湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

気付けば不動産業者になっていた

2021-06-20 18:47:15 | Weblog
昨日は調子が悪く、一日休みました
そのおかげで、今日はだいぶ良くなりました

一昨日、妻と簡単な買い物に行ったのですが
体が重くて、歩くのも、立っているのも難儀でした
風邪なのか、コロナなのか知りませんが
一日休んで治るのだから、大した事はありません

先程、次男と軽いドライブをしました
土地の売り物を見に行ったのです
ロケーションは申し分ありません
ただ、価格もそれなりですから、プランは難しいです
現在、仕掛かり中の仕事もありますから、融資を引くのも難しそうです
しかし、見逃すには惜しい立地です

不動産ビジネスの難しいところです
良い案件を持ち込んでくれた人に、それなりの答えを出したいのですが
どうしても、融資との絡みがあります
安易な返事はできません

不動産ビジネスは、私にとって”業(ごう)みたいなものです
業(ぎょう)ではなく業(ごう)なのです
一度そこに足を踏み入れたら、一生、抜け出せない
運命のように私を支配するのです
そして、それに伴う借財も・・・

私は宅建業者なので、業(ぎょう)としてもやっています
しかし、それ以前から、業(ごう)として不動産と関わっているのです
私は農家に生まれましたが、両親は、農業では、いくら働いても暮らしが苦しく
一方、土地の値段は、なにもしなくても値上がるのでした
幼少期から、そんな現実を眺めて暮らしてきました
自分なりに、この不条理を理解しようとしていたのです

私は、学者か芸術家になりたかった人間です
そして、そのどちらにも、そこそこの才能はあると自惚れています
しかし、大学受験を諦めてから、学者への道は消えました
芸術家への道は、才能以前に、私の情熱が消えました
そうした生き方に興味が無くなったのです
やがて、気付けば、不動産業者になっていたのでした



コメント
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