お盆の混雑を外して日曜日に孫たちが来た。
「おじいちゃんとおばあちゃんに会えると思ったら、昨日からドキドキして眠れなかったんだよ」
いったいいつまでこんなかわいい言葉をかけてくれるんだろうか?
「花火がやりたかった!」
公園は禁止だし、マンションはご近所に迷惑をかけるんじゃないかという事で、こちらならオープンで遊べるからとそれも楽しみの一つだったようだ。
打ち上げや仕掛けなども感動するが、家族で行う手持ち花火も何故か、しっとりした気持ちになり心が洗われる気がする。
久しぶりに花火と対面したが、最近の手持ち花火は種類が豊富でびっくりだ。
色が変わるものやいちごやチョコレート、カレー(!)など、子どもたちが好きな香りのする香り付きの花火もあった。
ススキの穂のように長く火をつけるとシューっと噴き出す花火に孫が驚いて後ずさりしていた。
噴出すると4色や多いと10色以上も色変化する花火もある。
点火とともにだんだん火玉が大きくなり、やがてパチパチと火花を散らし、火花が一本一本落ちていき、儚く終わる線香花火。
これはどこか少し切なくて、寂しい花火だが、セットの中にはそんな繊細な人気の線香花火は、三個しか含まれていなかった。
それに燃焼時間が短いからすぐ終わっちゃう!
昔懐かしい線香花火はやわらかく、温かみのある火花が長く続いた気がするが・・・。
とにかく子どもの頃にタイムスリップしたひと時だった。
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