多逢聖因縁尋機妙(たほうしょういんえんじんきみょう)
多逢聖因(いい人によっていい結果が得られる)
縁尋機妙(いい縁がつながる)
昭和の財界人の在り方を説いた安岡正篤氏の言葉です。
表現は難しいですが、「運には宿命と運命とがある。人間はできるだけいい機会はいい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければならない」という人間性の大事さを語った言葉だそうです。
いい人に交わっていると良い結果に恵まれる、これを多逢聖因という。
また、良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがある、これを縁尋機妙という。
縁は大切にすればするほど大きく育っていくことがわかります。
また、よい人と一緒にいると本当によい結果に恵まれます。
だからこそ、よい人と一緒にいられるような人間でなければならないし、ご縁を頂けるような、ご縁が広がるような人間であらねばならないと思います。
自分を成長させ、よい人との出会いをデザインするのです。
自分を知ることは容易ではありませんが、知ろうとする努力だけは真剣に重ねて、この言葉のようにご縁を大切に繋げるよう努力していきたいですね。