朝日新聞の9月16日の一面トップに「選挙戦、ネットのデマ警戒」とあった。
「選挙講座」ということの講師をやっているし、沖縄では知事選もあるので、興味深かい記事。
だが、ネットには一部しか出ていない。だから、紙版をとっておいた。
知事選も中盤になので、改めて、ネット上で状況を見てみた。
まず、前記朝日の記事に反論する主張が目に付いた。安倍自民とネトウヨとは近いことは知られる(=インターネットの「ネット」と「右翼」を合わせた造語。ネット上で、右翼的な言動を展開する人々のこと ⇔ コトバンク)。場合によっては、自民の石破陣営すら敵対視する。
今回は公明の動きも活発。
いずれにしても、ネット上のメディアでは右系の方が意図的に強く偏るように私には、見える。だから、注意してみるようにしている。
監視する動きもできつつある。
ともかく今朝は、知事選のことも含めてみていたら、面白くていろいろと見てしまった。
・・・つぎを記録ないし リンクしておく。
●朝日 2018年9月16日/選挙戦、ネットのデマ警戒 名護市長選では「日ハム撤退」拡散
★朝日新聞の「ネットのデマに警戒」は、ネット言論への宣戦布告だ/私的憂国の書/石破陣営の諸氏よ、干されることを恐れるなら派閥に所属なんてするな
●【FactCheck沖縄知事選】誤った情報を広めないためにご参加・ご支援を!/こんにちは、NPO法人ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)
●沖縄県知事選挙デマ ➂ 遠山清彦議員が拡散した「一括交付金デマ」が問題化 ! 繰り返される沖縄デマ、いいかげんに公明党は遠山議員らの処分を検討せよ !/Osprey Fuan Club うようよ対策課 2018-09-21
●フェイクニュース特集 あなたは被害者?加害者?/クローズアップ現代プラス 2017年2月7日
● asyura2
●日本外交と政治の正体 翁長知事の遺志継ぎ 沖縄知事選は玉城デニー氏が勝利する/日刊ゲンダイ 2018年9月8日 孫崎享
●沖縄知事選:予想より接戦?/アゴラ 2018年09月17日 八幡 和郎
●沖縄県知事選挙情勢、地元紙の序盤世論調査接戦は玉城氏やばいかも?/スプレッド・ピース 2018.09.20
●「期日前投票制度」の落とし穴/ ブロゴス マガジン9 2018年09月19日 - 鈴木耕
なお、今朝は雨なのでウォーキングはお休み。昨日9月21日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数3,960 訪問者数1,255」だった。
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●選挙戦、ネットのデマ警戒 名護市長選では「日ハム撤退」拡散
朝日 2018年9月16日05時00分
国政選挙や地方選挙の際にネットに流れるデマや誤情報が問題になっている。沖縄県知事選(30日投開票)でも有権者の判断に悪影響を与えるのを防ごうと、主要陣営が対策に取り組む。2月の名護市長選では不正確な投稿が拡散した。投稿が事実に基づくか「ファクトチェック」をする動きも始まっている。
「沖縄県知事選挙2018」「沖縄基地問題.com」。こんなウェブサイトが8月下旬、登場した。中立を装っているが、知事選に立候補した玉城デニー前衆院議員や急逝した翁長雄志(おながたけし)知事らを中傷する動画が数多く載っていた。
記者が両サイトを解析したところ同一人物が作成した可能性が極めて高いことがわかった。作成者のメールアドレスも判明し、開設した意図などについて10日夜に質問を送った。だが12日午前、ネットメディア「バズフィード」が作成者に迫った記事を配信すると、サイトは間もなく閉鎖された。
■「日ハム撤退」拡散 2月の名… |
★朝日新聞の「ネットのデマに警戒」は、ネット言論への宣戦布告だ
私的憂国の書
自民党、青年局・女性局が主催した自民党総裁選の公開討論会で、安倍総裁候補は、「情報は、インターネットがある。マスコミだけではなく、様々な情報を取って、自分の頭で考え、何を為すべきかを考えてもらいたい。若者から我党が支持されていることに対し、マスコミは現状を維持したいだけだと言ってるが、それは絶対に違う。情報を取って自分で判断している」と、若い世代、女性に対して語った。これは、守旧メディアへの皮肉であるとともに批判だが、全くもってその通りである。
・・・(略)・・・
★ 石破陣営の諸氏よ、干されることを恐れるなら派閥に所属なんてするな
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★【FactCheck沖縄知事選】誤った情報を広めないためにご参加・ご支援を!
こんにちは、NPO法人ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)、事務局長の楊井人文です
いわゆる“フェイクニュース”問題が騒がれている昨今。沖縄の基地問題をめぐる対立は根深く、特に選挙になると人々が熱くなり、事実に基づかない批判も起きがち。そんなときこそ必要なのが、冷静に事実かどうかを調べる「ファクトチェック」です。より多くの市民とメディアが参加できるプロジェクトを行います!
・・・(以下、略)・・・
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●沖縄県知事選挙デマ ➂ 遠山清彦議員が拡散した「一括交付金デマ」が問題化 ! 繰り返される沖縄デマ、いいかげんに公明党は遠山議員らの処分を検討せよ !
Osprey Fuan Club うようよ対策課 2018-09-21
でたよ、今日の琉球新報砲 ! もちろん、ここで言及されている悪質なデマを連投しつづけた「公明党の国会議員」とは、不安クラブでも連続検証している 遠山清彦衆議院、その人のことだ。
今年1月、デマ嵐のただ中にある名護市長選挙戦でも、琉球新報は投票日に先駆け産経海兵隊員日本人救出デマの壁をつき破る検証記事を書いた。沖縄選挙デマをファクトチェックすると宣言しながら、ほとんど口だけ状態となっている本土メディアは猛省せよ。選挙後ではなく、「選挙前に」国民にファクトチェック記事を提示すべきである。
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●フェイクニュース特集 あなたは被害者?加害者?
クローズアップ現代プラス No.39302017年2月7日(火)放送
あなたも知らぬ間に… ネットで拡散“デマ情報”
日本でも毎日のようにフェイクニュースが発信されている。
・・・(略)・・・あなたも知らないうちに、ウソの情報を拡散しているかもしれない。
フェイクニュースは、どのようにして生まれるのか。
社会はどこへ向かうのか。特集シリーズで迫る。・・・(略)・・・
うそなんじゃないかと思ったとしても、これを見抜いて拡散させないというのは、なかなか難しいと思うが?・・・(略)・・・
それは、スマートフォン特有の理由があるんです。・・・(略)・・・
パッケージというふうにいいます。
実は発信者と拡散する部分が分離しているというのが、ソーシャルメディアの時代の特徴なんですね。
そうなると、パッケージというものが分からなくなるわけです。
(誰が書いたのかということと切り離されて、情報だけが1人歩きして、拡散されていくと?)
簡単にシェアできてしまう仕組みがあるので、やっぱりそこまでしっかり見るというのも、・・・(略)・・・
●日本外交と政治の正体 翁長知事の遺志継ぎ 沖縄知事選は玉城デニー氏が勝利する
日刊ゲンダイ 2018年9月8日 孫崎享外交評論家/1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。
沖縄県の翁長知事の死去に伴う県知事選(13日告示、30日投開票)は、安倍政権が全面支援し、自民、公明両党が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)と、翁長知事を支えてきた「オール沖縄」勢力が支援する自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)の戦いである。
知事選は、日本の安全保障の重要課題である名護市辺野古の新基地建設の動向を大きく左右する選挙である。
どちらが勝つと思うかと問われれば、私は「翁長知事の遺志を継ぎ、辺野古の新基地建設を阻止する」と話す玉城氏だと思っている。
これまでの国政選挙の結果から、沖縄の勢力図は、自公で約50%、野党共闘で30%、浮動票20%といわれている。多くの選挙戦で、米軍基地問題が沖縄県民の重大関心となる際には野党が勝ち、基地問題の関心が薄れた時には自公が勝つというパターンが続いている。
翁長知事を支える「オール沖縄」は、17年1~4月に行われた宮古島、浦添、うるまの3市長選で全敗。今年2月の名護市長選でも、基地移転が大きな争点にならなかったため、3期目を目指した稲嶺進氏が、自民、公明推薦の渡具知武豊氏に敗れた。
この流れは当初、11月の予定だった知事選挙でも続くとみられていたが、翁長知事の急逝で新たな流れが出てきた。
具体的に挙げると、①翁長知事の遺志を継ぎ、辺野古の新基地建設を阻止する②沖縄県が翁長知事の遺志を継ぎ、辺野古埋め立て承認の取り消しを決定。政府が対抗策として裁判を起こす方針を固めたため、埋め立ての是非が課題となった――ことだ。
今の司法、裁判所は「三権分立」とは程遠く、権力の一機関と揶揄されている。その裁判に県の決定を持ち込むという手法は、地方に与えられた権限(地方自治)を国が否定する行為そのものだ。沖縄県民の多くはこうした政府の傲慢な姿勢に対して憤りを感じているに違いない。つまり、知事選では玉城氏に投票する可能性が高い。
県知事選前に政党やメディアが世論調査を行っている。結果は次の通りだ。▽玉城氏が佐喜真氏を10ポイント以上リード(自公調査)▽玉城氏がダブルスコアでリード(全国系リベラル紙)▽玉城氏56・8、佐喜真氏21・3(保守系議員の調査)。もはや、この流れは止まらない。
●沖縄知事選:予想より接戦?
アゴラ 2018年09月17日 八幡 和郎
・・・(略)・・・
沖縄知事選挙では、琉球新報が、接戦だという世論調査を踏まえた情勢分析を出した。
琉球新報社は沖縄テレビ放送、JX通信社と3社合同で14~16日の3日間、県内全域の有権者を対象に電話世論調査を実施し、選挙戦序盤の情勢を探った。調査結果に本紙の取材を加味すると、県政与党が支援する無所属新人で前衆院議員の玉城デニー氏(58)と、無所属新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=が接戦を繰り広げている。一方、投票先を決めていない有権者も一定数おり、その投票動向によって情勢は流動的な要素がある。
この書き方では、玉城氏がややリードしているが、差はわずかだということだろう。2週間ほど前にはダブルスコアで玉城有利と言われ、1週間前でも10%以上の差があると言われたのが縮まっていると言うことか。
もちろん、実質上、玉城陣営に肩入れしている新聞だから、陣営引き締めのために、実態としてはもっと差が開きそうなところを、玉城候補に厳しめに書いた可能性はある。那覇市、沖縄市などで玉城氏が、佐喜真氏は南部や先島などで優勢らしい。また、玉城氏が高い年代で先行し、佐喜真氏は20~30代で勢いがあるという。
佐喜真氏は自民の7割以上、公明も7割以上、維新の6割以上で順調だ。玉城氏は社民、共産、社大、自由、国民民主、立憲民主などの8~9割近く。無党派層では玉城氏が「浸透」、佐喜真氏に「勢い」。
・・・(以下、略)・・・
●沖縄県知事選挙情勢、地元紙の序盤世論調査接戦は玉城氏やばいかも?
スプレッド・ピース 2018.09.20
全国的に情勢が注目されている沖縄県知事選挙ですが、告示後初となる最新の世論調査が、沖縄県地元紙の琉球新報で発表されました。
JX通信と琉球新報社、沖縄テレビの合同世論調査によると、沖縄県知事選挙での序盤情勢は、辺野古新基地建設反対のオール沖縄系の玉城デニー氏と、辺野古新基地建設実質推進派で日本会議の元会員佐喜真淳氏が接戦との報道です。
序盤の地元紙の世論調査で接戦ということは、実際には佐喜真淳氏が優位に立っている可能性が高く、玉城デニー陣営は選挙戦の引き締めが必要になってきています。
●「期日前投票制度」の落とし穴
マガジン9 2018年09月19日 - 鈴木耕
沖縄知事選、現在真っ最中。4人の方が立候補したが、やはり佐喜真淳氏(前宜野湾市長)と玉城デニー氏(前衆院議員)の一騎打ちの様相。メディア各社の調査では、このふたりが大接戦を演じているという。
異常な現象が起きている
とても気になることがある。
異様なほどの「期日前投票」の多さだ。選挙戦が始まったばかりだというのに、すでに前回知事選(2014年)の同時期を大きく上回っているという。「みらい選挙Project」の情報によれば、期日前投票開始の初日(14日)の段階で、以下のような状況だという。
・・・(略)・・・
どう考えても、これは異常である。特定の組織からの働きかけもなしに、こんな現象が起きるはずがない。
実はこれ、今年2月4日の名護市長選挙で大きくクローズアップされた問題だ。このときは、なんと総投票数約3万7000票の6割に当たる約2万票が「期日前投票」だったのだ。むろん、過去最多の期日前投票数だった。その結果、何が起きたか?
前回の名護市長選(2014年)では自主投票だった公明党が、このときは自民党推薦の渡具知武豊氏の支持に回った。名護市内に約2000~2500の基礎票を持つと言われる公明党は、中央の指示に従って自民党とタッグを組んでしまった。
沖縄公明党は、それまで「辺野古新基地建設反対」の立場をとってきたが、
・・・(略)・・・
また、この選挙では凄まじいと言っていいほど、業界団体の主導による「期日前投票」が激増したという。その結果、当初は有利といわれていた現職で辺野古反対の稲嶺氏が、約3500票差で敗れた。明らかに、公明党支持者の票の動きが影響を及ぼしたと見られている。
また、期日前投票をした人は、自民党支持者が最も多かったという調査結果も出ている。
監視される投票
・・・(略)・・・
「動員投票」を裏づける文書
現在進行中の沖縄知事選では、激しいデマやフェイクが乱れ飛び、訴訟に至りそうな事態まで起きている。
そんな中、事実としては看過できないような文書も出てきた。
例えば、「沖縄県知事選挙 期日前投票報告書」という文書だ。【内部資料】との注意付きで、さまざまな事項が付記されているが、要するに内容は、指示されたとおりに期日前の投票者を集めたかどうかを報告させる、という文書なのである。
「ご担当者氏名」に始まり「期間:9/14~9/29」「市町村支部行き」とあって、集めた人たちの「氏名・住所・実効日」(注・「実効日」は「実行日」の誤りと思える)を書き込む欄がある。さらには、以下のような詳しい注意書きもある。
・・・(略)・・・
この宛先は実在する。
つまり、かなり大きな組織が「期日前投票」を仕切っているということだろう。“大きな組織”とはどんなものか、誰にだって想像がつく。巨大な資金がなければこんなことは行えない。とすれば、陰で暗躍している実体も見えてくるだろう。
「期日前投票」とは本来、低迷する投票率を上げて、民主主義の根幹である選挙制度を支えるために作られた制度ではなかったか。それが今や、選挙の正当性を疑わせるような事態を生み出す制度に変質してしまっているとは言えないか。
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自民党の総裁選が今日なんだそう。先月辺りから、テレビのニュースで時々流れる安倍・石破の演説風景。
自民党支持者でない人の多くが感じているであろうことは、安倍演説に対して、石破演説の内容のまともさ。
しかも、日がたつほどに、「石破氏」が、いっそうまとも見えてくる。対比すれば、おぼっちゃんで信念のないことをさらしている安倍氏。
と率直な視聴者の観。さらに、ネットで幾つかを見て、次を記録しておく。
●安倍応援団は大慌て 政策「石破ビジョン」予想外の高評価 アベノミクスの失敗を解説/日刊ゲンダイ 2018年8月30日
●「石破氏を叩く」安倍陣営の"恫喝"の理由 神戸市議まで圧力をかける徹底ぶり/プレジデントオンライン9.19
●安倍晋三首相陣営が石破茂氏の猛追に焦りか 石破氏が拮抗する可能性 東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り 勝敗ラインを55%に下方修正/日刊ゲンダイ 9月19日
●石破茂氏が反論 農相への“辞任圧力”問題 安倍首相が逆上「名前を言え」/日刊ゲンダイ 9月19日
●「安倍辞めろ」コールで騒然=秋葉原の首相演説会場-自民総裁選/時事 9/19
●「うそ言ったらいかん」=安倍首相の街頭演説に籠池被告-自民総裁選/時事 29/19
なお、今朝の気温は19度。快適に、いつもより速足でウォーキングしてきた。
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●安倍応援団は大慌て 政策「石破ビジョン」予想外の高評価 アベノミクスの失敗も解説
日刊ゲンダイ 2018年8月30日
「これはヤバイ」――と安倍応援団が慌てている。石破茂氏が発表した政策「日本創生戦略―石破ビジョン」に対する評価が予想外に高いからだ。専門家が「アベノミクス」と比較したら、「石破ビジョン」に軍配が上がる可能性が高い。なんとしても政策論争は避けようと、安倍応援団は策をめぐらしているという。
・・・(以下、略)・・・
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●「石破氏を叩く」安倍陣営の"恫喝"の理由 神戸市議まで圧力をかける徹底ぶり
プレジデントオンライン 2018.9.19
・・・(略)・・・他にもある。石破派の幹部・斎藤健農水相が14日、千葉市内で行われた石破氏支援の会合で爆弾発言をした。安倍氏を支持する議員から「石破氏を応援するなら(大臣の)辞表を書いてからにしろ」と恫喝まがいの圧力を受けたというのだ。斎藤氏は「ふざけるな。(安倍氏は自分が)石破派と分かってて大臣にした。俺が辞めるのではなく、クビを切ってくれ」と言い返したことも明らかにした。
・・・(略)・・・
安倍氏は「昔はもっと激しかった」と反論
この問題は17日、民放テレビの報道番組に安倍、石破の両氏が出演した時もとりあげられた。石破氏は「誤った発言。党のためにならない」と批判。安倍氏は、斎藤氏に辞任を迫った議員の実名が誰なのか明らかにするよう求めたうえで「昔はもっと激しかった」と反論した。
討論では憲法やアベノミクスなども話題にのぼったが最もヒートアップしたのが、この「恫喝」問答だった。さわやかな政策論争で党勢拡大をするという当初のもくろみからはかけ離れた展開となってしまっている。
安倍氏は、どの議員よりも総裁選の票読みを厳しく見ており、ゆるみの引き締めに躍起になっている。
・・・(略)・・・一連の「恫喝」も、安倍氏が直接指示をしたのではなく、安倍氏の総裁選に向けた執念をみた側近議員たちが「忖度」して行ったのだろう。
そういった経緯はあるにせよ、選挙戦での安倍氏サイドの動きが、自民党内に不穏な空気を増長させているのは否定できない。選挙で安倍氏が勝ったとしても、党内の亀裂が広がり3選前よりも政権運営が厳しくなる可能性もある。
・・・(略)・・・総裁選では国会議員票、地方票とも安倍氏の優位は動かない。しかし「やりすぎ」という空気が広がれば、少なからず安倍氏から石破氏に流れる可能性はある。
石破陣営の議員は「最終盤に来て安倍陣営の失策が続いている。逆転するのは難しいだろうが、ちまたで言われているよりも接戦になる感触がある」という。
●【自民党総裁選】安倍晋三首相陣営が石破茂氏の猛追に焦りか 石破氏が拮抗する可能性 東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り
日刊ゲンダイ 2018年09月19日 14時15分
自民党総裁選で、国会議員票の8割を固めて優位に立つ安倍首相。勝利は確実視されているが、この週末、報道各社が党員・党友を対象に実施した調査結果を見て真っ青になっているのではないか。石破元幹事長が意外な健闘を見せているのだ。安倍は地方票で大苦戦を強いられている。
■勝敗ラインを55%に下方修正
読売新聞が14~16日に47都道府県で実施した党員調査では、投票先は安倍が51%、石破36%だった。13%は投票先を明らかにしておらず、これがごっそり石破に向かえば、ほぼ拮抗する。
日本テレビが15、16日に行った調査でも、安倍51%に石破が41%と迫り、「まだ決めていない・わからない」が8%だった。共同通信の14、15日調査では6対4で安倍が先行しているという。
「石破は地方票で3割取れば善戦といわれていたので、4割に迫る勢いとは驚きました。一般有権者の感覚に近い党員・党友から、安倍首相が支持されていないことが浮き彫りになった。先週金曜以降、テレビで流れた数少ない討論を見るだけでも、論理的で説得力がある石破に票が流れるのは当然という気はする。ロシア外交での大失敗もあり、石破は最終盤でさらに票を増やす可能性があるのではないか」(自民党ベテラン議員)
国会論戦では、一方的に野党を罵倒していればよかったが、総裁選の政策論争ではそうはいかない。同じ自民党議員の石破に対し、責任転嫁するわけにもいかず、論戦では安倍のウソや劣勢が明らかになる一方。来年の統一地方選や参院選を考えたら、「こりゃ安倍ではダメだ」と考える党員が増えるのも当然だ。
安倍陣営は当初、「完膚なきまでに石破を叩きのめす」と鼻息荒く、国会議員・地方票ともに圧勝を目指していた。8月20日の夜に選対の主要メンバーが国会近くのホテルに集まった際には、下村元文科相が「地方票でも8割取ろう」とハッパをかけたという。
「それで地方議員を締め付けたものの、思うように票が伸びない。幹事長や地方創生相として地方を回ってきた石破の底力は侮れないことが分かった。結局、2012年の総裁選で地方票で圧勝した石破の得票率が55%だったことから、安倍陣営は地方票の勝利ラインを55%に下方修正しています」(安倍陣営関係者)
ある大手報道機関が集計した都道府県別の調査結果では、宮城や山形、茨城、長野などで石破がリードしていた。鳥取・島根も石破が圧勝。徳島、高知、宮崎でも安倍を引き離している。
ほぼ互角か、安倍陣営が勝利ラインとする55%に達していない都道府県もまだ12ある。
下村のお膝元である東京は数ポイント差で拮抗。神奈川は、小泉進次郎筆頭副幹事長を除く全国会議員が安倍支持を表明しているのに、過半数を制しきれていない。北海道、香川、佐賀、大分でも石破が猛烈に追い上げている。
「ポスト目当てだったり、権力に逆らえないという永田町の論理で安倍支持に雪崩を打った国会議員と、党員の感覚は違うということです。古くからの自民党支持者には政治意識が高い人も多く、主体性を持って投票する。安倍陣営から恫喝されたと告発した地方議員がいるように、異常な締め付けに対する反発もあるでしょう。もし地方票で石破が4割取れば、安倍1強になびく国会議員と党員のズレが顕在化し、たとえ安倍首相が勝っても政権運営の見直しを迫られかねません」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
無理が通れば道理が引っ込むような安倍政権のやり方には、さすがに自民党員も黙っていられなくなったか。
●【自民党総裁選】安倍晋三首相が農水相への辞任圧力問題で逆上か 石破茂氏が反論 農相への“辞任圧力”問題 安倍首相が逆上「名前を言え」
日刊ゲンダ 2018年09月19日 15時25分
20日投開票の自民党総裁選も大詰めを迎え、石破元幹事長とのテレビ討論での安倍首相のドタバタぶりが失笑を買っている。
石破派の斎藤農相に安倍陣営から辞任圧力がかけられたとされる問題をめぐり、安倍首相は17日夕方の日本テレビの番組で「戦いですから。角福戦争のころ、おやじの秘書をしていたから分かっているが、こんなもんじゃない。激しい戦いだった」などと発言。“圧力”を肯定していた。
ところが、数時間後のテレビ朝日での討論では「本当にそういう出来事があったのか陣営に聞いたら、みんな『あるはずがない』と大変怒っていた」と態度を一変。「そういう人がいるのなら、名前を言ってほしい」と石破氏に迫った。
これに対して石破氏は「斎藤さんは作り話をする人では絶対にない。財務省のセクハラ疑惑に似ている」と、前財務次官のセクハラ問題を引き合いに出して反論。さらに「斎藤さんは誰とは言わない。言ったら党内がめちゃくちゃだ」と、すぐに逆上して後先を考えずに発言する安倍首相をたしなめた。
●「安倍辞めろ」コールで騒然=秋葉原の首相演説会場-自民総裁選
時事 2018/09/19-20:31
安倍晋三首相が19日に東京・秋葉原で行った自民党総裁選を締めくくる街頭演説の際、聴衆の一部から「安倍辞めろ」コールが沸き起こり、会場が騒然とした雰囲気になった。
陣営は会場のJR秋葉原駅前ロータリー周辺を柵で囲い、内側には参加許可を示すシールを貼った党員だけが入れるようにした。それでも柵の外側に集まった聴衆は首相の演説中、「辞めろ」を連呼し続けた。
「安倍内閣は退陣を」「独裁やめろ」などと書かれたプラカードも林立し、陣営関係者がのぼり旗でこれを隠そうとするつばぜり合いも見られた。
首相は昨年7月の東京都議選の応援演説で「辞めろ」コールに反発し、「こんな人たちに負けるわけにいかない」と発言して批判を浴びた。今回は反論せずに演説を続けた。
●「うそ言ったらいかん」=安倍首相の街頭演説に籠池被告-自民総裁選
時事 2018/09/19-19:38
・・・(略)・・・それはきょうの単独街宣も同じだった。きょうの秋葉原街宣で安倍陣営は、日の丸を振る安倍応援団だけではなく、業界団体にまで大々的な「動員」をかけていたのである。
●係員が立ちはだかり「動員の方ですか?」と一般市民を排除し、支持者を良席へ誘導
事実、安倍首相が演説をおこなった街宣車に近い歩道は、カラーコーンとバーで通行を規制し、さらにメディアのカメラが並んだ側の安倍首相がよく見える場所や、同じくもっとも眺めがいい2階の通路正面側では、鉄柵が張り巡らされ、中に入ろうとすると自民党スタッフがこう言って立ちはだかった。
