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てらまち・ねっと



 今回の民主の大敗で秘書も多数が失業するのだろうと思った。
 なぜなら、3年前の自民の大敗の時、自民落選議員の秘書の失業のことが話題になったから。

 当時のこのブログ、2009年9月7日のエントリーは
   ⇒ ◆落選議員の引越しは2.3日内に/自民党の大負、秘書の大量失業も/秘書不足の民主は親族の公設秘書解禁
 
 その他、周辺状況を見た。
 ところで、解党的大敗の民主。
 野田氏の辞任で代表戦を近日(22日?)行うという。
 ここで、前原氏ら旧体制の人物を選んだら先の展望は開けないだろう。
 こういう時にはガラッと変わるしかない。
 
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 (関連)(今もネットに残る3年前の記事) ●落選181議員引っ越し!秘書には就職問題
       日刊スポーツ 2009年9月1日
 衆院選から一夜明けた8月31日、衆院議員会館では、落選が決まった議員の事務所で早くも引っ越し作業が始まった。自民党は、公示前勢力の300議席が181も激減。当該議員の事務所では、段ボール箱が山積みになり、書類の整理や机を移動させる光景が、各フロアごとに見られ、「引っ越しストリート」と化していた。

 9月15日にも特別国会が召集されるが、議員が大幅な入れ替えで、リフォームが必要。会館側から「引っ越しは2、3日ですませてほしいと要請があった」(関係者)といい、あわただしさに追われている。

 落選した自民党議員秘書の再就職問題も浮上。181人が、公設2人、政策の計3人を持っていた場合、単純に543人が職を失う計算になる。民主党議員の秘書への転身に抵抗感を持つ人も少なくなく、早急な対応は難しいとみられる。

●衆院選:惨敗民主、失職秘書は800人
        毎日新聞 2012年12月17日
 衆院選で民主党政権は現職閣僚計8人が落選するなど、議席数を選挙前の4分の1以下に減らし惨敗した。今回、落選・引退して永田町を退去する前議員は266人、それに伴って800人近い議員秘書も失職する見通しだ。永田町では17日、早くも次の「雇い主」を探す秘書たちの姿が見られた。

 ◇8閣僚が落選
 16日夜、東京都港区内のホテルに設けられた民主党の開票センター。立候補者の名前が書かれたボードが用意されたが、あまりの惨敗ぶりからか、当選者名の横にバラの造花を付けるセレモニーは見送られた。

 午後11時20分に野田佳彦首相が代表辞任を表明すると、その後は予定されていた幹部のテレビ出演もキャンセルされ、カメラが次々に撤去された。

   ×
 17日午前3時半ごろ、菅直人前首相(66)は支持者が集まる東京都府中市の事務所に姿を見せた。

 地元の東京18区では自民元職に1万票余りの差をつけられ敗北。同日未明になり、辛くも比例復活したが、選挙戦の疲れからか、表情はうつろ。「みなさんの執念が、自分を最後の最後で押し込んでくれた」。そう言ったものの、報道陣から「首相経験者として民主党の大敗をどう思うのか」と問われると、言葉に詰まった。

   ×
 17日昼、落選した野党議員の秘書が言った。「この1週間が勝負です」。以前仕えた議員らに声をかけ再就職先を探すつもりという。

 今回の衆院選で、引退・落選して衆院議員会館を退去する前議員は266人。民主党の惨敗の影響もあり、09年の衆院選後に比べ54人も増えた。1人あたり公設秘書を3人雇用できるので、単純計算で公設秘書だけで約800人近くが失職する。ほかに私設秘書もいる。

