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てらまち・ねっと



 まず、出版したばかりの本の「アマゾン・通販の在庫切れ」は昨日「在庫有り」になった。
 本題。小渕優子経済産業相の政治資金の不正問題。
 「公職選挙法」と「政治資金規正法」は首長や国会議員、地方議員などの政治家を拘束する法律。特に"お金"関係については、厳しい規定で、しかも、より厳しい方向に改正されてきている。
 要点は、"マズイ"ことは一切しないことが一番。

 ここのところの報道やニュースを見たり聞いたりすると、当初から想定された「違法」状態は確実、結局、タイミングを見ての辞任の表明の筋道。
 すでに、内部では「後任選び」に入っている、との報道もある。

 ★《消費税の引き上げや原発再稼働の判断など、安倍政権は大きな課題を抱える中、今後の対応を間違えば、政権運営が厳しい事態となることも予想される。》(FNN)
 ★《混乱が長引けば、国会審議や原発政策などに影響が出かねないことから、首相は19日にも決断する。(時事)
 ★《小渕経産相「使途不明金1億円」に到達。小渕疑惑」はいよいよ底ナシになってきた。政治生命の危機も。「初の女性首相」どころか、政治生命すら危うくなってきた。》(日刊ゲンダイ)
     ブログには、これらを記録。

 ところで、昨日から店頭に並んだという私たちの書いた本、この政治家のカネや"つきあい"のことも整理している。
関連部の目次を抜粋すると次。
●『最新版 市民派議員になるため本~あなたが動けば社会が変わる』 (寺町みどり・寺町知正 共著 上野千鶴子 プロデュース)

第8章 これまでの仲間や地域とどうかかわるか
第10章 カネがなくても選挙はできるか
第11章 公選法をどう使いたおすか
 11-1公職選挙法とはなにか
 11-3法でどこまで許容されているか 
 11-4選挙違反はしない
第42章 しがらみのない自由な立場で仕事をする
 42-1市民派議員は、それでも権力者
 42-2仲間とどうつきあうか/代理・代弁はしない
 42-3市民とどうつきあうか/口利き、利益誘導はしない   
第43章 おカネとどうつきあうか
 43-1議員はおいしい仕事               
 43-2儀礼・行事とどうつきあうか
 43-3冠婚葬祭にはカネを出すか/一切の寄付行為は禁止
 43-4市民になにをどう還元するか

 A5判 並製 376ページ(6部50章233節) 予価 本体 2,900円+税
      ⇒ 現在、アマゾンで受付中です。

上野千鶴子 プロデュース
「この本を読んで議員になりました」全国各地からお礼の言葉が届いた初版に、ネット選挙など、最新情報を加えて大幅改訂! 
これ以上ないほど、手の内をさらした決定版!
2015年4月の全国統一地方選挙に向け、全立候補者必読! 
立候補から選挙運動、当選まで……。議員活動の完璧なノウハウが満載。
「地方から日本を変える! 本書はそのための最良の闘うツールである」(上野千鶴子・序文より)


 ともかく、今日は、この本の巻末資料にあげたデータをネットに載せるリミット。

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●【苦境の女性閣僚】 収支、事実でも違法の恐れ 小渕経産相の観劇会参加費説明、記載と食い違い
         産経 2014.10.18
 小渕優子経済産業相(40)=群馬5区=関連の複数の政治団体をめぐる不透明収支問題は、小渕氏側が地元後援者のために開催した「観劇会」の収支の実態が最大の焦点となっている。政治資金収支報告書に虚偽を記載していれば政治資金規正法に抵触する恐れが生じ、事実を記載していても公職選挙法違反の疑いがあるためだ。親族企業などへの支出も不適切と指摘されている。

2642万円の差額
 小渕氏の関連団体「小渕優子後援会」の平成22年と23年分の収支報告書によると、同後援会は有名歌手らが出演する観劇会を劇場「明治座」(東京)で実施。しかし22年分の収支報告書の記載では、参加者からの会費収入が373万円だったのに対し、明治座への支出は844万円に上っていた。その支出と同じ日に、小渕氏の関連団体「自民党群馬県ふるさと振興支部」も明治座に844万円を支出していた。