「動員の方ですか? ステッカーを見せていただかないとここには入れません」
きょうの街頭演説会の開始前、秋葉原駅前ではいろんな場所でスーツ姿の人々が名刺交換をおこない、「自民党総裁選 9月20日開票」と書かれた白いステッカーを手渡している場面があちらこちらで見られた。
・・・(略)・・・
しかも、このFAXにはご丁寧にも〈東京街頭演説会に(出席・欠席)します〉と出席するか否かを丸をつけて報告させる「出欠票」が付いており、そこには「団体名」や「参加人数」、「現場担当者名」「連絡先携帯番号」までをも記述して返信するよう求めている。きょう、秋葉原でやりとりされていた総裁選の白ステッカーは、こうやって動員をかけられてやってきた人々に配られていたのだ。
・・・(以下、略)・・・
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障害者雇用の政府機関での「水増し」は、確信犯だと誰でも思う。
その実態について、厚生労働省が調査結果をネットに公表したので確認した。
★≪平成30年8月28日 厚生労働省/国の行政機関における平成 29 年6月1日現在の障害者の任免状況の再点検結果について≫
一部を抜粋、リンクしておく。他には見やすい次の報道から一部を抜粋した。
●障害者水増し3400人超 政府の調査結果判明/東京(共同) 2018年8月28日 05時41分
●障害者雇用水増し3460人 国の機関の8割、雇用率半減/日経 2018/8/28 10:04
●【障害者雇用水増し】27機関で3460人水増し 最多は国税庁/産経 2018.8.28 10:13
なお、昨日畑で秋野菜などの畝、120cmと135cm幅(×長さ17メートル)を計13本作った。マルチを被せるために、整地しなければいけないところ、昨夕の翌日「火曜日の天気予報」は「午前から雨」。土が濡れると作業ができないので、働く時間を繰り上げた。
2時に起きてオンブズ 大会用のパワポの原稿9頁を作り送信、別件で東京にメールして、5時から畑に出た。もちろん、ウォーキングはおやすみ。
10時半に畝の作業が終わり、ひと休みした。
昨日8月27日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数 8.776 訪問者数1,462」だった。
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●障害者水増し3400人超 政府の調査結果判明
東京(共同) 2018年8月28日 05時41分
中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた問題で、政府が28日に公表する調査結果の概要が27日分かった。昨年ガイドラインに反して障害者手帳などを確認せず雇用率に算入していた人数は全体のほぼ半数に当たる3400人を超え、実際の雇用率は公表していた2・49%から大幅に減って1・19%になる。複数の政府関係者が明らかにした。
国の33行政機関のうち、雇用率が下がるのは25以上の機関に上り、半分を超す20近い機関では0%台まで落ち込むことも判明。障害者の数が最も大きく減るのは国税庁で、千人超のマイナスとなった。政府は28日午前に調査結果を公表する。
●障害者雇用水増し3460人 国の機関の8割、雇用率半減
日経 2018/8/28 10:04
中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた問題で、厚生労働省は28日、各省庁を再点検した結果、計3460人分が国のガイドラインに反して不正に算入されていたと発表した。障害者数の約半分が水増しだったことになる。雇用の旗振り役である中央省庁自らが数値を偽っていたことになり、制度の信頼が大きく揺らいでいる。
水増しは内閣府や総務省、国土交通省など全体の約8割にあたる27の機関で発覚した。法務省や財務省、外務省、気象庁、公正取引委員会などでも見つかった。実際の雇用率は大きく減少し、公表していた2.49%から1.19%に落ち込む。
障害者数が最も減るのは国税庁で1000人超のマイナスになる。雇用率が0%台なのは総務省や法務省、文部科学省など計18機関になった。・・・(略)・・・
企業の場合は法定雇用率を下回ると、不足数1人当たり月額5万円の納付金を求められる。ペナルティーがない行政機関が不適切な算定をしていたことに対し、民間などからの批判が高まるのは必至だ。水増しは全国の自治体でも相次いで発覚している。
・・・(以下、略)・・・
●【障害者雇用水増し】27機関で3460人水増し 最多は国税庁
産経 2018.8.28 10:13
中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた問題で、政府は28日、関係閣僚会議(議長・菅義偉官房長官)を開き、昨年6月時点で雇用していたと報告した6867・5人(短時間労働者は0・5人分と計算)のうち、国のガイドライン(指針)に反して不正に算入していた人数が3460人に上ったと公表した。最多は国税庁の1022・5人。水増しは地方自治体にも広がっており、政府は全国調査を指示した。
・・・(以下、略)・・・
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各地で災害が発生、死者・行方不明多数。そんな状況が続く5日の夜、自民党が宴会。オウム関係の死刑執行前夜。
信じられない人たちだ。今日は、次の3件を記録。見出しでも想像がつく。
●「赤坂自民亭」に安倍晋三首相が初参加 総裁選にらみ? 岸田文雄政調会長も飛び入り/産経 7月6日(金)0時3分
●近畿で避難指示出るなか...安倍首相、死刑執行前夜の上川法相ら宴会で「いいなあ自民党」/J-CASTニュース 7月6日(金)19時54分
●安倍首相と法相が オウム死刑執行前夜の“乾杯”に批判噴出/日刊ゲンダイ 2018年7月7日
産経によれば★≪赤坂自民亭は党幹部と中堅・若手議員の距離を縮める目的で有志の世話人が運営し、「女将(おかみ)」を上川陽子法相、「若女将」を小渕優子元経済産業相らが務めている。「亭主」には竹下亘総務会長らも名を連ねる≫ という。
(翌日10日のブログは ⇒ ◆批判を懸念、異例の外遊中止 官邸は最後まで実現模索(朝日)/宴会に寿司。記録的豪雨が西日本を襲う中、安倍首相や被害の大きい地域選出の議員たちの行動が物議(選挙ウォッチャーちだい)⇒)
なお、今朝は、6日ぶりにウォーキングしてきた。
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●「赤坂自民亭」に安倍晋三首相が初参加 総裁選にらみ? 岸田文雄政調会長も飛び入り
産経 7月6日(金)0時3分
自民党の中堅・若手議員が閣僚や党幹部とくつろぎながら懇談する「赤坂自民亭」が5日夜、衆院赤坂議員宿舎(東京都港区)で開かれ、安倍晋三首相(党総裁)が初めてゲストとして出席した。
会合は平成25年4月以来、今回で27回を数えるが、首相の出席は初めて。連続3選がかかる9月の総裁選に向け、幅広い支持を固める狙いがある。首相は会合後、記者団に「和気あいあいでよかった」と述べた。
赤坂自民亭は党幹部と中堅・若手議員の距離を縮める目的で有志の世話人が運営し、「女将(おかみ)」を上川陽子法相、「若女将」を小渕優子元経済産業相らが務めている。「亭主」には竹下亘総務会長らも名を連ねる。
5日夜の会合のメインゲストは首相だったが、この日は次期総裁選へ出馬の有無が注目されている岸田文雄政調会長も参加。岸田氏は首相の隣に座り、若手議員らとの懇談を楽しんだ。
会場では、首相の地元・山口の地酒「獺祭(だっさい)」と岸田氏の地元・広島の地酒「賀茂鶴」が振る舞われ、出席者からは「どっちを飲むんだ」などと意味深長な声も出た。
●近畿で避難指示出るなか...安倍首相、死刑執行前夜の上川法相ら宴会で「いいなあ自民党」
J-CASTニュース 7月6日(金)19時54分
西村康稔官房副長官のツイート。安倍首相らが満面の笑顔で集合写真に収まっている 写真を拡大
2018年7月5日夜、安倍晋三首相ら閣僚や自民党役員が懇親会を行い、満面の笑顔で会合を楽しむ様子が相次いでツイッターに投稿された。
ただ、その時点で西日本を中心に大雨が続いていたこともあり、その緊張感のなさに「不安を感じる」との声も出た。
安倍首相も出席し「若手議員も気さくな写真を取り放題!」
この懇親会は「自民亭」と呼ばれるもので、西村康稔官房副長官がツイッターに投稿した説明によると、「衆議院宿舎の会議室で、月一回食べ物やお酒を持ち寄り、党幹部と若手議員のざっくばらんに話す懇親会」。安倍晋三首相、岸田文雄政調会長、竹下亘政調会長、小野寺五典防衛相、上川陽子法相、吉野正芳復興相らが参加し、西村氏のツイッターには、グラスを片手に持った集合写真とともに
「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!」
「参加した多くの議員は『(安倍総理が差し入れた)獺祭と(岸田政調会長が差し入れた)賀茂鶴とどっちを飲むんだ??』と聞かれ、 一瞬戸惑いながらも、結局両方飲んでました。そして、お二人と写真を撮っていました笑笑 いいなあ自民党」
などと書き込まれた。
ただ、この日は西日本を中心に大雨が降っており、気象庁は14時に開いた緊急会見で、
「非常に激しい雨が断続的に数時間降り続き、記録的な大雨となるおそれがある」
などと注意を呼びかけていた。NHKのまとめによると、20時の時点で、近畿地方で「避難指示」が3万7000世帯、8万8000人、「避難勧告」が19万4000世帯、43万5000人に出されていた。さらに、自治体が避難勧告の目安にする「土砂災害警戒情報」が、長野、富山、石川、福井、岐阜、大阪、兵庫、京都、滋賀広島、鳥取、岡山、徳島、高知、福岡、佐賀、長崎、沖縄の各県で出されていた。神戸市や岐阜県高山市では土砂崩れも起きた。
「秘書、秘書官と随時連絡を取り合いながらの会でした」
西村氏は兵庫9区選出。懇親会のツイートの1時間45分後に、兵庫県内にも避難勧告が出ていることを伝える記事を引用しながら、
「地元秘書から、地元明石淡路の雨は、山を越えたとの報告を受けました。秘書、秘書官と随時連絡を取り合いながらの会でした」
などとツイッターで説明した。ただ、それでもこういった状況での懇親会開催は議論を呼びそうだ。政治ジャーナリストの安積明子氏(兵庫県出身)は7月6日夕方の菅義偉官房長官の会見で、
「東京の方では雨が激しいわけではなかったが、西日本ではかなりの被害が出ている。こういうの(懇親会の写真)を上げる状況をどう思うか」
「長官は常々、万全をつくして安全確保に尽力するとおっしゃっているが、ちょっとこれは、国民の方から見ると非常に不安を感じる」
などと西村氏のツイートを疑問視した。菅氏は、
「大雨については官邸でもしっかり対応しており、そうしたことについてはそれぞれの部門部門でしっかりと行っている。そうしたことを上げることについては、そんなに大きな...、やるべきことをしっかりやっていれば問題ないだろうと思う」
として現時点では問題視しない考えだ。
災害をめぐる声とは別に、上川氏の出席を疑問視する向きもある。上川氏が7月3日に松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)らの死刑執行命令書にサインし、執行前夜に酒席に出ていたことになるからだ。
●安倍首相と法相が オウム死刑執行前夜の“乾杯”に批判噴出
日刊ゲンダイ 2018年7月7日
正気なのか――。オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚ら7人の死刑が執行される前日の5日夜、安倍首相が、執行を命令した上川陽子法相らと共に赤ら顔で乾杯していたことが発覚した。ネット上で批判が噴出している。
安倍首相は同日夜、東京・赤坂の議員宿舎で開かれた自民党議員との懇親会に出席。上川法相や岸田文雄政調会長ら40人超と親睦を深めた。
この時の様子を、同席した片山さつき参院議員が写真付きでツイッターに投稿。〈総理とのお写真撮ったり忙しく楽しい!〉と呟いている。
写真では、上川法相の隣で破顔一笑の安倍首相。とても、死刑執行前夜とは思えない。
さすがに、片山議員のツイッターには、〈どういう神経でどんちゃん騒ぎができるのか〉〈普通は気が沈んで口が重くなる〉〈ゾッとする〉と批判の声が寄せられている。
安倍首相と上川法相は一体、どんな気分だったのか。翌日、7人を処刑するのに酒を片手に笑顔、笑顔とは……この2人、人としておかしい。
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昨日の朝日の紙版の朝刊一面にドンと出ていた事件。
国民・市民の目線からすれば、「選挙資金」というより「みかえりを期待した いわゆるワイロ」と判断するのは当然のこと。
しかも、「自然エネルギー」関連の会社がらみということで、なお関心がわく。それで調べてみた。
「証券会社」と「親会社の自然エネルギー開発会社」等でネットで見たら会社は出てきた。同時に、ネトウヨらしきが盛んに批判していて、こんなことをブログにしたら、私も〇〇と間違えられてしまうのでは、とも思った。
仮にそうであっても、自民党だからでなく、野党でもあるべき姿は同じなので、確認しておくしかないというスタンス。
元に戻って、閲覧などしたネットでは、報道されている方向の内容を会社も載せていた。
フツウ、問題化したら不都合な部分はすぐに消してしまうのに、逃げられないとの覚悟か。
いずれにしても、「証券会社」と「自然エネルギー開発会社」のウエブサイトの作り方は酷似していて(今日のブログの後半にリンク、抜粋などしておく)、あまりに単純、つまり、少数的、うちわ的にやっていることなのだろうと思った。
驚いたのは、朝日の記事の出る数日前だったか、テレビのニュースで、「自然エネルギー」関連の「投資勧誘の不正」の問題が流されていた。これと同じ投資不正構造の内容に関して、この自然エネルギー開発会社の謝罪の社告が出ていた。
そこで、初めて「ああ、同一の組織に絡む案件か」と視点が一致した。
根深さを感じた。
ということで今日は次を記録しておく。
●「選挙資金と疑われる」細野氏に提供した証券会社で批判/朝日 2018年6月27日 03時01分
●細野豪志氏、衆院選中に5000万円受け取り 証券会社から 細野氏「個人として借り入れた」/ハフィントンポスト 朝日 6月27日
●細野豪志氏 衆院選期間中5000万円借り入れ/毎日 6月27日
●細野氏、選挙中5000万円受領 証券会社から 当初報告せず/東京 2018年6月27日
●株式会社 JCサービス トップページ /太陽光発電事業 小水力発電事業 海洋温度差発電事業/●お知らせ
当社代表取締役の中久保正己は12月下旬、日本の超党派の国会議員団(細野豪志・団長)とともにタイ王国を訪れ、ソムキット・チャトゥシーピタク・タイ副首相を表敬訪問しました。/〇グリーンインフラレンディングについて 対象ファンドに関しては募集を停止する
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●「選挙資金と疑われる」細野氏に提供した証券会社で批判
朝日 2018年6月27日03時01分 沢伸也、藤田知也、三浦淳 長谷文
細野豪志元環境相が、証券会社から5千万円を受け取っていた。時期は昨年の衆院選の投開票3日前だ。「趣旨が不明」「選挙工作資金のように疑われる」。証券会社の役員からは批判の声も出たが、当時の会長は資金提供について「しっかりした人だから問題ないと思った」と語った。
細野豪志氏、衆院選中に5千万円受け取り 証券会社から
証券会社の文書などによると、細野氏から10月13日までに貸し付けの依頼があり、資金提供を決定。貸し付けを決めたとされる取締役会の議事録には、こんな記載があった。
「細野氏は(中略)社会的地位…
●細野豪志氏、衆院選中に5000万円受け取り 証券会社から 細野氏「個人として借り入れた」
ハフィントンポスト 朝日 2018年06月27日 09時45分
細野豪志元環境相が昨年10月の衆院選の期間中に、東京都内の証券会社から5千万円を受け取っていたことがわかった。5カ月後の今年3月末、証券取引等監視委員会が証券会社に対し、この支出について報告を求めた。翌月、細野氏は「なし」としていた資産報告書の借入金を5千万円と訂正し、その後、返却した。
5千万円が選挙資金であれば、借入金であっても公職選挙法に基づき報告義務がある。ただ、細野氏は個人的な貸し借りを届け出る資産報告書で開示した。
昨年の衆院選は、10月10日に公示され、同22日に投開票された。
朝日新聞が入手した証券会社の文書などによると、10月13日ごろまでに、細野氏の事務所から「政治活動を支援する目的で」貸し付けの依頼があり、資金提供を決定。同19日に5千万円を提供したとされる。
細野氏は報告の締め切りとなる今年1月末、衆院選の投開票日時点での資産について「借入金なし」として報告書を出した。
関係者によると、証券会社の親会社の自然エネルギー開発会社の資金調達をめぐって、監視委が同月末ごろから調査を開始。投資募集会社を通じて資金を募ったが、投資家への説明に虚偽があった疑いがあるとされた。開発会社が集めた資金の使途を調べる過程で、監視委は3月26日に証券会社に対し、細野氏への5千万円の説明を求めたという。
細野氏は4月4日に資産報告書を訂正。証券会社の文書には、5千万円は同月9日に返済されたが、提供から3カ月以上、利子の支払いはなかったと記されている。
証券会社は昨年5月、開発会社が買収し、拠点を沖縄から東京に移した。取締役には旧民主や日本維新の会の元国会議員3人が名を連ねる。調査会社によると、昨年3月期の売り上げは約1千万円。買収後は稼働実績がほとんどなかったという。5千万円の支出について「一切お答えできない」としている。
細野氏は昨年8月に民進党を離党。小池百合子東京都知事が9月に立ち上げた新党「希望の党」に結成メンバーとして参加し、候補者調整にもあたるなど中核的な役割を担った。自身も公認候補として衆院選に立候補し、選挙区(静岡5区)で当選したが、希望の党は小池氏の「排除」発言などで大敗を喫した。その後、細野氏は無所属になった。(沢伸也、藤田知也)
■細野氏「個人として借り入れた」
細野氏の事務所は25日、取材に対して文書で「(5千万円は)秋以降、急な政治資金が必要になる可能性があると考え、個人として借り入れた。利払いが不定期となった時期があったが、利子を含めて全額返した。借り入れが選挙後と認識していたため(報告書に)記載していなかったが、日時の誤りに気づいたので訂正を届け出た。(証券会社などへの監視委の調査は)承知していない」などと回答した。
●細野豪志氏 衆院選期間中5000万円借り入れ
毎日 2018年6月27日 11時27分
細野豪志元環境相(無所属)が昨年10月の衆院選の期間中に、東京都内の証券会社から5000万円を借り入れていたことが、関係者への取材で判明した。細野氏が静岡県選管に提出した選挙運動費用収支報告書には借り入れの記述はなく、資金が自身の選挙に使われていれば公職選挙法に抵触する可能性もある。
関係者によると、細野氏は衆院選期間中の2017年10月19日、東京都港区の証券会社から5000万円を借り入れた。借り入れから少なくとも3カ月間、細野氏は利息を支払っていなかったという。
2カ月後の12月14日、証券会社を調査していた財務省関東財務局が利息が未払いになっていることなどを指摘。金融商品取引法に基づき、細野氏への貸し付けの使途や利息未払いの理由などについて同社に報告を求めた。その後、細野氏は利息を支払い、今年4月に衆院議長に提出する資産報告書を訂正し、5000万円の借り入れを記載。借入金はその後全額返済したという。
衆院選で、細野氏は東京都の小池百合子知事が代表を務めていた「希望の党」の結党メンバーとして候補者擁立などにかかわっていた。
細野氏の事務所は「公選法には抵触しないと考えている」とコメント。一方、証券会社は「契約書を交わした通常の融資」と回答した。【杉本修作、伊藤直孝】
●細野氏、選挙中5000万円受領 証券会社から 当初報告せず
東京 2018年6月27日 夕刊
無所属の細野豪志元環境相=衆院静岡5区=が昨年十月の衆院選期間中に、東京都内の証券会社から五千万円の提供を受けていたことが分かった。証券会社の役員が明らかにした。細野氏側は今年四月、「なし」としていた資産報告書の借入金を五千万円と訂正し、その後、返却した。 (松村裕子、佐久間博康、藤川大樹)
この証券会社の親会社は自然エネルギー開発会社。証券会社の役員や元役員には旧民主や日本維新の会の元国会議員が名を連ねる。同社の役員によると、細野氏からの依頼を受け、衆院選投開票日の三日前の昨年十月十九日に、利子付きの短期貸し付けで五千万円を同社の口座から細野氏の口座に振り込んだ。今年四月九日までに、細野氏側から利子を含めて全額返金されたとしている。
役員は「事業の一環で、顧客として貸した。環境政策に通じた人として応援する意味が全くないとは言えない」と説明。利子は毎月払う契約だったが、三カ月支払いを受けなかった時期があった。理由を、会社側の事務的ミスとした。
細野氏の今年一月提出の資産報告書では、借入金総額は「なし」だったが、四月四日に細野氏の公設秘書名で五千万円に訂正された。昨年の衆院選は十月十日公示、同二十二日に投開票された。五千万円が選挙資金であれば、公選法に基づく報告義務が生じる。
細野氏の秘書は「離党して政党交付金が入らなくなるので、急に資金が必要になった時に備えて借りたが、しばらくたって必要ないと思って返した。本人は次年度に報告すればいいと思っていた」と答えた。
◇ 証券取引等監視委員会は、この証券会社の親会社の資金調達を巡り、仲介した投資募集会社が投資家に虚偽の説明をした疑いがあるとして、調査を進めていた。細野氏は昨年八月に旧民進党を離党し、小池百合子東京都知事が九月に設立した新党「希望の党」に結党メンバーとして参加。同党公認候補として十月の衆院選に出馬し、静岡5区で当選したが、同党は小池氏の「排除の論理」に批判が集まり大敗した。その後、今年五月に国民民主党が立ち上がった際、細野氏は参加せず無所属となった。
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● 会社概要
東京事務所 東京都港区赤坂一丁目9番13号 三会堂ビル6階 TEL 03-3585-1118 / FAX 03-3585-8222
1.総合省資源システムの企画立案、設計、施工監理、運用管理
2.太陽光発電システム(メガソーラー、大型屋根)構築に関する総合企画、
総合コンサルティング、プロジェクトマネジメント
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● お知らせ
当社代表取締役の中久保正己は12月下旬、日本の超党派の国会議員団(細野豪志・団長)とともにタイ王国を訪れ、ソムキット・チャトゥシーピタク・タイ副首相を表敬訪問しました。
●グリーンインフラレンディングについて
2018年6月27日 お 客 様 各 位 株式会社JCサービス
弊社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド募集につき
まして、以下の通りお知らせ致します。
株式会社グリーンインフラレンディングは、maneoマーケット株式会社より、募集中のファンドにおける「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して募集に先行して支出を済ませた資金に充当されており、このままファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂きました。
・・・(以下、略)・・・ |

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4.クラウドファンディングの構築 投資型(融資型・ファンド型・株式型)の新規構築と商品提供
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財務省の文書改ざん、遺棄の報告と処分のニュースをきいていて、どこまでくさっている官僚、その背景にある安倍、麻生の政権と改めて感じた。そのあたりは別に整理するとして、今朝は、加計学園が愛媛県にウソをついていた、としたことのその後を確認した。
自治体からすれば、分かりやすいのは「補助金返還の求め」。知事は迷っているのか・・・
●加計補助金14億返還請求も 愛媛県、学園に不信感/共同 2018/6/2
●加計学園への補助金、一時凍結検討していた/日テレ 2018年6月3日
●愛媛県の加計補助金 「14億 返還請求も」/東京 2018年6月3日
●岡山・加計学園 獣医学部新設問題 14億円補助、返還請求も 愛媛知事「行方次第では」/毎日 2018年6月3日
●愛媛知事、補助金見直し「考えず」 加計学園の謝罪問題/朝日 6/5
●被害者は「納税者」だ! 「ウソの説明」で獣医学部補助金93億円 ならば安倍首相よ、理事長を“告発”せよ!/サンデー毎日 6月5日
●加計学園、事実上ゼロ回答 野党の公開質問状に/東京(共同)2018年6月5日
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なお、夜半から小雨が続いていてウォーキングはおやすみ。
また、このブログへの昨日のアクセス情報は「閲覧数6,420 訪問者数1,710」だった。
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●加計補助金14億返還請求も 愛媛県、学園に不信感
共同 2018/6/2 23:21
学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に新設した獣医学部を巡り、県が5月末に支出した学園向けの補助金約14億円について、中村時広知事は2日、「おかしなことになれば、返還を求める権利は担保されている」と述べた。県関係者によると、県は、学園への不信感から支出前に凍結を一時検討したが、学園が県に謝罪したことを受け支払っていた。
