最近11月を境に耳にする機会が増えた“ブラックフライデー”という言葉。
気味の悪い言葉だと思っていたが、ブラックフライデーとは、アメリカにて毎年11月の第4木曜日の感謝祭の翌日の金曜日から数日間行われる大規模なセールを指す。
感謝祭の翌日なので、本来は平日なのだが休暇になることが多く、感謝祭のプレゼントの売れ残りを一掃するセールが開催される。
クリスマスに向けての年末商戦が始まる日でもあり、アメリカの小売業界において、一年でもっとも売上を見込める日になっている。
一般的に「ブラック」と言えばブラック企業やブラックリストなど、悪いイメージのある一方で、黒字やブラックカードなど、プラスのイメージや高級感を印象づける言葉としても使われる。
セールに人が押し寄せ、道路が混むことから警察の仕事が増える、という意味で、警察が「ブラックフライデー」と呼んだのが語源とされている。
悪いイメージの言葉なので、「ビッグフライデー」という名称を定着させようとした動きもあったようだが、結局「ブラックフライデー」が一般的になってしまったとの事。
いい意味と悪い意味がある「ブラックフライデー」の「ブラック」は、実は悪い意味の方の「ブラック」だったが、その後、「セールによってたくさんの人が押し寄せ、小売店が黒字になる」という解釈が広まり、今では「ブラックフライデー」の「ブラック」は、いい意味の方の「ブラック」として定着しているそうだ。
日本でも、12月の年末商戦の直前のため、年間の売上が低いとされている11月をカバーする意味でも「ブラックフライデー」セールを実施する小売企業が増加している。
発祥の地アメリカでは、「11月の第4金曜日だけ。
小売業最大手のイオンは、ここ数年「日本でもブラックフライデーを根付かせよう」と力を入れてきたそうで、言葉の認知度が75%まで上がったのは、同社の宣伝活動のおかげだそうである。
蜜を避けるため、26日だけでなく19日から28日までセールをしているそうである。
暮らしを快適にするアイテムをお手頃価格で提供したり、また、最高ランクの黒毛和牛や新鮮なお刺身などの生鮮食品、全国各地の新酒など、少し贅沢なアイテムを割引価格で購入できるようだ。
店舗やオンラインショップでもそれぞれ特徴のあるセールが開催されているようなのでチェックしてみますか?
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