無意識日記
宇多田光 word:i_
 



Kuma Power Hour with Utada Hikaru Episode 5の放送27時間前となる2013年10月14日19時現在、未だ納品報告なし、と。まぁいいじゃないか。Wait & See ~リスク~のPVをHey! Hey! Hey! Music Champ で放送した時も残り24時間を切っていたというし、受け取る方もプロである。何とかしてくれるだろう。

今朝の時点でロンドンだったのならあの後悪戦苦闘した挙げ句結局完成せず不貞寝、というのがいちばんありそうなセンだが、一晩寝て起きたら気分も変わっている事だろう。夜の番組を朝録音というのもどうかと思うが、散歩のひとつでもして美味しいものを食べて気分転換、そこからマイクに向かう位がちょうどいいだろう。いや今頃もう編集をしている頃かな…?

大体、こっちからすればかなり遠い人、しかも随分と姿も見ず活躍もなかった、言わば殆ど接点の無かった人が亡くなっただけなのだ。それも七週間も前に。その間にも地球上ではいろんな人が死んでいっている。自殺だってあるだろう。何も特別な事じゃない。もっとも、どれだけありふれていようが、悲しい出来事は悲しい出来事のままだけれど。

何が言いたいかといえば、リスナーの殆どは藤圭子さんが亡くなって落胆しているのではなく、いや、してるんだけどそれは主な感情ではなく、ただ単にヒカルの事を心配しているだけである。つまり、我々の気持ちなんてその程度のものであり、ただただ受け身なだけである。Hikaruがそうならそうなんだろう、以上の事は何もない。まだまだ深く落ち込んで塞ぎ込んでいるなら「無理もない」と思うだろうし、立ち直ってまるで何もなかったかのように振る舞ってくれれば「元気になってよかった」とか「空元気で無理しちゃって」とかそれぞれに好き勝手に言うだろう。それだけの事である。泣いて言葉にならないのなら、そう言えばいい。「何を言えばいいのかわかんない」と。後は曲かけときゃいいんじゃないの? 311の時はラジオも特別編成で、DJすっ飛ばしてひたすらシリアスな曲掛け続けてたりしたよ。要は、あんたの番組なんだから、好きなようにすりゃいいし、何をすりゃいいかわかんないなら、それこそ何でもいいんだよ。自分の曲かけてもいいしお母さ
んの曲かけてもいいし、クラシックで埋めてもいい。モーツァルトのレクイエムフルで掛けたら何分だ?一時間くらいか?タイトルも長さもちょうどいいじゃん。うーむ、何の番組かわからなくなるけれど。

…なんで俺が焦ってんだ(苦笑)。もう時間がないからだろうな~。どうすりゃいいか、って何やっても正解なんだよ。ただ、何もしないってのが正解かどうかはちょっとわからん。そもそも正解を選ぶべきかどうかも知らないんだけど、どっちかわからないなら正解の方でいいんじゃない。別にもう守るものもないでしょう。友達も守ったし父親も守った。後は放送しますっていうラジオ局との約束を守ればいいんでしょ。まぁそれが辛くて大変なんだけど、ラジオ番組の枠一時間貰ってるってのはこちらからみれば結構羨ましい事態だという事は、お忘れなきように。いやまぁそれはどうでもいいんだけどねぇ。

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朝からやかましいわ(笑)。こんな時間に収録話ってつまり今ロンドンか。NYだとちと早いかな。まぁそんな所だろう。いや日本でもいいんだけど「夜中に手紙を書くべからず」という中二病患者の金科玉条に則りそれは許される話ではない。それじゃあ泣くって。

放送2日前に未納品とは昔なら焦る所だが「デジタルなめんな世代」からすりゃどこ吹く風である。あとはマスターを過程で紛失しない事を最優先に事を進めればいい。ラジオ番組の"最低限"は、60分が音で埋まっている事だ。無音部分は放送事故だと煽られるからね。番組の質云々の前に、放送してもらわなければ始まらない。酷い出来ならいっそ休んだ方が…ってのは代わりがすぐに見つかる時に言う事。今回は代わりは…どの番組でも再放送すりゃいっか。あらそうだわね。

オープニングを最後に録音する、というパターンは往々にしてある。全体を概観してから初めて言える事もあるし、それが導入部ひ相応しい事もある。Hikaruは編集者なんだからそれは好きにすればいい。まだこれが録り始めだったら…急げ(笑)。編集している時間が、ない。

それにしても「もう全然大丈夫だと思ってた」って(笑)。んなわきゃないだろこれは一生続くんだよ。それに対しての対処法を得ていくうちに"大丈夫になって"ゆくんだから"思ってた"だなんて無確信な状態で解決する訳がない。でもラジオなんだから泣いときゃいいんじゃないの。「こんなんじゃ全然収録進まないよぉ」言うて泣いてるうちに尺埋まるで。そういう素の記録、ドキュメンタリーに価値が高い事もままある。まぁ収録と編集が間に合わないんだったら生放送だな。しかしこれはニコ生やユーストと違って準備が要るから難しいかなー。

それにしても、@utadahikaruからリプライを貰って祝福されるのは毎度の事なのだが、賛辞と感謝が浴びせられるって珍しいな。キャリアの違いだな。俺も人の事言えんのだが。

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