中村知事はまた、今後支出を予定している補助金の見直しについても「行方次第では、一般的にあり得る」と語った。松山空港で記者団の取材に答えた。
●加計学園への補助金、一時凍結検討していた
日テレNEWS24 2018年6月3日 01:26
愛媛県の中村知事は、加計学園から虚偽の報告を受けたとして、学園への補助金について、支出の一時凍結を検討していたことを明らかにした。
愛媛県・中村時広知事「(補助金支出の一時凍結について)議論はした。どうなのかなと。ただ、今まだ正確にどういう状況か確定していない段階ですから、この段階では、ルールに基づいて決められた通りに支出する。ただし、おかしなことがあった場合、当然返還を請求する権利は担保します」
中村知事は、獣医学部新設をめぐり、愛媛県が今治市を通じて支払う約31億円の補助金のうち14億円について、加計学園から虚偽の報告を受けたとして支出の一時凍結を検討していたことを明らかにした。
その上で、一般論としながらも、最高責任者である加計理事長による経緯の説明と国のアクションなどを踏まえ、残る17億円の補助金について見直しの検討もあり得るとしている。
●愛媛県の加計補助金 「14億 返還請求も」
東京 2018年6月3日
学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に新設した獣医学部を巡り、県が五月末に支出した学園向けの補助金約十四億円について、中村時広知事は二日、「おかしなことになれば、返還を求める権利は担保されている」と述べた。県関係者によると、県は、学園への不信感から支出前に凍結を一時検討したが、学園が県に謝罪したことを受け支払っていた。
中村知事はまた、今後支出を予定している補助金の見直しについても「行方次第では、一般的にあり得る」と語った。松山空港で記者団の取材に答えた。
学園は五月二十六日、学園側の報告に基づき県文書に記載された、安倍晋三首相と加計孝太郎学園理事長の二〇一五年二月の面会はなかったと発表。中村知事は直接の謝罪がないことに「あり得ない」と批判した。
県側は「このまま補助金を支払えば、県民に説明できない」(幹部)として、学園側から謝罪と説明がない場合、約十四億円の支出凍結を検討した。この補助金は一七年度補正予算に計上され、一八年五月末までに支払う予定にしていた。
学園側は五月三十一日午前、中村知事が海外出張で不在の中、渡辺良人事務局長が県庁を訪れ、担当部長らに謝罪。安倍首相の面会に関する記載内容について「学部を何とか形にしたくて、私が言ったのだと思う」などと釈明した。
県は学園が今治市にも謝罪した同日午後、補助金を支出した。一方で県幹部は「(一回の謝罪で)終わりではない」としており、今後も学園側に説明を尽くすよう求める方針だ。
獣医学部を巡っては総事業費約百八十六億円のうち、半額の約九十三億円を県と今治市が補助。県は今治市を通じ約三十一億円を負担する。五月末に支出した約十四億円を除く約十七億円は一八年度以降に助成する予定。今治市は約六十二億円の負担のほか三十六億七千五百万円で取得した土地も無償譲渡している。
●岡山・加計学園 獣医学部新設問題 14億円補助、返還請求も 愛媛知事「行方次第では」
毎日 2018年6月3日
学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に新設した獣医学部を巡り、県が5月末に支出した学園向けの補助金約14億円について、中村時広知事は2日、「おかしなことになれば、返還を求める権利は担保されている」と述べた。県関係者によると、県は、学園への不信感から支出前に凍結を一時検討したが、学園が県に謝罪したことを受け支払っていた。
中村知事はまた、今後支出を予定している補助金の見直しについても「行方次第では、一般的にあり得る」と…
●愛媛知事、補助金見直し「考えず」 加計学園の謝罪問題
朝日 6/5 5:06
学校法人「加計学園」の獣医学部(愛媛県今治市)の新設をめぐり、県の文書に書かれている学園の加計孝太郎理事長と安倍晋三首相の面会はなかったと学園が県に謝罪した問題で、中村時広知事は4日、県が支出する補助金の見直しを「考えていない」と述べた。学園に対し、加計氏の記者会見を要望したことも明らかにした。
県の文書には、2015年2月に首相と加計氏が面会したと学園から報告があったと記載。学園は今年5月26日、「実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出した」とするファクスを報道各社に送付し、同31日に渡辺良人事務局長が県幹部を訪ねて謝罪した。
中村知事は同日、台湾出張中で、今月4日に正式な報告を受けたという。県が学園に補助金を出す今治市に対して3年間で約31億円を補助することについて、「具体的に出す出さないという議論は全くしていない。(面会があったかなどは)それぞれがきちんと正直に言えば問題ないので、そこを信じたい」と述べ、現時点での見直しを否定した。
面会がない場合は県文書に複数の矛盾が生じるとの指摘には、「極端な話、会っていようがいまいが、国が正しく認可を下ろしたら(県は)それに基づいてやるという立場。あまり意識していない」とした。学園に対し、学部設立の過程に問題がなかったとの確約を文部科学省に取るよう求めたという。
●被害者は「納税者」だ! 「ウソの説明」で獣医学部補助金93億円 ならば安倍首相よ、理事長を“告発”せよ!
サンデー毎日 2018年6月5日
▼理事長の忠犬「事務局長」の素顔
「獣医大学の考えはいいね」。愛媛県の公文書に残る安倍首相発言が後押ししたのか、加計学園の獣医学部新設に補助金約93億円がついた。ところが学園は発言について“自作自演”と言いだした。となれば、友達思いの首相まで欺いたのか。理事長、あなたが出て来る番だ。
「たぶん自分が言ったのだろうと思う」
謝罪にもかかわらず、メガネの男はにやけ顔で体をフラフラ揺らした。2015年2月25日、安倍晋三首相…
●加計学園、事実上ゼロ回答 野党の公開質問状に
東京(共同)2018年6月5日 18時12分
立憲民主党は5日、加計学園の加計孝太郎理事長に対する公開質問状の回答を明らかにした。証人喚問への出席意向などを問う質問に対し「政党・会派への個別対応については差し控えたい」とし、事実上のゼロ回答だった。
逢坂誠二政調会長代理は記者団に「全く説明になっていない。驚きの回答だ」と批判。加計氏らの証人喚問が必要との考えを重ねて示した。
質問状は立民や国民民主党の衆院議員が5月30日、岡山市の加計学園本部を訪れた際、担当者に手渡していた。
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昨日の加計事務局長が愛媛県庁に赴いての謝罪、その後のマスコミへのコメントで述べたことを信じる人がどこにいるのだろう。
朝日から引用。★≪発言について「(参加した)あのメンバーならぼくしかいない」と説明。「その場の雰囲気で、ふと思ったことを言った」「うそというか、そういう思いをもって説明したんだと思う」≫
言葉を換えれば、「私が、その場の思い付きでウソを言った」ということ。そんなことはあり得ないこと。
公務であるのに、「愛媛県にウソをついた」とウソをつく。ウソを嘘で固めていくから、いずれは崩壊する。国民はそこを見抜く。
そう思はないのは、国民は愚かとみている安倍氏や官僚。大阪地検の財務官僚不起訴も同旨。
怒りを持って次を記録しておくしかない・・・
●加計事務局長、首相との面会発言「その場の雰囲気で」/朝日 2018年5月31日 13時27分
●発表コメント矛盾だらけ 加計学園「安倍利用」自白の墓穴/日刊ゲンダイ 2018年5月29日
●加計学園が「安倍首相と加計理事長の面談」を自らの捏造と弁明するも嘘がバレバレ! 面談を物語る証拠がこんなに/リテラ 2018.05.27
●安倍首相、加計氏と19回会った=2次政権以降、動静以外も5回/時事 2018/05/23-18:43
●立憲民主・枝野幸男代表「あの言い訳は嘘だ」 安倍晋三首相と加計孝太郎氏の面会で/産経 2018.5.31 19:07
●安倍政権がついに詰む?もう一つの「爆弾文書」とは/AERA dot 2018.5.29 07:00 大平誠
●すでに42億円交付の現実 「補助金出さねば加計倒産、出せば今治市長背任」のシナリオ/田中龍作 2018年05月27日 13:59
●安倍首相、虚偽報告加計学園に「抗議する必要ない」/日刊スポーツ 2018年5月28日
●安倍首相 加計氏と面会19回 文書記載15年2月は否定/毎日 2018年5月23日 19時29分
●加計学園と安倍首相の深い関係を示す、一枚の写真を公開しよう 「40年来の仲」で「腹心の友」 深奥のお友達/現代ビジネス 2017.3.30
なお、今朝の気温は14度で、快適にウォーキングしてきた。
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●加計事務局長、首相との面会発言「その場の雰囲気で」
朝日 2018年5月31日 13時27分
・・・(略)・・・渡辺氏は記者団に、首相と加計氏が面会したという県との打ち合わせ時の発言について「(参加した)あのメンバーならぼくしかいない」と説明。「その場の雰囲気で、ふと思ったことを言った」「十数年来煮詰めてきた獣医学部がなくなるのは、しのびがたい思いがあった」と話した。「うそというか、そういう思いをもって説明したんだと思う」とも述べ、15分ほどで質問を打ち切り、退室した。・・・(以下、略)・・・ |
●発表コメント矛盾だらけ 加計学園「安倍利用」自白の墓穴
日刊ゲンダイ 2018年5月29日
「公的機関に偽りの説明をしたとすれば、県や市に説明と謝罪をして、責任者が記者会見を開くのが常識だ」――。加計学園の獣医学部新設をめぐるウソのもぐらたたきのような展開に、愛媛県の中村時広知事がブチ切れた。
県が国会に提出した公文書の〈(2015年)2/25日に(加計)理事長が首相と面談〉との記載について、加計が26日、「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と今治市に誤った情報を与えてしまった」なんてコメントを発表したからだ。
中村知事が激怒するのも当然だ。自前の土地もなく、資金力も乏しい加計に対し、県や市が獣医学部の施設整備費として計約93億円の税金補助を決めた背景には、安倍首相と加計理事長の「面談」を踏まえ、国という後ろ盾を信用したからだろう。それが県や市に何ら説明もなく、当然、「面談は作り話でした」と言われて「ハイそうですか」となるワケがない。
そもそも県の公文書には〈加計学園から、理事長と安倍首相の面談結果等について報告したいとの申出があり、(2015年)3月3日、同学園関係者と県との間で打ち合わせ会を行った〉とあるのだ。つまり、加計側はわざわざ両者の面談内容について話したい、と県に要望。そこで2月25日の面談や、〈首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり〉と報告しているのだ。
さらに加計はウソをついた理由として〈当時、獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探していた〉としている。つまり、安倍首相の総理大臣としての地位や立場を獣医学部設置の打開策に利用したと認めているワケだが、これは〈理事長が私の地位や立場を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もなかった〉という安倍首相の国会答弁と真っ向から反する話ではないのか。
■森友学園問題で籠池氏は証人喚問
森友学園をめぐる補助金詐欺事件で、詐欺罪などで起訴、勾留され10カ月ぶりに保釈された前学園理事長の籠池泰典被告は安倍首相の妻・昭恵氏からの100万円寄付が虚偽との理由で証人喚問された。仮に加計側の説明通りであれば、安倍首相と理事長の面会を引き合いに出して獣医学部をつくり、県や市からカネを引っ張ることにまんまと成功した加計孝太郎理事長の証人喚問は避けられないだろう。
元検事の落合洋司弁護士は次のように指摘する。
「一担当者が理事長や首相の名前を勝手に使ったとは考えにくい。恐らく、愛媛県の公文書の信用性は否定できないため、ならば『担当者がウソをついた』となったのでしょう。もはや、証人喚問か参考人招致かはともかく、国会で加計理事長にきちんと説明してもらう以外に真相解明はできません」
ウソまみれでありながら、よくもまあ「世界に冠たる獣医学部を目指す」(加計理事長)なんて言えたものだ。
●加計学園が「安倍首相と加計理事長の面談」を自らの捏造と弁明するも嘘がバレバレ! 面談を物語る証拠がこんなに
リテラ 2018.05.27
安倍首相(首相官邸HP)と加計氏(加計学園HP)
昨日、加計学園が愛媛県の新文書について呆れ果てるようなコメントを発表した。同文書には、加計学園からの報告として、2015年2月25日に加計孝太郎理事長と安倍首相が面談し、安倍首相が「そういう新しい獣医大学はいいね」と発言したことが記載されていたが、今回、加計学園側はそれを自分たちがでっち上げた嘘だったと弁明したのだ。
加計学園が〈当時の関係者に記憶の範囲で確認出来た事〉として、文書で発表したコメントは以下のとおり。
〈当時は、獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探しておりました。そのような状況の中で、構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば、活路を見いだせるのではないかとの考えから、当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとの事でした。その結果、当時の担当者の不適切な発言が関係者の皆様に、ご迷惑をお掛けしてしまったことについて、深くお詫び申し上げます。〉
これがほんとうならば、加計学園のやったことは、愛媛県と今治市に対する「詐欺」行為ではないか。
なぜなら、「誤った情報」などという表現でごまかしているが、加計学園は自ら「獣医学部設置を実現するため、安倍首相と加計孝太郎理事長の面談を担当者がでっち上げ、愛媛県と今治市を騙して動かした」ことを認めたことになるからだ。しかも、この加計学園の「総理と理事長の面会」でっち上げの結果、愛媛県と今治市が緊密な連携をはかり獣医学部新設に向けて動き、それが国家戦略特区として認められ、愛媛県や今治市から合わせて約186億4000万円もの補助金を出す決定をおこない、今年4月の開学へといたっているのだ。
これはほとんど犯罪だろう。しかも、安倍首相はその詐欺犯罪に名前を利用されたことになる。安倍首相は森友学園問題では籠池泰典理事長のことを「詐欺をはたらく人物」と批判したが、すぐに「加計学園は詐欺をはたらく学校」として抗議するべきだ。
だが、安倍首相がそんなことをするはずがない。なぜなら、「安倍首相と加計理事長の面談はつくり話」とする今回の加計学園のコメントじたいが、インチキ、嘘の上塗りでしかないからだ。 ・・・(以下、略)・・・
●安倍首相、加計氏と19回会った=2次政権以降、動静以外も5回
時事 2018/05/23-18:43
安倍晋三首相は23日の衆院厚生労働委員会で、2012年12月の第2次政権発足以降に、親友で学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長と会ったのは計19回と明かした。愛媛県が国会に提出した文書に記載があった15年2月25日の面会は改めて否定した。立憲民主党の長妻昭氏への答弁。
加計氏は通信・新聞各社が報じる首相動静に14回登場するが、首相はこれ以外にも「相手が複数であれば『友人ら』ということで『ら』に含まれる場合もある」と説明。写真などで加計氏と5回同じ場にいたことが確認できたという。
この5回に関し、菅義偉官房長官は記者会見で「公務ではないので政府としてその内容についてコメントは控えたい」と語った。
●立憲民主・枝野幸男代表「あの言い訳は嘘だ」 安倍晋三首相と加計孝太郎氏の面会で
産経 2018.5.31 19:07
立憲民主党の枝野幸男代表は31日の記者会見で、学校法人「加計学園」の事務局長が愛媛県を訪れ、安倍晋三首相と加計孝太郎理事長が平成27年2月に面会したと伝えていたのは虚偽だったと謝罪したことについて「つじつまが合わない。どう考えてもあの言い訳は嘘だ」と述べ、安倍首相と加計氏の面会は事実だとの認識を示した。
枝野氏は「常識に照らせば(事務局長は)解雇されてもおかしくない。(面会が虚偽だったということが)嘘だから安倍首相も怒れないし、加計理事長もけしからんといえない」と述べた。
●安倍政権がついに詰む?もう一つの「爆弾文書」とは
AERA dot 2018.5.29 07:00 大平誠
愛媛県の文書にあった安倍首相の「いいね」。加計学園の特区選定に疑念を感じない国民は今や少数派だ。根拠も示さず証拠や証言を否定する首相の姿勢が、この国のあちこちに投影されてしまっている。
* * *
あの文書が出てくれば、「詰む」──。国会でそうささやかれるのが、加計学園や官邸関係者との一連のやりとりについて、今治市が記録した文書だ。土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担する今治市は、加計側とより密接な関係を持つ。その記録は県の文書と一致するのか、首相の言い分を支えるのか。首相にとってとどめの一撃となる可能性がある。
今治市は25日現在、文書を開示していない。菅良二市長はその理由をこう説明する。
「国や県に迷惑がかかってはいけない。マイナスのイメージがあってもいけないから」
05年から今治市長を1期務めた越智忍愛媛県議会議員(60)は「この段階で市が公文書を非開示にするのはおかしい」と指摘する。
●すでに42億円交付の現実 「補助金出さねば加計倒産、出せば今治市長背任」のシナリオ
田中龍作 2018年05月27日 13:59
裁判に訴えてでも補助金をせしめなければ、自転車操業の加計学園は倒産の危機に陥る。だからといって今治市が約束通り加計学園に補助金を交付すれば、菅良二市長は背任で訴えられる・・・この先、十分予想されるシナリオだ。
今治市は加計学園のキャンパス建設補助金として最大96億円を交付することを決めている(2017年3月定例議会)。96億円には愛媛県の負担も含まれる。
愛媛県と今治市は3月末までに42億円の補助金を加計学園に交付した。内訳は県が14億円、市が28億円。残る補助金は54億円だ。今後、県が18億円、市が36億円を負担する。
市有地をタダでふんだくり、キャンパス建設費の半分を補助してもらう。加計学園は愛媛県と今治市の援助があってこその開学だった。ところがここに来て「県と市に誤情報を与えた」とするコメントを出した。安倍首相と口裏を合わせるためのウソなのだろうが、愛媛県と今治市にしてみれば「俺たちを騙したということか?」となる。
柳瀬唯夫首相秘書官との面会も否定されるなど面子を潰されっぱなしの愛媛県が、「残りの18億円を負担しないよ」と言ったら・・・あにはからんや、加計学園はピンチにならない。
今治市が加計学園に対して「補助金96億円を交付する」と決定した公文書を通知しているからだ。昨年3月31日に加計孝太郎理事長が申請し、即日、菅良二市長が決裁し通知した。人を食った話だ。この日3月31日は大学設置認可申請の締め切り日だった。
愛媛県が負担しなくなっても、今治市は全額交付しなくてはならない。加計学園に「96億円の交付」を公文書で通知しているからだ。払わなければ、今治市は加計学園から詐欺で訴えられる可能性もある。
「補助金水増し請求の疑い」が裁判沙汰となっている加計学園が、今治市を詐欺で訴えることになるのだろうか。詐欺師が「詐欺の被害に遭った」という図式だ。
世も末の泥仕合でとんだ迷惑を被るのは、今治市民である。
〜終わり~
●安倍首相、虚偽報告加計学園に「抗議する必要ない」
日刊スポーツ 2018年5月28日
安倍晋三首相は28日の参院予算委員会で、学校法人「加計学園」が、獣医学部新設をめぐる加計孝太郎理事長と安倍晋三首相の15年2月の面会を「実際はなかった」とコメントで発表したことに対して抗議しないのか問われ、「抗議をする必要はないと思う」と述べた。立憲民主党の福山哲郎議員の質問に答えた。
その上で、首相は、当日の加計氏と首相の面会を記載した「新・愛媛文書」の内容をあらためて否定。学園のコメント内容に、なぜ抗議しないのかと問われると、新・愛媛文書の内容を挙げ「そもそも伝聞の伝聞だ。今治市長もそう言っているし、その場に愛媛県がいたわけではない」と主張した。
「私も会っていないし、加計氏も会っていないと言っている」「県の担当者が私や加計氏から直接聞いた記録ではない。学園関係者からの伝聞の伝聞にすぎない」と、「伝聞の伝聞」を根拠に繰り返し述べた。
●安倍首相 加計氏と面会19回 文書記載15年2月は否定
毎日 2018年5月23日 19時29分
安倍晋三首相は23日、衆院厚生労働委員会で、学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長との面会について、愛媛県の文書に記載があった2015年2月25日の前後を含めて否定した。一方、12年末の第2次安倍内閣発足後、加計氏との面会は計19回だと説明した。立憲民主党の長妻昭氏の質問に答えた。
15年2月の面会について首相は「首相動静(毎日新聞では首相日々)をみる限り、お目にかかっていない。これまでも加計氏との食事は公表し、首相動静にも載っている。ことさら隠す必要はない」と答弁。「電話で話した可能性は」という長妻氏の質問には「3年以上前に電話で話したかどうかは、何とも言いようがない。割と電話をしている相手であれば、分からない」と述べた。
加計氏との面会に関しては、首相動静に出ている14回以外に、フェイスブックなどで5回を確認したという。首相は「必ずしもすべての人が(首相動静で)公表されるわけではない」と述べた。菅義偉官房長官は23日の記者会見で、首相動静以外の5回の面会の時期を「公務ではないのでコメントは控えたい」と明らかにしなかった。
一方、加戸守行前愛媛県知事は23日、同県の文書について、自民党本部で記者団に「伝聞のまた伝聞だ。信ぴょう性は加計学園の人しか分からない。メモがあるから絶対正しいとはならない」と語った。
加戸氏は「今回の問題に首相はいっさい関係ない。加計学園の事務局がいろいろ努力する中で、若干戦果を誇示するような話があったかもしれないが、本質には影響しない」とも述べた。【松倉佑輔、竹内望】
●加計学園と安倍首相の深い関係を示す、一枚の写真を公開しよう 「40年来の仲」で「腹心の友」 深奥のお友達
現代ビジネス 2017.3.30 伊藤 博敏ジャーナリスト
国会を揺るがす森友学園騒動を読み解くキーワードは、安倍晋三首相の「右派人脈」と家庭内野党である「昭恵夫人」である。
ともに強烈な個性、強固な思想性、国を憂うる信念は感じられない。日本会議がそうであるように、安倍首相を支えるのは統一性のない曖昧模糊とした集団であり、保守としての一貫性が感じられない。
従って、日本会議大阪の創設時からのメンバーであり、教育勅語を園児にそらんじさせる戦前回帰の籠池泰典・森友学園理事長が、安倍政権から裏切られと感じた時、民進党や共産党など野党を巻き込んで身の保全を図ろうとしても、違和感を覚えない。
同時に、籠池夫人のメールに「祈ります」を連発する精神性重視の昭恵夫人は、森友学園園児の愛国教育に涙を流すかと思えば、反原発、反防潮堤で反体制派と“共闘”、本人は一貫性がないとは思わない。これも「さもありなん」である。
Photo by GettyImages
籠池氏の「愛国の情」が偽物だとはいわないが、資産がなく小学校設立の要件を満たさないことを自覚した籠池氏は、安倍首相夫妻の曖昧な保守性を利用することで夢を実現しようとした。
曖昧でも「安倍一強時代」が続けば、役人は権力者の意向を忖度する。それが8億円値引きの国有地払い下げの病理であり、安倍政権にとっての最大の危機は、「右派人脈」に易々と絡め取られる政権の軽さと、無定見な昭恵夫人の活動を「私人」として許す安倍首相の弱さをさらけ出したことだった。
森友学園騒動は、やがて補助金適正化法違反などを大阪府が告発、大阪地検や大阪府警が国策捜査に着手して、籠池氏の個人犯罪で終わる可能性が高い。
しかし問題の根は、「右派人脈」や「昭恵人脈」を駆使して“侵入”する安倍首相の友人知人がいること。会ったこともないという籠池氏は、その性格と合わせてトリッキーな存在だが、もっと深奥に入り込んだ“お友達”がいて、その最右翼が加計学園(岡山市)の加計孝太郎理事長である。
・・・(略)・・・
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「私や妻関与なら辞任」と昨年2月に安倍首相が国会で答弁して1年以上、森友文書の隠されていた文書が出されて、国会や報道の読み込みが続いているようだ。
ネットでそんな情報を見ていて、「肝心な文書をまだ隠している」との旨の意見があった。
・・ということで、今朝は以下を記録しておく。
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このブログへの昨日のアクセス情報は「閲覧数5.002 訪問者数1,399」だった。
●安倍首相 「私や妻関与なら辞任」国有地格安払い下げで/毎日 2017年2月17日
●森友交渉記録 「1年間、国民だました」政府対応を非難/毎日 2018年5月23日
●森友側の要望「まず昭恵氏に」 財務省の記録で浮かぶ/朝日 2018年5月24日
●財務省、答弁の裏で意図的廃棄 「政治史に残る大事件」/朝日 2018年5月24日
●泥沼の森友問題、またしても「文書隠し」疑惑 なぜか2014年4月28日の面談録がなかった/東洋経済オンライン 2018年05月24日
●国有地売却問題 交渉記録隠蔽 財務省、地に落ちた信用 幹部「今や船頭不在」/毎日 2018年5月24日
●人気ブログランキング参加中 = 今、1位から2位 ↓1日1回クリックを↓ ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
