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てらまち・ねっと



 今、Windows8を売っているのに、来年、Windows9を発表、しかも、Windows7ユーザーにも無償提供するらしい、という。
 Windows8のユーザーとしては、裏切られたようで、心穏やかではない。

 うちのパソコン4台のうち2台はWin‐7、他の2台はWin‐8(8.1)。
 Win‐7は、今秋で発売停止とも聞くし、うちの2台は、来年あたりが交換(バージョンアップ)時期とみている。
 その時は、当然、Win‐8 に更新することになると、なんの疑いもなく思っていた。

 それが、来年2015年春に発表されるらしい「Windows 9」、これが「Windows 7」からそのまま無償で移行できる方向らしい。
 ぬぬ!! じゃぁ、去年、今年と10万ほど払って交換・新調(バージョンアップ)してきたWin‐8は、いったい何だったんだ!!

 ネットには気になる記事。
 ★《2015年に発表されるとみられるWindows 9。2014年9月にプレビュー版がリリースされるとアメリカの複数のメディアが報じました。Windows 9 とは?無料で提供されるって本当?ベータ版はいつ?発売日は?》(NAVER まとめ)

 世界における「ОS」のシェア(2014年5月)は、Win-7が50%、Win-XPが25%、Win-8と8.1が13%、MACが4%、vistaが3%だという(ITmedia)。

 ★《無料化はWindows アプリ(Windows ストアアプリ)が使用できない Windows 7 から、Windows 9 への乗り換えを促進し、Windows アプリが使用できる端末の数を増やすことが目的とみられます。》(NAVER まとめ)

 どうも、Windows7の人気が高いこと、Windows8の人気が悪く、移行が進んでいないことなども考えて、Windows7から一気にWindows9にユーザーを誘導するらしい。

 ★《人気のあるOSは長期間販売され、不人気OSは比較的短期に販売が終了している。人気があったOSといえばWindows 98、Windows XP、Windows 7。「1つ飛ばし」で人気があった。むしろ、1つ飛ばしで不人気OSがあったといえるかもしれない。》(ビジネスジャーナル)

 ふむふむ、確かにWin-98、Win-XP、Win-7は使いやすかったし、vistaは使いにくかった。
 でも、Win-8はとても使いやすいし、便利だと感じて毎日使っているのだけれど・・・人によるのか。

 幾つかの報道から、Windows8にはアプリ、ショップ機能もついていて、(私は一切使わないけど)、これを「Windows7から一気にWindows9」のユーザーに使ってもらえれば、無償でもマイクロソフトは(うちは)十分儲かる、もしくは、もう「ОS」で儲けなくてもいい、そんな意図ではないかと推測した。

例えば、状況についてのエッセンス。(NAVER まとめ)では、
 
◆Windows 9(仮)、デスクトップ/ノートPCの画面はWindows 7風に/
 ◆(速報)Windows 9 の Tech Preview 版 9月30日に公開か
 ◆Windows 9 に「音声アシスタント」導入か?
 ◆Windows 9: 「チャームバー」廃止、仮想デスクトップ追加?
 ◆Windows 7 ユーザーにも無償提供か
 ◆デスクトップ重視へ スタートメニュー復活か

 ★《Windows XP からの乗り換えで、Windows 8 が選ばれなかったことを踏まえ、Windows 9 ではスタートメニューなどを復活させるようです。ただし、Windows 7 のようなスタートメニューではなく、Windows アプリの「ライブタイル」も表示させることができるもののようです。Windows 8 のスタート画面よりもこちらの方が便利な気がします。》(NAVER まとめ)
 
★《相次ぐアップデートや、コンピューターの世界でのパソコンの存在感の縮小は、新しいウィンドウズの発売がかつてほどの威力を持たないことを意味している。》(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)

 そして最後に、決定的な指摘を紹介しておく。
★《つまり今Windows 8.1のPCを購入しても、それは1年少々で「旧OS」のマシンになってしまう。もちろんWindows 9が当たりOSとなる保証はないのだが、とりあえず新OS発売後もWindows 8.1は継続販売されるはずだ。次のOSが自分にとってアタリかどうかを見極めてから、どちらを購入するか決定するのが賢い方法かもしれない。》(ビジネスジャーナル)

 ところで、今朝、デスクトップのWindows 8にマイクロソフトの自動アップデートがあったが、とても容量が大きく、長時間かかった。先日のトラブルの修正・対策だろうと想像している。
 今は、タブレットが自動更新されている。順番に入ってくるのだろう。

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●Windows 9(仮)、デスクトップ/ノートPCの画面はWindows 7風に──ZDNet報道
        ITmedia 2014年07月01日
Microsoftが、Windows 8.1のUpdate 1で改善したタッチ非対応PC向けのユーザーインタフェースを更に進めて、次期Windowsではデスクトップ/ノートPC版では新しいスタートメニュー付きのWindows Desktopを表示するとZDNetが報じた。

 来年春にリリースされるとみられる米Microsoftの次期Windows(Microsoftからの正式発表はないが、コードネーム:Threshold)では、起動後の画面がハードウェアによって異なるものになると、米ZDNetのベテランMicrosoftウォッチャー、メアリー・ジョー・フォーリー氏が情報筋の話として報じた。

 Windows 8.1のUpdate 1ではタッチ非対応PCユーザー向けのUIが改善されたが、Thresholdではこれがさらに進むようだ。

 従来型のデスクトップPCやノートPC向けのバージョンではWindows 7と似たWindows Desktopが表示され、Build 2014で披露された小さいスタートメニューが利用できるという。このスタートメニューは従来のようなソフトウェアの一覧に加え、ライブタイルも表示される。

windows  Build 2014で披露された新しいスタートメニュー


 Surface Pro 3や中国LenovoのYogaシリーズのようにノートPCとしてもタブレットとしても使える端末の場合は、キーボードが接続されているかどうかでWindows 8のようなスタート画面とWindows Desktopを切り替えられるようになる。

 タブレット版のWindowsにはWindows Desktopの表示機能は搭載されない。

 ThresholdのバージョンがWindows 9になるかどうかはフォーリー氏もまだ分からないとしている。

 同氏によると、Thresholdのリリースの前に、Windows 8.1 Update 2が今夏にも実施されるという。同氏は、Windows 8.1 Update 2を適用したユーザーだけでなく、Windows 7 SP1ユーザーにもThresholdを無償提供するとみている。

 米分析会社Net Applicationsが毎月発表している世界OS市場のバージョン別シェアの5月の結果によると、Windows 7のシェアが50.06%でいまだトップで、Windows 8とWindows 8.1を合わせてもまだ12.64%だ。

世界における2014年5月のOSシェア(資料:Net Applications)


●「ウィンドウズ9」9月末発表か 米マイクロソフト 現地報道
          日経 2014/8/22 11:08
【シリコンバレー=小川義也】米IT(情報技術)ニュースサイト「ザ・バージ」は21日、米マイクロソフト(MS)が次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ9」(仮称)に関するイベントを9月30日前後に計画していると報じた。次期ウィンドウズの改良点や新機能の一部を、開発者向けの「テクニカル・プレビュー(技術評価版)」として披露する予定だという。

 次期ウィンドウズの詳細は不明だが、新しい「スタートメニュー」を設けるなど広範な改良が加えられる見通し。MSは報道に対して、コメントしていない。

 MSは2012年秋に現行の「ウィンドウズ8」を発売。パソコンだけでなく、タブレット(多機能携帯端末)にも対応させるため、タッチ操作がしやすい技術やデザインなどを採用した。ただ、使い勝手が悪いとの指摘を受け、13年に改良版を配布した。

●マイクロソフトにとって次期ウィンドウズは重要か
          ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2014 年 8 月 22 日
マイクロソフトは次期ウィンドウズを近く公開するとみられている Bloomberg News
 米マイクロソフトはまもなく、次期ウィンドウズを公開するかもしれない。ただ、それは重要なことだろうか。

 テクノロジー系サイトの「ザ・バージ」は21日、マイクロソフトが9月30日頃、次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ9」のプレビューを計画していると報じた。予定通りプレビューが実施されれば、過去20年で最も大きな変更の一つだったウィンドウズ8の販売からちょうど2年目のタイミングとなる。

 米国のニュースサイトZDネットは先週、マイクロソフトが次期ウィンドウズのプレビューを9月後半に行う見通しを示したと報じた。開発のコードネームは「Threshold(スレッシュホールド)」だが、マイクロソフトがコードネームを次期バージョンに使うか、あるいは「ウィンドウズ9」と呼ぶかは不明だ。同社の広報担当者はコメントを控えた。

 ウィンドウズ8は文句なしのヒット作とは言えない。次期ウィンドウズの変更点には、現バージョンに関するユーザーの不満に対処する機能などが含まれるとみられている。例えば何らかの形での「スタート」メニューだ。マイクロソフトはウィンドウズ8でスタート・ボタンを排除したがこれが不評で、その後の微調整したウィンドウズ8で復活させている。次期ウィンドウズはアップルの音声アシスタント機能「Siri(シリ)」に似た「Cortana(コルタナ)」を内蔵する可能性もある。

