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てらまち・ねっと



 注目されないトップよりはいいのかも知れない。
 政治かも発言や行動を注目されて当然。

 でも、今日は何を失言するか!? と期待される日本のトップはゴメン。

 「あの発言は不真面目でなくて、本当にそう思っているんじゃないの」という意見を時々聞いて、私も、「そうなんだ、思うことをそのまま言っているだけ」と理解すればややこしくないと感じてきた。 

●首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言
●医療費不適切発言、首相「おわびする」
●石原知事:麻生首相を擁護…「前の総理大臣よりいい」
●首相動静(11月27日) (時事通信)

●逃げる麻生に攻める小沢…ヤジ!怒声!党首討論

●社説ウオッチング:麻生首相の問題発言 各紙が批判、濃淡も 
●社説:首相発言の迷走 この「軽さ」は目に余る

●【紙面批評】学習院大学名誉教授・藤竹暁 首相の「言葉の軽さ」得意の外交でも
●麻生政権:「三重苦」の2カ月 いつかの風景、弱体化の道?(3止)発言の軽さ、森氏の二の舞いも

 ところで、今日は、福井の情報公開裁判の上告理由書と上告受理申立理由書を提出に名古屋高裁金沢支部行って来る。「50日以内に提出すべし」と法律での要件の期限日が今日。今日は休日なので明日に1日延びるけど、明日はこちらで用事があるから、やっぱり今日しかない。
 一区切りついたので、久しぶりに温泉にでも行きたかったけど・・・。
 代わりに、金沢・近江町市場で何か買ってきて、打ち上げにしようと思っている。
 だから、タイヤも昨日、冬用のスタッドレスに替えた。

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●首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言  2008年11月26日23時36分 読売新聞
 麻生首相が20日に開かれた政府の経済財政諮問会議で、社会保障費の抑制を巡って「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言していたことが、26日に公開された議事要旨で分かった。

 与謝野経済財政相が社会保障費の抑制や効率化の重要性を指摘したのを受けて、首相は出席した同窓会の話を紹介しながら「67歳、68歳で同窓会にゆくとよぼよぼしている。医者にやたらかかっている者がいる」、「彼らは学生時代はとても元気だったが、今になるとこちら(首相)の方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているから」と発言した。

 病気を予防することが社会保障費抑制につながることを強調する物言いとみられるが、病気になり医療サービスを受ける人が悪いとも受け取れる発言で波紋を呼びそうだ。
 首相は19日に行われた全国知事会議で「医師には社会的な常識がかなり欠落している人が多い」と発言し、謝罪に追い込まれたばかり。

●医療費不適切発言、首相「おわびする」  2008年11月27日14時19分 読売新聞
 麻生首相は27日昼、社会保障費抑制に関し、20日の経済財政諮問会議で、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言したことについて、「病にある人の気分を害したなら、その点はおわびする」と陳謝した。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は「ふしだらな生活をしないで、(病気の)予防をきちんとすべきだというのが趣旨だ。予防に力を入れることで、医療費全体を抑制できる」と釈明した。
 首相発言に対しては、公明党の太田代表が27日昼、「言われている通りなら不適切だ」と批判。河村官房長官も同日午前の記者会見で、「(病気の人が)心を傷つけられたとしたら、表現が不十分だったと思う」と語った。民主党の鳩山幹事長は同日午前、「このような方が首相にふさわしいのか、首をかしげる。本質的な考え方が我々と違う」と、首相を批判した。

●石原知事:麻生首相を擁護…「前の総理大臣よりいい」  11.29 毎日
 東京都の石原慎太郎知事は28日の定例会見で、失言が続く麻生太郎首相を「言葉が足りないところもある気がするが、キャラクターが強くていい。前の(福田康夫)総理大臣みたいに気の抜けた炭酸みたいな人に比べりゃ、はるかに存在感あっていい」と擁護した。