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●安倍首相 「私や妻関与なら辞任」国有地格安払い下げで
毎日 2017年2月17日
毎日新聞2017年2月17日 安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、国有地を格安で買い取った学校法人「森友学園」が設立する私立小学校の認可や国有地払い下げに関し、「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と述べた。小学校は今春に大阪府豊中市で開校予定で、「名誉校長」は首相夫人の昭恵さんが就任する見通し。
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●森友交渉記録 「1年間、国民だました」政府対応を非難
毎日 2018年5月23日 21時38分
学校法人「森友学園」との国有地売却問題を巡り、財務省が23日に国会提出した学園側との交渉記録は、決裁文書の改ざんと時期を合わせて廃棄が進められていたことが明らかになった。野党側は「1年間、国民をだまし続けてきた責任は重い」と猛反発。地元の大阪からも追及の声が上がった。
●森友側の要望「まず昭恵氏に」 財務省の記録で浮かぶ
朝日 2018年5月24日 05時09分
財務省が23日に公表した新たな文書には、安倍晋三首相の妻昭恵氏に関わる記載が詳しく残されていた。「優遇」を求める学園側の要望を伝える昭恵氏付職員。「最大限の配慮をしている」と応じる財務省。野党は「自分や妻が関わっていれば辞める」と言い切った首相の責任を追及する構えだ。
「これでも昭恵さんが関わっていないと判断するのか」。23日午後に開かれた野党合同のヒアリング。問題視されたのは、開示された約950ページの交渉記録のうち、2015年11月10日の1枚のメモだ。
題名は「定期借地権の減額要望…
●財務省、答弁の裏で意図的廃棄 「政治史に残る大事件」
朝日 2018年5月24日 09時46分
国会答弁の裏で、決裁文書を改ざんするだけでなく、交渉記録を意図的に廃棄していた。森友学園問題で財務省が23日、衝撃的な事実を明らかにした。この日公表された文書からは、土地取引の特異さが改めて浮かぶ。財務省の体質に、市民が、国会議員が、怒りの声を上げた。
森友側の要望「まず昭恵氏に」 財務省の記録で浮かぶ
23日午前、国会内では、財務省から交渉記録の廃棄を説明された野党議員が憤りの声を上げた。
「行政の信頼を根こそぎ失うような政治史に残る大事件だ」。国民民主党の玉木雄一郎共同代表は記者団にこう語り、「これまで1年にわたり政府が説明してきたことが虚偽だと明らかになった」と断じた。
財務省は、森友学園との土地取引について国会で一貫し、学園側との交渉記録は保存期間がすぎて廃棄した、と主張してきた。ただ、この日は、昨年2月以降に「国会答弁との関係で文書を廃棄」していたと明かした。
●泥沼の森友問題、またしても「文書隠し」疑惑 なぜか2014年4月28日の面談録がなかった
東洋経済オンライン 2018年05月24日 安積 明子
森友学園問題とは何なのか。それを改めて明らかにしたのが、5月23日に財務省が公表した資料だろう。1000ページ近い交渉記録と約3000ページにも及ぶ決裁文書の中には、肝心の「その箇所」は欠落していた。
いや、「あるはずの資料がない」という点がこの問題の本質といえるのかもしれない。2014年6月30日の決裁文書「承諾書の提出について」を作成する際の資料となった本省相談メモ、法律相談結果などのうち、なぜか2014年4月28日分がすっぽり抜けていたのだ。
「非常に重要なやり取りなのに、なぜないのか」
「(森友学園理事長だった籠池泰典氏に)三下り半を下そうとしていた近畿財務局のメモの中で、初めて安倍昭恵さんの名前が出てくるのが4月28日のメモ。非常に重要なやり取りなのに、900ページ以上の交渉記録を出しているにもかかわらず、なぜこれがないのか」
「4月28日〜5月23日」とあるにもかかわらず、4月28日の資料がないのは不自然だ(筆者撮影)
同日夕方に開かれた野党合同ヒアリングで、日本共産党の辰巳孝太郎参議院議員が問い詰めると、財務省の富山一成理財局次長は「ここにあるのがすべてだ」と小さく答えた。
しかし2014年4月28日の面談は、森友学園問題の中核ともいえるべき内容を含んでいる。いわば、この問題における“ターニングポイント”といえる面談なのだ。
・・・(略)・・・ただ、公開された文書によって新たに明確になったことがある。
夫人付だった谷査恵子氏が2015年11月10日に財務省国有財産業務課に電話をかけ、社会福祉法人に対して検討されていた定期借地権の優遇制度を小学校にも適用可能かどうかを問い合わせた件で、谷氏が「(昭恵夫人の)知り合いの方から、社会福祉法人同様、優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり」と述べたと記載されていることが明らかになったのだ。
もし谷氏の問い合わせが昭恵夫人からの指示で、昭恵夫人が籠池氏に有利なように国有地賃借のために動いたとするなら、昨年2月に「私と妻が関係していたら、総理も国会議員も辞める」と啖呵(たんか)を切った安倍晋三首相にとって政治生命を絶たれかねないピンチになる。
・・・(以下、略)・・・
●国有地売却問題 交渉記録隠蔽 財務省、地に落ちた信用 幹部「今や船頭不在」
毎日 2018年5月24日
不祥事が続く財務省
森友学園への国有地売却をめぐる交渉記録の隠蔽(いんぺい)という新たな不祥事が23日、発覚した財務省。森友をめぐる決裁文書の改ざんや前事務次官のセクハラなどスキャンダルまみれの同省は、信頼失墜に歯止めがかからない状況だ。不祥事に伴う引責辞任で事務次官と国税庁長官の2トップが不在となる中、職員には動揺が広がる。【岡大介、横山三加子】
「決裁文書の改ざんと同様に佐川宣寿前国税庁長官の理財局長当時の国会答弁とつじつまを合わせるため、森友との交渉記録も隠蔽したのだろうが、やはり理解できない。前次官のセクハラ問題を含め、何か起きた時の対応が世間の常識とずれている」。同省の中堅職員は23日、こう肩を落とした。
また、別の幹部は「この組織は今や船頭のいない船。仕事も進まなければ、危機を打開するための方向性を示すトップもいない」と嘆いた。実際、次官と国税庁長官が相次いで辞めた上、後任さえ決められない異常事態に省内の動揺は隠せない。
森友学園問題をめぐっては、3月2日、朝日新聞が決裁文書の改ざん疑惑を報道。理財局長時代の国会答弁との矛盾を指摘された佐川前長官は9日、一連の混乱の責任を取って辞任した。だが、佐川氏が刑事責任を問われる可能性があることを理由に真相を語らなかったため、同省への批判は収まらなかった。
財務省は報道から10日後の3月12日に文書改ざんの事実をようやく認めたが、4月には、理財局職員が森友側の弁護士に国有地の値引きの根拠となったごみの積算量について口裏合わせを依頼していたことも判明。批判は高まる一方となった。
追い打ちをかけたのが、週刊誌が報じた事務方トップの福田淳一前事務次官の女性記者へのセクハラ疑惑だ。福田氏がセクハラを否定し続けたため、同省は被害女性に名乗り出て調査に協力するよう求めたが、それにより「セクハラに対する意識の低さ」を露呈。批判の火に油を注いだ。
福田氏は結局、辞任したものの、同省がセクハラ行為を認定し懲戒処分相当として退職金減額を発表したのは週刊誌報道から約2週間後。後手後手の対応は傷口を広げるばかりだった。
同省は、6月の財政健全化計画の策定や、2019年10月に予定する消費増税への対応など重要課題を抱える。だが、森友との交渉記録隠蔽まで発覚し、信用は地に落ちた。同省の弱体化が政府の財政健全化への取り組み姿勢の後退などにつながることも懸念される状況だ。
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昨日、名古屋での会議を終えて帰宅。夕方、ある案件の膨大なエクセルデータを見やすく編集・修正する作業を行っていた時、テレビのニュースで、「膨大な廃棄文書が国会に出された」「政党関係者も報道関係者も、いま、それを読み込んでいる」等と流していた。
このタイミングで出したのは、ひょっとして「麻生財務大臣がセクハラ問題の目先を変えさせる」目的で決断したのではないか・・・・そんなことも推測する。
ともかく、国民の側は、安倍氏が個人的な付き合いの場で他人をどう対応しようが気にしないけれど、「国政トップという立場」にある時に「友だち優先」は許されない、利権まみれはだれも許容しない、そういう姿勢を示すとき。
「憲法を変える」と言いながら、私権優先など許されない。
そんな思いで、昨夕のニュースの情報を見てみた。
●「昭恵夫人付き」職員とのやりとりも明らかに...財務省「森友」交渉記録/fnn 2018年5月23日 午前11:42
●“森友”「存在しない」記録900ページも…国会提出/テレ朝 2018/05/23 11:49
●佐川氏答弁後、理財局職員が廃棄指示 森友交渉記録を財務省公表/東京 2018年5月23日 14時18分
●ぞくぞく発掘される「昭恵案件」夫人付職員が財務省にクレーム 籠池夫妻保釈で新展開も/dot.asahi 2018.5.23 16:51
●帳尻合わせ重ねた財務省 意図的に記録廃棄 安倍政権への批判激化は必至/産経 2018.5.23 20:26
●森友・日報、同時公表が逆効果=国会終盤、与党に危機感/時事 2018/05/23-21:46
●財務省、森友交渉記録を昨年2月以降廃棄=佐川氏答弁と整合性-首相夫人付職員照会/時事 2018/05/23-23:11
●森友記録隠蔽に怒りと失望「財務省信じられない」 /日経 2018/5/24 1:19
なお、今朝の気温は15度で、快適にウォーキングしてきた。
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●「昭恵夫人付き」職員とのやりとりも明らかに...財務省「森友」交渉記録
国内
fnn 2018年5月23日 午前11:42
森友学園への国有地売却をめぐる問題で、財務省は、新たに見つかった学園側との交渉記録を国会に提出した。
交渉記録は1,000ページ近くあり、本省の理財局と安倍昭恵総理夫人付の政府職員とのやりとりも記されていた。
太田理財局長は、「決裁文書は3,000ページ、交渉記録は900ページ、内容はこれから国会で報告しますから」と述べた。
財務省は23日午前、衆議院予算委員会の理事懇談会で、改ざん前の決裁文書およそ3,000ページと、900ページを超える森友学園側との交渉記録を提出した。
交渉記録には、2015年11月の理財局と、安倍昭恵首相夫人付の政府職員だった谷 査恵子氏との2度のやりとりが記録されている。
その中では、谷氏が、「定期借地権の制度について優遇を受けられないかと、知り合いの方から首相夫人に照会があり、問い合わせをした」と書かれている。
また別のやり取りでは、当時の田村国有財産審理室長が、この問い合わせ内容に対して、「森友学園に対する国有地の貸し付け・売り払いについては、現行ルールの中で最大限の配慮をして対応しているが、なかなか先方が理解してくれない」などのやり取りがあったことが記されている。
また、この記録には、昭恵夫人が小学校の名誉顧問に就任したとの記載もある。
財務省の佐川前理財局長は、交渉記録について、2017年の国会で「廃棄した」と答弁していたが、今回、交渉記録が出てきたことで、答弁との整合性が問われることになる。
●“森友”「存在しない」記録900ページも…国会提出
テレ朝 2018/05/23 11:49
森友学園への国有地売却を巡り、財務省はこれまで学園側との交渉記録の存在を否定してきましたが、一転して存在を認め、23日に改ざん前の決裁文書と併せて国会に提出しました。
太田理財局長:「(改ざん前の)決裁文書は3000ページ。交渉記録は900ページ。内容はこれから国会で報告しますから」
衆議院予算委員会の理事懇談会で冒頭、財務省の理財局幹部が「深くおわび申し上げます」と謝罪しました。交渉記録については、財務省近畿財務局と森友学園側との面談ややり取りの記録など約900ページが提出されました。交渉記録を巡っては当時の理財局長だった佐川前国税庁長官が「廃棄した」などと答弁していて、野党は組織的隠蔽の可能性もあるとして答弁との矛盾を追及する方針です。
●佐川氏答弁後、理財局職員が廃棄指示 森友交渉記録を財務省公表
東京 2018年5月23日 14時18分
学校法人「森友学園」に国有地を安値で売却した問題で、財務省は二十三日、同省と森友側との交渉記録を衆院予算委員会の理事懇談会に提出した。安倍晋三首相の妻、昭恵氏付きの政府職員・谷査恵子氏が財務省に照会した際の記録や、政治家秘書とのやりとりも含まれていた。昨年二月の問題発覚直後に「記録は廃棄した」とした佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官(当時は理財局長)の国会答弁と整合性を取るため、理財局職員が、当時は保管されていた記録を廃棄するよう指示していたことも判明した。 (桐山純平、白山泉)
財務省が提出した交渉記録は約九百五十ページで、森友側との面談ややりとりなど二百十七件が記されている。記録では、二〇一五年十一月、森友側が国有地の賃料減額を昭恵氏に要望していることを、谷氏が理財局に伝えていた。また、会計検査院が昨年十一月の検査結果で「根拠が不十分」と指摘した八億円以上の国有地の売却価格値引きについても、詳しい経緯が明らかになる可能性もある。
交渉記録の存在を巡っては、佐川氏は昨年二月二十四日の衆院予算委で「売買契約の締結をもって、事案は終了した。記録は速やかに廃棄した」と説明していた。だが、富山一成理財局次長は理事懇談会で「昨年二月下旬以降、国会答弁との関係で、当時保管されていた交渉記録の廃棄を進めていたことも認められた」と説明。森友の決裁文書が改ざんされたのと同様に、佐川氏の答弁とつじつまを合わせるのが理由だったことを認めて陳謝した。
今回見つかった交渉記録は国有地売却を担当した近畿財務局の一部職員がパソコンなどに保管していたが、財務省はその存在を一年以上隠してきたことになる。
一方、財務省は二十三日、今年三月に発覚した森友に関する決裁文書の改ざん前の全文も提出。文書改ざんによって、昭恵氏が一四年四月に小学校の建設予定地を訪れたことが削除されていたことはすでに判明しているが、その直後、同年五月に作成した「本省相談メモ」が初めて明らかになった。
改ざんは十四件の文書で確認されており、すでに全文を公表している一件を含めて、これで全ての改ざん前文書の全文が公表された。財務省は月内にも、文書改ざんや交渉記録の意図的な廃棄が行われた原因や責任に関する調査結果を公表する方針。すでに辞職した佐川氏のほか、幹部職員らの処分も検討している。
◆交渉記録ポイント
一、財務省、昨年二月の問題発覚後、交渉記録の廃棄を進めていたと説明
一、財務省、国会答弁が「事実と異なっていた」と謝罪
一、交渉記録は約九百五十ページ。改ざん前の決裁文書は約三千ページ
●ぞくぞく発掘される「昭恵案件」夫人付職員が財務省にクレーム 籠池夫妻保釈で新展開も
dot.asahi 2018.5.23 16:51 週刊朝日 今西憲之
財務省は23日、「森友学園」への国有地売却を巡る問題で、学園側との交渉記録と改ざん前の決裁文書を国会に提出した。交渉記録を巡っては、国有地売却が国会で問題となった昨年2月以降、佐川宣寿前国税庁長官が、記録は「廃棄した」と繰り返し答弁し、その存在を認めていなかった。 財務省は同日、佐川氏の答弁とつじつまを合わせるために改ざんだけでなく、理財局の一部職員の指示で保管していた記録の廃棄を進めていた事実も明らかにし、「深くおわびします」(富山一成理財局次長)と陳謝した。
・・(略)・・・
●帳尻合わせ重ねた財務省 意図的に記録廃棄 安倍政権への批判激化は必至
産経 2018.5.23 20:26
財務省が23日に公表した学校法人「森友学園」との交渉記録は、佐川宣寿(のぶひさ)理財局長(当時)が昨年の国会答弁で、「廃棄した」と繰り返し強調してきたものだ。記録からは、答弁と“帳尻”を合わせるため、財務省が記録を意図的に廃棄してきたことが判明。財務省は、こうした対応について謝罪したが、安倍晋三政権への批判が一層厳しくなる可能性もある。
「行政文書管理規則に基づき、廃棄時期は事案の終了という取り扱いをしている。本件は売買契約締結をもって事案終了しているので記録は残っていない」
国有地売却問題をめぐり、国会で野党と対峙(たいじ)してきた佐川氏は答弁で、こう説明してきた。「メールのやりとりや面会記録なども残っていない」として、記録は残っていないことを強調していた。
しかし、財務省が今回公表した文書は、まさに佐川氏が廃棄したと説明していた交渉記録そのものとなる。佐川氏は今年3月の国会での証人喚問で虚偽答弁との疑いに対し、「財務省の文書管理規則がそういう取り扱いであると述べた」と釈明しているものの、野党の批判は強まりそうだ。
●森友・日報、同時公表が逆効果=国会終盤、与党に危機感
時事 2018/05/23-21:46
政府は23日、森友学園に関する財務省文書と自衛隊日報調査結果を同時公表し、一気に政権をめぐる不祥事・疑惑の幕引きを図った。しかし、森友学園への国有地売却をめぐり、安倍晋三首相夫人の昭恵氏付職員が森友側の要望を財務省に伝えていた文書の存在などが判明。焦点を分散させるような対応はむしろ野党を勢いづかせており、与党内には終盤国会に向けて危機感も強まっている。
「私や妻がこの国有地払い下げや学校の認可に一切関わっていないことは明確にさせていただきたい」。首相は23日の衆院厚生労働委員会でこう強調した。
だが、財務省が森友学園との交渉記録を破棄していたことも同日発覚。委員会では野党から首相に「卑劣だ」などのやじが飛び、騒然とした雰囲気に包まれた。
先の大型連休を挟み、報道各社の世論調査によっては内閣支持率が微妙に回復、政府・与党内には安堵(あんど)する空気も広がった。だが、加計学園問題で首相が学園の獣医学部新設について「いいね」と語ったとされる愛媛県の新文書の存在も明らかになった。「本当なら即退陣だ」。自民党の若手議員はこう語り、顔を曇らせる。
政権への逆風となりかねない材料が次々と出てくる状況に、自民党の閣僚経験者は「支持率が底を打ったわけではない」と警戒する。
与党は月内に「働き方改革」関連法案の衆院通過を図る方針だが、こうした中で採決をごり押しすれば、政権のイメージダウンにつながりかねない。6月10日には新潟県知事選投開票も控え、世論の風向きを見極めながらの国会運営を強いられそうだ。「働き方法案の採決強行はしんどい」。自民党内ではこんな声も出ている。
●財務省、森友交渉記録を昨年2月以降廃棄=佐川氏答弁と整合性-首相夫人付職員照会
時事 2018/05/23-23:11
・・・(略)・・・
森友学園との交渉記録には、学園が開学を目指した小学校名誉校長に一時就いた安倍晋三首相夫人の昭恵氏が学園関係者から相談を受け、昭恵氏付だった政府職員の谷査恵子氏が2015年11月、2回にわたり理財局に国有地の貸付料減額について問い合わせていたことが明記されていた。
また記録には、学園側から陳情を受けた5人の国会議員の秘書とのやりとりも含まれていた。5人は、鴻池祥肇元防災担当相、平沼赳夫元経済産業相、鳩山邦夫元総務相(故人)、北川イッセイ元国土交通副大臣、柳本卓治参院議員。
ただ、国有地売却で最大の焦点となっている8億円余りの値引きの具体的な根拠は、交渉記録でも明らかになっていない。
財務省は同日、これまで存在を否定していた森友との交渉記録に加え、森友への国有地売却に関わる改ざん前の決裁文書約3000ページなども国会に提出した。
●森友記録隠蔽に怒りと失望「財務省信じられない」
日経 2018/5/24 1:19
国会答弁と辻つまを合わせるため、交渉記録を廃棄した――。財務省は23日、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る交渉記録を国会に提出。「廃棄した」とした佐川宣寿・前国税庁長官の国会答弁と整合性を図る目的で理財局職員が交渉記録を廃棄したと認め、謝罪した。決裁文書の改ざんに続く隠蔽行為の発覚に、関係者からは怒りと失望の声が上がった。
佐川氏が国会で「残っていない」と答弁した交渉記録だが、この日提出された文書は計約950ページ。財務省近畿財務局が学園側や自治体とやりとりした内容に加え、安倍昭恵首相夫人付の職員や国会議員の秘書とのやり取りも記されていた。
・・・(略)・・・
ある国税関係者は「(廃棄などを)止める人はいなかったのか。何がそこまで追い詰めたのか。理由が知りたい」と語る。
・・・(略)・・・
公文書変造や公用文書等毀棄などの容疑で佐川氏や同省職員らの告発状を出した上脇博之・神戸学院大教授は「900ページを超える交渉記録が手控えとして残っていることは不自然。廃棄を指示された職場でも不正行為に当たるという認識があり、自分の身を守るため保存していた職員がいるのでは」と指摘した。
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昨夕のニュース、日大のアメフトの選手の記者会見、なぜ不法行為、信義則違反の実行の指示・黙示を断れなかったのか・・・という大人としての責任問題が消滅しないのは当然としても、監督の行為やゴマカシ続けてその場しのぎでコメントを変える姿勢は疑念と批判を深めるだけ。
それは昨日行われた安倍氏の衆議院の本会議場での加計面会・問題を否定する姿・発言とオーバーラップする、そんなことを感じた人は少なくないだろう。
・・そう思って、というより両トップの浅はかさでも比較しない限り国民としての不満はどうしようもないので、今朝ネットで情報確認した。概ねそうだった。この「無責任なトボケ」を続けるトップの姿勢の問題を「3者」、つまり「選手、監督、安倍」を対比して記録しておく。概要は下記に、もうちょっと長く留めておくのはこの後半部にしておく。
なお、昨日はマスコミの取材があった。〇〇日の朝刊でまとまった記事にする予定、とのこと。
今日は午前中に名古屋で弁護団会議があり、朝から出かけるので、ウォーキングはお休み。
このブログへの昨日のアクセス情報は「閲覧数9.629 訪問者数1,486」だった。
今日の概要は下記。
●ホーム スポーツ 日大選手、内田前監督から「試合出さない」 日本代表辞退も指示/デイリースポーツ 2018.05.22
●日大選手「アメフト続ける権利ない、つもりもない」/日刊スポーツ 2018年5月22日17時35分
●学生にこんな思いをさせる大学とは 日大危険タックル問題/時事 2018/05/22-23:02
●日大・宮川選手「この先、アメリカンフットボールをやるつもりはありません」/スポーツ報知 5月22日(火)15時37分
● 日大アメフト選手会見に「選手が干される業界体質ヤバい」「ヤクザの鉄砲玉」と日本震撼/Business Journal 2018.05.22/宮川選手は全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望されていた実力者だが、5月上旬には内田前監督から「試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていたという。そして、「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と引退を表明。/ 今、日本で起こっている恐ろしい事態(森友、加計、働かせ方改革)すべてに通じる、戦時中から続く、特攻隊や鉄砲玉や中間管理職の地獄のすべてが象徴されているんだ」「これは『鉄砲玉を命じられたヤクザだよ』」 |
●アメフト日大選手の直接謝罪、内田前監督が止める/日刊スポーツ 2018年5月22日14時47分
●反則指示したか明かさず「文書で回答」 日大・内田監督/朝日 2018年5月19日19時59分
●日大・内田監督、自身の指示には触れず「選手が違反行為」/スポーツ報知 5/17
●日大・内田監督 悪質タックル指示報道に「心外」 詳細は文書で回答へ/デイリースポーツ 2018年05月19日/反則の指示については「文書で誠意を持って答える」と言及を避けたが、選手や関係者から監督の指示があったとの証言が報道されていることについて、「正直言って、いろいろな憶測やSNSの拡散(に対して)、私どもも対応しきれない。僕としても心外というのが正直な気持ちです」と不快感を示した。
●日大関係者「内田前監督は人事担当常務理事 職員は意見言えず」/NHK 5月21日 22時30分/内田前監督は現在大学の人事担当の常務理事を務め、また学内で体育会を意味する「保健体育審議会」の局長を務め「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」。「大学では理事長に次ぐ、実質大学のナンバーツーにあたり、理事長から最も信頼されている人物」
●内田監督辞任しても役職は…学内の不満爆発寸前/東京スポーツ 2018年05月21日 16時30分 |
●安倍首相、愛媛文書を全否定=「理事長と会っていない」-加計問題 22日の衆院本会議/時事 2018/05/22-19:53
●安倍晋三首相「加計氏と会っていない」/産経 2018.5.22 08:54
●愛媛新文書「脚色の必要ない」と県幹部/中日 共同 2018年5月22日 12時01分
●安倍首相が破棄したはずの「官邸記録」を根拠に加計理事長との面会を否定。首相動静に載せなかった極秘会談の数々/リテラ 2018.05.22
●「加計ありき」どころか「安倍ありき」だった岡山理科大獣医学部の新設/2018年05月22日 15:09 五十嵐仁
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もうちょっと長く留めておくと、以下。
●ホーム スポーツ 日大選手、内田前監督から「試合出さない」 日本代表辞退も指示
デイリースポーツ 2018.05.22.