 新しいウィンドウズの発売はこれまで、派手なマーケティングを伴う大きなイベントだった。英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」はウィンドウズ95の発売時に自らの楽曲「スタート・メー・アップ」を貸し出したほどだ。ただ新しいウィンドウズのデビューはかつてほど重要でなくなっている。マイクロソフトにとっても、またコンピューター分野にとってもだ。

 理由の一つには、マイクロソフトがウィンドウズ8に継続的に微調整を加えており、アプリ(応用ソフト)を検索する新しい方法を追加したり、スマートフォン(スマホ)のような「タイル」モードでない、お馴染みのデスクトップのモードで起動する選択肢を提供したりしていることが挙げられる過去にマイクロソフトはセキュリティーのバグなどを修正したが、たいてい約3年おきとなる次期OSの発売まで大きな機能変更は見合わせてきた。

 売り上げ面では、ウィンドウズは依然としてマイクロソフトにとって非常に重要だが、かつてほどではない。ウィンドウズを主とする部門はマイクロソフト全体の売上高の約20%を占めるが、「オフィス」やサーバー用ソフトウエア、その他の業務用システムが売り上げへの貢献度を増している。このところ売り上げに弾みがついているパソコンでも世界のコンピューター機器のうちでは少数派で毎年販売台数は3億1500万台と、10億台以上のスマホと比べ小さく見える。

 相次ぐアップデートや、コンピューターの世界でのパソコンの存在感の縮小は、新しいウィンドウズの発売がかつてほどの威力を持たないことを意味している。

●Win 7販売終了で、PC買い換えるべき最適な時期は?来春の次期OS見極め後か
        ビジネスジャーナル 014.02.27
・・・・・・・・・・(略)・・・
●Windows 7搭載PCの販売は今年10月末まで
 米国時間の2月14日、マイクロソフトがWindows 7を搭載したPCの販売を10月31日で終了すると発表した。
 これはマイクロソフト公式サイト上の「Windowsライフサイクルファクトシート」において、各製品のサポート期限や販売期限について記した表が更新されてわかったことだ。今のところ米国版のシートにのみ「Windows 7 Home Basic, Home Premium, Ultimate」のプリインストール済みPCの販売期限が「October 31, 2014」と記載されている。

 ちなみに日本語版では、今のところ「未定」と書かれているのだが、世界各国でサービスを展開するマイクロソフトが国ごとに対応時期を大きく変更するとは考えづらいため、日本での販売期限も同じだと考えておいたほうがよさそうだ。

・・・・(略)・・・
そして、この販売期間からもわかるように、人気のあるOSは長期間販売され、不人気OSは比較的短期に販売が終了している。人気があったOSといえばWindows 98、Windows XP、Windows 7。リリースされた中から「1つ飛ばし」で人気があった。むしろ、1つ飛ばしで不人気OSがあったといえるかもしれない。

 この法則でいくと、今ひとつ人気が出ないWindows 8およびWindows 8.1に対して、この次に発売されるOSのデキがよいのではないか、という期待が高まる。

 次期Windowsは開発ネーム「Threshold」で、発売時には「Windows 9」という名前になるのではないかといわれている。現在開発中のこのOSは、15年4月に発売される予定だ。

 つまり今Windows 8.1のPCを購入しても、それは1年少々で「旧OS」のマシンになってしまう。もちろんWindows 9が当たりOSとなる保証はないのだが、とりあえず新OS発売後もWindows 8.1は継続販売されるはずだ。次のOSが自分にとってアタリかどうかを見極めてから、どちらを購入するか決定するのが賢い方法かもしれない。

◆【2015年】「Windows9」9月にプレビュー版発表?【Threshold 無料】
           NAVER まとめ 更新日: 2014年08月25日
2015年に発表されるとみられるWindows 9。2014年9月にプレビュー版がリリースされるとアメリカの複数のメディアが報じました。
Windows 9 とは?無料で提供されるって本当?ベータ版はいつ?発売日は?【Build2014】
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【必見おすすめまとめ】

◆Windows 9には高速ビルドアップデートの機能?
ビルドのアップデートをボタンクリック一つでできるそうだ。その機能が製品バージョンに残るのかは不明だが、それによってMicrosoftは従来よりもアジャイルに、最新のパッチやアップグレードをユーザに渡せるようになる。
出典
Windows 9のプレビューには高速ビルドアップデートの機能がある - TechCrunch

◆(速報)Windows 9 の Tech Preview 版 9月30日に公開か

ニュース - Microsoft、9月30日に「Windows 9」発表イベントを開催か:ITpro

米Microsoftが、「Windows 8」の後継となる次期OS(通称「Windows 9」)を来月の特別イベントで発表する見通しだと、複数の米メディアが現地時間2014年8月21日に報じた。

◆Windows 9 に「音声アシスタント」導入か?
Windows 9はSiriのような音声アシスタントを搭載? : ギズモード・ジャパン

◆Windows 9: 「チャームバー」廃止、仮想デスクトップ追加?
現在の「Windows 8」、「Windows 8.1」で、画面の右側に表示されるチャームバー。検索、共有、スタート、デバイス、設定などのボタンが用意されていますが、Windows 9 では廃止になるかもしれないとのこと。
また、「仮想デスクトップ」を追加する計画もあるとのこと。

「Threshold」という開発コード名で呼ばれる次期「Windows」について、最新のうわさをまとめた
◆Windows 7 ユーザーにも無償提供か
Thresholdのリリースの前に、Windows 8.1 Update 2が今夏にも実施されるという。
同氏は、Windows 8.1 Update 2を適用したユーザーだけでなく、Windows 7 SP1ユーザーにもThresholdを無償提供するとみている。

Windows 9(仮)、デスクトップ/ノートPCの画面はWindows 7風に──ZDNet報道 - ITmedia ニュース
→「Windows 8.1 Update 2」の提供は中止になりました。無料化はWindows アプリ(Windows ストアアプリ)が使用できない Windows 7 から、Windows 9 への乗り換えを促進し、Windows アプリが使用できる端末の数を増やすことが目的とみられます。

◆デスクトップ重視へ スタートメニュー復活か

従来型のデスクトップPCやノートPC向けのバージョンではWindows 7と似たWindows Desktopが表示され、Build 2014で披露された小さいスタートメニューが利用できるという。このスタートメニューは従来のようなソフトウェアの一覧に加え、ライブタイルも表示される。
出典
Windows 9(仮)、デスクトップ/ノートPCの画面はWindows 7風に──ZDNet報道 - ITmedia ニュース

Windows XP からの乗り換えで、Windows 8 が選ばれなかったことを踏まえ、Windows 9 ではスタートメニューなどを復活させるようです。ただし、Windows 7 のようなスタートメニューではなく、Windows アプリの「ライブタイル」も表示させることができるもののようです。Windows 8 のスタート画面よりもこちらの方が便利な気がします。イメージがわかない方はリンク先の画像をご覧ください。
Windows 9(仮)、デスクトップ/ノートPCの画面はWindows 7風に──ZDNet報道 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1407/01/news062.html
Microsoftが、Windows 8.1のUpdate 1で改善したタッチ非対応PC向けのユーザーインタフェースを更に進めて、次期Windowsではデスクトップ/ノートPC版では新しいスタートメニュー付きのWindows Desktopを表示するとZDNetが報じた。
Report: Upco


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 数日前のブログに「◆Windows UpdateでPCが起動不能になるトラブル発生/8月13日の更新プログラムが原因=Microsoft」と書いて、自分の周りのパソコン4台は、自分で点検して対策した。
      8月20日のブログ

 調べたら、問題の原因となるという4つプログラムは、自分の使っているW-8は、4つのうちの1個のプログラム、W-8.1タブレットには0個、つれあいのW-7には、4つのうち2個、倉庫の作業場のW-7は0個だった。
 見つけて削除する方法を自分で考えて、ブログに記録しておいた。

 今朝、関連情報を見てみたら、マイクロソフトの「日本のセキュリティチーム  19 Aug 2014 6:44 PM 」として、
 簡単な発見と対策方法が追加で掲載されていたので、今後のために、リンクし、かつ、その方法を記録しておいた。
  《■問題が発生していない場合の対処策 アンインストール 手順 Windows8の場合、Windows7の場合》

 そして、
 《■補足情報 現在、Windows Update / Microsoft Update / 自動更新 / Windows Intune 経由でのこれらの更新プログラムの配信は停止しています。自動更新を停止するなど、追加の対応を行う必要はありません。》

 先日、自分で対策したとき、しばらくは、「自動更新を停止する」設定にかえていたけど、もう大丈夫になっていると公式に発表されたので、「Windows Update」は自動更新に戻そう。

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●【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある [対応方法まとめ]
          TechNet Blogs » 日本のセキュリティチーム  19 Aug 2014 6:44 PM
2014 年 8 月 13 日公開のセキュリティ情報 MS14-045 「カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される」にて公開したセキュリティ更新プログラム等を適用後に発生している問題について、あらためて、概要と、対応策について、まとめてお知らせします。

■概要
・・・・・・・・・・・(略)・・・

■問題が発生している場合の対処策
問題の現象が発生している場合は、以下の操作手順に従って、復旧を試みてください。
お使いの Windows を確認するには、Windows のバージョン確認方法を参照してください。

操作手順
・・・・・・・・・・・(略)・・・

■問題が発生していない場合の対処策
問題の現象が発生していない場合でも、予防的措置として以下の操作手順に従って、該当する更新プログラムをアンインストールすることを推奨します。

