この婚活いかが 道なき僻地で道造り インドのお話 ただ難問・秘密が

　インド北部ビハール州で有名な“チョンガー村”BK。あまり辺鄙なので半世紀の間、結婚式がない（ロンドン・タイムズ＝15日付DailyYomiuri）。

　娘たちは婿さんを求めて他の村へ逃げ出すので、これはイカン、と120人のチョンガーがせめても、と道普請を始めた。２か月くらいで完成させたいのだが、難問がいくつか。

　付近が自然保護区なうえ、トラや武装集団が出没する。おまけに、当局は「違法な道造りを黙認出来ぬ」。

　無茶を承知で地元が工事を始めた裏には、政治家（Ozawa、Nikaiではない）への恨みが。

　じつは10年余り前、州議会に立候補した男は、道が出来るまで結婚しない、と公言。でも、当選するや男はゴールインし、村人達の怒りを買った、のだとか。