大学アメリカンフットボールで、関学大との定期戦で悪質な反則タックルを仕掛けた日大の当該選手・宮川泰介(20)が22日、都内の日本記者クラブで会見を開き、悪質タックルについて内田正人前監督とコーチから指示があったことを明らかにした。
内田前監督からは試合以前から「宮川なんかはやる気があるか分からないので試合に出さない。辞めていい」と言われ、さらに日本代表も辞退するように指示されたという。
井上コーチからはお前が変わらない限り練習も試合も出さないと言われたことも明かし、4日に練習前から「日本代表にいっちゃだめだよ」と当時選抜されていた第3回アメリカンフットボール大学世界選手権の代表を辞退するようにも言われ、辞退理由については「とても確認できず、分かりました」と答えたという。
その後も実戦練習を外され続け、井上コーチから「監督に、お前がどうしたら試合に出られるかを聞いたら、相手のクオーターバックを1クリア目で潰せば出してやると言われた。クオーターバックを潰すので僕を使ってくれと自分から言いに行け」と言われたことも明かした。
●日大選手「アメフト続ける権利ない、つもりもない」
日刊スポーツ 2018年5月22日17時35分
アメリカンフットボールの定期戦での悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた日大の選手の会見が22日、都内の日本記者クラブで行われた。
宮川選手は冒頭で関学大の選手関係者へおわびの言葉を続けた上で「やる気がないならやめろ。相手のQBをつぶすなら試合に出してやる」と指示されたことを明かした。さらに「監督、井上コーチから1プレー目からQBを潰しに行け。試合前に井上コーチから『できなかったじゃ済まされない』と言われた。秋の関西学院大の試合でQBがケガをしていれば得だろう」などと生々しく当時の追い込まれた状況を語った。
そして「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と競技から引退することを明言した。全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望された選手だったが、今月上旬には内田前監督から「やる気がないならやめろ、試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていた。
●学生にこんな思いをさせる大学とは 日大危険タックル問題
時事 2018/05/22-23:02
・・・(略)・・・
アメフットの汚点となるプレーが、過失ではなかった。そして、そうせざるを得なかった選手の胸中は…。会見の中で、宮川選手は「指示があったにしろ、やってしまったのは私なので私が反省すべき」などと自責の言葉を繰り返し、うなだれた。・・・(以下、略)・・・
●日大・宮川選手「この先、アメリカンフットボールをやるつもりはありません」
スポーツ報知 5月22日(火)15時37分
・・・(略)・・・ 今後については「もちろん僕がアメリカンフットボールを続けていく権利はないと思ってますし、この先、アメリカンフットボールをやるつもりはありません。今のところ、何をしていくべきかもわからない」と率直な思いを語った。
● 日大アメフト選手会見に「選手が干される業界体質ヤバい」「ヤクザの鉄砲玉」と日本震撼
Business Journal 2018.05.22
・・・(略)・・・ 宮川選手の会見に「カミカゼ特攻の内幕みたい」
宮川選手は全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望されていた実力者だが、5月上旬には内田前監督から「試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていたという。そして、「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と引退を表明。
これに対して、インターネット上では「夢を追いかけてきた若者の人生を潰した」「全日本レベルの選手が簡単に干されてしまう業界の体質がヤバい」との声があがっている。
著名人も反応しており、映画評論家の町山智浩氏はツイッターで「この日大選手の会見は、今、日本で起こっている恐ろしい事態(森友、加計、働かせ方改革)すべてに通じる、戦時中から続く、特攻隊や鉄砲玉や中間管理職の地獄のすべてが象徴されているんだ」「これは『鉄砲玉を命じられたヤクザだよ』」と憤りをあらわにしている。
また、コラムニストの小田嶋隆氏も「カミカゼ特攻の内幕みたいな話だなこれ」と率直な感想をツイートしている。さらに、ジャーナリストの津田大介氏が「監督コーチともアメフト界から永久追放になるのでは」とツイートしているように、監督とコーチに対しては「いったいどう責任を取るのか」「まさに組織的パワハラ」と厳しい指摘が相次いでいる。
いったい、事態はどのように収束するのだろうか。(文=編集部)
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●アメフト日大選手の直接謝罪、内田前監督が止める
日刊スポーツ 2018年5月22日14時47分
・・・(略)・・・ 今月11日には宮川選手が親と直接謝罪したいと日大の内田前監督に申し出たところ、止められたという。そのため、代理人弁護士に相談するに至ったという。
●反則指示したか明かさず「文書で回答」 日大・内田監督
朝日 2018年5月19日19時59分 一色涼
アメリカンフットボールの定期戦で起きた悪質タックルから13日。日本大の内田正人監督が初めて公の場に姿を現し、関西学院大の選手への謝罪と、辞任を表明した。「一連の問題は全て私の責任」と繰り返したが、反則行為の指示については「調査して回答する」と述べるにとどめた。・・・(以下、略)・・・
●日大・内田監督、自身の指示には触れず「選手が違反行為」
スポーツ報知 5/17(木)
・・・(略)・・・
内田監督からの自粛申し入れ文書は10日付で連盟宛てに提出された。「本学選手による試合中の重大な反則行為に対する措置について」で始まり、春のオープン戦でのベンチ入りや8月末までの現場指導の自粛を申し入れる内容だった。
内田監督は、文書の中で日大守備選手による一連の反則について「スポーツ選手として、大学生としてもあるまじき違反行為を度重なり行った」などと釈明。「大きな混乱を招いた」と謝罪し、今後については「学生と真摯(しんし)に向き合い指導を徹底する」などと記している。
ただ、反則行為が選手個人によるものとの趣旨で書かれていることから、ある幹部は「選手に責任を押しつけている。監督としての責任を逃れようとしているのではないか」と批判する。
・・・(以下、略)・・・
●日大・内田監督 悪質タックル指示報道に「心外」 詳細は文書で回答へ
デイリースポーツ 2018年05月19日
・・・(略)・・・反則の指示については「文書で誠意を持って答える」と言及を避けたが、選手や関係者から監督の指示があったとの証言が報道されていることについて、「正直言って、いろいろな憶測やSNSの拡散(に対して)、私どもも対応しきれない。僕としても心外というのが正直な気持ちです」と不快感を示した。 ・・・(略)・・・
●日大関係者「内田前監督は人事担当常務理事 職員は意見言えず」
NHK 5月21日 22時30分
・・・(略)・・・内田前監督は62歳。日本大学を卒業後、母校に就職してアメリカンフットボール部のコーチを務め、2003年には監督に就任しました。
選手の育成に定評があり、関東学生アメリカンフットボール連盟の強化委員を務めた経験もあります。
2015年に一度退任しましたが、去年監督に復帰し、復帰1年目で学生日本一を決める甲子園ボウルでチームを27年ぶりの優勝に導きました。今回の問題を受けて今月19日にアメリカンフットボール部の監督を辞任しました。
内田前監督は現在大学の人事担当の常務理事を務め、また学内で体育会を意味する「保健体育審議会」の局長を務めています。
大学の関係者によりますと内田前監督は「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」ということです。また「大学では理事長に次ぐ、実質大学のナンバーツーにあたり、理事長から最も信頼されている人物」ということです。
日大選手がミーティング 前監督参加せず 辞任の説明もなし・・・(以下、略)・・・
●内田監督辞任しても役職は…学内の不満爆発寸前
東京スポーツ 2018年05月21日 16時30分
・・・(略)・・・ 内田氏がやっと公の場に姿を現し、一応の責任を取った格好。ただ、運動部を束ねる保健体育審議会局長で人事担当の常務理事と、日大体育会を思いのままに操ることができる立場だけに、「大学での役職が残ればチームや体育会への影響力だって結局変わらない」(日大関係者)と監督辞任もそれほど意味がないという意見も後を絶たない(本紙既報)。内田氏は大学内の役職辞任の可能性についても問われたが「それは違う問題ですので」と言及を避けた。日大トップの田中英寿理事長(71)の寵愛を受ける同氏の権力を弱体化させることは簡単ではない。
とはいえ世間からの批判の嵐は強まるばかり。これまでアメフット部はもちろん、大学内でも同氏への不満は爆発寸前だったが、強大な力によって抑えられてきた。それがこの問題をきっかけに部内の暴力容認やパワハラ体質以外にも「叩けばほこりが出てくる。表に出ていないことがまだまだある」(別の日大関係者)。騒動が沈静化するどころか、さらに拡大する可能性もあるという。
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●安倍晋三首相「加計氏と会っていない」
産経 2018.5.22 08:54
安倍晋三首相は22日午前、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、平成27年2月に加計孝太郎理事長と面談し、説明を受けたとする愛媛県の内部文書が国会に提出されたことについて「ご指摘の日に加計理事長と会ったことはない」と否定した。首相官邸で記者団に答えた。
安倍首相は「昨日、官邸の記録を調べたが、確認できなかった」と説明した。その上で「獣医学部新設について、加計氏から話をされたこともないし、私から話をしたこともない」と改めて主張した。
●安倍首相、愛媛文書を全否定=「理事長と会っていない」-加計問題 22日の衆院本会議
時事 2018/05/22-19:53
安倍晋三首相は22日の衆院本会議で、学校法人「加計学園」(岡山市)による愛媛県今治市への獣医学部新設問題をめぐって同県が国会に提出した文書に、首相と学園の加計孝太郎理事長が2015年2月25日に面会したと記載されていることについて「会ったことはない」と全面否定した。一方、同県の中村時広知事は文書の内容は「ありのまま」と強調した。立憲民主党など5野党は、真相解明に向けて加計氏の証人喚問を要求するなど徹底追及の姿勢を強めた。
●愛媛新文書「脚色の必要ない」と県幹部
中日 共同 2018年5月22日 12時01分
愛媛県幹部は22日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が、加計孝太郎理事長と2015年2月25日に面会したとする新文書の内容を否定したことについて「文書は、当時の担当職員が学園側から聞き取った内容を正直に書いている。脚色したり、うそをついたりする必要はない」と述べた。
また「提出した文書がメディアにあれだけ出回れば、国会審議に影響が出かねない」と戸惑った様子で語った。
中村時広県知事は22日午前、高知市に出張、安倍首相の否定発言についてのコメントはなかった。
●安倍首相が破棄したはずの「官邸記録」を根拠に加計理事長との面会を否定。首相動静に載せなかった極秘会談の数々
リテラ 2018.05.22
「新しい獣医大学の考えはいいね」──安倍首相が2015年2月25日に加計孝太郎理事長と面談し、獣医学部新設構想に同意を示していたことが記されていた愛媛県の新文書。これによって安倍首相の「加計氏から獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」「計画を知ったのは2017年1月20日」という答弁が大嘘であったことがはっきりとした。
しかし、予想通りと言うべきか、安倍首相はまたも愛媛県文書の否定にかかっている。昨晩は記者から「『獣医学部、いいね』と言ったのですか?」と質問されても無言で立ち去った安倍首相だが、今朝は一転、「ご指摘の日に加計理事長と会ったことはない」「獣医学部新設について、加計氏から話をされたこともないし、私から話をしたこともない」と新文書の内容を否定し、こう話した。
「念のため、昨日、官邸の記録を調べたが、確認できなかった」
官邸の記録……? そもそも官邸の入館記録は「破棄」されたのではなかったのか。実際、萩生田光一・元官房副長官は「訪問者の入邸確認後、訪問予約届はその使用目的を終えることから、公文書管理法や関係規則等に基づき遅滞なく破棄する扱い」と述べてきたし、安倍首相自身も「総理官邸に入館した方の記録は基本的に定期的に廃棄をしている」(4月11日衆院予算委員会)と答弁していたではないか。その、遅滞なく速やかに破棄されたはずの3年前の記録を、安倍首相は昨晩「調べた」と言うのだ。これは「いままで国会で嘘をついてきた」と白状しているようなものではないか。
しかも、愛媛県の新文書には、柳瀬唯夫首相秘書官のみならず加藤勝信内閣官房副長官(当時)までもが加計学園関係者と面談するなど、当時、いかに官邸の安倍首相側近たちが加計と接触を重ねていたかが記されている。そうしたなかで安倍首相の面談をセッティングするのに、側近たちが記録を残さないかたちで加計理事長を入邸させていても不思議はない。
実際、池上彰はウェブサイト「P+D MAGAZINE」の連載で、総理官邸の建て替え以降、総理が極秘に人と会うことが可能になっていると指摘している。
・・・(略)・・・
その上、今回提出された愛媛県の新文書の正しさを証明する証言も出てきた。2015年2月に加計学園関係者と面談したと新文書に記述されている当時の加藤官房副長官(現・厚労相)は、「地元(岡山県)の事務所で確か事務局長が来て、10回以上チャレンジしたけど難しいという話があった」と、面談の事実を認めているのだ。
愛媛県の記録と安倍首相の言い分、一体どちらが事実で、どちらが嘘をついているのか。愛媛県の中村時広知事の参考人招致はもちろんだが、この1年、嘘ばかりの答弁に終始してきた可能性が高まった安倍首相こそ、偽証罪に問われる証人喚問が必要だろう。(編集部)
●「加計ありき」どころか「安倍ありき」だった岡山理科大獣医学部の新設
2018年05月22日 15:09 五十嵐仁
・・・(略)・・・
もう一つ重要なポイントは、岡山理科大獣医学部新設の地元である今治市の対応です。ここにも関連文書が残されていますが、その公表をかたくなに拒んでいます。
その理由は「関係者に迷惑をかけられない」ということのようです。安倍首相と加計さんという「関係者」をかばうために、必死になって真相の隠ぺいを図っているようにしか見えません。
愛媛県と同様に今治市も、一連の経過に関わる文書を包み隠さず明らかにするべきでしょう。「関係者」の不正を隠ぺいしてその「共犯者」になるのか、三権分立の歪みと行政の私物化を正す立場に立つのかが、今治市に問われています。
安倍首相は自らの答弁の誤りを認めて辞任するべきです。もちろん、森友疑惑と公文書改ざんの最高責任者である麻生財務相も辞任するべきでしょう。
出すべき「膿」の中心はこの2人なのです。その2人を権力の座から追い出すことなしに「膿を出し切る」ことはできないのですから、安倍内閣の総辞職は避けられません。
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「安倍氏は虚偽の答弁を続けていた」、常識的にきけばそのように受け取れる。「加計の計画は知らなかった」と答弁してきたけれど、(古友なんだから当然・・)ずっと前から知っていたわけで・・・
その何がいけないかといえば、「お友達」の大学計画に政治のトップの立場をちらつかせて国の権限で有利な展開を導き、かつ、結論として「特区」認定が実現したから。政治の世界で、そんなトップは許されない。
憤りを持って、報道を確認した。
●「安倍首相が『獣医大学はいいね』」愛媛県新文書に記録/朝日 2018年5月21日18時28分
●首相答弁と食い違う“新文書”愛媛県が提出/日テレ 2018年5月21日 19:11
●安倍首相の”虚偽答弁”裏づける愛媛県の官邸訪問”爆弾記録”全文入手/AERA dot 2018.5.21 20:49
●加計氏、15年に獣医学部を首相へ説明 愛媛県が新文書/日経 2018/5/21 20:00
●安倍首相「獣医大学いいね」=加計氏、15年2月に説明-愛媛県が国会に新文書提出/時事 2018/05/21-23:40
●首相動静で確認できず=加計学園理事長の面会/時事 2018/05/21-22:39
●加計学園が文章内容を否定/時事 2018年05月21日 23時40分
●安倍首相の嘘を完全に証明する文書を愛媛県が提出!「加計理事長と首相が面談、首相から『獣医学部はいいね』」/リテラ 2018.05.21
●玉木氏、安倍首相は「もう詰んだ」 愛媛県新文書に上がる野党のテンション/j-cast 2018/5/21 20:14
なお、今朝の気温は10度。涼しさを感じながらウォーキングしてきた。
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●「安倍首相が『獣医大学はいいね』」愛媛県新文書に記録
朝日 2018年5月21日18時28分
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐり、2015年2月に学園の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面会した、と学園側から報告を受けたとする内容を、愛媛県職員が文書に記録していたことがわかった。加計氏が学部新設を目指すことを説明し、首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたとの報告内容も記されている。愛媛県は21日、この文書を含む関連の文書計27枚を参院予算委員会に提出した。
これまで安倍首相は、加計氏について「私の地位を利用して何かをなし遂げようとしたことは一度もなく、獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」と答弁している。また、学園の学部新設計画を知ったのは、国家戦略特区諮問会議で学園が学部設置の事業者に決まった17年1月20日、とも説明していた。15年2月の段階で加計氏が話をしたとする文書の内容と、安倍首相の説明は矛盾しており、あらためて説明を求められそうだ。・・・(以下、略)・・・
●首相答弁と食い違う“新文書”愛媛県が提出
日テレ 2018年5月21日 19:11
加計学園問題をめぐり、愛媛県が新たな文書を提出した。これによると2015年に加計理事長が安倍首相と面会し、獣医学部新設の意向を伝えたということで、これまでの安倍首相の国会答弁と食い違っている。
愛媛県が21日、参議院予算委員会に提出した内部文書には、加計学園からの報告の内容が盛り込まれている。
文書によると、2015年2月に加計理事長が安倍首相と面会し、獣医学部を新設する意向を伝えたという。これに対して安倍首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたと記載されている。
安倍首相はこれまで国会で、加計学園の獣医学部新設の意向を初めて知ったのは去年1月だと答弁してきた。
立憲民主党・蓮舫参院幹事長「事実であれば、虚偽です。(安倍首相の答弁は)明らかに虚偽だと思います」
今後、安倍首相の答弁と愛媛県の文書のどちらが真実なのか問われることになる。
●安倍首相の”虚偽答弁”裏づける愛媛県の官邸訪問”爆弾記録”全文入手
AERA dot 2018.5.21 20:49 今西憲之
「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で、愛媛県が21日、2015年4月2日に首相官邸で行われた柳瀬唯夫・元首相秘書官と同県職員らの面会に関連する新たな記録文書を参院予算委員会に提出し、本誌はその全文を入手した。
すでに判明している愛媛県の”備忘録”とは別のもので、”首相案件”を明確に裏付けるかなり踏み込んだ内容となっている。
愛媛県は15年4月、官邸に行く前の3月に加計学園からの次のような報告を受けていたと記されていた。・・・(以下、略)・・・
●加計氏、15年に獣医学部を首相へ説明 愛媛県が新文書
日経 2018/5/21 20:00
愛媛県の中村時広知事は21日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で、新たな文書を参院事務局に提出したと発表した。日本経済新聞が入手した文書には、2015年2月に同学園の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面談し、獣医学部新設について説明したとの記述がある。首相はこれまで国家戦略特区の事業者が決まった17年1月20日まで学部新設計画を知らなかったと国会で答弁していた。
同県が作成した15年3月付の文書によると、加計理事長と首相が同年2月25日に15分程度面談した。「理事長から国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明」「首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」と記載している。
この時、首相秘書官の柳瀬唯夫氏(現・経済産業審議官)から、学園側に資料を提出するよう指示があったとも明記。15年4月2日に首相官邸で柳瀬氏らと面談した結果を報告した文書では、柳瀬氏が「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えている」と発言したことが書かれている。
15年4月2日の面談は出席者名を記録した文書もある。柳瀬氏は今月10日の国会での答弁で、同学園が運営する岡山理科大獣医学部の吉川泰弘学部長が居たと説明したが、21日に愛媛県が示した文書には吉川氏の名前はなかった。
文書には「安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出た」との記述もある。・・・(略)・・・
政府高官は21日夜「事実関係を調べている」と述べた。加計学園は、15年2月に首相と理事長が面会したとの愛媛県の文書の内容を否定するコメントを発表した。
●安倍首相「獣医大学いいね」=加計氏、15年2月に説明-愛媛県が国会に新文書提出
時事 2018/05/21-23:40
加計学園問題をめぐり、愛媛県が国会に提出した同学園の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面談したとする文書。首相は加計氏に「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と述べたとされている
