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なるほど米も複雑・税金制度/再び竹中(とザンゲの中谷)

2009-02-12 17:43:35 | Weblog
 米政官界のガイトナー、ダシュル、キルファー…オバマ政権で新ポストに名前が出た面々ながら、せっかくの地位に着けなかった人も。なぜか。

 いずれも、納税の面でアラ探し?にあった。しかも、皆さんその税体系を作るのに貢献した、というのに。

 ワシントン・ポストに複雑な制度の一端が=11日付DailyYomiuri。さぁ、ご覧あれ。我が国は如何?

 *3700000語;370万語デス。税関連の法・規則に使われる語数。頁数では67506㌻になる。2008年にあった規定変更は500項目。

 利用者の立場からは。税理士などに代行を依頼する者は半数を超すが、電子納税の利用者は16%にとどまる。では、90%とはなにか。

 これは、国税庁が電話による問い合わせに答えたうち、正しい内容の比率。つまり、10%は間違いだった。

 大阪で弁護士をするオッサンの説を思い出した。税金はなぜフクザツか。それは、税務署の仕事を確保するためだよ、と。

 ▽(敬称略)竹中と共に構造改革路線を進めた中谷巌が11日付、読売新聞に反省の弁。貧困率(中位所得者の半分しか稼げぬ者の率)はアメリカについで2位、というのはビックリ。が、延々続く文章に具体例が見えない。施策Aにより、影響Bが発生したという実例なしに説得力はない。もうひとつ、かつて日本社会にあった美点、つまり一体感、温かさ、安心・安全などが消えた、とする。日本社会は桃源郷(古いね)だったか。たんなるnostalgiaでは。竹中の高笑い?が聞こえる。「構造改革が徹底すれば、すべて解決しますよ」。
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