 23年分の記載でも、同後援会の観劇会収入369万円に対し、明治座への支出は同後援会が849万円、同支部は847万円。会費収入と劇場側への支出の2年間の差額は計2642万円となっている。

 さらに24年にも観劇会は実施されていたが、収支報告書への記載はなかった。

 収支の食い違いは東京ドームで行われた「巨人戦観戦ツアー」でも見られ、22年と23年の2年間で会費収入計19万円に対し、支出は計110万円に上る。

小渕氏は観劇会について「1人当たり1万2千円の参加費をいただいていると承知している」とするが、同時に毎年の参加者数を「約千人」と説明。約千人から1万2千円を受け取っていれば収入は約1200万円。会費収入の記載額と食い違うことになり、規正法違反の疑いが生じる。

 一方、記載が事実だった場合は、小渕氏側が費用を穴埋めしていた疑いが生じ、有権者への利益供与を禁じた公選法に抵触する恐れがある。


下仁田ネギ61万円分
 政治資金で購入した物品についても野党から「不適切だ」と指摘されている。

 小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の21年分の収支報告書や領収書によると、21年6月にベビー用品を約1万4千円で購入したほか、東京・銀座にある百貨店の子供・玩具売り場で約7万5千円を支出。12月には群馬県の農家から下仁田ネギ約61万円分を購入していた。またストールや化粧品、ブランド品にも約68万円を支払った。いずれも報告書での支出目的を「品代」と記載、具体的には書かれていなかった。

 さらに、同研究会は24年までの5年間に小渕氏の義兄が経営する東京都港区のブティックや実姉のデザイン事務所に38回、ネクタイやハンカチ代として計362万円を支出していた。

 小渕氏は観劇会の収支について「確認を進める」と述べる一方、同研究会の支出については「お世話になった方への出産祝いや贈答品。私的に使ったものではない」と説明している。

●小渕経産相、辞任の意向固める 安倍政権に大きなダメージか
      FNN 10/18 18:00
小渕経産相が、関係団体の政治資金をめぐる問題で、辞任する意向を固め、安倍首相周辺に伝えたことが、FNNの取材でわかった。
女性大臣を積極的に登用した内閣改造から、わずか1カ月余り。

看板閣僚が、「政治とカネ」をめぐる問題でつまずいたことは、政権への大きなダメージとなるとみられる。
安倍首相は18日午後、外遊先のイタリアから帰国すると、首相公邸に直行した。

官邸スタッフから、外遊中の状況などについて、報告を受けたものとみられる。

小渕経産相は、18日は、安倍首相と会う予定はないとしているが、安倍首相は今後、本格的に対応を検討することになるとみられる。
これまで安倍政権に対し、今ひとつ攻め手を欠いていた野党側だが、今後は、攻勢を強めていくことになるとみられる。
安倍政権の最大懸念は、大臣の連鎖辞任。

第1次安倍政権では、任期途中、大臣の辞任が相次いで、結局、首相の座を失うことになった。
野党側は、うちわ配布問題を抱える松島法相に対し、追及の手を強める構え。


消費税の引き上げや原発再稼働の判断など、安倍政権は大きな課題を抱える中、今後の対応を間違えば、政権運営が厳しい事態となることも予想される。

●小渕経産相が辞意 観劇費用問題で引責 首相、近く最終判断
          スポニチ 2014年10月18日
 小渕優子経済産業相は18日、関連政治団体が支持者向け観劇会の一部費用を負担した疑いが指摘されている問題の責任を取り、閣僚を辞任する意向を固めた。安倍晋三首相周辺に伝えた。政府関係者が明らかにした。首相は小渕氏と近く協議し、事実関係をめぐる調査状況を見極めながら辞任を認めるかを最終判断する見通し。閣僚辞任となれば第2次安倍内閣で初めてとなり、政権運営への打撃は必至だ。

