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てらまち・ねっと



 三重県と石原産業のフェロシルトに関する共同研究の情報公開請求に対する一部非公開処分の取消を求める訴訟の第二回弁論は9月7日。
 双方とも、8月末までに、書面を提出するよう求められている。
 今日30日、作成して発送する予定。
 できたら、あらためて紹介する。
     06.7.18 三重県情報公開訴訟第一回弁論

 ところで、フェロシルト問題、いま、撤去のことで一番の争点・課題の瀬戸市で、現市長が、市長選にかかる意向表明を延ばし、出馬の有無の態度表明を避けたという。
 ともかく、現地での“封じ込め案”については「石原産業が言っているだけ」とし、反対との立場を明らかにしたそう。

 長久手では、撤去後に土壌を再検査したところ、有害物質は検出されず、と報道されている。

 それより、刑事事件はどうなっているの?

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● 「12月議会で態度表明」 瀬戸市長が市長選で意向 06.8.21 中日新聞
 瀬戸市の増岡錦也市長は17日の定例会見で、来春の同市長選について「12月議会で機会を与えられれば態度を表明したい」との意向を示した。
 さらに「事業の進ちょく状況などを踏まえなければならない。どういう形で事業を進めていくのか、はっきりしないことには、今の時点で何とも言えない」とも述べ、出馬の有無の態度表明を避けた。増岡市長は1999年4月に初当選し、現在2期目。
 また同市幡中町の土壌埋め戻し材「フェロシルト」の撤去問題で、製造元の石原産業(大阪市)が15日の撤去期限を守らなかったことに、「早期全量撤去を求める立場は変わらない。県の勧告を当然守ってもらわないと困る」と強調した。
 市が設置したものの、5月から中断している幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会の再開については「地元から要望があれば検討しなければならない」としつつも、石原産業が県の撤去命令の取り消しを求めた提訴を取り下げない限り、再開はないとの考えをあらためて示した。
 同社が訴状で主張する現地での“封じ込め案”については「石原産業が言っているだけ」とし、反対との立場を明らかにした。

● フェロシルト撤去 「検討会再開は困難」 瀬戸市  8月18日 読売新聞
 瀬戸市の増岡錦也市長は17日、大量の土壌埋め戻し材「フェロシルト」が埋められている同市幡中町の撤去問題で、「石原産業が全量撤去へ方針を転換しない限り、(撤去方法を話し合う)検討会の再開は難しい」と語った。
 検討会には、地元住民や市、学識経験者、製造元の石原産業(大阪市)が出席。これまで2回開かれた後、石原産業が撤去命令の取り消しを求めて県を提訴したため、休会状態となっている。
(2006年8月18日 読売新聞)



● 撤去後に土壌を再検査 有害物質は検出されず フェロシルト埋設現場 06.8.24 読売新聞
 長久手町のフェロシルト埋設現場で、フェロシルト撤去後に土壌の一部で環境基準を超えるフッ素が検出されたことについて、愛知県は23日、土壌を撤去させ再度調査を実施したところ、基準を超える有害物質は検出されなかったと発表した。
 また、現場周辺の河川2地点と7本の井戸の水質調査も行い、いずれも基準を超える有害物質は検出されなかった。(2006年8月24日 読売新聞)

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コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
kizu (yasu)
2006-11-22 02:30:11
愛知芸大生です。フェロシルトの飛散状況について知るにはどうしたら良いのでしょうか?

数年前、友人の女性がグリーンロードで自転車で転倒、夏場で薄着だったせいもあり、体の数箇所に傷を負いましたが、その部分が赤く妙に盛り上がって腫れ、残存する症状がありました。ばい菌が入って化膿したのだとは思いましたが、それにしても奇妙だなと思っていました。

自分も先日、学内の学園祭作業中に軽く手を怪我しましたが、どうも赤い腫れが残り、友人の症状を思い出しています。

関係なければよいのですが、あらためて長久手の投棄現場を確認してみると、大学は隣接地、グリーンロードは当然運搬車両が行き来する道です。

うちの大学では蚊のサイズが妙に大きいのが時には笑い話にもなりますが、そんな当たり前で何気なく見過ごしている物事までが妙に気になってきました。

近く、学内周辺で皮膚を怪我をした人の経過をそれとなく聞いて回ってみようと思っています。
 
 
 
隣接地は不気味 (●てらまち)
2006-11-22 06:47:49
★yasuさん、おはようございます。

怪我の症状など、気になりますね。

>長久手の投棄現場を確認してみると、大学は隣接地、グリーンロードは当然運搬車両が行き来する道

⇒今更どうしようもないとしても、心地良くないですね。

>近く、学内周辺で皮膚を怪我をした人の経過をそれとなく聞いて回ってみようと思っています。

⇒行政は「問題ない」ということを連発するのが常ですが、決してそうではないことがよくあります。
 自衛の調査も大事ですね。

>フェロシルトの飛散状況について知るにはどうしたら良いのでしょうか?

⇒詳しい人に訊いてみます。
 
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