手順1. コントロールパネルから、Windows Update を開きインストールされた更新プログラムを確認します。お使いのWindows に応じて以下の手順を実行してください。お使いの Windows を確認するには、Windows のバージョン確認方法を参照してください。

● Windows 8 / 8.1 の場合
(1) Windows キーを押しながら、S キーを押します。 または、画面の右端からスワイプして [検索] をタップします。
(2) 検索ボックスに「Windows Update」と入力して、[Windows Update] をタップまたはクリックします。



(3) [インストールされた更新プログラム]をクリックします


● Windows 7 の場合
(1) [スタート] から [すべてのプログラム] - [Windows Update] をクリックします。


(2) [インストールされた更新プログラム] をクリックします。


手順2. 検索ボックスに、KB2982791 と入力します。


手順3. インストールされた更新プログラムとして表示される場合は、右クリックをしてアンインストールします。表示されない場合は、何もする必要がありません。


手順4. 手順 2. と手順 3. の操作を、以下の番号に変えて、繰り返します。
KB2970228
KB2975719
KB2975331

■その他
Windows Update のエラーや問題を解決する方法
セキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

■補足情報
現在、Windows Update / Microsoft Update / 自動更新 / Windows Intune 経由でのこれらの更新プログラムの配信は停止しています。
自動更新を停止するなど、追加の対応を行う必要はありません。

■より詳しい情報を知りたい方向けの参考情報
サポート技術情報 2982791 「[MS14-045] カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて (2014 年 8 月 12 日)」

セキュリティ情報,  MS14-045


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 今朝、パソコンを立ち上げてネットのニュースを見ていたら、次の旨の「Microsoftからの警告」があった。
 「8月13日公開の更新プログラムをWindows Updateで更新。その後、再起動すると起動できなくな・・」
 エエッ!!  いくらなんでも、それはないでしょ!!

 確か、ちょうどお盆のそのころの朝、つれあいのパソコン(W-7)が突然、動きが悪くなった。結局その日は、終日不調だっらしい。
 ・・・翌日、私のパソコン(W-8.1)が朝から、スピードが遅い、作業が遅い・・・

 その時は、とりあえす、一番元のモデム・ルーターの電源を落として、全部立ち上げなおした。
 そしたら、私のパコンピュターは快適に戻った。・・今、確認すると、つれあいのパソコンはまだ戻っていないらしい・・・
 
 まずは、Windows Updateの自動更新を停止しておいてから、ブログに要点を整理してみる。

 ニュースでみた「ITmedia PC USER」によると次。
《Windows 7にインストールされた8月13日公開の更新プログラム(2982791)。この後、再起動すると起動できなくなる場合も……
 2014年8月13日にMicrosoftが公開したWindowsの更新プログラムを適用すると、OSが異常終了したり、再起動に失敗するトラブルが発生している。》


 なんと怖いこと。
 対策を見ると、↓ 素人の私にはとてもできそうにない話。

《セーフモードで起動し、コマンドプロンプトで特定ファイルを削除後、Windows上でレジストリエディタやコマンドプロンプトを操作し、問題の原因となる更新プログラムをアンインストールするという流れだ。レジストリエディタの操作も含むため、作業は慎重に行いたい。

《問題の更新プログラムは以下の4つだ。これらをインストールしても問題が発生しない場合もある。》

《上記4つの更新プログラムをまだインストールしていないユーザーは、Windows Updateの自動更新を一時オフにするなどして、同社がこの問題に対処するまでアップデートしないよう注意したい。》

《すでに上記の更新プログラムを適用後に再起動して無事だったユーザーについても、2回目以降の再起動で失敗するケースが報告されている。》

《更新後に問題がないPCもアンインストールを推奨【8月18日20時追記】》

 Microsoftの「日本のセキュリティチーム」によれば、
《現在、Windows Update / Microsoft Update / 自動更新 / Windows Intune 経由でのこれらの更新プログラムの配信は停止しています。なお、これらの更新プログラムをインストール後、特に問題が発生していないコンピューターでも、予防的処置のために、これらの更新プログラムをアンインストールすることを推奨します。》

 ・・ということで、次の記述に従い、Windows Updateの自動更新を停止しておいた。

 ここから急いで点検。
Windows Updateのページ

 
 確かに、4つのうち、一つがあった。ただし、それ以外は覗けないので、有るか無いかは不明。


 そこで、まず、手っ取り早く「システムの復元」で13日以前に戻してみようとしたが、「失敗」と表示された。3回試みたが同じ。
 あきらめて、元に戻って、Windows Updateのページで
「履歴」を再度、確認。
右上の「インストールされた更新されたプログラム」で、「8月15日に更新」の一覧から確認。
問題の4つのプログラムのうち1つしかないことを確認、したことにした。


そのプログラムの上で、右クリックするとアンインストールボタンが出てきた。
それで、削除。

 

再起動。
対策版が出るまで、この後は、時々、確認するしかない。

 今朝は、こんなことで2時間もとられてしまった。
 あとは他のパソコンを同様に調整しておく。それは簡単に済むと思うけど・・・

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» 2014年08月18日 00時00分 更新 公式ブログで復旧方法を公開:
         ITmedia PC USER 2014年08月18日Microsoftが8月13日に公開した更新プログラムを適用後、Windowsの異常終了や再起動に失敗するというトラブルが相次いでいる。復旧方法はTechNet Blogsで公開されている。


Windows 7にインストールされた8月13日公開の更新プログラム(2982791)。この後、再起動すると起動できなくなる場合も……
 2014年8月13日にMicrosoftが公開したWindowsの更新プログラムを適用すると、OSが異常終了したり、再起動に失敗するトラブルが発生している。


 Microsoftが運営するTechNet Blogsの「日本のセキュリティチーム(JSECTEAM)」は、特定の更新プログラムをインストールすることで、「Stop 0x50」というエラーが発生する場合があり、このエラーがWindowsの異常終了や再起動の失敗を引き起こすことを明らかにした。

 問題の更新プログラムは以下の4つだ。これらをインストールしても問題が発生しない場合もある。

2982791 [MS14-045]カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて(2014年8月12日)
2970228 Update to support the new currency symbol for the Russian ruble in Windows
2975719 August 2014 update rollup for Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server 2012 R2
2975331 August 2014 update rollup for Windows RT, Windows 8, and Windows Server 2012
tm_1408windows_02.jpg
TechNet Blogsはセーフモードからの復旧方法を紹介
 TechNet Blogsの投稿では、Windows 7/8の起動に失敗する場合の復旧方法を紹介している。

セーフモードで起動し、コマンドプロンプトで特定ファイルを削除後、Windows上でレジストリエディタやコマンドプロンプトを操作し、問題の原因となる更新プログラムをアンインストールするという流れだ。レジストリエディタの操作も含むため、作業は慎重に行いたい。

詳しい復旧方法(TechNet Blogs)→【リリース後に確認された問題】2014年8月13日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある

 もしセーフモード自体が起動しない場合、Windows 8.1(Update)では、「自動修復」メニューから「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」と選択し、「スタートアップ修復」もしくは「システムの復元」を実行することで、復旧できる可能性がある(Windows 8の場合、「自動修復」もしくは「システムの復元」を実行)。

 また、Windows 7では電源オン直後にF8キーの連打で「詳細ブート オプション」画面を表示し、「コンピューターの修復」を選び、そこから「スタートアップ修復」もしくは「システムの復元」を行うことで復旧できる可能性がある。

 上記4つの更新プログラムをまだインストールしていないユーザーは、Windows Updateの自動更新を一時オフにするなどして、同社がこの問題に対処するまでアップデートしないよう注意したい。

すでに上記の更新プログラムを適用後に再起動して無事だったユーザーについても、2回目以降の再起動で失敗するケースが報告されている。念のため、「コントロールパネル」の「プログラムと機能」にある「インストールされた更新プログラム」から該当する更新プログラムをアンインストールしておいたほうが無難だ。

更新後に問題がないPCもアンインストールを推奨【8月18日20時追記】
 上記TechNet Blogsの投稿が8月18日に追記された。セーフモードからの復旧を試みる前に、まずはDVDなどのインストールメディアからPCを起動し、スタートアップ修復やシステムの復元を行うことで、問題の更新プログラムをインストールする前の状態に戻し、システムのバックアップがある場合はリストアするという方法を紹介している。

 すでに問題の更新プログラムは配信が停止されており、Windows Update、Microsoft Update、自動更新経由でのアップデートは行われない状況だ。同社はこれらの更新プログラムをインストールしても問題が発生していないPCに対して、予防的措置のため、アンインストールすることを推奨している。

日本のセキュリティチーム » 15 Aug 2014 9:07 PM

【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある

2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合があることが確認され、サポート技術情報 2982791 「MS14-045: Description of the security update for kernel-mode drivers: August 12, 2014」が更新されました。日本版のサポート技術情報も翻訳され公開されました (機械翻訳) 数日内に公開いたしますが、下記のStop 0X50 エラーの問題に遭遇されている方のために、本ブログでも復旧方法をご案内します。

■ 概要
以下のいずれかの更新プログラムをインストールした後、Stop 0x50 エラーが発生しコンピューターが異常終了する場合があります。また、このエラーは、再起動後にも発生し起動に失敗する場合があります。