 議員秘書は永田町のしきたりに精通し、文書作成や日程調整、支持者との付き合いなどをこなすが、議員と「運命」を共にするため、身分は不安定だ。

 議員秘書専門の人材仲介会社「In Style」(東京都港区)には、世論調査で民主党の大敗が伝えられた先週までに現役秘書ら約60人から仲介の申し込みなどがあり、17日も問い合わせが相次いだ。同社は議員側から手数料を取って運営。起業した鈴鹿久美子さん(53)は社民党や民主党の議員秘書を務めていた。「有能でまじめな秘書に便宜を図りたいし、外からの優秀な人材にも議員秘書に入ってもらいたい」
【長谷川豊、川崎桂吾、安高晋、青島顕】

●衆院選:自民70人返り咲き 「小泉チルドレン」大量に
          毎日新聞 2012年12月17日
294議席に達した自民党の当選議員のうち、09年に落選して返り咲いた元職は70人で、1955年の同党結成以来、最も多かった。
このうち、ほぼ半数の31人は05年衆院選(郵政選挙)の初当選組で、09年に思わぬ苦杯をなめた中堅・ベテラン勢と分け合った。
また、05年の83人を超える119人の新人議員も誕生。安倍自民党は前職105人も含めた「混成部隊」となる。

 自民党に元職が増えた要因は、小泉純一郎首相当時の05年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」の大量復活だ。
初当選組83人のうち、民主党に大敗した09年衆院選でも77人が出馬したが、2回連続で当選できたのは離党者1人を含むわずか10人だった。この時の落選組34人は今回も自民党から出馬し、32人が当選した。


 このほか、今回で当選3回以上となる元職候補として、丹羽雄哉元厚相や渡海紀三朗元文部科学相、鈴木俊一元環境相ら閣僚経験者を含めた37人が国政に復帰。3年4カ月ぶりの政権復帰で、閣僚など政務三役人事への関心が早くも高まっている。【中井正裕】

●衆院選:女性当選者は16人減 全体の8%
            毎日新聞 2012年12月17日
 今回の衆院選での女性当選者は38人で、09年の前回衆院選時から16人減った。女性の社会進出の流れに乗って05年の43人、09年の54人と2回連続で最多記録を更新してきたが、今回は一転、減少。03年衆院選(34人)並みの水準に減った。

 政党別の女性の新議員の数は、自民党が23人で最も多く、次いで、日本維新の会5人▽民主党3人▽公明党3人▽日本未来の党3人▽共産党1人−−の順。当選者全体に占める女性の割合は8%で、女性が初めて1割を超えた前回09年の11%から3ポイント下落し、1ケタ台に逆戻りした。

 前回は民主党が自民党の大物前職の対立候補として積極的に女性候補を擁立。民主は308議席を得て大勝し、結果的に女性議員は増えた。今回は09年に落選した中堅・ベテランを含む自民元職が多数当選。この「揺り戻し」も女性の減少の一因になったとみられる。【阿部周一】


●野田首相、民主党代表辞任の意向 代表選を22日に実施へ
          FNN (12/17 17:48)
民主党は、衆院選での惨敗の責任を取り、野田首相が代表を辞任する意向を示し、新しい代表を選ぶ手続きに入っている。
230から57議席という大敗北に、民主党幹部は、「みんないなくなったな」とため息を漏らした。

議員会館の落選議員の部屋では、段ボール箱が積み上がっていて、部屋を引き払う準備が始まっている。

民主党の安住幹事長代行は「再生をかけて、国民に信頼される民主党をつくってもらえたら。そうした先頭に立って頑張ってもらえる方に、代表になってもらえたら」と述べた。
野田首相をはじめ、民主党幹部は17日午後、党本部に集まり、26日に召集される見通しの特別国会の首相指名選挙の前、22日に代表選挙を行うことを決めた。

代表選の候補については、前原国家戦略担当相や細野政調会長らが取りざたされている。
党内では、「2人のどちらかしかありえない」との声も出ている。

代表選では、自民・公明両党との協調を容認するのか、それとも対決姿勢を鮮明にするのか、路線をめぐる思惑も交錯するとみられる。
また細野氏は、自らを野田首相や前原氏らに次ぐ第3世代としていて、世代交代が争点として急浮上する可能性もある。