愛媛県は21日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、新たな文書を国会に提出した。中村時広知事が記者団に明らかにした。文書には、安倍晋三首相が学園の加計孝太郎理事長と2015年2月25日に面談し、「獣医大学の考えはいいね」と発言したと記載されている。首相は計画を知った時期を17年1月20日と答弁しており、新文書と首相答弁の食い違いについて、再び国会で争点になるのは避けられない情勢だ。
・・・(略)・・・首相は昨年7月、国会での閉会中審査で計画を知ったのは同1月20日と明言。「彼(加計氏)が私の地位や立場を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もない。今まで獣医学部をつくりたいという話は一切なかった」と述べていた。
●首相動静で確認できず=加計学園理事長の面会
時事 2018/05/21-22:39
愛媛県が国会に提出した文書に記されている安倍晋三首相と加計孝太郎加計学園理事長による2015年2月25日の約15分間の面談について、「首相動静」では確認できなかった。
新聞・通信各社は毎日、首相の動向を「首相動静」などの形で報じている。それによると、首相は同日、昼の休憩時間を除いて午前9時から午後2時まで衆院予算委員会に出席。首相官邸に戻って米外交問題評議会のハース会長、自民党の谷垣禎一幹事長(当時)らと個別に面会した。
この後、戦後70年談話に関する有識者会議に参加し、午後6時半から首相公邸で菅義偉官房長官らとともに各府省庁の副大臣と会食。午後8時20分ごろに東京・富ケ谷の私邸に戻り、以後、午前0時まで来客は目撃されていない。
ただ、首相動静に表れない「密会」が日常的に行われているとの証言もある。官邸や公邸に記者の目に触れないように出入りするのは容易とされており、動静だけで判断するのは難しい。
●加計学園が文章内容を否定
nifty 2018年05月21日 23時40分 事通信
・・・(略)・・・加計学園は21日夜、「理事長が15年2月に総理とお会いしたことはございません」と文書内容を否定するコメントを発表した。政権関係者によると、首相も面会を否定する方針だ。 文書は15年2~4月に学園から報告を受けるなどした愛媛県が作成。参院予算委員会が10日に提出を要請していた。・・・(略)・・・
●安倍首相の嘘を完全に証明する文書を愛媛県が提出!「加計理事長と首相が面談、首相から『獣医学部はいいね』」
リテラ 2018.05.21
安倍首相の嘘を証明する文書がまたも出てきた。なんとそこには、2015年2月に安倍首相と加計学園の加計孝太郎理事長が面談し、その席で安倍首相が「そういう新しい獣医大学の構想はいいね」と話していたことが記されているのだ。
この文書は、2015年3月に愛媛県の地域政策課が作成したもので、タイトルは「報告 獣医師養成系大学の設置に係る学園関係者との打合せ会等について」。この文書は、こんな一文からはじまる。
〈加計学園から、理事長と安倍首相との面談結果等について報告したいとの申出があり、3月3日、同学園関係者との間で打合せ会を行った〉
つまり、加計学園側は愛媛県に対し「理事長と安倍首相の面談」の報告をしたいと言い、そのため2015年3月3日に加計学園側と愛媛県が打ち合せをおこなった。この場でどのようなやりとりがおこなわれたかを愛媛県職員が記録し、報告書として文書と残していたのだ。
・・・(以下、略)・・・
●玉木氏、安倍首相は「もう詰んだ」 愛媛県新文書に上がる野党のテンション
j-cast 2018/5/21 20:14
学校法人加計学園の獣医学部新設計画を2017年1月20日に「初めて知った」と繰り返してきた安倍晋三首相に、強い逆風が吹き始めた。
愛媛県が18年5月21日に参院予算委員会に提出した文書で、安倍氏と学園の加計孝太郎理事長が15年2月に面会し、その際「首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね。』とのコメントあり」という記述があったからだ。この文書の内容が正しければ、安倍氏は国会答弁よりも2年も早く計画を知っていたことになり、野党は「これは決定的だ!」「もう詰んだ」などと攻勢を強めている。・・・(以下、略)・・・
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この春、ネットで消防団のことがニュースになっている。"マズイ"ことで。
私も議員の時は、消防のことはしっかり見てきた。当然、一部の人たちからは嫌われる。
ともかく、おかしな話だとは内部からも聞こえる。
今日は次の通り、最近の幾つかを記録。
なお、某市の議員からセクハラ問題関係のその後の対応のことで意見を求めるメールが来た。返事を書かないと・・・
●<岡山市>「幽霊消防団員」348人に1460万円/毎日 5月13日
●消防団員348人、出動・訓練なくても報酬1460万円 支給の岡山市は「他の自治体も…」/産経 2018.5.13
●活動実績ない消防団員に報酬 岡山市が348人に1460万円/山陽 2018年05月13日
●消防団員報酬問題 分団が全額徴収、神戸全区で確認/神戸 2018/4/27
●「消防団はボランティア」か 団員は疑問抱えて活動/神戸 2018/4/25
●「収支実態を明朗に」市議会委員が指摘 山形市消防団「裏金」問題/山形新聞 2018年02月28日
●25市町村が実績支給、山形市のみ規定外 消防団「裏金」問題/山形新聞 2018年03月01日
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●<岡山市>「幽霊消防団員」348人に1460万円
毎日 5月13日(日)9時0分
岡山市が2015〜16年度、一度も活動していない348人の消防団員に計1460万円の報酬を支払っていたことが市への取材で分かった。348人は、全消防分団が原則参加する年1回の訓練大会やその練習にも参加しておらず、「幽霊団員」の可能性がある。公金の流用、緊急時の団員不足などにつながりかねず、市消防局は実態調査を始める。
長期間活動していない団員の存在は各地で問題化しているが、これだけ大人数の存在が判明するのは異例だ。
市消防局によると、市消防団には17年度、4577人が全99分団に所属している。市は活動実績にかかわらず、各団員に年2万1000円(一般団員)の報酬を支払っている。また、団員が出動すると各分団長が市に報告し、出動に応じて市が団員に手当を支給する。全分団が原則参加して消火技術を競う年1回の操法訓練大会などへの参加も支給対象だ。
毎日新聞は、事実上退団しているにもかかわらず報酬が支払われている団員の存在を把握し、今年2月、市に調査を求めた。その結果、15〜16年度で全体の約8%に当たる348人は出動・訓練参加の報告がゼロだったことが判明した。
消防庁の通達によると、報酬・手当は団員個人の口座に振り込むことになっているが、消防団の関係者によると、実際には分団側が口座を管理しているケースが少なくない。市消防局は「緊急時にどれだけの団員が配置できるのかは正確に把握する必要がある。実態を調査し、改善を検討したい」としている。【高橋祐貴】
◇通帳は分団管理、飲食代にも 退団拒まれたままの男性
「公金が何に消えているのか。市はしっかり調べてほしい」。約5年前に体調を崩して消防団からの退団を申し入れて以来、団員としての活動をしていない岡山市の男性は毎日新聞の取材に応じ、こう訴えた。申し入れは分団に拒まれた。昨年、口座の入出金記録を取り寄せると、市からの報酬が引き出され続けていることが判明した。
男性は知人の誘いで消防団の富山(とみやま)分団に入り、振り込み用の口座を農協で開設してキャッシュカードと通帳を分団長(故人)に渡した。分団が開く月1回の飲み会はほぼ強制参加。主な会場は分団の倉庫の2階で、チラシずしやすき焼き、缶ビールなどが出た。飲食代は無料で、分団長に尋ねたところ、「みんなの報酬や手当で賄っている」と言われた。疑問を感じて口座の明細を見せるよう求めたが、「分団で管理している」と拒まれたという。男性は「退団を拒んだのも、プールできるお金が減るからではないか。飲食代に使っているのなら税金の無駄遣いだ」と語った。
分団の現団長は取材に対し、団員には入団時に誓約書を書いてもらい、同意の上で口座を管理していると主張。集めた報酬は分団の経費のほか、飲み会や旅行の代金の一部などに充てていると説明した。事実上退団した団員の報酬を使っていることについては、「うちでは原則、後任を連れて来ないと辞められないので団員という認識だ。分団の責任ではない」と話している。
同市のある消防団員は「仕事も年代もバラバラな人たちがまとまって行動するには、日ごろから付き合いを深めておくことが重要で、飲み会は必要だ」と理解を示した。
【ことば】消防団
消防組織法に基づいて各市町村に設置され、一般市民で構成される消防機関。入団や退団は自由。火災が発生した際に消火活動や人命救助をする。1956年には全国に約180万人いたが、2017年4月時点で85万人に減っている。それでも消防職員(約16万人)に比べると5倍以上と動員力は高い。特に消防署が近くにない場所では、消防団の方が現場に早く到着することが可能で、消防隊が駆け付けるまでの消火という重要な役割を担う。
●消防団員348人、出動・訓練なくても報酬1460万円 支給の岡山市は「他の自治体も…」
産経 2018.5.13 18:15
岡山市の消防団員約4600人のうち348人に平成27~28年度の活動実績がなかったことが13日、市消防局への取材で分かった。348人には、2年間の報酬として市から計約1460万円が支払われていた。
市消防局によると、岡山市では各団員に年2万1千円の報酬を支給している。27~28年度の活動状況を調べたところ、一度も訓練に参加せず、災害時に出動もしなかった団員が348人に上ることが判明した。報酬は個人の口座に振り込まれるが、各分団で管理されるケースもあるという。
担当者は「市の条例で活動実績に関係なく報酬を支払うと定めており、問題はない。他の自治体にも同様の規定がある」と強調。一方で「団員全員の活動状況を報告するよう求めてこなかった。不参加の理由を調べた上で、必要があれば改善したい」と話した。
消防団員は、本業を持ちながら地域で消火や災害時の住民救助、避難誘導などに当たる非常勤特別職の地方公務員。
●活動実績ない消防団員に報酬 岡山市が348人に1460万円
山陽 2018年05月13日
岡山市消防局が2015、16年度、活動実績のない消防団員348人に計1460万円の報酬を支払っていたことが13日、市消防局への取材で分かった。消防庁の通達に反して団員の通帳などを分団が一括管理していたケースもあり、同局は実態調査を始めた。
市内では99分団に4550人(18年度)が所属。団員には市条例に基づき、年2万1千円(一般団員)の報酬のほか、訓練参加や火災出動といった活動に応じて手当が出る。
今年2月に外部から指摘を受け、同局が調査。全体の約8%に当たる348人は一度も訓練に参加せず、災害時の出動もなかった。また、報酬と手当が振り込まれる口座の通帳とキャッシュカードの全員分を分団で一括管理し、一部を懇親会の経費に充てている分団もあった。
同局によると、条例は団員への報酬は活動の内容に関係なく支給するよう定めている。一方、消防庁はこうした報酬や手当は本人に直接支給するよう通達している。
同局は「支払い自体が問題とは言えないが、活動していない団員が多いと緊急時に支障が出かねない。不参加の理由を調べ、必要があれば対策を講じる。口座などの一括管理は改善を指導する」としている。
●消防団員報酬問題 分団が全額徴収、神戸全区で確認
神戸 2018/4/27
神戸市消防局は26日、同市垂水区のホテルで市内各消防団の団長、支団長を集めた定例の会議を開き、一部の消防団分団で団員に支払われた報酬を懇親費などのために全額集めている問題を取り上げ、徴収額や集め方の適正化を求めた。同消防局の調査で、市内全9区の消防団で一部または全分団が報酬全額を集めていたことも分かった。(若林幹夫、霍見真一郎)
同市中央区の中央消防団では、全10分団が団員の個人口座に振り込まれた報酬全額を集め、懇親会費や親睦旅行費などに充てていた。手当を含む報酬全額を集めることを承認する「自認書」への署名、押印を入団の条件としている分団もあった。ほかの区の一部分団では、分団員の報酬が振り込まれる口座の通帳を全て会計担当が一括管理しているケースがあった。
会議には市内全10消防団の団長と、北、西消防団の計15支団の支団長が出席。冒頭以外は非公開で行われ、同消防局によると、消防局職員が、報酬を集める場合は団員の理解を得た額にすることや通帳の一括管理の取りやめ、親睦会費を徴収しなくても入団を認めることなどを求めた。
市消防局が各団長に聞き取ったところ、全分団で報酬全額を徴収しているのは、中央消防団以外に須磨、垂水、西消防団。一部分団が、東灘、灘、兵庫、長田、北消防団だった。水上消防団は必要額のみを集めているという。神戸新聞の取材では一部異なる点があり、市消防局は引き続き確認を進める。久元喜造市長は26日の定例会見で「全額差し出さないと入団できないのは不適切。是正を徹底させるが、団員全員の自発的な総意であればやめるようには言えない」と述べた。
●「消防団はボランティア」か 団員は疑問抱えて活動
神戸 2018/4/25
神戸市の消防団の分団で、団員の報酬が個人口座に振り込まれた後、全額が団に集められていた。「消防団はボランティア」という意識が強く、報酬の認識が薄いことが背景にあるとみられる。市内のベテラン団員の男性は報酬が支払われないことに問題意識を抱えながらも活動に従事してきた経緯を明かした。
枕元には活動服と長靴をいつも置いて寝るという男性。火災などで出動指令が携帯メールで届くと、夜中でもバイクを走らせて駆け付ける。消火支援や交通整理など5時間を要することもあり「現場から仕事場に直行ということもあった。疲れがとれない」。
男性は「手当も含めて報酬を全額召し上げられる。ボランティアの気持ちは持っているが、納得いかない」と話す。さらに報酬を提供しても団から受取証さえもらえないことにも不満を募らせる。懇親会には行っていないといい「分団の活動費として予算をしっかり立て、残額から報酬がもらえるならありがたい」。
別の団では報酬を提供する自認書を求めていた。神戸新聞が入手した書面には、報酬だけでなく出動手当も提供する旨が記載され、署名、押印して提出する書式となっていた。また、垂水区のある分団では、会計係が報酬の入金口座の通帳などを団員から預かり一括管理。預けている団員は「自分の金だから引き出したいというような団員はいない。そもそも報酬という考えがない」と話す。
市は団員確保のため報酬を増額したが、こうした状況では有効性に疑問符も。元消防審議会長で兵庫県立大大学院の室崎益輝教授は「報酬を全額集めるというのはやりすぎ。休日返上での出動なら団員の家族にも負担になっており、報酬は個人に支給すべきだ」と指摘。一方、関西大社会安全学部の永田尚三准教授(消防行政・危機管理行政)は「懇親会などの費用を確保する代替案も同時に議論しないと消防団の衰退につながりかねない」と話す。 (霍見真一郎、若林幹夫、上杉順子)
●「収支実態を明朗に」市議会委員が指摘 山形市消防団「裏金」問題
山形新聞 2018年02月28日
▼ 山形市消防団(渡辺茂治団長)が幹部研修の支出を改ざんし「裏金」にしていた問題を受け、市議会総務常任委員会が27日開かれ、市消防本部が経緯を報告した。
出動手当の「費用弁償」が条例の規定を無視して支給されたことや、幹部研修のずさんな会計処理に対し、委員から疑問の声や不適切な現状をただすよう求める意見が相次いだ。
階級別に出動回数を固定するなど、費用弁償の支給方法が条例に基づいていないことについて、委員は「丼勘定だ」などと厳しく指摘。
その手当を団幹部が懇親などのために積み立てている状況についても「基は公金だ」「収支実態が不透明で、明朗にすべきだ」と疑問を呈した。
幹部研修の不適切な会計処理に消防職員が使われていることに対しては「団長に頼まれると嫌だとさえ言えなかったのでは。人間関係も壊れる」と懸念を示した。
黒田重孝消防長は「団に対し、透明性のある会計を求める」と答えた。
今後の在り方について、黒田消防長は近く開かれる団幹部の会議で協議されると説明。
本部と団は並列の関係で、指導・監督する立場にはなく「一義的には団で考えてもらう」とした。
委員は「公金の行方の話し合いだ。その会議で『民主的な意思決定』がなされるようにしてほしい」と注文を付けた。
●25市町村が実績支給、山形市のみ規定外 消防団「裏金」問題
山形新聞 2018年03月01日
▼ 山形市消防団(渡辺茂治会長)が幹部研修の支出を改ざんし「裏金」にしていた問題を受け、山形新聞は消防団員への手当の支出について県内全35自治体に聞き取り調査を行った。
訓練や警戒といった出動に手当を出しているのは32市町村で、このうち、出動ごとに支給するよう条例や規則に定めているのは山形市など25市町村。
いずれも報告書などで実数を確認しており、規定と異なる固定額にしているのは山形市だけだった。
▼ 庄内2市3町や、米沢、新庄など、県内の大半の自治体が出動1回ごとに手当を支給するよう条例などに定めている。
支給対象は多くが「訓練」「警戒」の出動で、山形市で条例にないのに回数に盛り込まれていた「会議」については、対象外にしているケースがほとんどだった。
会議を支給対象にしている場合も、訓練や警戒と区別して金額が設けられていた。(略)
支給額の計算方法については、いずれの自治体も「出動実績を確認している」と回答した。米沢市は「出動報告書の提出を受けている」と説明。
川西町は「消防職員が現場で確認している」とした。鶴岡市は報告書を受け取った上で「担当課で整合性を確認する」と答えた。
1回ごとに支給すると定めながら固定額にすると、出動していない団員にまで支給されてしまう。
各自治体の担当者は「実績に基づいていることが当然だ」と指摘した。(略)
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首相官邸の中での真実、・・・国民としては知りたいから「どこがほんとう? 」と比べる、そんな気持ち。
昨日(◆柳瀬氏“官邸で加計学園関係者と3回面会 別に、安倍別荘地でゴルフやバーベキューも/「首相案件」否定してきたが答弁修正「総理検討案件」=「安倍首相が獣医学部の新設を早急に検討していきたいと言った案件」)に続いて、今日も比べてみた首相官邸のウソと地方自治体側の真実。
ま、今回は、愛媛の現職の知事が明確だから。その前職の知事だったら、何もかも不うやむやのままのはず。
★≪愛媛県知事 柳瀬氏対応を批判 交換した「名刺」が面会の証拠/fnn 2018年5月11日 午後0:08/「首相案件」との発言を柳瀬氏が否定したことについて「愛媛県の信頼に関わり、非常に残念に思う。真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえばうそ。第3者・他人を巻き込んでいく。そういう世界に引きずりこむことになってしまう。地方公務員としての誇りやプライド、人間としての誇りやプライドもありますから」と述べ、一連の柳瀬氏の対応を批判した≫
柳瀬氏は、国会で、「メインテーブルには学者と加計事務局がいた」との趣旨の答弁をしていた記憶だけど
読売は、★≪県職員3人に今治市職員、学園関係者を加えた計6人が柳瀬氏と同じテーブルに着いていた≫
これらの官邸で、加計関係者と自治体側、いずれも「特区」という特別な権限もしくは制限の除外などに基づく恩恵を受けるものと思料される人たちが、安倍官邸に出入りしていたこと自体が大問題。
しかし、安倍氏は、何も問題にしない。★≪時事/加計報告なし「問題ない」=安倍首相≫
この感覚は「おぼっちゃん」。
ということで次を記録。
●「真実を語らない方だ」愛媛県知事が怒りあらわ/読売 2018年05月11日 07時46分
●愛媛県知事 柳瀬氏対応を批判 交換した「名刺」が面会の証拠/fnn 2018年5月11日 午後0:08
●愛媛県が柳瀬氏名刺公開 面会時の職員受け取る 「うそは他人巻き込むことになる」と知事/産経 2018.5.11 13:02
●<愛媛県>柳瀬氏の名刺を公開「面会時、職員が説明した」/BIGLOBE 5月11日(金)13時9分 毎日
●愛媛知事“名刺”と“メモ”公開、元秘書官を批判/tbs 11日 16時11分
●交換の柳瀬氏名刺公開 愛媛県 面会内容の文書も/東京 2018年5月11日
●柳瀬氏発言は「ウソ」…愛媛知事が不快感を表明/読売 2018年05月11日 23時12分
●愛媛知事「真実でないことも」=柳瀬氏答弁に不満/時事 2018/05/10-20:13
●中村愛媛県知事が柳瀬答弁に怒りの会見全文公開 音声あるか?「やれることはやる」【後編】/AERA dot 2018.5.11 18:42
●加計報告なし「問題ない」=安倍首相/時事 2018/05/11-20:25
なお、今朝の気温は10度。半袖ポロシャツでウォーキングしたので少し寒さを感じた。
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●「真実を語らない方だ」愛媛県知事が怒りあらわ
読売 2018年05月11日 07時46分
学校法人「加計かけ学園」の獣医学部新設を巡り、元首相秘書官の柳瀬唯夫・経済産業審議官は10日、参考人招致された国会の場で、2015年4月に愛媛県や同県今治市の職員らと面会していた可能性を初めて認めた。
一方で、愛媛県文書に記された「首相案件」の言葉は「趣旨が違う」と否定。同県の中村時広知事は「全ての真実を語らない方だ」と怒りをあらわにした。
「愛媛県の信頼を損ねるような発言があったことは非常に残念だ」。中村知事は柳瀬氏の参考人招致の終了後、県庁で報道陣に語った。
柳瀬氏はこの日、これまで「記憶にない」としてきた愛媛県職員らとの面会について、加計学園関係者との面会で「同席者の中にいたかもしれない」と述べた。しかし、「『首相案件』と発言した」とする県文書の記載については、「私は普段から『首相』とは使わないので違和感がある」「私の趣旨とは違う形で伝わっている」などと答弁した。
●愛媛県知事 柳瀬氏対応を批判 交換した「名刺」が面会の証拠
fnn 2018年5月11日 午後0:08
加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、柳瀬元首相秘書官が、愛媛県職員の備忘録にあった「首相案件」という発言を否定したことについて、愛媛県の中村時広知事は「きのうの一部の発言については、愛媛県の信頼に関わることで残念」と述べた。
11日午前に記者会見した愛媛県の中村知事は、のちほど柳瀬元首相秘書官と交換した「名刺」という証拠を示すと発言、県職員は間違いなく柳瀬氏と面会したことを強調した。
そのうえで、県職員の備忘録に書かれた「首相案件」との発言を、10日に柳瀬氏が否定したことについて「昨日の一部の発言については、愛媛県の信頼というものに関わるようなこともあり、非常に残念に思う。真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえばうそ。第3者・他人を巻き込んでいく。そういう世界に引きずりこむことになってしまう。地方公務員としての誇りやプライド、人間としての誇りやプライドもありますから」と述べ、一連の柳瀬氏の対応を批判した。
●愛媛県が柳瀬氏名刺公開 面会時の職員受け取る 「うそは他人巻き込むことになる」と知事
産経 2018.5.11 13:02