 首相は18日午後、国際会議出席を終え、政府専用機で羽田空港に帰国。公邸で秘書官らから国内の状況などについて報告を受け、東京都内の私邸に戻った。地域活性化を目指す「まち・ひと・しごと創生法案」などの重要法案を抱え、早期の事態収拾を図りたい考えだ。ただ事実関係が不明なまま問題の幕引きを急げば、世論の反発は強まりかねず、調査の進み具合などを確かめる必要があるとの判断に傾いた。

 小渕氏は20日に衆院「地方創生に関する特別委員会」への出席が予定され、調査状況を説明する方向。18日は経産省に登庁して国会対応に備えた。記者団に対し「今やらなければならないことは、政治資金に関する問題のために、しっかり調査をすることだ」と強調。閣僚辞任の意向を問う質問には明言を避けた。

 18日、公務で愛知県に出張する予定は急きょ取りやめた。経産省が同日午前に「現地での混乱を避けるため」と発表した。三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)で開かれる三菱航空機の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の機体完成記念式典に出席する予定だった。

 小渕氏の進退に関し政府筋は「最終的には小渕氏が(調査結果を)説明してからだが、情勢は厳しい」と指摘した。自民党幹部は「辞任の流れは変わらない」と述べた。

 一方、野党側は国会で小渕氏の政治資金問題の追及を続ける構えだ。民主党の枝野幸男幹事長は18日、さいたま市で記者団に、安倍首相の任命責任が問われるとの認識を示した。

●小渕経産相の辞任不可避=首相19日にも決断
       ウォール・ストリート・ジャーナル日本版/[時事通信社] 2014 年 10 月 18 日 17:56
 小渕優子経済産業相の関係政治団体の不明朗な収支問題で18日、小渕経産相の辞任は不可避の情勢となった。政府・与党内では早期辞任論が強まっており、小渕氏は近く自らの進退について最終判断し、安倍晋三首相に伝える見通しだ。2012年12月に発足した第2次政権初の閣僚辞任となれば、長期政権を目指す首相には誤算となる。

 小渕氏は18日午後、経済産業省に登庁。その際、記者団に「今やらなければならないのは、私自身の問題でしっかり調査をすることだ」と述べ、事実確認の作業を急ぐ意向を示した。当初予定していた愛知県での国産小型ジェット旅客機の完成式典への出席は取りやめた。

 一方、首相は同日午後、イタリアから帰国し、首相公邸へ直行した。小渕氏の資金問題を含め外遊中の国内の状況について報告を受けたとみられる。公邸を出る際、小渕氏の進退について記者団から問われた首相は終始無言だった。混乱が長引けば、国会審議や原発政策などに影響が出かねないことから、首相は19日にも決断する。

 首相周辺は18日、「ずるずると引っ張る話ではない」と述べ、早期辞任で混乱を収拾するべきだとの考えを示した。自民党内でも「傷が浅いうちに早く辞めた方が本人のためにもいい」(閣僚経験者)との声が強まっている。 

●小渕経産相「使途不明金1億円」に到達…政治生命の危機も
      日刊ゲンダイ 2014年10月18日
      
「初の女性首相」どころか、政治生命すら危うくなってきた。政治資金のデタラメが表面化している小渕優子経産相(40)にまた新たな疑惑だ。12年に後援会主催の観劇会を開催したはずが、政治資金収支報告書に一円の記載もなく、政治資金規正法違反(不記載)の疑いが出てきた。「小渕疑惑」はいよいよ底ナシになってきた――。

