今日8月7日(日)は立秋。「初めて秋の気配が現れてくる頃」とある。
近所の公園でおこなっているラジオ体操の時は、確かに少し風の涼しさに
秋の気配を感じるのだが、日中は相変わらず猛暑である。
昨日6日はヒロシマに原爆が投下された、あの日から71年を迎えた。
広島・長崎で被爆し、被爆者健康手帳を持つ人は3月末で17万4千人余。
「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」が、
今後、大きく取り組まれることが原水爆禁止2016年世界大会で確認された。
日本共産党員だった詩人 峠 三吉の「1945年日記帳」と「峠三吉随意日記」の2点を
日本共産党中央委員会から、広島市に寄託されたことが報道された。
あの「ちちをかえせ ははをかえせ」、「にんげんをかえせ」の「原爆詩集」のもとになった
日記である。
私の書棚に青木書店の「原爆詩集」文庫本がある。
1969年6月20日 15版とある。その最初のページ 序に「ちちをかえせ・・・」の
詩がおさめられ、「にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ」
次の詩が 「八月六日」という詩である。その最初の一節は
あの閃光が忘れえようか
瞬時に街頭の三万は消え
圧しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え・・・
8月6日、8月9日、決して忘れてはならない
あとに続く、こどもたち、わかもの、多くのひとびとにひきつぎ
つなげていかなければならない ヒロシマ ナガサキの日