オモロイ英字新聞

信号で青はgreen、黄色はorange。知ってました?英字新聞には、オモロイ言葉、アッと驚く情報が。挑戦しましょう。

世界経済危機、この人は得をした/バブルがはじけた時「儲けていた」と誰も言わなかった

2008-10-13 18:15:41 | Weblog
 今回、このおヒトは例外か=ワシントン・ポスト(12日付DailyYomiuri)。

 ブラウン英首相がその人。支持率が10数%に低迷していたのに、財務相を続けたキャリアもあってか「見直した」の声が出ている。

 もともと、牧師の息子で“おカタイ”、slow-to-smile(ニコリとしない)などと不評だった。が、今回の事態に悲観論者Chicken Littleが多いなか、動じない態度と受け取られ、 a man of moderation and restraint(中庸と抑制)と評価が一変。

 救済プランへの評価から、辞任を求めていたpolitical raivalsさえ支持しだした。We are leading the world.と首相が先ごろ語ったさい、人々は納得した、という。

 シティの光景は様変わりした。銀行が閉鎖、ビジネスマンが身の回りの品を抱え古巣を離れる。かつて花屋への注文も800㌦以上が常識だったが、額はいまその10分の1に満たない。ガメツイ銀行は沢山。が、銀行がつぶれるのは困る。ガメつくない、ほどほどの繁栄がシティに今後、来るのだろうか。

 *Chicken Little;寓話に登場するキャラクターの名にちなむ。頭に何かが落ちてきたので慌て「空が落ちてくる」と騒ぎ立てた=英辞郎から。要するに杞憂ですねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする