湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

田中角栄の外交「この国は俺が守る」

2016-04-08 15:07:25 | Weblog
田中角栄に関する本

「この国は俺が守る」(仲俊二郎)

を読みました

この本は、主に田中内閣時代の外交を軸とした
田中角栄の伝記です
田中角栄の真の敵が何者であったかを明らかにしています

思えば、日本人は偉大な政治家にひどい扱いをしたものです
アメリカの主導の下
全マスコミと行政、そして司法までが踊らされてしまいました
特に「ロッキード事件」は日本司法史の汚点です

日本の司法までがアメリカに隷属した事実は
消すことの出来ない、日本史の汚点でもあるでしょう
日本人として、悲しいことです

今でも「ロッキード事件」がアメリカのでっち上げであったことを
知らない人の方が多いでしょう
マスコミは、自分達の報道のミスをほおかむりしています
朝日新聞の従軍慰安婦報道と同じです
マスコミは、自分達の誤りを容易には認めないものなのです

田中角栄の積極的外交がアメリカを怒らせ
アメリカが田中角栄抹殺に動いたことは
私は、以前から知っていました
その点は、この本で教えられたわけではないのですが
あらためて、田中角栄の外交をなぞってみる時
著者と同じく、もっと彼に活躍して欲しかったと思えてなりません

それと、もう一つ
「ロッキード事件」を契機として
日本のマスコミと行政、司法が薄弱であることが明らかになり
中国や南北朝鮮、ほか諸外国は
マスコミと行政、司法を使って、日本を撹乱する戦術を使う道を開きました
これもた日本にとって不幸なことでした・・・




コメント
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