気分というものは大事です
時に、お金より大事です
気分を害したばかりに、大金を失うこともあります
人はわずかな金銭にもこだわるくせに
気分を害すると、我慢できず、金銭的利益すら放棄することがあります
たったそれだけで、大金を放棄するのです
その逆を考えると
人は好い気分が味わえるなら大金を惜しみません
海外旅行など、その典型です
だからこそ、リゾートホテルもファーストクラスも
客を気分良くすることに努力を集中します
ここに経済学の大きなテーマがあります
物より気分なのです
物の製造や流通が経済だと思っている人々に現代のサービス業は理解できないし
実は、製造業も理解できません
良い気分をを与える商品であることが、商品開発の肝だからです
その商品を持つだけで幸せな気分になれたり
気分が高揚するなら、商品は飛ぶように売れるでしょう
カッコイイ、クール、カワイイ、オシャレ・・・・
なんでもいいですが、そうした前向きな感情を刺激することができるなら
サービス業は明るい前途を開くことができるのです