまり、10％は間違いだった。

　大阪で弁護士をするオッサンの説を思い出した。税金はなぜフクザツか。それは、税務署の仕事を確保するためだよ、と。

　▽（敬称略）竹中と共に構造改革路線を進めた中谷巌が11日付、読売新聞に反省の弁。貧困率（中位所得者の半分しか稼げぬ者の率）はアメリカについで2位、というのはビックリ。が、延々続く文章に具体例が見えない。施策Aにより、影響Bが発生したという実例なしに説得力はない。もうひとつ、かつて日本社会にあった美点、つまり一体感、温かさ、安心・安全などが消えた、とする。日本社会は桃源郷（古いね）だったか。たんなるnostalgiaでは。竹中の高笑い？が聞こえる。「構造改革が徹底すれば、すべて解決しますよ」。

ミイラがザックザク30体発見/潔い米最高裁裁判官

見つかったのはカイロ南方サッカラ近く。地下11㍍にあり、約４３００年前のエジプト古王国第５王朝期＝ロイター（11日付DailyYomiuri）。
　
同時に見つかった石棺のミイラは銘からBadiEnhryとか。ミイラはほとんど壁のすき間にあった。古来、盗みの被害が多い地域で、今回のように未掘の遺物が多数見つかるのは異例だ。

　＜9,10日と2日連続で更新せずとも、多数のアクセス。有難うございます。当ブログとして、very,very　happy。

▽米最高裁のギンズバーグ裁判官（７５）が膵臓がんの手術を受けた。月末には職場に復帰する。ギンズバーグ氏は９人いる最高裁判事の中で唯一女性で、リベラル派。同裁ではかつて長官が健康状態を隠したり、自分の進退を明言しないなどの例があった。今度のケースは、終身地位が保証されている者としてfairな態度というのがワシントン・ポスト紙の評価(11日付DailyYomiuri)。同じ女性裁判官で、思い起こすのが某国最高裁の横尾サン（67）。厚生省キャリアで、社保庁長官を経験した。年金問題に関連し取材されても「お答えできません」。昨年９月、定年を前に退職するさいも恒例の記者会見もせず、スタコラサッサ。特徴といえば、東大・京大ごとき！でなくICUの卒業ということくらいか。

竹中流「あぁ言えばこう言う」追加デス/MBS健康川柳

　5日付のTBS系「テレビって奴は」の竹中節（音頭）に追加。あまりに、多くのアクセスを頂いたので。

　（テレビに出演し、局を攻撃？）ハケン問題に関連し、矢をTV局へ。趣旨としてこう述べる。「経済がいくら悪化しても、局の正社員はクビになるまい」。

　放送業界の人事で、製作会社はじめ、複雑な構成を念頭にイヤミでは。論点をずらすのが竹中流か。ちなみに、この番組はTBSの制作でなく、オフィストゥワンという制作会社による。竹中サン、知ってか知らずか。

　ときに、労働分配率の問題で、竹中発言にこういう趣旨も。「90年代、企業の利益を給与に回しすぎた。こんなことで、企業は立ち行かない」。利益を配当に回し過ぎという説は聞き飽きるほどながら、竹中説のような言い草（イヤ、失礼！）言い分は初めて。これまた、反論が出ないと踏んでか。

　＜今週の特選５句＞MBSラジオ＝７日放送

　イケズって顔に出るねとイケズ言う ＝ 気を付けよう お互いに
　立春に今年も着メロ変えてみる ＝ 年々歳々若返り
　障害を息子らしさと思う日々 ＝ you are not alone
　腹八分嫁の前では口六分 ＝ うらやまし 我が家など口三分
　定年後家内元気で留守が良い ＝ 家にいて、かわいがってヨ
　
　【１月の月間大賞】

　がんばれも慰めもない友がいい ＝ 淡きこと水の如し
＋＋＋如水会というのは、一橋大学のOB会でしたか。昔の大平さんというのはＯＢで、学習院卒と違って！アホウ首相でなく、物事をわきまえていた、という記憶が。＋＋＋

