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Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

ブルーウォーター(クロメガネスズメダイ)

2019-12-03 19:32:48 | スズメダイ科

師走の初日は半袖Tシャツで心地よく過ごせたのですが、昨日から一気に冬になったやんばるです。

最高気温も20℃に届かず、年末年始並みの寒さなのだそうで…。

これ書いてる今はウォームパンツ履いてフリース着てます。

今週はこんな感じで推移しそうです。しかも週の後半の予報が暴風雨になってたりします…。

風は北~北東。晴れたり曇ったり。

■■

『賢者の石』

錬金術師の必須アイテム。中世ヨーロッパの錬金術師が、鉛などの卑金属を金に変える際の触媒となると考えた霊薬のことです。

あるいは人間を不老不死にすることが出来るという、霊薬としてのエリクサーと同様のものなのだそう。エリクサーってご存じですか。日本では(日本だけではないかもしれないですけど)、数々のRPGでおなじみの万能薬アイテムとしてポピュラーなのではないでしょうか。

ゲームだけではなく小説やコミック、アニメなどにも賢者の石は度々登場しますよね。

すぐに思い浮かぶのは『手合わせ錬成』を身につけた『国家錬金術師』の物語。コミック原作でアニメ化されたやつです。ほらあれ、弟が甲冑の…。

あと約三十年前に、ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』を原案にしたアニメにも『ブルーウォーター』と呼ばれる賢者の石が重要なアイテムとして登場してました。

オリハルコン製で膨大なエネルギーを秘めていて光CPUのコアでもあり、古代アトランティス人が製造した、という何かものすごい設定でした。

このアニメですが、『海底二万里』だけではなく、『天空の城ラピュタ』と同じ原案を下敷きにしているのだとか。

従って、『ブルーウォーター』という賢者の石は、『飛行石』と兄弟関係にあるのだそうです。

ところで、賢者の『石』なのにブルー『ウォーター』って名前、不思議ですよね。

賢者の石の見た目には諸説あり、アラビアでは黄色い卵のような形、西洋では赤い石の形が一般的なのだとか。

しかし実際には僕らがぱっとイメージする『石』つまり個体の石とは限らないのだそう。それが液体だったとしても石として扱われるのだそうです。

もっとも、『ブルーウォーター』は特殊な鉱石で、固体の石でしたけど…。

■■

さて…

〈スズメダイ科ソラスズメダイ亜科ソラスズメダイ属クロメガネスズメダイ Pomacentrus vaiuli 19年10月7日 沖縄島安和〉

学名種小名は『青い水』の意。

つまりブルーウォーター。

食べても不老不死にはなれないでしょうけど…。


コメント
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