体が自分の思い通りに動かないことがあります
歳を取り、あるいは病気となって、その傾向が顕著です
意識が体の状態を把握できていないのです
意識と体の状態がずれているとも言えましょう
体が変化しているのに、意識は昔のままで、変化を受け入れていないのです
疲れている時
あれをしたい、これをしなければ・・・と考えても
実際には、考え込んでしまい、体が動かいないことがよくあります
考え込んでしまうといっても、何かを考えているわけではなく
ただ、体が思う様に動こうとしないことに、頭を抱えているだけです
なるべく自分を甘やかし、何もしなくてもいいように、くつろがさせます
何かを始めるという気分はまったく起きず、何もしたくない気分だけだ続きます
疲れ切っている時は、そんなもんでしょう
若い時と違い、すぐに疲れますし、回復は遅いです
それでいながら、家庭や仕事を持つ以上、やらなければならないことは山ほどあります
体がストライキを起こすのですね
体の声に耳を傾けよう・・・そう自分に言い聞かせます
しかし、体は何も言わず、ただ、全ての行動を拒否するのです
もう、お手上げです
私は何も考えず、椅子に崩れ落ち、そのまま眠るように目を閉じるのです