微生物は38億年前、海の中で生まれ、それから約30億年の歳月をかけて光合成や有機物の分解に関わる様々な代謝経路をその進化の過程で創り上げたといわれている。その昔、地球上に酸素はなかった、しかし光合成を行う微生物が登場することで、6億年ほど前に酸素濃度が現在の10分の1程度のレベルにまで達した。その酸素が大型動物の誕生を促し、同時にオゾン層の形成に寄与し、そのおかげで生物は水中から地上に進出することができたのだそうだ。何ともロマンであり、微生物と大型動物の共生の有り様がよくわかる話だ。
水は貴重な資源です。高分子分離膜(メンブレン)を用いることで、水に含まれる物質を分離、精製することが可能になり、精密機械の製造に必要な超純水から海水の淡水化、排水処理に至るまで様々な分野でその技術は使われているそうです。私はろ過された水を用いた植物栽培の実験をするために、今日は膜分離技術をお持ちの企業を訪問し、その技術を使ってろ過された貴重なお水をおわけ頂きました!早速、本日から実験を開始いたします!ありがとうございました!!