暑い…。真夏日が続いてますやんばるです。
秋の蝉、オオシマゼミがキンキンと鳴いていたり、秋に渡ってくるサシバがクックィーと鳴いてたりしてますが…。
しかし暑い…。
まあ、海は凪、透明度もよくハッピーな一日だったんですけどね。
風は北東。晴天。
〈ヘビギンポ科クロマスク属テングヘビギンポ Helocogramma rhinoceros 16年8月24日 沖縄島安和〉
婚姻色を纏っています。
ですから雄個体です。
〈同種同一雄個体+同種雌個体 同日 同ポイント〉
自身の婚姻色を雌個体にアピールしているのですが、この色あるいは配色にどういう発信力があるんでしょう。
婚姻色は雄性ホルモンによって、体色を著しく変化させているのだそう。
雌に求愛を発信する役割と、他の雄への警告も発信しているのだとか。
婚姻色を持つ魚のほとんどが繁殖期に縄張りを持ち、その中で雌に積極的に求愛をするからでしょうか。
どちらにしても、雄性ホルモンでかなりの興奮状態にあるのでは…とか思えたり。
〈同種同一ペア 同日 同ポイント〉
雌はこの姿をどう感じているのでしょうねぇ…。
もちろん繁殖行動に際してなにがしかの効果や利益があったから、この色が発達したはずでしょう。
つまり雌に対して十分なアピールになっているはずですよね。
ところで、本種は元々雌雄で形に違いがある、性的二形です。
するとそもそもその形にも、繁殖のための意味があるのではないでしょうか。
婚姻色でアピールするのなら、吻端の突起には何の意味が…、とか思えたりするのですが。
〈同種同一ペア 同日 同ポイント〉
あるいはその吻端の突起と、さらに婚姻色が必要なのでしょうか。
雌への発信力を高めるために。
まあ、性的興奮を隠しきれないだけかもしれませんけどね。
人間の雄だって、隠しきれずに股間がモッコリしたりしますからねぇ…。