国家の義務としての災害対策

千葉での災害復旧が急がれる時に
安倍総理は内閣改造をしていました
総理には総理の言い分があるのでしょうけれど
私には、ピンときません

千葉の災害について
私は深刻な事態だと考えています
政治家の皆様は、東日本大震災などと比較して
大騒ぎする必要は無いとお考えなのでしょう

そうでしょうか？

電気が止まることの意味を
皆さんは、どれほど真剣に考えているのでしょう
電気によって生命を維持している人もいます
病院が自家発電システムを備えているのはそのためです
病院以外の場所でも、同じことです

電気は、現代文明の根幹です
これが麻痺することは
現代文明が麻痺することを意味します

日本国憲法の謳う

「健康で文化的生活」

とは、現代文明を前提としたものです
したがって、これが毀損された場合
これを復旧するのは、日本国としての義務なのです

付け加えるならば
地球温暖化の影響かどうか分かりませんが
このところ、年々、台風の規模と被害が大きくなっています
今後も、この傾向が続くと考えると
防災対策も、従来と同じでは駄目だということです
新たな対策を考えなければいけません
それは、災害復旧を通じて、実際的なものとすべきです
災害復旧は”未来の政策を考える上でも重要”だということです
志ある政治家は、まず、被災地の実情を見るべく、現地に向かうべきです

電気が止まるような大規模災害は
国家の義務として取り組まなければならないことを
政治家の皆さんは理解しているのしょうか？
政治家に、その自覚が無いとすれば
それは政治家失格を意味します！