2982791 [MS14-045] カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて (2014 年 8 月 12 日)
2970228 Update to support the new currency symbol for the Russian ruble in Windows
2975719 August 2014 update rollup for Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server 2012 R2
2975331 August 2014 update rollup for Windows RT, Windows 8, and Windows Server 2012
(2014/8/18 追記)

現在、Windows Update / Microsoft Update / 自動更新 / Windows Intune 経由でのこれらの更新プログラムの配信は停止しています。
なお、これらの更新プログラムをインストール後、特に問題が発生していないコンピューターでも、予防的処置のために、これらの更新プログラムをアンインストールすることを推奨します。

■復旧方法

コンピューターの起動に失敗する場合は、まずは、下記作業を実施してください。

(2014/8/18 追記)
・DVD などのインストール メディアを使用してコンピューターを起動し、スタートアップ修復やシステムの復元を行います。これにより、これらの更新プログラムのインストール前の状態に戻します。また、システムのバックアップがある場合は、リストアを行います。

上記作業で復旧できない場合は、下記手順を実施してください。

コンピューターを再起動し、セーフ モードで起動します。

Windows 7
Windows 8 および Windows 8.1
DVD や USB などの Windows 8.1 用インストール メディアがある場合、ドライブに挿入し、コンピューターを再起動します。"Press any key to boot from DVD." と表示されたら、キーボードのキーを押します (もしも、このメッセージが表示されない場合は、DVD や USB からコンピューターを起動するように、BIOS の設定を変更し、起動順序を変更してください)。Install Windows ページまで来たら、Windows Recovery Environment を起動するために Repair your Computer をクリックしてください。
インストール メディアが無い場合は、Windows の起動処理中に電源ボタンを長押しして、コンピューターを 3 回再起動させます。その後にコンピューターを起動すると、Windows Recovery Environment が起動します。
コンピューターが起動したら、すぐに、[オプションの選択] 画面で、[トラブルシュート] をタップするかクリックします。[スタートアップ設定] オプションが無い場合は、[詳細オプション] からタップするかクリックします。
[スタートアップ設定] をタップするかクリックした後、[再起動] ボタンをタップするかクリックします。
[スタートアップ設定] 画面で "4) セーフ モードを有効にする" を選択します。
コンピューターがセーフ モードで起動されたら、管理者権限を所有するユーザーでログインします。
“fntcache.dat” ファイルを削除します。これを実行するには、コマンド プロンプトを管理者権限で開き、以下のコマンドを実行します。・・・・(略)・・・


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 「LINE」アカウントの乗っ取り、詐欺被害の報告相次ぐ、という報道があった。
 「LINE」を承知で使っている人はそれはそれとして、私は使わないことにしている。
 いろいろと面倒がありそうだから。

 ところで、昨日知人から電話があった。数日前にメールを送ったけれど返事がないので・・・とのこと。
 もしや・・・と思い、「迷惑メール」のフォルダを点検したら・・・あった。
 他にも数人のメールが「迷惑メール」に自動振り分けされているのを発見。
 救出した。大事なメールもあって・・汗。

 過去にもこういうことがあった覚え。
 こうなるのは、「迷惑メール」のフォルダに、自分で指定して自動振り分けされる設定にしているからか。

 いたずらメール、勧誘メールなどは基本的に「迷惑メール」のフォルダに自動振り分けとして登録する。
 当然、こういうメールを開くことはない。

 でも、今だけは、このエントリーを書くために、昨日の朝届いて、自動振り分けで「迷惑メール」フォルダにあった次のメールを開いてみた。

From:ご利用者様担当:関口 yxgichgb@idbbs.com <unbhymernfp88638831@docomo.ne.jp>

To:【LINE】運営事務局より、重要なご連絡がございますので必ずご確認下さい。 お客様ID:qsccipt
即会い希望の女性から友達申請が3件きております。
 
◇友達申請の承認を行う◇
http://ivhn3ju6386fp6s.info
 
・当掲示板の機能は全て無料でご利用可能となっておりますので、ご安心くださいませ!

別に「LINE」が悪いわけではないのだろうけど、「LINE」を語る、利用する迷惑メールにはうんざり。
上記のメールの直近もいずれも同種のメール、であることを示すため、
私のパソコンの「迷惑メール」のフォルダ画面をコピーした↓


昨日の明け方のメールも開いてみた。
From:由美 ID:xfuut <ieycevibcllmg84857399051148@yahoo.co.jp>
To.LINEのID交換しませんか? suyvacbt
私のアドレスとIDはこっちに載せておきますね♪ 
登録したら連絡してほしいです♪ 
http://rjr05fi8qw56we1.info


 変なメールは退治したい。
 ところで、今日は、終日、議会の委員会。

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●「LINE」アカウントの乗っ取り、詐欺被害の報告相次ぐ
          ITmedia ニュース 2014年6月17日(火)22時00分配信
 LINEユーザーのアカウントを何者かが乗っ取られ、振り込め詐欺のような被害にあったという報告が相次いでいるとして、LINEは6月16日、アプリ内で注意を呼び掛けた。他社から流出したパスワードを使った不正ログインとみている。

 乗っ取ったアカウントから、そのユーザーの友人に対して「WebMoneyのプリペイドカードを買うのを手伝ってほしい」などのメッセージを送り、プリペイドカードをだまし取ろうとする被害がよく報告されているという。

 同社に問い合わせがあった内容のうち、他社から流出したID・パスワードを使った不正ログインでアカウントが乗っ取られたとみられる事例が303件あったという。同社からのIDやパスワードの流出はないとしている。

 アカウントが乗っ取られた場合、(1)友人に勝手にメッセージを送られる、(2)勝手に有料スタンプなどを購入される、(3)勝手にアカウントを削除される――などが起きる可能性があるとし、他社サービスと同じID・パスワードを使わないよう注意を呼びかけている。

●LINE不正ログイン情報収集=運営会社から被害相談-警視庁
     時事(2014/06/18-23:42)
 無料通信アプリ「LINE(ライン)」で登録者に成り済ました不正ログインが確認された問題で、警視庁が運営会社LINE(東京)から被害相談を受けていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。利用者からの被害も寄せられており、同庁サイバー犯罪対策課は不正アクセス禁止法違反の疑いもあるとみて、情報収集を始めた。
 同社によると、18日までに不正ログインは303件確認され、うち3件で金銭が絡む被害があったという。第三者に乗っ取られた登録者からは友人などに電子マネーの購入を促すようなメッセージが送られていたとみられ、同社は12日以降、利用者にパスワードの変更などを要請している。

●LINEのID乗っ取り300件超
      日テレ  6/18 22:58 NEWS24
 無料通話アプリを提供する「LINE」などの利用者のIDが何者かに乗っ取られる被害が先月下旬から相次いでいることが分かった。

 LINEによると、IDが乗っ取られる被害は、先月下旬から先週末までに303件確認されたという。他のサイトなどから流出したIDやパスワードで不正にログインされたものとみられている。第三者が本人になりすまして友達などに一斉にメッセージを送信し、電子マネーの購入などを促すケースが相次いでいて、金銭的な被害も3件確認されたとしている。

 また、交流サイトを運営する「mixi」も、先月下旬から今月16日までに26万以上のアカウントに不正ログインがあったと発表した。さらに、「ニコニコ動画」を運営するドワンゴでも6月17日現在、約30万のアカウントに不正ログインがあり、17万円以上のポイントが不正使用されたとしている。

 各社とも利用者にパスワードの変更など注意を呼びかけている。

●LINEに不正ログイン攻撃で303件の被害確認、友だちに金品要求も
        日経 2014/06/18

 LINEは2014年6月18日までに、6月ごろからLINEへの不正ログイン被害が発生し、アカウントが乗っ取られる事案が発生していることを明らかにした(画面)。

 LINE広報によると、これまでに不正ログインに関する問い合わせを413件受け付けた。そのうち303件で実際に不正ログインがあった可能性が高いと判断している。不正ログインされたアカウントでは、利用者になりすまして「友だち」に対して金品を要求するようなメッセージを送信する事案が出ている。アプリ内ポイントや課金コンテンツに関する被害については調査中だとしている。

 LINEからパスワードなどの情報が直接流出したことはないという。不正アクセスの手口として、他社サービスなどから流出したメールアドレス・パスワードの組み合わせを悪用してLINEへのログインを試行する「リスト型アカウントハッキング」が疑われる。そのためLINEは「他のサービスと同じパスワードをLINEでも設定している方は、できるだけ早くパスワードを変更してください」と呼びかけている。

 LINEのパスワードは、スマートフォンの機種変更をするときやパソコン版LINEを利用するときなど、限られた状況でしか登録・入力の機会がない。このため、利用者にとっては頻繁に変更するなどの管理が行き届かず、不正アクセスの実行者に狙われやすくなっている可能性がある。

 同様の「リスト型アカウントハッキング」は、ニコニコ動画(関連記事:ニコニコ動画に不正ログイン攻撃、約220万回の試行で17万円の被害)やmixi(関連記事:ミクシィに不正ログイン攻撃、430万回超の試行が現在も継続)など日本で利用者が多いネットサービスで相次いで発生しており、利用者・サイト運営者ともに警戒が必要だ。

