「フクロウも溶けるほど暑いです」。
昨日、フクロウをペットにしている人から、こんなコメントと動画の投稿があり、世界から注目を集めたそうです。
寒さには強いがほとんどは暑さに弱いというフクロウです。
ここ数年なにげに「フクロウ」が流行ってるってご存知でしたか?
「フクロウカフェ」が登場したり、「フクロウ」をペットにしている人や、したいと思っている人が少しずつ増えているようです。
皆さんはフクロウが好きですか?
フクロウと言えば、強い目ヂカラに愛らしいフォルムがすぐに思い浮びます。
くるっとした大きな瞳。フワフワの羽で覆われた丸っこい体。ちょこんと飛び出す細い足。
そんなかわいらしさが、キャラクター化しやすい事から置物や飾り物、お土産などの縁起物グッズになっています。
しかし、調べたところ、当て字がいくつかあってスピリチュアルな意味を含んでいて面白かったです。
困難を遠ざける”不苦労”、幸せに歳を重ねられるよう”福老”とも書くとの事。
「不苦労」「福来郎」などの「不苦労」=苦労がない
「福龍」=福がこもる
「福老、富来老」=豊かに歳を取る
「福路」=旅の幸福、人生の幸せに通ず
こんな事から「幸運を招く」縁起のいい動物とされています。
フクロウの特別な身体的特徴として、
・左右180度まわる首⇒頭の回転がよい・商売繁盛
・暗闇でも見通すことができる大きな目⇒見通しが明るい
・すぐれた聴覚⇒情報を聞き逃さない
「知恵の象徴」「商売繁盛の神」としても用いられるそうです。
そんな中、古代中国では、母親を食う不孝な鳥とされ、冬至にとらえてはりつけにし、夏至には吸い物の汁に入れて、その類を絶やそうとしたといいます。
福建などでは、フクロウは人間の魂をとる使者といわれ、その夜鳴きは死の前兆とされたとあるそうです。
アジアでは、残念ながら「ネガティブなイメージ」に捉えられている地域が多いです。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など宗教的立場からも「フクロウ」は不浄のものとして考えられているようです。
旧約聖書に『レビ記』という書がありますが、そのなかで、フクロウをはじめとした猛禽類は「鳥類のうちで汚らわしいモノ」と記されており、目立つ特徴を持つがゆえに、人々の関心の対象として取り上げられてきたことがよくわかります。
一方アメリカ大陸では、フクロウは主にポジティブなイメージを持たれているといわれています。
フクロウは記憶能力に長けていて、知能の高い、賢い動物のようですね。
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