■「開催した」観劇会の収支が「記載ナシ」
 新疑惑が明らかになったのは、17日の衆院経産委員会だ。小渕大臣の関連団体「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」の“観劇会の怪しい収支”を民主党の近藤洋介議員が追及。小渕大臣は総選挙があった12年も観劇会を開催したことを明かしたが、近藤議員に「12年の報告書に収入も支出も記載がない」と指摘されると、シドロモドロ。「今回初めて知った」と答えざるを得なかった。
近藤議員は「極めて違法性の高い管理をしている。(参加者から)参加費を取っているなら、使途不明金は1億円ほどになる」と畳み掛けた。実際、観劇会は07年から7年間も続いている。近藤議員の指摘通り、使途不明金が「億単位」に膨らんでもおかしくない。

 委員会ではこのほか、維新の今井雅人議員が、小渕大臣の資金管理団体「未来産業研究会」の「物品購入」について質問。政治資金で支払った09~12年分「品代」の詳細を示した。その「リスト」を見ると驚くような内容ばかりだ。

 三越銀座、三越本店、松屋銀座、ジュンアシダ……購入先は都内の高級百貨店や有名ブランド店ばかり。1回当たりの支出額は軒並み数万~数十万円に上る。

 小渕大臣は09年9月に次男を出産、同時期のお買い物リストを見ると、「赤ちゃん衣服3点」や「玩具や子供服」に約9万円が支出されていた。「自分の子どもに買ったのではないか」と突っ込まれた小渕大臣は「世話になっている方のお子さんの出産祝い」とシレッと答えたが、支出項目はいずれも「事務所費」や「組織活動費」だ。なぜ、出産祝いがそれに該当するのか。政治資金の私物化を疑われても仕方がない。

「政治家以前の問題です。これだけ多額の政治資金に疑念が抱かれているのに、まるで他人事。コトの重大さが分かっていない」(政治評論家の山口朝雄氏)

松島法相同様、刑事告発されるのも時間の問題だ。

●小渕経産相、辞任固める…近く安倍首相に辞任提出も
      サンスポ 2014.10.19 05:02
 小渕優子経済産業相(40)は18日、自らが関係する政治団体で支持者向けに行った観劇会の収支が食い違っている問題などの責任を取り、辞任する意向を固めた。近く安倍晋三首相(60)に辞表を提出する。首相は辞任を受け入れる方針で、後任を21日までに決めるため人選に着手した。任期途中の辞任となれば、2012年12月に発足した第2次安倍政権では初。9月の内閣改造からわずか1カ月あまりでの辞任劇となる。

 18日午後、小渕氏は経済産業省に入る際に「今やらなければならないことは、政治資金に関する問題の調査をすること」と述べた。進退については明言を避けたが、辞任の意向を首相周辺に既に伝えたという。

 首相の任命責任に発展しかねないだけに、党幹部と官邸側には政治資金収支報告書の修正で済まそうとする動きがあった。だが「観劇会の収支が2年で2000万円以上違うなんて考えられない」と指摘する議員は多く、辞任は不可避との空気が広がった。小渕氏自身も監督責任は免れないと判断したようだ。

 安倍首相は同日、イタリア・ミラノでのアジア欧州会議(ASEM)首脳会議を終えて帰国。小渕氏の処遇について問われたが、無言だった。

 第2次安倍改造内閣には、うちわの配布が問題になった松島みどり法相ら野党の追及を受ける閣僚がほかにもいる。首相は第1次政権で経験した閣僚の「辞任ドミノ」を避けるため、政権運営の立て直しを迫られることになった。

 首相の任命責任に発展しかねないだけに、党幹部と官邸側には政治資金収支報告書の修正で済まそうとする動きがあった。だが「観劇会の収支が2年で2000万円以上違うなんて考えられない」と指摘する議員は多く、辞任は不可避との空気が広がった。小渕氏自身も監督責任は免れないと判断したようだ。

 安倍首相は同日、イタリア・ミラノでのアジア欧州会議(ASEM)首脳会議を終えて帰国。小渕氏の処遇について問われたが、無言だった。

 第2次安倍改造内閣には、うちわの配布が問題になった松島みどり法相ら野党の追及を受ける閣僚がほかにもいる。首相は第1次政権で経験した閣僚の「辞任ドミノ」を避けるため、政権運営の立て直しを迫られることになった。

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