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 Windows XPのサポートが今年の4月9日に終了した。
 その後もたくさんのXPのパソコンが使われることが予測されていたので、2か月経過したところで、どんな指摘がなされているかなどの状況を見てみた。

 ★《6月末時点でも国内の法人利用パソコンのうち、6.6%に当たる241万台がXPのまま残る。全国の地方自治体でも、予算上の都合などでいまだにXP搭載パソコンが数多く残る。》(IDCジャパンの予測)

 自分自身、パソコンなしで暮らせない生活をしているのでのセキュリティの問題には特に気を使っている。
 でも、民間の企業や役所ですら、XPを使い続ける理由は、予算上の問題といえばカンタン。
 しかし、システムが大きくなってくると、移行自体がカンタンではないらしい。

 ★≪多くの企業がまだXPを使い続けている理由には、XPでしか動作しない基幹アプリケーションがある。例えば、機密性の高い処理や取引を扱っている金融機関では、XPからWindows 7への移行を週末の間だけで簡単に済ますことはできない。》(ITmedia エンタープライズ)

 それに、Windows 7に移行しても、いずれまた、次への移行を余儀なくされる時が必ず来る。
 本質的な問題に絡む。

 しかも、近いうちに法人などにはもっと重大な問題が来るらしい。

 ★≪約1年後の2015年7月15日、Windows Server 2003の延長サポートが終了する。サーバー移行は、クライアント移行よりも“手ごわい”。国内で稼働しているWindows Server 2003以下のサーバーは約36万台。「どの顧客もWindows Server 2003を使っている」という声もあるほど、多数の企業で利用されている。》 (IT Pro)

 コンピュターは必須のシステムだけど、それを適切な状態で維持するための費用も膨大、ということか。
 そんなことで、警告的な意見を記録しておく。
 もちろん、「今のままで行ける」という意見にもリンクしておく。

 なお、今日は、議会の全員協議会。
 それと、先日から、9月に出す本の「著者初校正」が入っているし、明日あさっては「田植え」ととても窮屈。
 加えて、来週の火曜日が一般質問の通告期限・・・ふうっ

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●自治体にいまだ残るXPパソコン、ネットやUSB接続の禁止でしのぐ
      ITpro 2014年6月3日 
 Windows XPのサポートが2014年4月9日(日本時間)に終了して約2カ月が経過した。ところが、IDCジャパンの予測では、6月末時点でも国内の法人利用パソコンのうち、6.6%に当たる241万台がXPのまま残るという。同様に全国の地方自治体でも、予算上の都合などでいまだにXP搭載パソコンが数多く残っている。

●「Windows XPからの完全脱却は無理」と悟った企業の末路
         ITmedia エンタープライズ 2014年05月18日
 セキュリティサポートが終了した「Windows XP」だが、Windows XPからの移行プロセスに着手できていない企業や、新しいプラットフォームへの移行が完了していない企業がまだかなりあるようだ。大規模なXP移行をやり遂げた企業のセキュリティ担当者たちは、アプリケーションの互換性に重点を置くこと、そしてIT計画の全体像を見失わないようにすることを勧める。
・・・・(略)・・・
●Windows XP移行の鍵となるアプリケーションの互換性
 だが、日を追うにつれてそのような簡単な移行も減ってきた。多くの企業がまだXPを使い続けている理由には、XPでしか動作しない基幹アプリケーションがある、とハーテンスタイン氏はいう。例えば、Windows XP用アプリケーションで機密性の高い処理や取引を扱っている金融機関では、XPからWindows 7への移行を週末の間だけで簡単に済ますことはできない。
・・・・・・・・・(略)・・・

●サポート延長という選択肢はあるか
 Microsoftは4月8日までにWindows XPから新しいOSへ移行することを企業に強く促していたが、移行できなかった企業には高額の延長サポートというオプションも用意している。

 Windows XPを継続使用する企業を対象とするカスタムサポートプランは、マシン台数に応じて価格が交渉される傾向にある。米IT調査会社Gartnerが発表した2013年1月の報告書によれば、Microsoftはこうしたプランの料金をかなり高額に設定しており、顧客に提示される額は、サポートするマシンの台数や必要な修正プログラムの数に応じて、初年度だけでも60万~500万ドルだという。
・・・・・・・・・(略)・・・

 「単に『サポートが終了するからXPをやめてWindows 7へ乗り換えなければいけない』という会社には賛同できない。それではWindows 7から乗り換えるときにまた、自ら問題を作ることになる。今こそ、可能な限り戦略的になる好機だ」

●“現役”XPの多さに悲鳴! 各国政府などが巨額のサポート契約を結ぶ
       日経トレンディネット 2014年5月28日
 サポートが終了したからといって……。官公庁や政府系機関、大手金融機関が個別にマイクロソフトとXPのサポート延長契約を結ぶ動きが出てきている。新しいOSに移行しなくてはいけないとわかってはいても、実際には移行が間に合わず、時間切れを迎えたところが多いという実態が明らかになってきた。・・・・・・(略)・・・

●Windows XPとOffice 2003のサポートが切れたら何が起こる?
          itmedia  2014年04月08日

 2014年4月9日(日本時間)、マイクロソフトはWindows XPとOffice 2003、IE6のサポートを終了します。継続利用は「ネットにつながなければOK」だけではダメなのです。Business Media 誠

 Windows XPとOffice 2003、Internet Explorer 6のサポートが2014年4月9日(日本時間)に終了します。しかし、中小企業を中心にさまざまな理由から新OS(Windows 7以降)へ乗り換えられない企業も多いようです。

 サポートが終了すると何が起こるのでしょうか? まず、4月9日以降にWindows XPとOffice 2003を狙う攻撃が発生した場合でも、マイクロソフトは修正プログラムを提供しません。継続利用者は、セキュリティ上の欠陥を放置するか、自力で防御策を講じる必要があります。

 情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターによれば、このような状態でWindows XPおよびOffice 2003を使い続けると、

ウイルス感染の危険性が高まる  PCに不正アクセスされる可能性が高まる と警告しています。

 例えば、銀行口座のIDとパスワードを盗まれたり、迷惑メールを送信するための“踏み台”として使われたり、遠隔操作によってPCを乗っ取られたりする可能性があります。

「どうしてもWindows XPを使わなきゃ……」は現実的ではない

 IPAでは、「サポートが終了した製品の使用を推奨しない」と強調しつつも、どうしてもWindows XPを使い続けなければならない場合には、「外部とのデータのやり取りを一切行わないのであれば、安全に使用することが可能」といいます。

 ただし、それは、

インターネットに一切接続しない  LANから切り離して使用する   USBメモリなどの外部記憶媒体にも一切接続しない
ということ。事実上、これまでのように業務で使うことはできないのと等しい状態です。

 セキュリティ対策ソフト会社は、企業向けにWindows XPサポート終了後の有償サポートプランを用意していますが、セキュリティ対策ソフトというものは常に最新版にアップデートして使うもの。インターネット経由でのアップデートは難しくなります。

 このほか、すでにWindows XPの中にインストール済みの業務ソフトなどがアップデートされても古いバージョンのまま使わなければいけないケース、周辺機器などの対応OSリストから外れてメーカーサポート外になるケースなども考えられます。果たして、ここまで制限された状態でもWindows XPを使い続けるメリットがあるのでしょうか?

 米マイクロソフトは、4月8日(日本時間9日)、Windows XPとOffice 2003向けの最後のセキュリティ更新プログラムを提供します。繰り返しになりますが、これ以降、修正プログラムは提供されません。悪意ある人たちは、サポート終了日が過ぎることを手ぐすねを引いて待っていることでしょう。

●サポート切れXP、危険すぎる「窓割れた家」 予算不足で移行に遅れ、サイバー対策“格差”も
        itmedia 2014年04月23日
サポート切れのWindows XPはウイルス感染や情報漏えいなどの危険性が高いが、財政事情の厳しい中小企業や自治体では現実に移行が遅れており、サイバー対策の“格差”が問題視されている。[産経新聞]

 米マイクロソフト(MS)は今月9日、日本国内の数百万台のパソコンに搭載されているとされる基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポートを終了した。安全上の弱点が見つかっても修正されず、使用し続ければ個人情報や企業機密の漏洩(ろうえい)につながるウイルス感染の危険が高まる。しかし、財政事情の厳しい中小企業や自治体では現実に移行が遅れており、サイバー対策の“格差”が問題視されている。

40台取り換え300万円、しかも間にあわず…
 「まさか、ここまでのコストを背負わされるとは…」
 大阪府内の中小検査機器メーカーの男性社長はため息をついた。同社は長年、開発中の商品や取引先の連絡先・担当者名などを管理するため、ウィンドウズXP搭載の業務用パソコン約40台を利用。先月中旬、全てのパソコンを取り換えるため、近隣の量販店などに別のOSのタブレット型端末や据え置き型のパソコンを発注したが、約300万円の費用がかかったという。

 コストよりも辛いのが、“想定外”の導入の遅れだ。XPの移行の影響で新パソコンの発注が相次いでいるためか、商品が予定通り届かないトラブルが発生。サポート終了の今月9日までに全パソコンを入れ替えられるはずだったが、実際に届くのは今月末になりそうだという。
 導入までは既存のXPパソコンを使用しなければならず、前述の社長は「重要なデータを守るために、何の手立てもできない。本音をいうと恐ろしいが、そうそうハッカーに襲われることはないと鷹をくくるしかない」と打ち明ける。
・・・・(略)・・・

