いつまでも問題を引きづるアベノマスク。
先日、発表された、希望施設や自治体に加え、個人にも配布し、それでも残った分は最終的に廃棄するという。
事前の検品費用だけで約21億円と首相が説明したという。
なんとまあ、無駄に無駄を重ね続けるアベノマスク。
自治体であれば、制度上、住民監査請求、住民訴訟という方法があるので、安倍氏の責任を問う大運動が起きることは間違いない。
しかし残念なことに、国についてはそんな当該公務員らによる賠償を求めることを認める法律がないのが悔しいばかり。やり放題の一つの理由か・・・
そんな思いで、年末に一連の整理として、次にリンクし、一部は抜粋しておく。
●厚生労働省公式ページ/令和3年12月24日 布製マスクの在庫の解消に向けた今後の進め方について/資料
●アベノマスク配布で群馬・太田市長 「地方をばかにしている」 国の方針に憤慨/上毛 2021/12/17
●アベノマスク廃棄に数千万円か 首相周辺「保管より費用対効果」/毎日 2021/12/22
●アベノマスク、廃棄に6千万円 配布希望は1月14日まで/東京 2021年12月24日
● 「アベノマスク」検品経費21億円、保管費用6億円で蒸し返される「受注会社」の“恥ずかしい過去”/デイリー新潮 2021年12月24日
●「脱安倍」鮮明に、「意外と政局巧者」岸田首相の深謀 アベノマスク廃棄指示、「10増10減」見直し否定…/共同 2021/12/26
なお、今21時42分の市役所の気温は「マイナス1.0」と市の気象情報で表示されている。
築百数十年の我が家、灯油ストーブとエアコンをつけているけど、隣の部屋との木戸を開けると、強烈な冷え冷えの空気が流れてくる。
いつもとは違う寒波であることを体感している今。ネットの「雪雲情報」でも、こちらの方に雲が流れてくる予測だから、やっぱり雪が降るかもしれない・・・
ところで、昨日12月25日の私のブログへのアクセスは「閲覧数3,052 訪問者数722」。
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●アベノマスク配布で群馬・太田市長 「地方をばかにしている」 国の方針に憤慨
上毛 2021/12/17
約8000万枚もの在庫を抱え、これまでに約6億円の保管費がかかっている政府調達の布マスクを、国が希望する自治体に配布する方針を示したことについて、群馬県太田市の清水聖義市長は16日、ツイッターで「太田はいらない」と投稿し、受け取らない考えを明らかにした。不用なマスクを地方に押し付ける国の姿勢に疑問を投げ掛けた。
布マスクは安倍晋三首相(当時)が発案し、「アベノマスク」とも呼ばれる。
・・・(以下、略)・・・
●アベノマスク廃棄に数千万円か 首相周辺「保管より費用対効果」
毎日 2021/12/22
大量在庫が問題となっている布マスク「アベノマスク」に関し、岸田文雄首相が表明した2021年度中の廃棄に数千万円の経費がかかる可能性があることがわかった。複数の政府関係者が明らかにした。20年8月から21年3月までの保管料は6億円に達しており、首相周辺は「廃棄した方が費用対効果はいい」と理解を求めている。
新型コロナウイルス対策で安倍政権が20年に調達したアベノマスクは、約8000万枚が余剰在庫になっている。首相官邸関係者によると、マスクは「国有財産」として扱われるため、廃棄業者の選定には入札などの手続きが必要になる。廃棄費用は確定していないが、この関係者は「数千万円単位だろう」と見込む。
●アベノマスク、廃棄に6千万円 配布希望は1月14日まで
東京 2021年12月24日
後藤茂之厚生労働相は24日の記者会見で、政府が新型コロナウイルス対策で昨年調達した布製の「アベノマスク」に関し、11月末時点での在庫約8千万枚を廃棄処分した場合、費用は約6千万円に上るとの見通しを明らかにした。個人も含めた配布希望を来年1月14日まで受け付ける。
厚労省は今月24日から、これまで配布している介護施設などに加え、希望する個人や自治体への配布も受け付けるとし、申し込み方法を同省ホームページに掲載。個人への配布は100枚単位とする。余った分は3月ごろから廃棄処分を進める。
● 「アベノマスク」検品経費21億円、保管費用6億円で蒸し返される「受注会社」の“恥ずかしい過去”
デイリー新潮 2021年12月24日
・・・(略)・・・厚労省が在庫のうち7100万枚の検品を実施したところ、約15%が不良品であったことも岸田文雄首相が明らかにしている。首相は一連の検品費用に、総額で約21億円が費やされたとも説明。
その内訳は厚労相による検品費用に約6億9200万円、納入事業者が実施した検品費用に約10億7000万円、検品に時間を要したために発生した追加費用に約3億3000万円だという。引き取り手がないまま保管費用だけがかさんでおり、費用対効果の観点から今年度中に廃棄される予定だ。もちろん、廃棄にも経費がかかる。
・・・(略)・・・もちろん、コロナ禍で苦しい中、新しいビジネスチャンスを見出すのは悪いことではない。が、当時、アベノマスク発注には疑念の目が向けられていたこともあり、この会社は2006年2月に植物検疫法違反の容疑で千葉地検に書類送検された過去があることも掘り出されてしまった。当時の記事によると、害虫が発見された植物を適切な消毒をしないで輸入しようとした、という容疑である。消毒命令が出されていたのに、ほかの植物とすり替えた、というからうっかりミスではないだろう。
同様に、A社の過去も判明した。2018年に脱税容疑で懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けていたのだ。もっとも、この件がマスクビジネスにつながったという。さる関係者の解説。
「同社はそこから出直しの意味合いもあってベトナムに出て行き、バイオマス発電用木質ペレットの輸入をしていました。実はベトナムってマスクの製造会社が多いらしいんですよ。コロナで輸出入も含めて色んなものがストップしている中で、社長は『機を見るに敏』なタイプなんで、チャンスだと思ったのかもしれませんね」・・・(以下、略)・・・
●「脱安倍」鮮明に、「意外と政局巧者」岸田首相の深謀 アベノマスク廃棄指示、「10増10減」見直し否定…
共同 2021/12/26 10:00 内田恭司
「財政資金効率化の観点から、布製マスクの政府の在庫について、ご希望の方に配布し、有効活用を図った上で、年度内をめどに廃棄するよう指示をいたしました」。岸田文雄首相は21日、臨時国会後の記者会見で、新型コロナウイルス対策として安倍晋三元首相が配布した「アベノマスク」の在庫約8200万枚について、保管を続ければ税金の無駄遣いになるとして、来春までに全て処分する考えを明らかにした。
会見を聞いて、少なからぬ人が驚きを感じたのではないか。首相が「脱安倍」を進めようとする姿勢を随所に見せたからだ。森友学園を巡る財務省決裁文書改ざんに関しては「私自身も真摯に向き合い、説明責任を果たすべく努力しなければならない」と改めて指摘し、安倍氏を当てこすった。耳目を引いたのは、衆院定数「10増10減」への見解だ。今回の区割り変更に対しては、安倍氏の地元・山口県で選挙区が1減になるなど、全国で影響が出るとして自民党内で異論が噴出している。しかし、首相は「審議会の勧告に基づく区割り改定法案を粛々と国会に提出するというのが現行法に基づく対応だ」と突き放したのだ。(共同通信=内田恭司)
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