百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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雷雨  


露地で仕事をしていると、急に空は真っ暗になり、稲光が光り、大粒の雨が横殴りに降りだした。露地で雨に降られるのは慣れているが、稲光をみると、早く仕事を切り上げて雨避けしたく思うのは人情。
昔の人は、この稲光を“雲と地面の間の放電現象”とはわかってはいなかったはずだから、もっともっと怖かったと思われるが、稲光を『稲妻(イナヅマ)』というように、実は昔『雷光が稲を実らせるという信仰から、元来は“稲に夫”の意味で、現代は“つま”という語に“妻”が用いられ“稲妻”になった』というからには、昔の人は“雷”も神の施しと考え、自然への畏敬の心を大切にされていたようだ。

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