●Windows XPの非公式アップデートに注意 - トラブルのおそれ
        Security NEXT - 2014/06/04
4月にサポートが終了した「Windows XP」に対して、セキュリティ更新プログラムを非公式に適用する手法が公開された。しかしながら、技術的な検証など行われておらず、日本マイクロソフトでは危険性を指摘している。

今回明らかとなったのは、サポートが終了した「Windows XP」の一部レジストリを操作することで、組み込み機器など特定の用途に限定して提供されている「Windows XP Embedded」の更新プログラムを、「Windows XP」へ適用する手法が公表されたもの。

「Windows XP Embedded」は、組み込み機器向けにカスタマイズできるよう用意されたOS。クライアント向け製品に比べてサポート期間が長いのが特徴。コンポーネントが分割されているが、「Windows XP」とバイナリ互換となっている。

特に今回非公式のアップデート手法で利用された「Windows Embedded POSReady 2009」は、2009年にリリースされたPOS向けのOSであり、サポート終了日は2019年4月9日と5年先だ。セキュリティ更新プログラムは、同OSが組み込まれた機器を販売するOEMメーカーだけでなく、「Windows Update」経由でも提供されており、これをアップデートに利用した。

今回明らかとなった手法に対し、日本マイクロソフトでは、入手できるとされるセキュリティ更新プログラムは、あくまで「Windows Embedded」や「Windows Server 2003」向けに作られたものであり、「Windows XP」を保護できるものではないとコメント。「Windows XP」においてテストを実施しておらず、不具合が発生するリスクがあることを強調した。

一方で今回の問題に対し、同社はメディアの取材に対して、技術的な課題を挙げ、危険性を指摘するにとどめており、それ以上については静観している模様だ。具体的な対抗措置なども、現時点では発表していない。

しかし、クライアント向けOSとEmbedded製品ではまったく異なったライセンス体系で提供されており、ライセンス違反となる可能性が高い。利用環境も大きく異なり、トラブル防止などを理由に、今後技術的な対策が講じられることも予測される。

また技術的な問題はもちろん、法的な側面からも問題があり、Windows XPからの移行が遅れている企業や組織にとって有効な対応策とはならない。従来通り、OSの切り替えが必要となる状況に変わりなく、地道に対策を講じていくしかなさそうだ。

●まだWindows XPを使用している人が検討すべき5つの重要事項
        アスキー 2014年05月07日
・・・・・(略)・・・
マイクロソフトがパッチを止めてしまうので、XPは新手の攻撃やゼロデイバグに対して脆弱になるが、幸運なことにまだそれを保護する方法がいくつか残されている。

怠惰な大企業と政府機関は、避けられない事態を先延ばしにして、マイクロソフトに追加サポートの費用を支払っている。例えば、米国財務相は、国内歳入庁のWindows 7への移行完了が間に合わなかったため、追加のサポート費用を支払っている。また、新しいパッチのために数百万ドルを支払ったとも伝えられている。イギリスとオランダの両政府も、XPの延長サポート費用を支払っているようだ。

これらの会社や政府機関は、XPの終了に備えて計画する期間が何年もあったにも関わらず、現在は自身の怠慢に対する報いを受けなければならない事態に陥っている。こうした延長サポートは、中小企業や個人の機器向けには提供されていない。カスタムサポート契約(CSA)を結んでいる大企業のみである。

個人または中小企業の場合はマイクロソフトの延長サポートを受けることはできないが、いずれにしてもあなたはそれを欲しいとも思わないだろう。最善の策は? 新しいコンピュータを買うことだ。

すぐに新しいハードウェアを購入するつもりがないのなら、Windows XPの終了に関して知っておくべき5つの事項に加え、考慮すべき選択肢も一つ、以下に述べておく。
・・・・(略)・・・

●Windows Server 2003のサポート終了、XPよりも長期的な計画が必要
        IT Pro 2014/06/06堀内 かほり=日経SYSTEMS (筆者執筆記事一覧)

 Windows XPの延長サポート終了に続き、約1年後の2015年7月15日、Windows Server 2003の延長サポートが終了する(図1)。一般的にサーバー移行は、クライアント移行よりも“手ごわい”ため、注意が必要だ。

 国内で稼働しているWindows Server 2003以下のサーバーは、IDC Japanの調べによると約36万台(2013年時点)。「どの顧客もWindows Server 2003を使っている」(日立ソリューションズ 社会システム第2事業部 通信プラットフォーム本部 第3部 主任技師の生山陽氏)という声もあるほど、多数の企業で利用されている。

 サポートが終了すると、セキュリティ更新プログラム(パッチ)が提供されなくなるため、脆弱性が発覚しても根本的な対策ができず、攻撃によって被害を受けるリスクが高まる。このため、サポート終了前に新しいバージョンのOSへと移行する必要がある。

このほかファイルサーバーの移行ガイドが公開されている。今後、SQL Serverの移行ガイドも公開される予定
[画像のクリックで拡大表示]
 日本マイクロソフトは移行に向け、サーバーの主要サービス、アプリケーションに関して移行ガイドを公開(図2)。「移行のパターンが決まっているものについてはガイドを出していく」(日本マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 Windows Server製品部 エグゼクティブプロダクトマネージャーの岡本剛和氏)との方針だ。

 多くのサーバーベンダーやSIerも、移行支援サービスの提供を始めている。富士通エフサスは2014年5月20日、Windows Server 2003移行サービスを発表した。同社ではWindows XP移行の時点でサーバーの移行を提案しており、半分程度がサーバーの移行も終えた。「残るサーバーは6000台ほどで、これらについても移行の一次提案は終わっている状況」(富士通エフサス サービスビジネス本部 サービス企画統括部 サービス販売推進部 プロモーショングループ総括の稲澤彰隆氏)という。
・・・・・・・(略)・・・

●「XPサポート終了」の具体的影響:Windows XP/Office 2003サポート終了後の「世界」
     ITmedia  2014年05月07日
 2014年4月9日にWindows XP/Office 2003はサポート終了日を迎えた。だが、そもそも「サポート終了」とは何なのか、その後の「世界」はどうなるのか、どのような影響があるのか? 判明している事実をまとめてみた。[島田広道,デジタルアドバンテージ]

発売から12年以上、そして当フォーラムの人気記事「XP/Vista→Windows 7 完全移行マニュアル」の公開から約4年半、とうとうWindows XP/Office 2003のサポート期間が終了してしまった。

 だが、サポート終了日の2014年4月9日以後も、相当数のWindows XP/Office 2003搭載PCが現役で稼働し続けている。サポート終了後、Windows XP/Office 2003に何が起こるのか、具体的にどのような影響があるのだろうか? 判明している事実をまとめてみる。

「特例」を除いて、新たなセキュリティパッチの無償提供が止まった

 サポート終了による最も大きな影響は、セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム/修正プログラム)の新規提供が止まることだ。サポート期間中は、新たな脆弱性が発見・報告されるたびに、マイクロソフトはその脆弱性を解消するためのセキュリティパッチを開発・配布してきた。ユーザーはWindows UpdateやWSUS、またはダウンロードセンターを介して、そのセキュリティパッチを無償で入手・適用することで脆弱性を解消できた。

 しかしサポートが終了したため、こうした新規セキュリティパッチの無償提供も終了した*1。たとえ新たな脆弱性が見つかって広く世間に知れ渡っても、マイクロソフトがその脆弱性を解消するためのセキュリティパッチを(少なくとも無償で)提供することはない。また、その脆弱性が本当にWindows XP/Office 2003に存在するのか、どれくらい危険なのか、といった情報をマイクロソフトが公表することもないだろう。こうして脆弱性は解消されず、いつまでも放置される。ウイルスやマルウェアからすれば非常に攻撃しやすくなるため、セキュリティ上の危険性は大幅に高まることになる。
・・・・・・・・・(略)・・・

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 サッカーのワールドカップが間もなく開幕。
 中・高校とサッカーをやっていたので、それなりに興味はある。
 それは、テレビの中継で見るとして、ネット時代、意図的なウィルスが仕組まれて、すでに被害が出ているという。今後ますます要注意、か。 

 トレンドマイクロの公表、産経新聞から。
 ★《「遠隔操作ウイルス」が仕掛けられたW杯出場選手などの動画ファイルを複数発見。
 ファイルを開封しても動画は見られず、ウイルスに感染。これにより、何者かがパソコンの全ての操作をコントロールできる状態になる。》

 ★≪ネット上だけでなく、動画ファイルが直接、不特定多数のメールアドレスに送信されてくる可能性もある。》
 ★《W杯をテーマにした人気サッカーゲーム「FIFA14」を装った偽のサイトも見付かった。しかし、ダウンロードしても、ゲームはできず、代わりにアダルト広告などがパソコン画面に表示され続けるウイルスに感染してしまう。》

