JAL関係者必見？ ヒーロー機長が訴える 低収入pilotたち

エンジンの止まった飛行機をハドソン川に不時着させ、乗客155人を救ったサレンバーガー機長（58）。あれから間もなく1年、機長らの待遇は？

　7日DailyYomiuriの映画欄「Capitalism」（ムーア監督）には絶句するばかり。機長曰く、給料4割カットのうえ、企業年金は廃止。だから…、

　I　do　knot　know　a　single　professional　airline　pilot　who　wants　his　or　her　children　to　follow　in　their　footsteps

つまり「子どもに同じ職業に就いてほしいなどと思うパイロットなど一人も知らない」。

映画では、現役たちが語る。4年目のスーザンは、1年目約175万円、つぎの年に約2割アップ。多数の命を預かる仕事なのに。

2年目のジョーは、ぐんとリアル。4か月間、food　stamp （貧困者向けの食料購入券）の世話になっていた。こんなヒドイ状態だから、事故が増える、というのがムーア監督の怒り。米に行くなら船、米国内では汽車。これに限る。