連日冷たい朝が続いています。
今日は「冷たい」という言葉をググってみました。
「冷たい」という言葉には「底冷えする」「 痛いぐらいの寒さ」「態度が悪い」
現代では触れたものの温度が低いことだけでなく、人の態度が冷淡であるという表現にも使われています。
冷たいという言葉は元々寒さから指先と足先が痛く感じることから生まれたので、「爪痛し(つめいたし)」。
それが、「つめたし」となり、更に「つめたい」となったそうです。
「爪痛し」という表現はとても古く、『枕草子』で「冷たし」という表現がされていることから、少なくとも平安時代よりも前の言葉となるようです。
以上のことから「痛いくらい寒い」ことの形容の意味で使われていましたが、やがて触れたものの温度の低さを表現する単語として変化していきました。
こうして「冷たい」という言葉が誕生して以降は、時代が進むにつれて人の態度や性格に対しても「冷たい」という言葉が使われるようになった訳ですね。