日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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こんな市政で、玉野市民がプライドを持てますか?

2018年06月21日 | 玉野市政
今日6月21日は夏至。今日を境に朝が明けるのが遅くなり、日暮れが少しずつ早なってくる。

12月22日の冬至まで、夏から秋へ、そして冬へと季節はめぐり、

移り行く時の流れは当たり前のことだが・・・・。


6月定例市議会は、14日(木)に一般質問、15日(金)に議案質疑

総務文教委員会が18日(月)午前9時半から正午まで、

19日(火)、20日(水)と議案審査と協議が続く、

今日も午前10時から正午ごろまで引き続き委員会の協議が続く。

 いくつかの重要案件の問題点が鮮明になってきた。

学校給食センター整備計画策定での「はじめにPFI手法ありき」や、市民病院の民営化の迷走と失敗。

行財政改革大綱の欠陥、住民不在のトップダウン、上位下達の硬直した市政運営など、

市政の諸問題が委員会議論の中で、より明らかになった。


 市政方針では「市民プライド・誇り」と声高に言うが、美術館等の公共施設をもたない玉野市において、

唯一の玉野市の海洋博物館・水族館であり、「海の学校」などで多くの子どもたちも利用する、それこそ唯一の文化・教育的施設である。

いま、それさえも民間に任せるための提案を募集する、指定管理者移行への方向を打ち出す行革大綱。

さらに、市民センター・公民館の縮小・廃止の方針案など、

「お金がない、財政が厳しいから」と投げ出そうとする市政に、

どうして市民が誇りを持てるだろうか。12年間の黒田市政は何をしてきたのか、と言いたくなるのは

私だけではないだろう。

 市民病院問題も結局、あれほど民営化バラ色論を振りまいていたが、その民営化に失敗し、

平成博愛会への指定管理者移行は見通しが不透明のまま、

今度は三井病院との統合を模索、検討し、地方独立行政法人化をめざすとの新聞発表。

圧倒的多数の自治体病院が、住民のいのちと健康を守るためきびしい医療環境のもとでも公設公営で頑張っているのに、

他人任せ、民間任せの自信のなさには、呆れるばかりである。

 
 6月25日(月)が6月議会最終日。国保料議案と給食センターPFI方式推進へのアドバイザリー予算に反対する討論を準備する。

これらの問題は、引き続きこのブログで詳細に報告発信していくつもりである。