 そんなことで、次のようなサッカーとウイルス、日本チームの苦境を見た。

●【生中継】ネットでサッカー観戦 サイト&ツールまとめ 完全版/NAVER まとめ 2014年03月27日
●サッカーW杯で“便乗サイバー攻撃” 選手の偽動画ファイルに遠隔操作ウイルス/産経新聞 5月26日
●W杯ウイルス:ただいま出没…遠隔操作されてデータ流出/毎日新聞 05月31日
★2006年★W杯サッカー人気につけ込むウイルス出現/ITmedia 2006年05月09日
●消臭スプレーと殺虫剤がザック日本守る/2014年5月30日 スポーツ報知
●“ザッ苦日本”、直前合宿地は想定外の悪環境 非公開練習無理/スポーツ報知 2014年05月30日

 ところで、今日は、議会改革特別委員会の会議がある。

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●【生中継】ネットでサッカー観戦 サイト&ツールまとめ 完全版
          NAVER まとめ 更新日: 2014年03月27日/narukouさん
現在、海外のサイトを中心で様々なストリーミングサイトがあり、そこで生中継でサッカーの試合を見ることが可能だ。
もちろん、著作権的にはグレーなので視聴には自己責任を伴ったり、海外のサイトなのでウイルスが仕込まれている可能性もある。 ・・・


●サッカーW杯で“便乗サイバー攻撃” 選手の偽動画ファイルに遠隔操作ウイルス
          産経新聞 5月26日
サッカーW杯で“便乗サイバー攻撃” 選手の偽動画ファイルに遠隔操作ウイルス
実際は有料の人気サッカーゲーム「FIFA14」が無料ダウンロードできるとうたう英語サイト。ダウンロードすると、ウイルス感染する(トレンド社提供)(写真:産経新聞)
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕が迫る中、出場選手の動画ファイルやW杯ゲームの無料ダウンロード画面に見せかけ、コンピューターウイルスに感染させる悪質な行為が相次ぎ確認されていることが25日、分かった。W杯への関心を悪用した便乗型のサイバー攻撃とみられる。

 ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」を開発・販売するソフト会社、トレンドマイクロが、ネット上のウイルスが含まれた動画や文書などを24時間態勢で自動的に検出するシステムを使って確認した。

 同社によると今月12日、「遠隔操作ウイルス」が仕掛けられたW杯出場選手などの動画ファイルを複数発見した。

 ファイルを開封しても動画は見られず、ウイルスに感染してしまう。これにより、何者かがパソコンの全ての操作をコントロールできる状態になるという。

 トレンド社によると、被害の実態などは調査中だが、ネット上だけでなく、動画ファイルが直接、不特定多数のメールアドレスに送信されてくる可能性もあるという。       

 このほか、W杯をテーマにした人気サッカーゲーム「FIFA14」を装った偽のサイトが見付かった。

 実際のゲームは有料だが、偽サイトは無料でダウンロードできると表示。しかし、ダウンロードしても、ゲームはできず、代わりにアダルト広告などがパソコン画面に表示され続けるウイルスに感染してしまう。

 23日時点で、トレンド社はサイトに150件以上アクセスがあったことを確認。うち約97%は海外だが、約3%は日本からで、国内でも感染が出ているとみられる。

 サッカーW杯のほか、五輪、大統領選など世界の関心が集まるイベントに便乗したサイバー攻撃は、これまでも確認されてきた。

 今年2月のソチ五輪期間中は、ウイルスが仕込まれた文書ファイルが五輪情報を装って個人用パソコンにメール送信されるなどの攻撃が多発した。

 トレンド社は「大規模なイベントの前後に、好奇心で警戒心がゆるむインターネットユーザーを標的にした犯罪。W杯が近づくほど、サイバー攻撃が増える可能性が高いので、注意が必要」と指摘している。

●W杯ウイルス:ただいま出没…遠隔操作されてデータ流出
        毎日新聞 2014年05月31日
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会(6月12日開幕)を前に、試合のライブ中継が視聴できるソフトと偽り、ダウンロードすると、遠隔操作ウイルスに感染してしまうファイルがインターネット上に出回っていることがわかった。過去にもオリンピックなど世界的なスポーツの祭典のたびに、悪質な攻撃が確認されており、情報セキュリティー会社は「常とう手段。安易にアクセスしないで」と注意を呼びかけている。

 情報セキュリティー大手・トレンドマイクロ社によると、ブラジルW杯のライブ映像に関する圧縮ファイルを意味する「JscSportLive+BrazilWorldCup2014HD.rar」という名称のファイルがネット上にアップされていることを今月、確認した。このファイルをダウンロードしてクリックすると、パソコンが遠隔操作ウイルスに感染する。

 そのままネットに接続していると、画面に表示している情報を盗まれるほか、パソコン内のデータを盗まれたり、勝手にメールを送信されたりする恐れがある。同社は、どのようにして感染を拡大させているのか、調査を進めている。

 ネット上でシリアルキーと呼ばれる英数字の番号を購入して遊ぶタイプのサッカーゲーム「FIFA14」(販売元、エレクトロニック・アーツ)について、「無料で遊べるシリアルキーを発行する」とうたって誘導する海外の偽サイトも確認された。本来は国際サッカー連盟(FIFA)公認で、選手が実名で登場してプレーヤーが操作するゲームだが、偽サイトにアクセスし、特定の場所をクリックすると、無料で遊べないばかりか、アダルト広告が消えないウイルスに感染する。

 トレンドマイクロのセキュリティー製品を利用するユーザーだけでも、偽サイトにアクセスしようとした記録が150件以上(23日現在)あるという。

 トレンドマイクロによると、2012年のロンドン五輪でもライブ中継をうたったサイトが確認され、同年のサッカー欧州選手権でも公式サイトに似せてウイルスに感染させる偽サイトが見つかっている。

 同社の鰆目(さわらめ)順介・シニアスペシャリストは「確認したのは、当社の製品でアクセスをブロックできた件数なので、氷山の一角にすぎない。大会が近づき関心が高まるにつれ、不特定多数にメールでファイルを送りつけるなど攻撃がエスカレートしていく可能性がある」と話している。【関谷俊介】

◇遠隔操作ウイルス
 ウイルス作成者や第三者が、感染させたパソコンをユーザーに気づかれない状態で操作する不正なプログラム。外部からの侵入口を用意するため「バックドア(裏口)型ウイルス」とも言われ、「ポイズンアイビー」や「シスアイイー」などがある。

 2012年に4人が誤認逮捕された事件で、元IT関連会社社員、片山祐輔被告(32)=公判中=が使い、インターネット上に殺人予告などを書き込ませたとされる。05年ごろから増え、企業の機密情報や個人のクレジットカード情報が盗まれる被害が報告されている。

2006年  ●W杯サッカー人気につけ込むウイルス出現
       ITmedia 2006年05月09日 08時23分 更新
Sophosによれば、「XF97/Yagnuul-A」ウイルスは架空チームで競うファンタジーフットボール風の対戦表を装ってExcelファイルに感染する。

 サッカーのワールドカップ開幕を控え、架空チームで競うファンタジーフットボール風の対戦表を装ってExcelファイルに感染する新手のウイルス「XF97/Yagnuul-A」が出現した。

 セキュリティ企業のSophosによれば、このウイルスはユーザーが開いている既存のExcelファイルに感染するとともに、ウイルス感染したExcelファイルをHDDに作成する。このファイルはファンタジーフットボールの対戦表のような内容になっており、イングランドのバークレイズ・プレミアリーグの対戦予想が記載されているという。

 ユーザーは他人が作成したExcelファイルを再利用しているだけのつもりでも、背後でウイルスが攻撃の準備をしているかもしれないと、Sophosでは警告している。

 Sophosでは数日前にもワールドカップのウォールチャートを装ったトロイの木馬出現を報告している。

●消臭スプレーと殺虫剤がザック日本守る
            2014年5月30日6時0分 スポーツ報知
 日本協会がファブリーズと蚊取り線香でサムライイレブンを守る。同代表を乗せたチャーター機には選手と一緒に約400個、重さ4・5トンの荷物が積まれていた。ブラジル対策として代表スタッフが特別に用意したのが消臭スプレーだ。代表スタッフによると「以前の遠征でロッカーが臭いときがあったので用意しました」と秘密兵器としてP&G社の消臭剤「ファブリーズ」を持ち込んだことを明かした。

 3戦全敗に終わった昨年のコンフェデ杯。代表チームは会場のずさんな設備も敗因として受け止めた。今回も特にギリシャ戦を行うナタルのスタジアムは29日の段階で座席が未設置など建設が大幅に遅れている。ブラジル国内で拠点となるイトゥの宿舎も同様で、完成しても塗料などの臭気が室内にこもることが予想されるため、自衛手段としてファブリーズを用意した。

 もう一つ、ピッチ外の大敵として予想されるのが「蚊」だ。ナタルとコートジボワール戦が行われるレシフェのブラジル北東部では、デング熱の発症例が報告されている。ヤブ蚊を媒介として伝染するだけに蚊取り線香が予防に効果的だという。

 だがブラジルの蚊は日本と種類が異なる。衛生薬品メーカーによると、「タイなどで製造されたものは効果があると思いますが現地で購入するのがベスト」と言う。代表スタッフも「サンパウロなどで売ってますから。用意するならブラジルでしょうね」と予習済み。消臭力と蚊取り線香で万全の態勢を敷いて選手をピッチに送り出す。

