Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

多色で単色…(オウゴンニジギンポ)

2016-10-14 19:13:41 | イソギンポ科

雨交じりな日が続いてますやんばるです。

風も北寄り続きですが、そのわりにはそんなに肌寒さを感じなかったり…。

それは数字にもあらわれていて、気温的には夏日が続いてたりします。

最低気温も25℃を下回ることはなく、これはこの先も当分続きそう。

何が言いたいかといいますと、一日の平均気温が25℃を下回らないと、北寄りの季節風が吹いてもそれをミーニシとは呼ばないのだそう。

つまり沖縄島はまだ夏だというわけです。

ところで昨夜は栗名月すなわち十三夜。

雨交じりだったので、観られないだろうなぁ…と思っていたのですが、夜には雲が晴れてじっくり観賞できました。

さすが『十三夜に曇なし』って感じたり。

風は北西。曇ときどき雨。

〈イソギンポ科ヒゲニジギンポ属オウゴンニジギンポ Meiacanthus atrodorsalis 16年8月14日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

和名を漢字で表記すると〈黄金虹銀宝〉となるのだそう。

何かすごい宝物にしか思えない。

きっとルパンが狙うような…。

あるいはすごくカラフルだ。

金色に虹色つまりは赤・橙・黄・緑・青・藍・紫、そして銀色。

合計9色。

あ、でも虹が7色とは限らなかったですね。

国によっては6色だったり5色だったり…。

日本でも、古くは8色だったり、6色だったり、5色だったりしたそう。

当地沖縄では、なんとその昔虹は2色(赤・黒または赤・青)だったとか。

当地だと一気に5色減って4色になってしまいますね。

まあでも画像を見ると、細かな模様の色を含めても、4色くらいが妥当じゃないかとも思えたり…。

一方学名種小名は『黒い背の』の意。

登場する色が、とうとう一色だけになってしまったり。

 

コメント
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