 27日に麻生首相と面会した石原知事は「『なんで君、医者のことを(社会的常識が欠けていると)言ったの?』と聞いたが、一種の専門バカってことを言いたかったんだろうね。それは社会常識の欠落とちょっと違うんでね。斟酌(しんしゃく)が足りなかったかもしれないけど、言いたいこと言ったらいいし、彼の表現があるんだから」などと述べた。ただ最後に「漢字は正確に発音した方がいいわな」と作家らしいクギも刺し、報道陣の笑いを誘った。【須山勉】


●首相動静(11月27日) (時事通信)  11月27日 時事通信
 午前7時39分から同8時11分まで、東京・神山町の私邸周辺をウオーキング。
 午前9時40分、私邸発。
 午前9時59分、官邸着。同10時、執務室へ。
 午前10時1分から同22分まで、自民党の細田博之幹事長、大島理森国対委員長。河村建夫官房長官同席。
 午前10時49分、河村官房長官が入った。同54分、北側一雄公明党幹事長が加わった。同58分、太田昭宏公明党代表が加わった。同11時5分、河村氏が出た。同38分、全員出た。同39分から同50分まで、北九州市社会福祉協議会の芳賀晟寿会長ら。鴻池祥肇官房副長官同席。
 午後0時2分、執務室を出て、同3分から同10分まで、閣僚応接室前で報道各社のインタビュー。「インドのテロについて、政府の対応は」に「とにかく情報収集、邦人がいた場合の対応を二つ指示したところだ」。同11分、首相会議室へ。同12分から同15分まで、鳩山邦夫総務相。同30分、同室を出て、同31分、官邸発。
 午後0時53分、東京・神南のNHKホール着。商工会全国大会に出席し、あいさつ。同1時19分、同所発。
 午後1時43分、官邸着。同44分、執務室へ。
 午後1時56分から同2時15分まで、津島雄二元厚相。
 午後2時20分、執務室を出て、同21分、官邸発。同22分、国会着。同25分、自民党総裁室へ。同30分、自民党臨時役員会開始。
 午後2時51分、自民党臨時役員会終了。
 午後2時52分から同54分まで、自民党の細田幹事長、笹川堯総務会長、保利耕輔政調会長ら。同55分、自民党総裁室を出て、同56分、国会発。同58分、官邸着。同59分、執務室へ。
 午後3時から同30分まで、藪中三十二外務事務次官。
 午後3時31分から同42分まで、日本歯科医師連盟の永山一行会長ら。自民党の関口昌一参院議員ら同席。
 午後3時45分から同4時まで、三谷秀史内閣情報官、防衛省の高見沢将林防衛政策局長、下平幸二情報本部長。同1分から同30分まで、三谷氏。
 午後4時31分から同46分まで、竹崎博允、島田仁郎新旧最高裁長官。
 午後4時47分から同5時9分まで、石原慎太郎東京都知事。鴻池官房副長官同席。
 午後5時10分、自民党の保利、公明党の山口那津男両政調会長、河村官房長官が入った。同16分、河村氏が出た。同20分、全員出た。
 午後5時21分から同53分まで、与謝野馨経済財政担当相。
 午後6時8分、執務室を出て、同9分から同17分まで、大会議室で報道各社のインタビュー。「党首討論への意気込みを」に「少なくとも政策論争みたいなものができるというのが、最も望ましいと、私自身はそう思っています」。同18分、官邸発。同19分、公邸着。
 午後6時20分から同56分まで、中馬弘毅自民党行政改革推進本部長ら同党の麻生派議員と懇談。
 午後6時58分、自民党の笹川総務会長、保利政調会長ら同党役員連絡会メンバーとの会食開始。同7時32分、細田自民党幹事長が加わった。同40分、古賀誠自民党選対委員長が加わった。
 午後8時25分、自民党役員連絡会メンバーとの会食終了。同29分、公邸発。同37分、東京・内幸町の帝国ホテル着。同ホテル内で秘書官と打ち合わせ。
 午後11時32分、帝国ホテル発。
 午後11時57分、私邸着。
 28日午前0時20分現在、私邸。来客なし。(了)
[時事通信社][ 2008年11月28日0時33分 ]