竹中流ああ言えばこう言う 久米宏、顔色なし！ TBS・テレビって奴は

　4日夜、見ました？　議論に強い平蔵流たっぷり。例えば。

　①派遣が話題になると、センセーが質問する。「労働人口で、派遣が占める割合は？」。だれも？？？　「2.6％です」と。答えられない質問でケムに巻く見事な手法だ。おかげで、話題は他に。規制緩和に関与した（らしい）センセーの責任を追及しようとした（らしい）意図むなしく。

　②数千億円で作ったかんぽの宿を100億円で売るなんて、という言い分に返し技。「100億円でしか売れないモノを数千億円かけるなんて、という言い方もできる」。数字を逆手に使う手法だろう。

　久米（相変わらず、意味不明なコメントを挟む）から、テレビとは、と聞かれ「ワンフレーズ」。これまた見事なワンフレーズだ。自ら進めた改革路線についえ、間違っていたとざんげの書を出した中谷巌についえ聞かれ「中谷さんは…」。センセー同士は「先生」というのが通例ながら、例外か。共に同じ道を歩んだはずでも、もう先生とみなしていないのか。訳のわからぬタレント同席でマトモな論議なぞ無理。番組では、竹中流の（ヘ）リクツばかりが目立った。

自腹切らぬフォード２世 「アイアコッカ」から 自動車不況も納得か

　（英字新聞チャックどこへやら。あしからず）「アイアコッカ　我が闘魂の経営」（「アメリカの真実③」）はじつにオモロイ。

　個性的なビジネスマンによる汗と涙の感動巨編！今の経済状況も当時に遠因がある、とさえ思える。社長として仕えたア氏によると、２世は1㌣も自腹を切ったためしがない。

　株主から公私混同について、訴えられたほど。すさまじい（ケチな）内容を社用機でみると▽ 私用家具を欧州からデトロイトに運ぶ ▽ 妹のペットの犬・猫を散髪・シャンプーのため運ぶ ▽ シャンパン、ワインを運ぶ、といった具合。

　飛行機マニアとかで、全日空カラボーイング727機を購入し、空飛ぶサロンに改装したが、さほど使わぬうちにイラン国王に売却。社には大損害を与えた。

　訴訟は示談で終わり、公私混同は元のナントカに。たまりかねた監査役の注文には、すべて夫人のせいにした、という。強欲云々は最近に限ることでなさそう。この２世、トンデモぶりは比類なし。まだまだ続きます。

フォード2世は脱税王 「アイアコッカ」暴露/オバマの地元、札付き知事がクビ ヒトを酷評する英語

伝説の経営者が語るアイアコッカによる「アメリカの真実」③　きょうはフォード2世がトンデモ紳士だった、という話。

フォード社の社長になったア氏、フォード2世と二人だけで話す。２世の言葉にあぜんとする。「所得税を今年11000㌦払わねばならん。6年前から一切払っていなかったのに」。

稼ぎの半分は取られるア氏に、2世は「税理士に任せているから」と。工場で働いている連中だって払っている、とア氏はさとした。２世の正体については、イヤハヤまだまだあった。乞う次回に期待。

▽イリノイ州の知事でオバマ氏後任の指名問題に関連、正体がまたもバレてクビになったブラゴジェビッチ氏（52）。その人間性を酷評する州議会議員の言葉に注目しよう。

He failed the test of character.He is beneath the dignity of the state of Illinois He is no longer worthy of to be our governer.
このあたり、センターテストなら簡単な方。悪口を言ういろんなTPOに使えるuseful exprfession。

元米国防長官氏、清廉の士だった アメリカの真実② 「アイアコッカ」から

　マクナマラ氏（92）といえば、ベトナム戦争当時の国防長官。数年前、戦争の過ちは当時承知の上、と告白し、反響を巻き起こした。

　伝説の経営者の自伝「アイアコッカ」には、なるほどと思えるエピソードが。長官就任前にはフォード社トップで、ア氏の上司。

　その口癖は、ヒトの上に立つ者はローマ法王、猟犬の牙より清潔であれ。休暇中にスキーに出かけるマ氏に社用車の提供を申し出たところ、返事は「NO」。レンタカーを借り、スキーラックの割り増し料もきちんと支払った、という。

　知性が鋭どすぎて、人間ロボットと陰口を叩かれた。ア氏によると、実際は思いやりと友情にあふれた男だった。