●「新人の在り方手ほどき」、日本維新の会幹部が講習会
      産経 2012.12.18 00:41
 日本維新の会は17日、衆院選に当選した同党の新人議員を対象に、「新人の在り方」を手ほどきする講習会を開く方針を決めた。18日に大阪市の党本部で開催、大阪府知事の松井一郎幹事長や大阪府議会議長の浅田均政調会長が講師役を務める。

 松井氏、浅田氏ともに国会議員の経験はないが、大阪府議を務めた経験を生かすとしている。維新幹部は「当選してすぐに“先生”になれるのではない。質素倹約で過ごすのが大事で、維新の精神を忘れてはいけない」と趣旨を説明した。

 失業した落選者を支援するために維新の事務局スタッフとして雇うことも検討。11月を最後に開かれていない「維新政治塾」は、年明け以降に修了式を開く方針だ。

●決して自民が「勝者」とは言えない
        日経 2012/12/17付

 第46回衆院選は自民党が公明党とあわせ、総定数の3分の2である320を上回る議席を獲得、地滑り的な勝利を収めた。民主党は解散前勢力を激減させ、歴史的な敗北を喫した。

 26日に召集予定の特別国会で安倍晋三自民党総裁が第96代の首相に選出されて再び自公連立政権が発足、3年3カ月に及んだ民主党政権に終止符が打たれる。

民主の失敗に懲罰投票
 二大政党下で政権運営に失敗すれば、他党に政権が移る政党政治のかたちが一応できあがった。ただ、投票率が前回(69.28%)よりも大幅に下回ったのは、失敗した政治への有権者の不信のあらわれといえる。

 今回の衆院選を一言でいえば、自民党が大勝したというより、民主党が惨敗した選挙だった。有権者が民主党にノーを突きつけた背景には、いくつもの理由がある。

 第1は、2009年の前回衆院選のマニフェスト(政権公約)を達成できなかったことだ。

 子ども手当をはじめとする目玉政策がことごとく暗礁に乗り上げた。見通しの甘さに加えリーマン・ショック後の税収の落ち込みもあって財源を確保できなかった。


 逆に、マニフェストに盛り込んでいなかった消費税引き上げについて民自公3党合意で法案を成立させたが、これに反発する小沢一郎氏らのグループが離党するなど、政策の遂行や党運営をめぐって内紛が絶えなかったのも有権者の民主離れの第2の理由だ。

 第3は、統治能力の欠如である。鳩山由紀夫元首相が沖縄の米軍普天間基地の移設で「最低でも県外」と約束、その後、軌道修正するなど発言が迷走し、米側の不信も招いた。菅直人前首相も東日本大震災への対応で官僚組織との関係がギクシャクするなど、政権をうまく運営できなかった。

 今回の有権者の投票行動は、民主党政権への業績評価投票だったが、もっと厳しい「懲罰投票」だったといえる。党内の合意形成ができず、政治主導の掛け声倒れで官僚機構を使えず、外交もうまくいかず、未熟さをみせつけ安定性を欠いた民主党政権に不合格点がついたのは当然だ。

 前回衆院選での308議席から5分の1以下の勢力になった民主党だが、選挙に向けて離党者が相次ぎ、多くの落選議員を出したことはむしろ再出発への好機だ。選挙のために非自民の一点で集まっていたのを転換、理念を共有する政党に脱皮すべきだ。この失敗を教訓に再起を期してほしい。

 それでは、政権に復帰する自民党が有権者から高い評価を得たかというと、決してそうではない。政党乱立の中での消極的な選択で議席を大きく伸ばしたことを自覚すべきだ。

 野合批判を招いた日本維新の会と、政党の看板替えとの印象を与えた日本未来の党が、にわか仕立てで、さらに民主党の自滅もあり、行き場に困った有権者が自民党に雨宿りした面があった。