●逃げる麻生に攻める小沢…ヤジ!怒声!党首討論   2008年11月29日 スポニチ

 麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による初めての党首討論が28日、行われた。小沢氏が首相に対して「政局よりも政策」と国民に約束していたにもかかわらず08年度第2次補正予算案の提出先送りの理由を問いただした。12月中の解散・総選挙を強く迫るなど攻めの姿勢を鮮明にし、首相の言葉の軽さをたしなめるような一幕もあった。首相は歯切れの悪い答弁で逃げに終始。出席した議員からはヤジや怒声が飛び、国会は久々に熱気に包まれた。

 小沢代表 麻生総理とオープンの場で初めて対面するので、総理大臣就任のお祝いを申し上げます。(委員会室から失笑が漏れる)代表就任以来2年半の間にきょうで3人の総理大臣にお祝いを申し上げた。このままいけば、近いうちに4回目のお祝いを申し上げる状況になりかねない。

 麻生首相 かねてよりお願いしていた党首討論をお受けいただいて、ありがたく感謝しています。

 【第2次補正予算案】

 小沢代表 総理はずっと選挙より景気対策、経済対策だとおっしゃっていたが、国会会期末になっても第2次補正予算案が出ていない。これは本当に筋道の通らない、国民に対する背信行為だ。

 麻生首相 1次補正が通っているので、年内はこれで対応できる。1月早々に通常国会を開催し、本予算も含めて提出する。1次、2次、本予算の3段ロケットだ。年内は金融機能強化法が早急に成立するよう協力してほしい。

 【解散・総選挙】

 小沢代表 2次補正が来年でよいのなら12月1カ月あるわけだから解散・総選挙をして国民の審判を仰ぐべき。きちんと国民の支持を得た上で思う通りの政策を実行したらいい。

 麻生首相 私も解散は1つの手段だと思っていた。ただ、その後起こった100年に1度と言われる金融災害で、政治空白をつくるのは非常に厳しい。

 【首相の発言】

 小沢代表 政治空白をつくらないというのなら、2次補正を提出すべきだ。総理の話はコロコロ変わる。昔から「綸言(りんげん)汗のごとし」というが、一国のリーダーはきちんと筋道の通った発言に責任を持ってやっていただきたい。

 麻生首相 ご忠告ありがとうございます。総理として言葉に重さが出るよう努力していく。発言に気をつけて総理としての職務を全うしたい。

 小沢代表 私も含めて自戒しなきゃいけないが、言葉づらの話ではなく、自分がこうと思って話したことは貫かなければいけない。

 麻生首相 私も私なりに考えて、政治生活を送らせていただいた。

●社説ウオッチング:麻生首相の問題発言 各紙が批判、濃淡も  毎日新聞 2008年11月30日
 ◇資質に言及--毎日・朝日
 ◇正面から取り上げず--読売

 つい口が滑ってしまい、後で悔やんだ経験は誰にでもある。受けを狙った発言が的を外し、恥じ入ることもある。しかし、それが公職に就く人の、公式の場での発言となると、話は全然違ってくる。ましてや他者を傷つけるような内容を伴うとすれば、その立場に立つにふさわしいかどうか、資質が問われる事態を招くことになる。
 最近の麻生太郎首相は、まさにその局面を迎えていると言っても過言ではない。衆院解散・総選挙が遠のいた気の緩みなのか、相次ぐ放言・失言は目を覆うばかりだ。ご愛嬌(あいきょう)で済ますこともできる漢字の読み間違いとは訳が違う。事は深刻である。

