日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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玉野市民病院 頑張っています

2015年07月11日 | 玉野市政
いま、「玉野市民病院は 頑張っています」の見出しの「玉野市民病院新聞第52号 2015年7月発行」の新聞が手元にある。

この新聞は、市民病院内に置かれ、患者さんなどが自由に持ち帰れるように発行している新聞である。

「玉野市民病院の今の現状は、公設民営化の話が不調になった影響もあり、外来患者様も

入院患者様も減少傾向になっています。

 私たちは今、地域医療を担う市民病院として、三島事業管理者や木村病院長を筆頭に、

各診療科の医師と共に、看護師、薬剤師、リハビリテーション職員、放射線技師、検査技師、ソーシャルワーカー、

事務職員など全職員が一丸となり、患者様に信頼・安心して頂けるよう診療にあたっています。

玉野市民病院職員一同」と一面に職員一同の名で訴えを掲載している。

 その通りである。市長や議会が民間活力導入、民営化バラ色論で推進した公設民営化は、

指定管理者辞退によって暗礁に乗り上げ、

市民、患者、病院職員の間で、さらに不信と不安、戸惑いと混乱が高まっている。

それだけに、何よりも市民・患者の立場に立ち、信頼と安心の診療を提供するため、

患者・市民目線でドクターと職員が力を合わせて頑張ってほしいと強く願っている。

玉野市民病院は市民の「宝」であり、一時期の一首長が自分の思いから勝手に民営化することは許されない。

少なくとも、市民アンケート等で大方の市民の合意が得られることが最低の条件である。

同時に、病院のドクター、職員の理解と協力が得られなければならないが、

トップダウンで強行しただけに、この失敗、失政の責任は大きいと言わなければならない。

岡大医局からの医師派遣や玉野市医師会の協力を得るためにも、

市長が民営化方針を撤回し、市の責任で公設公営の市民病院として

市民の生命と健康をまもることを最大の使命とする市民病院に再生することが求められている。

頭を下げて新たな指定管理者探しに費やす労力をかけるよりも、

公設公営で経営改善のためにまた、市民の満足度を高めるために、

全職員一丸となって頑張ることの方が、より前向きで、労力が少なく、効果が大きい。