ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

入れ墨

2012年05月14日 | 社会・政治

 大阪市の調査で、市役所職員のうち、50人が入れ墨を入れていることが判明したそうですね。
 橋下市長は、これら50人に、入れ墨を消すよう求めるとか。
 入れ墨が悪だとは言わないが、税金で運営している役所の職員には許されない、とか。

 なんだか嫌な感じですねぇ。

 大阪市役所が入れ墨を禁じる規則を作ったのは、わずか2年前。
 それ以前から入れている者に消せというのは、事後法で裁くみたいで、気持ち悪い感じがします。
 大の大人なんだから、本人の常識に任せればよいものを。

 私自身は、入れ墨を入れようなんて思ったこともありませんし、入れ墨を入れている人の気が知れません。
 わざわざ痛い思いをして体に模様をつけるなんて馬鹿げていると思っています。
 しかし世の中は多様なもの。
 多様な価値観を持った人がいることを認めて互いに尊重し合うことが大切です。

 市役所にも大勢の人が勤めているのだから、一定程度入れ墨を入れている人がいても仕方ありますまい。
 むしろ役所らしからぬ自由な感じがして良いのではないでしょうか。

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シリアル・ラヴァー

2012年05月14日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜はフランスのサスペンス・コメディを鑑賞しました。
 「シリアル・ラヴァー」です。
 フランス映画はどこか洒落た感じがしますね。
 「アメリ」なんかも当時のシラク大統領が絶賛していましっけ。
 私も映画館に足を運び、幸せなひと時を過ごしました。
 「デリカテッセン」という終末的な世界を描いたコメディもシュールで良かったですねぇ。

 女編集者クレール、35歳の誕生日。
 彼女は三人の男と付き合っていますが、誰と結婚すべきか決めかねています。
 そこで誕生日のディナーに3人の男を同時に招待し、誰と結婚するか見定めようというのです。
 しかもクレール、35歳にしては老けているし、フランスの女優らしい可愛らしさがまるでないのです。
 自分勝手でわがまま。
 なんで3人もの男に愛されるのか分かりません。

 クレールが台所で包丁を持って料理をしているところ、3人のなかの1人のひょうきん者が、後ろから彼女を驚かせようとして、驚いた彼女が振り向いた矢先、包丁が男の胸に刺さって男は死亡。
 死体を冷蔵庫に隠してディナーを続けますが、酔っぱらった男がバスルームでクレールといちゃつこうとして、抵抗したクレールは鏡を割ってしまい、鏡の破片がいくつも男の体に刺さって死亡。
 その間、近所を二人組の強盗が逃走中とのことで、何度も警察がやってきます。
 そして最後に残った男もちょっとした事故で死亡。
 途方に暮れているところに、妹がサプライズと称してイカレタ若い男女30名以上を引き連れてクレールの部屋を訪れ、どんちゃん騒ぎ。

 果たしてクレールは殺人犯として捕まるのか。

 ハチャメチャぶりが素敵なコメディです。

 それと、クレールが自己保身しか考えず、死んだ三人の恋人を惜しむ素ぶりすら見せないドライさが、この作品にブラックな要素を盛り込んで好感が持てます。
 クレールが可愛くも美人でもないところがまた良いですねぇ。
 痩せすぎて気持ち悪いくらいです。

 フランスのコメディ、なかなかのものです。

シリアル・ラヴァー [DVD]
ミッシェル・ラロック,アルベール・デュポンテル,エリーズ・ティエルローイ,ミッシェル・ヴェイエルモーズ
クリエイティブアクザ

 

アメリ [DVD]
オドレイ・トトゥ,マチュー・カソヴィッツ,ドミニク・ピノン
パンド



デリカテッセン [DVD]
ドミニク・ピノン,マリー=ロール・ドゥーニャ,ジャン=クロード・ドレフェス
ジェネオン・ユニバーサル

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