 この事態を各紙の社説はどうとらえたか。朝日の21日社説が冒頭で「政治家の発言の言葉尻をとらえて、いたずらに批判するのは本意ではない」と断っているように、真正面から取り上げることにためらいを感じる新聞もあったようだ。扱い方に濃淡が分かれた。

 「(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い」
 医師不足への対応を問われての発言に、ストレートに反応したのは毎日と朝日だ。毎日は「人手不足で過重な勤務をしながら、現場で患者のために日夜働いている医師はたくさんいる。医師らの努力を無にしてしまうことにならないか」と懸念を示した。医師不足対策は国、都道府県と医師らが足並みをそろえないと解決しないとし、「あえて神経を逆なでするような不用意な言葉を投げつけてしまった責任は重い」と批判した。

 朝日も「医師たちに失礼だろう」と記し、他の発言も併せ「自分の人気の源は、ざっくばらんな語り口にある。首相はそう自信を持っているようだ」と推測した。「だが、無思慮に政策を語り散らしてしまっては、首相としての資質に大きな疑問符がつく」と言い切った。

 「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」
 経済財政諮問会議で飛び出した発言に対しては、毎日だけが社説で取り上げた。「日々闘病を続ける患者の気持ちを考えれば、このような放言は到底できないはず」であり「看過できない」と判断したからだ。(1)先天的に病気を抱えている人や摂生していても病気になるケースもあり、あまりにも無責任で政治哲学や思想にも深くかかわる(2)元気で健康な人が「なぜ金を払うんだ」と言い出したら、国民皆保険制度は崩壊してしまう--の2点を指摘し、「首相としての資質を問う声が強まることは避けられまい」と結論づけた。

 ◇「政権たが外れた」--産経
・・・
 これまで麻生政権に理解を示していた産経も、交付税発言を契機に「政権のたがが外れてしまったのではないか」「首相の指導力への疑念が強まり、機能不全に陥りかねない」と警告を発し、内閣の調整機能や自民党の対応にも疑問を投げかけた。一方、日経は郵政民営化を推進する立場から「民営化の流れにブレーキをかける発言は、三年前の(総選挙での)民意を軽んじる態度ではないか」と非難し、「首相発言の軽さは最近とみに目に付く」と嘆いた。

 ◇「懸念が現実に」--東京
 9月の首相就任時の社説で「言葉の質」に注意喚起したという東京は「まさかこのわずかな期間に懸念が現実になるとは」と驚いてみせ、「いかにも『思いつき』みたいな言葉が滑って新たな騒動を引き起こし、そのこと自体、統治権力の『空白』を内外に印象づける」と指摘した。

 各紙の中で読売は首相発言をストレートに取り上げることはせず、国会延長問題をテーマにした社説の中で交付税発言などについて「批判や反発を呼んでいる」と言及した。党首討論を取り上げた29日社説では、首相が民主党を攻め切れなかったのは最近の「失言」問題などで守勢に回っているせいだろう、と分析した。

 綸言(りんげん)汗の如(ごと)し=一度口に出した君主の言は、汗が再び体内に戻らないように、取り消すことができない(広辞苑)。この中国の格言が今、さまざまなところで人々の口から語られる。河村建夫官房長官は記者会見で「首相はああいう性格だから、いろんな発言はこれからもあるだろう」と述べた。これだけ問題発言が続いてもなお、女房役がそう語ってしまうところに、政権の悲劇があるのではないか。【論説委員・小泉敬太】

●社説:首相発言の迷走 この「軽さ」は目に余る  秋田魁新報 2008/11/23 10:33
 「綸言(りんげん)汗のごとし」という。君主が1度口にした言葉は、出た汗のように2度と引っ込めることはできない、という意味である。為政者が言葉を軽々しく使うと国が乱れるのは、今も昔も同じだ。
・・・・・・
 なぜ、こんなに迷走するのか。その理由として3点を指摘したい。