愛媛県は11日、同県今治市に新設された学校法人「加計学園」の獣医学部を巡り、平成27年4月2日に県職員が首相官邸で柳瀬唯夫元首相秘書官と面会した際に受け取った柳瀬氏の名刺を公開した。面会時に県職員が獣医学部の必要性などについて柳瀬氏に説明した内容をまとめた文書も公表した。
中村時広知事は11日の記者会見で「うそは他人を巻き込むことになる」と、改めて柳瀬氏を批判。「県職員3人はメインテーブルに座っていた」とし、覚えていないとの発言は不自然との見方を示した。柳瀬氏は10日の衆参両院の参考人質疑で、愛媛県や今治市の職員が学園関係者との面会に同席したかは「分からないが、10人近くの随行者の中にいたのかもしれない」と述べていた。
愛媛県職員は今治市職員や学園関係者と官邸を訪問後、備忘録として文書を作成。文書には柳瀬氏が「首相案件」と発言したと記載されていた。
柳瀬氏は10日の参考人質疑で「首相案件」発言を否定。また面会について、「10人近くの随行者の中に県職員や今治市職員がいたのかもしれない」とし、名刺については、保存している名刺の中に愛媛県や今治市の方の名刺はなかったと語っていた。
中村知事は10日、参考人質疑での柳瀬氏の答弁について「県の信頼を損ねる発言があり非常に残念。誠心誠意、全ての真実を語っていない。真実ではないレベル(の答弁)もいくつかあった」などと批判した。
●<愛媛県>柳瀬氏の名刺を公開「面会時、職員が説明した」
BIGLOBE 5月11日(金)13時9分 毎日
◇知事が会見
学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が国会の参考人招致で、2015年4月2日の愛媛県職員や学園関係者らとの首相官邸での面会について曖昧な発言を繰り返したことに対し、同県の中村時広知事は11日の定例記者会見で「終止符を打ちたい」として、名刺交換で職員が受け取った柳瀬氏の名刺のコピー、県側が説明した内容を改めてまとめた文書を公開した。面会時は「職員がメインテーブルについて県の立場をはっきり説明した」と強調した。
柳瀬氏は県職員作成の文書に記載された面会時の「首相案件」発言を否定したが、中村知事は改めて「ありのままを書いたものだ」と指摘。柳瀬氏に対して「愛媛県の信頼を損ねる部分があった」と重ねて不快感を示し、「(関係する機関などが)それぞれ正直に言えば終わる話だと思っていたが残念だ」と話した。
中村知事によると、10日の参考人招致を受けて改めて職員から聞き取りをし、面会した3人のうち1人が「会った会わないでずるずるしてはいけない」と名刺を持ってきたという。
●愛媛知事“名刺”と“メモ”公開、元秘書官を批判
tbs 11日 16時11分
加計問題をめぐる10日の参考人質疑での柳瀬唯夫元総理秘書官の答弁について、愛媛県の中村知事は「事実と食い違う」と批判し、官邸を訪問した職員が柳瀬氏と交換した名刺を公開しました。
「県の職員が(柳瀬氏に)会った会わないで、なんでこんなに単純な話がずるずると引きずられていかないといけないのか、この問題には終止符を打ちたい」(愛媛県 中村時広知事)
愛媛県の中村知事は、2015年4月に職員が総理官邸を訪問した際に柳瀬氏と交換した名刺と、職員の発言内容をまとめたメモを公開しました。そして、柳瀬氏が「面会の相手は加計学園で、愛媛県の職員は随行者の中にいたかもしれない」と説明したことについて、次のように述べました。
「そこも違う。県の職員はメインテーブルに座っていて、真ん中を含めて右側3人が愛媛県職員、後ろではない。子どもの使いで行っているわけではなく、県の職員として、県の状況を説明しに行っているので、しっかりと発言している」(愛媛県 中村時広知事)
また、柳瀬氏が県の文書に記されていた「首相案件」という発言を否定したことについて、中村知事は「特区のことを指していたかもしれないが、発言は間違いなくあった」という認識を示しました。
●交換の柳瀬氏名刺公開 愛媛県 面会内容の文書も
東京 2018年5月11日
愛媛県は十一日、同県今治市に新設された学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部を巡り、二〇一五年四月二日に県職員が首相官邸で柳瀬唯夫元首相秘書官と面会した際に受け取った柳瀬氏の名刺を公開した。面会時に県職員が獣医学部の必要性などについて柳瀬氏に説明した内容をまとめた文書も公表した。
中村時広知事は十一日の記者会見で「うそは他人を巻き込むことになる」と、改めて柳瀬氏を批判。「県職員三人はメインテーブルに座っていた」とし、覚えていないとの発言は不自然との見方を示した。柳瀬氏は十日の衆参両院の参考人質疑で、愛媛県や今治市の職員が学園関係者との面会に同席したかは「分からないが、十人近くの随行者の中にいたのかもしれない」と述べていた。
愛媛県職員は今治市職員や学園関係者と官邸を訪問後、備忘録として文書を作成。文書には柳瀬氏が「首相案件」と発言したと記載されていた。
柳瀬氏は十日の参考人質疑で「首相案件」発言について「今治市の個別プロジェクトが首相案件とは言っていない」と説明。また面会について、「十人近くの随行者の中に県職員や今治市職員がいたのかもしれない」とし、名刺については、保存している名刺の中に愛媛県や今治市の方の名刺はなかったと語っていた。
中村知事は十日、参考人質疑での柳瀬氏の答弁について「県の信頼を損ねる発言があり非常に残念。誠心誠意、全ての真実を語っていない。真実ではないレベル(の答弁)もいくつかあった」などと批判した。
●柳瀬氏発言は「ウソ」…愛媛知事が不快感を表明
読売 2018年05月11日 23時12分
学校法人「加計かけ学園」の愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、同県の中村時広知事は11日、県職員が2015年4月2日に首相官邸で元首相秘書官の柳瀬唯夫・経済産業審議官と面会した際、県側から説明した内容をまとめたメモを公表した。
柳瀬氏から職員が受け取った名刺も示した。
柳瀬氏は10日に行われた衆参両院の予算委員会の参考人質疑で、学園関係者との面会は認めたものの、県や今治市の職員の出席は「記憶にない」とし、「お話しになったのはほとんど学園関係者」と説明した。
これについて、中村知事は記者会見で、「県の信頼に関わること、極論で言えば、ウソ」と不快感を表明。県職員3人に今治市職員、学園関係者を加えた計6人が柳瀬氏と同じテーブルに着いていたと明らかにした。
●愛媛知事「真実でないことも」=柳瀬氏答弁に不満
時事 2018/05/10-20:13
愛媛県の中村時広知事は10日、学校法人「加計学園」獣医学部の同県今治市への設置をめぐって国会に参考人招致された柳瀬唯夫元首相秘書官の答弁に関し、「愛媛県の信頼を損ねるような発言があったのは非常に残念だ」と述べた。県庁で記者団の取材に応じた。
中村知事は、県職員が作成した文書に関する柳瀬氏の答弁に「真実ではないレベルもいくつかあった」と指摘。「誠心誠意全ての真実を語らないというのが印象だ」とも語った。知事は、柳瀬氏のどの発言に誤りがあるかの言及は避け、11日の定例会見で詳細を説明する考えを示した。
一方、今治市の菅良二市長も市役所で取材に応じ、市職員が2015年4月2日に柳瀬氏と面会したことを認めた。柳瀬氏の答弁については「コメントするところではない」と語った。
●中村愛媛県知事が柳瀬答弁に怒りの会見全文公開 音声あるか?「やれることはやる」【後編】
AERA dot 2018.5.11 18:42
・・・(略)・・・
──面会のレコーダー回してるかどうかは確認してない。
確認してないです。
──今後、音声データがあるか、起こしたメモがあるかは確認するか。
探して、先ほど申し上げましたけども、やれることはやってみたいという風には思います。
・・・(略)・・・
●加計報告なし「問題ない」=安倍首相
時事 2018/05/11-20:25
安倍晋三首相は11日のフジテレビ番組で、柳瀬唯夫元首相秘書官から加計学園関係者との面会の報告がなかったことについて「全然問題ではない。国家の重大事でない限り、途中経過を報告することはほとんどない」と指摘した。
また、政府の一連の不祥事に関し、「政権の長期化により、役人も官邸だけ、あるいは私のことを忖度(そんたく)しているという批評があることは率直に受け止めなければならない」と語った。
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昨日の昼以降のニュースなどであきれていた。ずさんで、公私混同の安倍官邸がうかがえる。元秘書官が、ごまかそうととぼけて答弁しているけど、「見る側」の疑いは深まるばかり。信頼がないときこういう反応になるのは当然。 もちろん、テレビの画面で見るには楽しくはないのでチャンネルはかえた。
・・とは言え、今朝、ネットニュースで状況確認をした。・・・それなりに興味深いことがあった。
柳瀬氏が「加計孝太郎理事長とは、安倍首相別荘地でゴルフやバーベキューで一緒」なんて話にはびっくり。
官邸で3回面会、という。首相秘書官が「アポイントがあればできるだけ会う」というのは特別な相手方との関係であるのは間違いないのに、平気でそんなことを国会で答弁する感覚は異常。
柳瀬氏は「首相案件」なんて言っていない、と否定してきたが、その趣旨は「総理検討案件」というのが柳瀬氏の言葉らしい。つまり、面会者に「安倍首相が獣医学部の新設を早急に検討していきたいと言った案件だという趣旨は申し上げた」という。
何と記憶の鮮明な柳瀬氏。
★≪産経/ 柳瀬唯夫元首相秘書官、加計学園関係者との面会、愛媛県のメモの平成27年4月2日ほか、「同年2、3月ごろ」と「4月2日以降」も首相官邸で/ 加計孝太郎理事長とは、安倍晋三首相の別荘地がある山梨県でゴルフやバーベキューで一緒になった/「25年5月6日ではないか」と指摘/自らがプレーしたゴルフ代を支払ったかどうかは「わからない」/「そもそも普段から『首相』という言葉は使わないので、私の発言としてはちょっと違和感がある」
★≪時事ドットコム/【獣医学部は「総理検討案件」】同氏は従来答弁を軌道修正して学園関係者との首相官邸での面会を認め「総理が早急に検討する案件である」と説明したと語りました。
★≪テレ朝/「首相案件」という発言をただした。柳瀬氏は「安倍首相が獣医学部の新設を早急に検討していきたいと言った案件だという趣旨は申し上げた
★≪ロイター/スタッフはメモ取っていない/加計学園関係者との面会 「アポイントがあればできるだけ会うようにしていた。」
ということで、次を記録。
●【柳瀬氏参考人招致】柳瀬氏、加計関係者との面会は官邸で3回 加計理事長とは首相の別荘地で/産経 2018.5.10
●柳瀬元首相秘書官、加計学園関係者との面会認める 「首相案件」発言は否定/産経 2018.5.10
●時事ドットコム 【獣医学部は「総理検討案件」】衆院予算委は、「 #加計学園 」獣医学部新設をめぐり、 #安倍首相 の秘書官だった #柳瀬唯夫 氏を参考人招致。同氏は従来答弁を軌道修正して学園関係者との首相官邸での面会を認め「総理が早急に検討する案件である」と説明したと語りました
●柳瀬氏、首相官邸で「加計関係者と計3回面会」/読売 5月10日
●柳瀬氏「加計学園関係者と3回会った」/テレ朝 5/10
●獣医学部解禁を照会=加計面会前、内閣府に-参院予算委・柳瀬氏/時事 5/10
●愛媛知事「どうして正直に言わないのか」 柳瀬氏発言に/朝日 5月11日
●愛媛県知事、柳瀬氏答弁を批判 「真実語ってない」不快感あらわ /宮崎 5月10日
●官邸での面会「異例中の異例」 江田氏が柳瀬氏に指摘/朝日 5月10日
●石破氏「総理に秘書官が報告しないこと、考えられない」/朝日 5月10日
●柳瀬氏、改めて謝罪=霞が関に冷めた声-国会での参考人質疑後/時事 5/10
●柳瀬唯夫・元秘書官の参考人招致は官邸のシナリオ通り! 嘘と詭弁のくり返しで、国民を麻痺させるウンザリ作戦/リテラ 5.10
なお、今朝の気温は5.3度。ウォーキングで手が少し冷たかった。が帰ってきたら8度に上がっていた。日の出とともに急速に気温が上がる、との天気予報通り。つまり、日中は アツい ということか。
昨日5月10日の私のこのブログへのアクセス情報は「閲覧数3.171 訪問者数1,071」だった。
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●【柳瀬氏参考人招致】柳瀬氏、加計関係者との面会は官邸で3回 加計理事長とは首相の別荘地で
産経 2018.5.10 10:10
柳瀬唯夫元首相秘書官は10日、衆院予算委員会で、加計学園関係者との面会について、愛媛県のメモにあった平成27年4月2日のほか、「同年2、3月ごろ」と「4月2日以降」も首相官邸で行ったことを明らかにした。
加計孝太郎理事長とは、安倍晋三首相の別荘地がある山梨県でゴルフやバーベキューで一緒になったことを認めた。質問した立憲民主党の長妻昭氏は「25年5月6日ではないか」と指摘した。自らがプレーしたゴルフ代を支払ったかどうかについては「わからない」と述べるにとどめた。
●柳瀬元首相秘書官、加計学園関係者との面会認める 「首相案件」発言は否定 (1/2ページ)
産経 2018.5.10 11:14
・・・(略)・・・また、面会時には「国家戦略特区制度は安倍晋三政権の成長戦略の看板政策であることは説明した」とし、「首相案件」発言を否定した。「そもそも普段から『首相』という言葉は使わないので、私の発言としてはちょっと違和感がある」とも語った。・・・(略)・・・
●【獣医学部は「総理検討案件」】衆院予算委は、「 #加計学園 」獣医学部新設をめぐり、 #安倍首相 の秘書官だった #柳瀬唯夫 氏を参考人招致。同氏は従来答弁を軌道修正して学園関係者との首相官邸での面会を認め「総理が早急に検討する案件である」と説明したと語りました。
時事ドットコム 16:04 - 2018年5月9日
●柳瀬氏“官邸で加計学園関係者と3回面会”
テレ朝 2018年5月10日 12:25
国会では加計学園の問題をめぐり、柳瀬元首相秘書官の参考人招致が行われている。柳瀬氏は2015年4月を含め首相官邸で加計学園の関係者と3回、面会していたことを明らかにし、同席者に愛媛県の職員もいたかもしれないと述べた。
立憲民主党の長妻代表代行は、柳瀬氏に対して首相秘書官として加計学園以外の国家戦略特区の事業者と面会したことがあるのか追及した。
立憲民主党・長妻昭議員「自治体以外のあるいは(国家戦略特区に)公募するであろう事業者と、首相秘書官としてお会いしたということはあるんですか。官邸で」
柳瀬元首相秘書官「特にその特区の提案者ということでお会いしたことはないと思います」
長妻昭議員「加計だけじゃないですか、首相官邸で会ってるのは。総理大臣に一切、加計がこういう計画があるとか、加計と会ったことすら何にも、雑談でも含めて、何も報告しなかったということですね」
柳瀬元首相秘書官「総理にいちいち報告したことは別にこれに限らずございませんし、総理が(加計学園の計画を)どこでどう認識されたかというのは私にはちょっとわかりません」
柳瀬氏は面会について安倍首相には報告していないと強調した。
また、長妻議員は愛媛県が作成した文書にある「首相案件」という発言をただした。柳瀬氏は「安倍首相が獣医学部の新設を早急に検討していきたいと言った案件だという趣旨は申し上げたと思う」と述べた。
また、与党側が参考人とした呼んだ国家戦略特区ワーキンググループの八田座長は「安倍首相からも秘書官からも何の働きかけも受けなかった」と述べた。
●柳瀬氏、首相官邸で「加計関係者と計3回面会」
読売 2018年05月10日 22時29分
国家戦略特区を活用した学校法人「加計かけ学園」の獣医学部新設を巡り、元首相秘書官の柳瀬唯夫・経済産業審議官の参考人質疑が10日、衆参両院の予算委員会で行われた。
柳瀬氏は愛媛県今治市が特区を提案した2015年6月頃までに、学園関係者と首相官邸で計3回面会したことを認めたが、安倍首相の関与は否定した。野党は「加計ありき」の疑念が深まったと批判しており、14日の衆院予算委の集中審議で首相を追及する構えだ。
柳瀬氏は予算委に参考人として招致され、午前に衆院、午後に参院で答弁した。
柳瀬氏は、学園関係者との面会は15年2~3月頃、4月、6月頃の3回で、いずれも学園側の申し入れで行われたと説明した。
愛媛県職員が文書に記録していた15年4月の面会について、「随行者の中に県や市の方がいたかどうかは記憶に残っていないが、一連の報道や関係省庁の調査結果を見ると、いたかもしれない」と述べた。一方で、「学園関係者と会った記憶は一貫してある」として、17年7月の国会審議前に今井尚哉・首相秘書官から問われた際、その旨を報告していたことを明らかにした。
●報ステ】柳瀬氏「加計学園関係者と3回会った」
テレ朝 2018/05/10 23:30
加計学園をめぐり、柳瀬元総理秘書官は、国会で「学園関係者と3回会った」と初めて認めた。そのうえで「今でも愛媛県や今治市の職員が同席者にいたかはわからない」とも述べた。
柳瀬氏と学園関係者との1度目の面会は2015年2月か3月で、学園側から獣医学部の新設が実現しないとの話があったという。
そして、2度目は2015年4月で、学園側から国家戦略特区を活用したいと言われたという。
3度目は今治市が国家戦略特区に正式に手を挙げたころだという。
柳瀬氏が獣医学部の新設計画について知ったのは遅くとも2015年3月だという。一方、安倍総理は、国会で、知ったのは加計学園が正式に認められた去年1月だと答弁している。柳瀬氏は、加計学園関係者との面会について「総理に報告していない。総理からも指示はなかった」とした。
『首相案件』と発言したとされる点について、柳瀬氏は「私は普段から『首相』という言葉は使わない。私の発言としては違和感がある」と述べた。審議を終え、菅官房長官は「柳瀬参考人は一つひとつの質問に丁寧に答えられていた」と述べ、森山国対委員長は「与党としては一区切りついた」と語った。
一方、石破元幹事長は「総理に秘書官が面会の報告をしないことは普通、考えられない」などと疑問の声を上げている。国会では14日、安倍総理が出席し、集中審議が行われる。
●獣医学部解禁を照会=加計面会前、内閣府に-参院予算委・柳瀬氏
時事 2018/05/10-18:41
元首相秘書官の柳瀬唯夫経済産業審議官は10日、参院予算委員会に参考人として出席し、学校法人「加計学園」関係者との2015年4月2日の面会前、国家戦略特区を担当する藤原豊内閣府地方創生推進室次長(当時)に、獣医学部新設を解禁する規制緩和の検討状況を照会していたと明らかにした。加計学園の計画を伝えたかどうかは「覚えていない」と確認を避けた。野党は藤原氏や学園の加計孝太郎理事長の証人喚問を要求した。
柳瀬氏は同年2~3月に学園関係者と首相官邸で初めて面会した際、獣医学部新設に当たり、国家戦略特区の活用に言及したことも明かした。4月2日の面会に関しては、愛媛県の文書に柳瀬氏が「国家戦略特区の方が勢いがある」と述べたとの記載がある。柳瀬氏は「安倍政権の成長の柱として(制度を)スタートした直後なので、会う人会う人に『こういうのができたんですよ』と宣伝していた」と語った。
学園関係者との面会をめぐり、安倍晋三首相には報告しなかったものの、昨年7月、今井尚哉首相秘書官(政務)に対し、今治市職員との面会について「記憶はない」と伝える一方、学園関係者らとの面会については「記憶はある」と説明した。
同月の閉会中審査で学園関係者との面会を明かさなかった理由について、柳瀬氏は「今治市の職員の方と会ったのかという質問を何度も受けた」と述べ、直接聞かれなかったためと釈明した。
柳瀬氏は委員会の冒頭、国会の混乱を招いたことを謝罪した。午前中の衆院予算委で4月2日と説明した吉川泰弘獣医学部長との面会時期については「4月2日か、その前の2~3月だったのかは必ずしもクリアではない」と修正した。
●スタッフはメモ取っていないと確認、15年4月面会時=柳瀬経産審議官
ロイター 2018年5月10日 13:26
[東京 10日 ロイター] - 柳瀬唯夫経済産業審議官は10日午後の参院予算委員会で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡って2015年4月に首相官邸で加計学園関係者と面会した際、「(柳瀬氏の)スタッフはメモを取っていないことを確認した」と述べた。
同日午前の衆院予算委員会に続き、柳瀬氏は冒頭、国会審議の混乱を招いたとして陳謝した。その上で、加計学園関係者との面会について「アポイントがあればできるだけ会うようにしていた。特定の案件を優遇したことはない」との考えを重ねて示した。
面会時は「10人近くで、大勢で来た。バックシートにも(何人か)座っていた」と語った。愛媛県今治市の職員がいたかどうかについては明言を避けた。
加計孝太郎理事長と、安倍晋三首相の別荘がある山梨県でゴルフやバーベキューで一緒になったことは認めた。
一方、柳瀬氏は「これ以外に総理と加計関係者と同席した記憶はない」と強調。「総理と加計関係者が獣医学部新設の話をしているのは聞いたことがない」と語った。塚田一郎委員(自民)への答弁。
国家戦略特区を活用した獣医学部新設を巡って、愛媛県が作成した文書で同氏が「首相案件」と発言したとされていることに関しては「個別プロジェクトが『総理案件』『首相案件』と申し上げるとは思わない」と述べた。川合孝典委員(国民)への答弁。
●愛媛知事「どうして正直に言わないのか」 柳瀬氏発言に
朝日 2018年5月11日00時27分
柳瀬唯夫・元首相秘書官の参考人招致での発言をめぐり、愛媛県の中村時広知事は10日夕、報道陣の取材に応じ、「どうして全て正直に言われないのかわからない」と憤った。
中村知事は柳瀬氏の発言について、「県の信頼を損ねるような発言があったのは非常に残念」と反発。その上で柳瀬氏が「首相案件」と語ったとする愛媛県の文書の記述について、「伝えたかった趣旨とは違う」などと反論したことを問題視し、「担当(職員)は一言一句漏らさずに報告したいという気持ちがあり、ありのままに書いたと言っている」と述べた。
また柳瀬氏は加計学園の関係者との面会は認める一方、愛媛県と今治市の職員については、「今でもわからない」「いたのかもしれない」と述べるにとどまった。中村知事はこれにも言及。「(職員は)案件を突破、実現するために、それなりの思いを持って、発言しにいった」と主張した。
さらに柳瀬氏の答弁の事実関係や感想について職員に報告を求めたことを明らかにした。11日の定例会見で発表するという。
また今治市の菅(かん)良二市長もこの日、職員が柳瀬氏と面会していたことを初めて明らかにした。
●愛媛県知事、柳瀬氏答弁を批判 「真実語ってない」不快感あらわ
宮崎 2018年05月10日19時38分
学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る衆参両院の参考人質疑で、愛媛県文書に記載された「首相案件」発言を否定するなどした柳瀬唯夫元首相秘書官に対し、中村時広県知事は10日、「県の信頼を損ねる発言があり非常に残念。誠心誠意、全ての真実を語っていない。真実ではないレベル(の答弁)もいくつかあった」と不快感をあらわにして批判した。
県庁で記者団の取材に応じた中村知事は、県文書は「改ざんの余地がない」と強調し、「職員が『首相案件』とメモするということは(柳瀬氏が)間違いなく言ったと思う」と主張。自身が参考人招致を求められた場合は応じる姿勢を改めて示した。
●官邸での面会「異例中の異例」 江田氏が柳瀬氏に指摘
朝日 2018年5月10日20時40分