 民主党・第三極の候補者がしのぎを削り、自民党が漁夫の利を占めた選挙区が多数あったのも自民党に実力以上の議席を与えた。

 制度上の問題として、わずかの得票差が大きな獲得議席差につながる小選挙区選挙の特徴がある。05年の郵政選挙、09年の政権交代選挙と同じ結果で、選挙制度の見直し論議に火がつくのは必至だ。

 社会的な背景として、尖閣諸島や竹島の領有権をめぐる中国、韓国との対立が保守的な雰囲気をもたらし、それが自民党を利する結果につながった。

●惨敗民主、次の代表は誰? 解党危機に浮上する名前は…
         ザクザク 2012.12.17
 民主党は、小選挙区27議席、比例区30議席の計57議席で、選挙前の230議席から4分の1以下、旧民主党結党時の93人をも下回る歴史的惨敗を喫した。現職閣僚は史上最多の8人(1人は国民新党)が落選。野田佳彦首相は代表辞任を表明し、新代表の下で来年夏の参院選に向けた立て直しを急ぐ。新代表には、細野豪志政調会長や前原誠司国家戦略担当相、馬淵澄夫政調会長代理らの名前が挙がるが、前途に明るい光は見えず、解党の危機が迫っている。

 「敗北に至った最大の責任は党代表である私にある。結果を重く受け止め、代表を辞任する」

 野田首相は16日深夜、都内のホテルで記者会見し、振り絞るような声で語った。民主党は26日に召集される特別国会を前に、両院議員総会を開き、代表選を行う。

 まさに「殲滅(せんめつ)」という言葉がぴったりの結果だった。藤村修官房長官や、田中真紀子文科相ら現職閣僚や、仙谷由人、平野博文両元官房長官ら大物が次々に落選した。

 ホテルに設置された民主党の開票センターでは、当選確実が報じられても、候補者全員の名前が書かれたボードに当選を示すバラは付けられないまま。代わりに、細野氏の暗い表情が、何度もテレビ画面に映った。

 野田首相は「改めて国民に信頼される政党をつくってほしい」と新執行部への期待を語ったが、民主党の前途は厳しい。

 衆院選前、民主党内にはある種の楽観的な見方があった。参院では民主党が依然として第1党のため、「衆参ねじれを生かして安倍政権を追い込む」「自民党との大連立で与党になれる」などの声もあったのだ。

 しかし、自公両党が、衆院での法案再可決が可能な3分の2(320議席)を超えたことで、そのシナリオは瓦解した。

 それどころか、民主党には解党の危機が迫る。

 政治評論家の有馬晴海氏は「消費税増税やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を、党の手続きを経ずに進めた野田首相ら『松下政経塾』出身者の政治手法への反発が強い。自民党は参院からの一本釣りを狙っている。民主党が消滅する可能性はある」と話した。

 自民党は2009年衆院選で惨敗した後、谷垣禎一総裁(当時)の下で捲土重来を期したが、民主党にそれができるのか。
新代表には「来夏の参院選のために、世代交代をして党が生まれ変わった姿を見せたい」(幹部)として細野氏や前原氏、馬淵氏らの名前が挙がっている。


 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「衆院議員の数が激減したため、『参院のドン』こと輿石東幹事長の胸三寸で決まる。民主党には11年分政治資金収支報告書で、12年への繰越金は183億9000万円あった。仮に、今回の衆院選で100億円使っても、83億円残っている計算だ。このカネが唯一の求心力だ」と話している。

 民主党は存亡の危機に立たされている。

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政党交付金も (海住恒幸(松阪市議))
2012-12-19 00:35:18
政党交付金も、大きく減ることでしょう。3年前に自民党も、それで深刻だったように、今度は民主を襲う。
 
 
 
テレビで拝見 (●てらまち)
2012-12-22 18:21:27
★海住さん、こんにちは。

>それで深刻だったように、

問題の多い制度だとは思いますが・・

ところで、先日、テレビで松阪の(宿の)紹介、見ました。
あそこの建物とは直観しましたが
「おおっ、海住さんが登場かっ」とね(笑)
 
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