 第1に、政府・与党内の調整が不十分のまま、麻生首相が発言する傾向が強いことだ。生煮えの政策をトップダウンで出すものだから当然、反発を招く。重要な判断を市区町村に丸投げする迷走ぶりをみせた定額給付金と同じ構図である。

 第2は政府・与党内を取りまとめる調整役がいない点だ。だから首相の意向は独り歩きしてしまう。第3は、何だかんだ言っても、結局は国民生活に十分に目配りしていないことである。医師に対する失言からも、その傾向がうかがえる。

 こうなれば、求心力の低下は避けられそうにない。追加経済対策を実施するための本年度第2次補正予算案と関連法案の今国会提出見送りを麻生首相が決めたことに対し、自民党中堅らが異を唱える行動に出たのも、一つの兆候だろう。

 第1、閣僚から「首相は発言を慎重に」と苦言が相次ぐこと自体、情けない話である。

 麻生政権が発足して、あす24日で2カ月。政権運営は厳しさを増すばかりだが、これも自らまいた種なのだ。もう一つ迷走発言が飛び出せば、致命傷になりかねない。

●【紙面批評】学習院大学名誉教授・藤竹暁 首相の「言葉の軽さ」得意の外交でも  2008.11.27 08:46 サンケイ
 麻生太郎首相の言葉の軽さについては、各紙の論調は一致している。悲しい現実である。首相の言葉がぶれていると、責任の所在があいまいになる。国民は首相がどう責任を取るつもりなのか、確信を持てなくなる。麻生首相に対する信頼の崩壊である。

 首相の言葉のぶれは、国民に日本の将来に不安感を抱かせる。われわれは100年に1度の経済危機に直面している。首相はこのことを何度も語り、「経済の麻生」が日本を救うと約束してきた。それだけに、裏切られたという気持ちは大きい。
・・・・
 ここでは「経済の麻生」と対をなしている「外交の麻生」を考えたい。
だが、その外交でも、麻生首相の自信をにじませた発言と、実際の結果との間には落差がみられる。リマで22、23の両日に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会談に際しても、個別に行われた日中首脳会談でも、「中国に翻弄(ほんろう)された日本」と産経は24日に報じていた。前日23日の産経はブッシュ大統領との首脳会談について、2面で「日米で主導的役割 同盟強化など確認」と報じたが、4面では、「ブッシュ氏は21日にリマ入りするとすぐに中国の胡錦濤国家主席と会談したのに、日米首脳会談の日程は直前まで固まらなかった」と書き、「米側が中国重視姿勢に傾きつつあることをうかがわせた」と内幕を報じた。外交は表面を繕うことではない。成果が重要なのである。笑顔で会見する首相の写真に安心してはいられない。

 ワシントンで開催された緊急首脳会合(金融サミット)でも「わたしは具体的な提案を行い、それが首脳会談にも反映された」と麻生首相は「胸を張った」(17日産経)のだが、この記事は後段で「首相が意欲をみせていた金融サミットの第2回会合の日本開催を固めることはできなかった。…国民が外交の果実を肌で感じられなければ…」とクギを刺していた。外交でも首相の発言は軽かった。それは、政治から責任と信頼を失わせるだけである。麻生首相のざっくばらんさに親近感を感じ、信頼を寄せた国民の軽さの裏返しなのだろうか。(東京本社発行最終版による)

●麻生政権:「三重苦」の2カ月 いつかの風景、弱体化の道?(3止)発言の軽さ、森氏の二の舞いも  毎日 11.25
 一方、首相の発言の粗さは深刻だ。19日の「医師は社会的常識が欠落」は完全な失言。さらに、郵政株式の売却凍結を容認した際には「今年中に売らないといけないルールになっている」と語り、基本部分での事実誤認を批判された。
 「疲れている」と擁護する声もあるが、このままでは「無党派層は寝ていてくれればいい」などの失言で、民心が離れた森喜朗元首相の二の舞いになりかねない。


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