湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

憶えることと考えること

2024-05-19 16:17:21 | Weblog

○×式の暗記科目中心の教育を受けた優等生は×をもらうのを恐れるようになります

私は、そういう気持ちでテストを受けたことがないので、感情移入はできません

ただ、最近、そういう人が多いのだと思うようになりました

 

良い大学を出ていて、けして頭が悪くないはずの人でも

世間の常識と違うことは、頭から受け付けようとしません

もちろん、それは無理の無いことですから、根拠を示して説明するのですが、受け付けません

正しいことを知ることより、間違うことを恐れる気持ちが強いからだと思います

 

私は理数系の考え方が好きなのですが

現実の理数系や技術系の人は、つまらない人が多いと感じます

考え方が徹底的に常識的であり、その常識の上に自分の経験を積み重ねますから頑固です

話していても、夢が膨らむことがありません

 

建築設計をプロの建築士に依頼しても、退屈なプランしか出てきません

私は、プランは自分で考え、図面を描いたり法的条件をみたしたりするのを建築士に任せます

それでも目を離すと、とんでないことをして、私の意図をぶち壊しにしたりします

 

型に嵌まった発想しか出来ないのは丸暗記教育の弊害です

自由な発想力を持つには、合理的な思考力を身に付ける必要があります

丸暗記は合理性を考慮しないから危険なのです

この世には、憶えるべきことと、考えるべきことがあるのです

 

 

 

コメント
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