「異例中の異例」――。10日の衆院予算委員会で、首相秘書官の経験がある江田憲司議員(無所属の会)は、柳瀬唯夫・元首相秘書官が加計学園の関係者と首相官邸で面会したことについて、そう表現した。秘書官が、事業者など外部の人と官邸で面会するのはどんなケースなのか。
江田氏は「総理(首相)秘書官は総理大臣と一心同体。許認可や補助金の対象事業者と会うと、それは総理に累が及び、疑念を招く」と指摘。通常、陳情や要望に来る事業者や自治体関係者は「内閣府や役所の担当部署に来て、必要があれば首相秘書官に担当部署から報告がある」と説明した。
一方、細川護熙首相の秘書官を務めた成田憲彦・駿河台大学名誉教授は朝日新聞の取材に、「首相と個人的なつながりがある人や、首相が関心を持っている人と会うことは、特殊なケースとしてある」と話した。
加計学園の獣医学部新設計画をめぐり、愛媛県職員が作成した文書には、柳瀬氏が「首相案件」と伝えたとの記述がある。この点について成田氏は「霞が関では総理が関心を持っているものを『総理案件』と呼ぶので、メモしたのだろう」とみる。内閣副官房長官を経験した男性は「総理の代理人として動く首相秘書官が会えば、それは『総理案件』になる」と話した。
事業者との面会について、安倍政権下の官邸はどうなのか。現役の複数の官邸関係者によると、首相秘書官の担当によって加計学園のような事業者と面会するケースがあったり、会わない場合があったりするようだが、官邸幹部は事業者との面会について「慎重にやるのが普通だ」と指摘する。
●石破氏「総理に秘書官が報告しないこと、考えられない」
朝日 2018年5月10日15時39分
・・・(略)・・・非常に違和感を持ったのは、希望があれば誰でも会うと言われたが、総理秘書官が誰にでも会ってくれる話だと思わなかった。結果として、会ったのは加計さんだけ。誰にでも会うと強調していたので、すごく違和感を持った。なぜ加計さんだけだったのか。石破4条件を随分強調していたが、閣議決定だから安倍内閣の決定であり、その点もかなり違和感を持った。
総理に秘書官が報告しないことは普通考えられない。秘書官は個人でなく、(総理の)分身として会っていて、誰に会ったか報告するのが普通だ。全く報告していないことにも違和感は持ったし、政府の中で働いたことがある人たちはそう思ったのではないか。
●柳瀬氏、改めて謝罪=霞が関に冷めた声-国会での参考人質疑後
時事 2018/05/10-19:09
元首相秘書官の柳瀬唯夫経済産業審議官は10日夕、国会での参考人質疑後、経産省で記者団に対し「(過去の答弁で)国会審議に大変なご迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べ、深々と頭を下げた。霞が関では、追及を逃れようと「官僚答弁」を繰り返す柳瀬氏への冷めた声も聞かれた。 ・・・(略)・・・経済官庁幹部は、柳瀬氏の受け答えについて「国民の理解を得られるかは疑問だ」と突き放した。
●柳瀬唯夫・元秘書官の参考人招致は官邸のシナリオ通り! 嘘と詭弁のくり返しで、国民を麻痺させるウンザリ作戦
リテラ 2018.05.10
連発される凄まじい詭弁の数々……。本日、衆参の予算委員会で参考人として招致された柳瀬唯夫・元首相秘書官の答弁は、呆れるばかりの道理に合わない言い訳に終始した。
・・・(略)・・・
だが、柳瀬氏は先日本サイトでも言及したように、加計学園との面会についても、昨年8月10日の朝日新聞の取材に対して「記憶にない」と回答していた。つまり、どのみち柳瀬氏は嘘をついてきたのだ。この点を共産党の宮本岳志衆院議員に追及されると、柳瀬氏は「よく覚えていない」「向こう(記者)の話もよく聞き取れなかった」と言い訳ばかりを口にした。
・・・(略)・・・
きっと、国会中継を観ていた誰しもが「鮮明に記憶してるじゃないか!」とツッコミを入れたことだろう。このように柳瀬氏は記憶を自由自在に“使い分け”てみせたのだ。
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「煙たい」「他人に知られたら(自分にとって)好ましくない」というようなことについて、「ひと」は隠したがるのが常。
話題の加計学園の関係でも、ご当地の今治市長の「『私どもは非公開』面会者など明かさず」(毎日)という信じられない方針は「やっぱり、他人に言いたくないまずいことがある」という受け止めをさせる。しかも、堂々とコメントするのは開き直りだろう。
ということで、今日は、加計学園問題と、当の「入学者」の関係を見て、記録。
なお、「『首相案件』なんて問題にすべき特別なことではない」との旨を堂々と述べて、「今の政治や報道の方向を批判する」学者らがいるようだが、そういう人たちは、行政や公金を私物化することをいけないとは思わない人たち、それ故に日常的にそういうことを実地で行っている人だろうと思って読んだ(それらは改めて、まとめたい)。
●加計問題 今治市長「私どもは非公開」面会者など明かさず/毎日 2018年4月16日/菅市長は、愛媛県文書の判明を受けて市職員に聞き取り調査をしたと説明。しかし、内容の詳細は「一緒に取り組んできた仲間に迷惑がかかる」と繰り返し、明言を避けた。面会相手の氏名も「控えたい」とした
●加計問題、文科省に訪問メール「今治市が官邸に来るとのこと」/tbs 17日 16時37分
●愛媛職員ら「官邸訪問」=内閣府の連絡メール確認-柳瀬氏との面会予定も・文科省/時事 4/20
●内閣府元職員「作成、送信した」 官邸訪問メール、加計学園問題/上毛 4/20
●加計学園問題 文部科学省で見つかったメールに対し職員が回答 「自分がメール送信したと思う」/日テレ 4月20日
●文科省でも証拠メール発見で、もう嘘は無理! 柳瀬唯夫首相秘書官が「官邸の“安倍さん命”の空気についていけない」とグチ/リテラ 2018.04.20
●また特別扱い!加計学園獣医学部の留学生受け入れ数は国内最多だった!「四国の獣医師不足」で特区指定受けたのに/リテラ 2017.11.29
●加計学園獣医学部、特別推薦入試受験者が全員合格!/連載JP 2017.12.18
●加計学園獣医学部 定員200人、志願者2395人、入学者は186人/明和水産 ニュース二面掲示板 2018/4/4
なお、今朝の気温は9度で昨日と同じ。快適にウォーキングしてきた。
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●加計問題 今治市長「私どもは非公開」面会者など明かさず
毎日 2018年4月16日
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県と今治市の職員らが2015年4月に首相官邸を訪れた際の面会内容について菅良二今治市長が16日、報道機関の取材に応じた。「(備忘録で面会を認めた)県は県の方向性でコメントしたのだろうが、私どもはあくまでも非公開」と述べ、面会者などは明かさなかった。「首相案件」との表現は「聞いていない」とした。
菅市長は、愛媛県文書の判明を受けて市職員に聞き取り調査をしたと説明。しかし、内容の詳細は「一緒に取り組んできた仲間に迷惑がかかる」と繰り返し、明言を避けた。面会相手の氏名も「控えたい」とした。
さらに、加計学園問題を追及する野党について「この問題に忙殺されて本当に日本は大丈夫かと思う。政局にする動きは賛同できない」とも語った。
市側はこれまで首相官邸の訪問を認めているが、面会内容は市情報公開条例の「国との協力・信頼関係が損なわれる」などの項目に該当するとして開示していない。
この問題で愛媛県の中村時広知事は10日、「職員が備忘録として書いた」と県職員が記録した文書があることを認めた。文書では県、市の職員と面会した柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原(豊地方創生推進室)次長(当時)の公式ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」とし、国家戦略特区での実現を強く勧めたことが記されている。【松倉展人】
●加計問題、文科省に訪問メール「今治市が官邸に来るとのこと」
tbs 17日 16時37分
加計学園の獣医学部新設を巡る問題で、新たな事実が明らかになりました。
加計学園の地元・愛媛県や今治市の担当者らが総理官邸を訪れたとされる2015年4月2日。内閣府から文部科学省に、こんな文面のメールが送られていました。
「きょう15時に、今治市が官邸に来るとのこと」(メール)
このメールが文科省内に印刷された状態で残っていたことが、関係者への取材で新たに分かったのです。陳情のために官邸を訪問する愛媛県側の予定が、省庁の担当者間で共有されていたとみられます。林大臣は17日の会見で、このメールの存在については「調査中」としました。
一方、この訪問の際、当時の柳瀬総理秘書官が「首相案件」と発言したとする愛媛県作成の文書。愛媛県側が「文書が渡った可能性がある」とした文科省は、この文書の存在を調べていましたが・・・
「見たことがある、または共有したことがあると答えた職員はおらず、存在が確認できませんでした」(林 芳正 文科相)
調査の結果、「文書は見つかっていない」と発表。同様の調査をしていた内閣府も、文書の存在は確認できなかったとしています。
柳瀬氏は「記憶の限りでは会ったことがない」と、自身が面会相手だったことを否定していますが、17日朝、このように述べました。
「国会のご判断を踏まえて、誠実にお話しさせていただきたいと思います」(元首相秘書官 柳瀬唯夫 経済産業審議官)
与党側は野党側に柳瀬氏の「参考人招致」を23日に実施することを提案していますが、野党側は発言に罰則規定がないとして拒否。引き続き、罰則規定がある証人喚問を求めていく方針です。
こうした中、安倍総理は17日、その柳瀬氏を同行させ、日米首脳会談が行われるアメリカに向けて出発。
「私自身が一つ一つの問題について責任を持って必ず全容を解明し、膿(うみ)を出し切っていく決意であります」(安倍首相)
出発前、総理は、いわゆる森友・加計問題やセクハラ疑惑について自らの責任で「必ず全容を解明する」と強調しましたが、信頼回復への道筋は、見えていません。
●愛媛職員ら「官邸訪問」=内閣府の連絡メール確認-柳瀬氏との面会予定も・文科省
時事 2018/04/20-12:48
文部科学省が公表した加計学園関連のメール
林芳正文部科学相は20日の閣議後会見で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、愛媛県や今治市の職員らが首相官邸を訪問する予定を記したメールを内部調査で確認したと発表した。内閣府から送信されたもので、関係府省で訪問予定が情報共有されていたとみられる。柳瀬唯夫首相秘書官(当時)との面会予定も書かれており、愛媛県が作成した文書の信ぴょう性が高まった。
●内閣府元職員「作成、送信した」 官邸訪問メール、加計学園問題
上毛 2018/04/20
内閣府は20日、加計学園の獣医学部新設計画を巡り、愛媛県職員らの首相官邸訪問を事前に文部科学省へ伝えたとされるメールに関し、送信者として記載がある当時の事務官が送信を認める証言をしているとの調査結果を明らかにした。「記憶は残っていないが、(文科省側に)写しがある以上、自分が作成、送信したと思われる」と話しているという。
事務官は、メールを印刷したり、共有フォルダーに保存したりした記憶はないとした上で、出向元の文科省に戻る際、個人パソコン内に保存していたメールは消去した、と説明している。
内閣府は、当時の藤原豊地方創生推進室次長らからも聞き取り調査した。
●加計学園問題 文部科学省で見つかったメールに対し職員が回答 「自分がメール送信したと思う」
日テレ 2018年4月20日 12時51分
加計学園獣医学部の新設をめぐり、3年前、愛媛県の職員らが首相官邸を訪問する予定などを伝えるメールが、文部科学省で見つかったことがわかった。一方、メールを送信した内閣府の職員は調査に対し、「自分が送信したと思う」と回答した。
メールを送信した内閣府の職員は調査に対し、「自分が同席して作成、送信したものと思われる」と回答した。
内閣府の調査によると、当該メールは共有フォルダーや個人の端末などで確認されなかった。
一方で、担当職員3人から聞き取りをした結果、メールを送信したとされる職員は「記憶は残っていないが、写しがある以上、自分が同席して作成、送信したものと思われる」と回答した。
また、愛媛県と柳瀬元首相秘書官との面会については「そのような話題が出て、そのまま自分がメモしたのだろう」との認識を示した。
また、内閣府で愛媛県側と面会したとされる当時の藤原次長は「官邸での面会はセットしていない。紹介も同行もしていない」と回答している。
メールを受け取ったもう一人の職員は「記憶にない」と応えている。
立憲民主党・辻元国対委員長「(柳瀬元首相秘書官が)ウソをついているのではないかという疑いが濃厚になったので、証人喚問をして、ここは核心部分ですので、白黒はっきりさせなきゃいけないと改めて強く思いました。安倍政権はウソで塗り固められた政権に私からは見えてくるんですね」
立憲民主党の辻元国対委員長は、また、柳瀬氏の証人喚問が認められない限り、国会審議には応じない考えを改めて強調した。
●文科省でも証拠メール発見で、もう嘘は無理! 柳瀬唯夫首相秘書官が「官邸の“安倍さん命”の空気についていけない」とグチ
リテラ 2018.04.20
・・・(以下、略)・・・
柳瀬唯夫首相秘書官が「官邸の“安倍さん命”という空気についていけない」とグチ・・・(以下、略)・・・
しかも、じつは柳瀬氏は首相秘書官時代、こんな言葉を漏らしていたということが、昨日発売の「週刊文春」(文藝春秋)18年4月26日号に掲載された。
「どうも官邸の“安倍さん命”という空気には私はついていけません」
「今井さんが首相に近い企業を押し込んでくる」
この「今井さん」とは、言うまでもなく安倍首相の懐刀として知られる今井尚哉首相秘書官のこと。森友学園問題では、土地取引から文書改ざんまで関与し、官邸の司令塔となってきたのではないかと目されている人物だ(詳しくは過去記事参照)。
柳瀬氏が言う「今井さんが首相に近い企業を押し込んでくる」というのは、安倍首相の外遊についてのこと。安倍首相は外遊の際に財界人を同伴させて原発や新幹線などのセールスを展開してきたが、そうした人選を担当していたのが柳瀬氏だった。だが、その際に今井首相秘書官が「首相に近い企業を押し込んでくる」ことに、柳瀬氏は嫌気がさしていたらしい。
そして、じつはこの「首相に近い企業」には、加計学園も含まれている。実際、2013年5月24〜26日におこなわれたミャンマー訪問には加計理事長が同行。なんと政府専用機にまで加計理事長を搭乗させていたことがわかっている。
本サイトでは、このミャンマー訪問直前の2013年5月6日、安倍首相と加計理事長がゴルフに興じた際に柳瀬氏も一緒にプレイしていたことを伝えたが、この時期から柳瀬氏は加計学園が「首相案件」であることを、あらゆる面で認知していた。そして、加計理事長のミャンマー訪問同行も、今井首相秘書官がねじ込んでいた可能性が出てきたのだ。
“影の首相”今井尚哉首相秘書官が「柳瀬はこっち側の人間じゃない」とパワハラ
柳瀬氏にとって今井首相秘書官は、経産省の2期上の先輩。そんな今井氏による首相中心のゴリ押しや、官邸に流れる「安倍さん命」の空気に馴染めないでいた柳瀬氏を、どうやら今井首相秘書官は感じ取っていた。「週刊文春」によれば、今井氏は「柳瀬はこっち側の人間じゃない」として、2013年11月、それまで歴代の経産省出身秘書官が担当していたマスコミ対応の仕事から柳瀬氏を外したのだという。
この“パワハラ”が功を奏したのだろう。柳瀬氏は経産省に早く戻りたい一心で、安倍首相に尽くすべく、2015年4月の官邸での加計幹部らの訪問対応などを担当。無事、同年夏に経済政策局長という次官コースのポストを用意され念願の経産省に戻った、というわけだ。
しかし、ここにきて焦点となる面会記録文書が出てきたことで、再び矢面に立たされることになった柳瀬氏。もはや、柳瀬氏の「記憶にない」という言葉を信用する国民は安倍応援団くらいしかいないだろうが、柳瀬氏がそんな見え透いた嘘を吐きつづけているのも、すべては安倍首相の国会答弁との整合性をとるため。さらに、今井首相秘書官との関係を考えれば、相当なプレッシャーをかけられていることは火を見るよりあきらかだ。・・・(以下、略)・・・
●また特別扱い!加計学園獣医学部の留学生受け入れ数は国内最多だった!「四国の獣医師不足」で特区指定受けたのに
リテラ 2017.11.29
本日おこなわれた参院予算委員会で、またも加計学園に対する“特別扱い”が露呈した。以前、本サイトでも取り上げた【http://lite-ra.com/2017/11/post-3570.html】、加計学園獣医学部の韓国における留学生募集についてだ。
まず、あらためて整理すると、加計学園の獣医学部の定員は国内の獣医学部で最多となる140人だが、そのうち20人を留学生に充てるとしている。
しかも加計学園は、ソウルでおこなった入学説明会において「卒業後は韓国で獣医師になれる」と強調していたのである。
この募集の実態は、安倍首相はじめ加戸守行・前愛媛県知事や八田達夫・国家戦略特区ワーキンググループ座長が主張してきた「四国の獣医師不足は深刻」「四国に獣医学系大学をつくらなければ獣医師不足は解消できない」という規制緩和の目的に反するものだ。
さらに、もともと加計学園の入学定員数は、就業獣医師の総数や全国の獣医学系大学の定員から獣医師の不足人数を割り出し、定員数の根拠としていた。それが学生の7分の1は外国から受け入れ、かつ「自国に戻って獣医師になれる」と喧伝している。──つまり、「四国の獣医師不足の解消」という国家戦略特区の前提が崩れることになるのである。
そして、きょうの予算委でこのことを民進党の川合孝典議員が質問。すると、林芳正文科相は、このように答弁した。
「(国家戦略特区で)認められた構想のなかには、国際的な獣医学教育拠点大学として国際的な諸課題に対応できる獣医師の養成に向けて海外の獣医系大学との連携を充実させ、アジアから優秀な学生を受け入れる、とされている」
国家戦略特区で認めた構想と、いま加計学園がやっていることはまったく違う、ということを証明したような答弁だ。国際教育機関をつくろうとするならば、海外の獣医学系大学と連携し、優秀な研究者・学生の学術交流を図ることや交換留学を活発化、共同研究の推進などが必要不可欠だろう。しかし、いま加計学園がやっているのは、いちから学ぶ留学生を招き入れるということであって、海外の獣医学系大学との連携の充実などではない。
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●加計学園獣医学部、特別推薦入試受験者が全員合格!
連載JP 2017.12.18 19:40
12月9日に行われた岡山理科大獣医学部の特別推薦入試と専門学科・総合学科特別推薦入試の合格者発表が12月18日にありました。競争率は1.0倍で受験者された方、全員が合格されました。おめでとうございます。
加計学園の獣医学部というと、各メディアで「600名の応募」「30倍以上の競争率」といった報道が盛んにありましたので、もしかすると、この「競争率1.0倍」という話に違和感を覚えられる方がいらっしゃるかも知れません。実は応募者が殺到したというのは、16と17日に行われた併願が可能な推薦入試C方式の志願数です。この推薦入試C方式は、推薦に必要とされる評定平均も無く、多浪人生でも受験ができる既存の獣医学部には無い形でした。また内容も、調査票と基礎的な学力試験が二科目のみの選考で面接や小論文の試験も無く、生物を選択しなくても受験できる試験内容。さらに全国各地の会場で受験が出来る上に、二日ある試験日も自由選択制で、判定はそれぞれの日程ごとに行われるため、推薦入試C方式を両日つまり二回受験する事も可能な方式でした。推薦入試C方式には、このような様々な受験者を集める仕組みがあり倍率が高くなったようです。
入試形態が多様化している昨今では、当然一つの入試方式の倍率だけを見て「狭き門」などと、大学の人気や難易度、学生の需要などの判断すべきではありません。一般入試を含めて全体で判断すべき所でしょう。しかし加計学園の獣医学部では、人が集まった推薦入試C方式の志願数に関しては広く報道されていた一方で、専願となる特別推薦入試の志願者数などの情報は非公開になっていたこともあり、ほとんど報道されていないようです。
そんな状況の中、特別推薦入試の合格発表に合せて岡山理科大学のサイトに受験者数などの情報が掲載されましたので、特別推薦入試の実態が少し見えてきました。・・・(以下、略)・・・
●加計学園獣医学部 定員200人、志願者2395人、入学者は186人
明和水産 ニュース二面掲示板 2018/04/04
新設に至る経緯が国会で議論になっていた学校法人加計学園(岡山市)の岡山理科大獣医学部(愛媛県今治市)が開学し、3日に入学宣誓式が
開かれた。新入生186人が出席した。獣医学部新設は52年ぶりで四国では初。
式では、学園の加計孝太郎理事長が「世界に冠たる獣医学部に高めるため、あらゆる努力を惜しまない所存だ。四国で初めて誕生した獣医学部で
パイオニアとして新たな歴史を刻んでほしい」とあいさつした。
そのうえで新設に至る経緯にも触れ、「いろいろとご心配をおかけしたが、予想をはるかに上回る志願者が集まった。学園が長きにわたって
取り組んできたプロジェクトが評価されたことと、獣医学部の新設がいかに望まれていたかを如実に示している」と述べた。
長年誘致活動を続け、国会審議でも参考人として出席してきた加戸守行・愛媛県前知事が来賓で参列し、「岩盤規制を突破して(新設が)
認められた。そんな意味では、魔法にかけられることで出産した獣医学部。昔から難産の子は立派に育つと言われる。国際的に通用する獣医師として、
加計学園獣医学部の名を世界にとどろかせてほしい」とエールを送った。
新入生代表として壇上に立った獣医学科の佐々木旭美さん(18)は、「受験期は波乱の連続だったが、これに屈することなく乗り越えられた。
そんな私たちだからこそ、高い意志を持ち、この獣医学部を素晴らしい学校にできると確信している」と決意を述べた。
岡山理科大入試広報部によると、獣医学部の獣医学科(定員140人)と獣医保健看護学科(同60人)は複数の試験に出願でき、志願者は延べ
2395人で合格者数は延べ392人。実際の入学者数は獣医学科が147人、獣医保健看護学科が39人だった。
公務員獣医師を目指して入学した大岡美咲さん(18)は「(新設をめぐる問題は)獣医学の勉強には関係ないので心配ない。基礎が大事なので
1年のころからしっかり勉強し、6年間頑張りたい」と話した。
獣医学部は今治市が地域活性化を目的に長年誘致活動を続けてきた。2007年からは県とともに構造改革特区へ加計学園の獣医学部新設を
計15回提案したが、実現しなかった。
だが、16年に国家戦略特区に指定され、昨年1月には加計学園を事業者に認定。11月に文部科学省が新設を認可した。市は学園に
約17ヘクタールの市有地を無償譲渡し、192億円と見込まれる事業費のうち約93億円を3年間で助成する。県は約31億円を市に支援する。
加計理事長は安倍晋三首相の友人。昨年5月、文科省が新設について内閣府から「総理のご意向」などと言われたとされる文書が公になった。
野党側は国家戦略特区を使った規制緩和で「加計学園が優遇されたのでは」などと疑問視していた。 ・・・(以下、略)・・・
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