 ◆デング熱 熱帯・亜熱帯地方で主に見られるウイルス感染症。蚊を媒介に人に感染する。1週間ほど高熱を発し、おう吐やけん怠感とともに背中などに発しんが出る。平熱に戻るころに出血の症状が現れた場合はデング出血熱と呼ばれ、適切な治療を行わないと死亡することがある。

●“ザッ苦日本”、直前合宿地は想定外の悪環境 非公開練習無理
            スポーツ報知2014年05月30日
【クリアウォーター(米フロリダ州)29日=内田知宏】ザック・ジャパンに三重苦が待ち受ける。日本が30日からブラジルW杯の直前合宿を行う当地の練習場は劣悪な環境であることが分かった。ピッチはうねり、非公開練習用に周囲を覆うシートは透明で海鳥の巣が近くにあり、選手は糞(ふん)の被害にあう可能性もある。コンディションを高めるために選んだ合宿地は、想定外の悪環境だ。日本代表はこの日夜、成田空港発の日本航空のチャーター機で米国へ出発した。

 日本代表が米国の事前キャンプで使用する練習施設が、ザッケローニ監督が望む形に整備されていなかった。フロリダ州タンパ近郊のクリアウォーターにある多目的スポーツ場。代表は30日から6月6日までチームを完成へと近づける目的で練習に取り組むが、それを阻む3つの懸念材料が浮上したのだ。

 まずは「シート」。ザック監督は米国でもこれまで通り「非公開」を予定している。日本サッカー協会は今回の施設にも、外から見えなくするように、外周のフェンスに目張りの設置を依頼したが、実際に設置されたのは「すけすけ」仕様だった。薄地で通気性の良いシートが張られたためで、非公開練習は事実上不可能になる。

 南アフリカW杯では、直前のスイスでMF本田を1トップに急きょ起用したように、大きな戦術変更もありうるのが、この直前合宿だ。先発メンバーもここで決まっていく。シートを張った上での「丸見え」はまさに想定外で、情報漏れの可能性が高まる。施設関係者は「Oh~、これでは確かに中が見えてしまうわね。これでいいのか、分からないわ」と苦笑いでごまかした。

 次はピッチ。一見、芝が生えそろい、整えられている。ただ、全体を見渡すと、ピッチ自体がうねり、引かれた白線もそれに合わせて蛇行している。「あまり良いコンディションとは言えない」(関係者)。平らではないため、けがをするリスクも増える。

 最後に、フン害の危機も迫る。照明の上に、大きな海鳥の巣があり、その下には白いフンが点在している。近所の住人によると、風向きによってはピッチに飛んでいくことも。近くにはゴールがあり、そこで練習するGK川島らにフンが直撃する可能性がある。

 日本代表の合宿スタートまで2日間あるが、これらを改善する予定は「聞いていない」と施設関係者は話す。選手はこの状況に憤慨せず、集中を高めてW杯に準備していくしかない。

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 マイクロソフトのパソコンに標準装備のインターネットエクスプローラーに大きな弱点があり、すでに攻撃を受けているとマイクロソフトが4月28日に公表したことは既報。そのことをブログに整理しておいた。

 同時に、「マイクロソフトが対策を配布するのは5月14日だという。なんとのんびり・・・」とも。
   (5月1日ブログ ⇒◆インターネットエクスプローラー/ハッカー攻撃の危険/使わない警告/14日に対策/それまでどうすれば)

 でも、5月2日のニュースで、「対策の配布を公表」との旨だった。
 その日は忙しく、昨日3日の夕方、確認してみた。
 インターネット・エクスプローラーは通常は使っていないけど、Windows Updateで確認。
 ・・もともと「自動更新」にしているのに、4月29日以降の自動更新はなく、「配信されたファイルの選択制」になっていた。
 そこで、配信だけされていた「更新」するプログラムを確認し、選択。
  (アクセスが集中したら困る、とでもいうことか??)

  

 インストールした。
  

W-8のデスクトップは、再起動後の立ち上がりにずいぶんと時間がかかった。
W-8のタブレットは、再起動後、すぐに立ち上がった。

ついでに、つれあいのW-7デスクトップも点検したけど、こちらも自動更新設定なのに、更新していなかった。W-7は再起動後、W-8と比較すれば早く立ち上がった。

 ともかく、これで、それなりの大丈夫さは確保されたのか・・・でも、インターネット・エクスプローラーは基本的には使わない方向でいる。

 今日のブログは、そのマイクロソフトの提供している「対応の公表/5月2日版」にリンクし、要点を抜粋しておく。
 その中のエッセンスは、
 ★日本マイクロソフト★ ≪多くのユーザーの方は、重要な更新プログラムなどを適用するWindows Updateが既定で自動更新される設定になっているため、追加のアクションをすることなく、自動的にセキュリティ更新プログラムがインストールされます。もし、設定を有効にしていない場合は、すみやかに自動更新を有効にすることをお勧めします。
 サポート終了後間もなかったことから、今回に限り例外的に Embedded 製品を含む Windows XP のすべてのバージョンに対し、更新プログラムを提供することを決定しました。
 このネットワーク社会は、消費者や企業に利便性をもたらす一方で、テクノロジーの利用を混乱させたり、情報を盗もうとする人々や組織も存在します・・・≫


 ★TechNet Blogs » 日本のセキュリティチーム★≪更新プログラムは自動更新が有効なお客様には自動で配信されます。ただし、現在、順次配信を行っており、Windows Update でのチェックボックスがオフになっている場合もあります。この場合チェックをオンにしてインストールしていただくことも可能です。≫

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●インターネット・エクスプローラー修正プログラム配布 米マイクロソフト
             zakzak 2014.05.02
 米マイクロソフト(MS)は1日、欠陥が見つかった閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」について、ウイルスなどへの安全性を高める修正プログラムの無償配布を始めたと発表した。4月初めにサポートを終えた基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」の利用者にも特例として配布する。

 パソコンなどの設定がプログラムを受け入れる「自動更新」になっていない場合は、MSのサイトから手動で取り込む必要がある。

 IEをめぐっては、米国土安全保障省が4月28日、ハッカー攻撃にさらされる危険があるとして使用しないよう警告、代替ソフトの使用を呼び掛けた。日本の総務省も全国の自治体や各省庁に注意喚起していた。 (共同)

●「IEの修正プログラム提供開始」
            NHK 5月2日 5時53分
「IEの修正プログラム提供開始」
アメリカのIT企業マイクロソフトは、ハッカーによる攻撃にさらされるおそれがあると指摘されていたインターネット閲覧ソフト、「インターネット・エクスプローラー」について、修正プログラムの提供を始めたと発表し、先月中旬にサポートが打ち切られた基本ソフト「ウィンドウズXP」の利用者に対しても修正版を提供するとしています。

マイクロソフトのインターネット閲覧ソフト、「インターネット・エクスプローラー」を巡っては、バージョン6から11についてシステムを危険にさらすおそれのあるぜい弱性が見つかり、ハッカーによる攻撃を受ける可能性があると指摘されていました。
マイクロソフトは、ソフトのぜい弱性を悪用した攻撃が確認されたとして緊急の対策を進めた結果、アメリカ西部時間の1日午前(日本時間の2日未明)から修正プログラムの提供を始めたと発表しました。

マイクロソフトは、先月中旬にサポートが打ち切られた基本ソフト「ウィンドウズXP」の利用者に対しても修正版を提供するとしています。

マイクロソフトによりますと、ほとんどの場合、修正プログラムは自動的に更新されるということですが、自動更新の設定になっていない場合には速やかに修正プログラムをインストールするよう呼びかけています。

●Internet Explorer 用セキュリティ更新プログラムの提供について
            マイクロソフト May 02, 2014
 日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行)は、2014 年 4 月 26 日 (米国時間) にセキュリティ アドバイザリ 2963983 でお知らせしたInternet Explorer 6、7、8、9、10、11 の脆弱性を修正するセキュリティ更新プログラムを本日公開しました。

 多くのユーザーの方は、重要な更新プログラムなどを適用するWindows Updateが既定で自動更新される設定になっているため、追加のアクションをすることなく、自動的にセキュリティ更新プログラムがインストールされます。もし、設定を有効にしていない場合は、すみやかに自動更新を有効にすることをお勧めします。

 本件に関して、マイクロソフト コーポレーション Trustworthy Computing担当ジェネラル マネージャー Adrianne Hallによるブログを公開しています。以下はその日本語訳となります。

◇ Internet Explorer セキュリティ更新プログラムのお知らせ
Adrienne Hall, General Manager, Trustworthy Computing, Microsoft.

 マイクロソフトでは、製品のセキュリティを非常に重要視しています。先日明らかになった Internet Explorerの脆弱性は、ユーザーの皆さまにとっても、マイクロソフトにとっても深刻な問題でした。サイバー犯罪者に狙われることがあっても、IE はセキュアに開発され (英語)ユーザーを保護する (英語)もっとも安全なブラウザーとして提供させていただいていると当社は確信しています。

 今回の脆弱性が報告されてすぐ、すべてのお客様向けに、早急に修正を提供しようと努めた結果、米国時間 5月1日午前10時(日本時間 5 月 2 日 午前 2 時)にセキュリティ更新プログラムを公開させていただきました。

 殆どのユーザーの方は、既定の設定で自動更新が有効になっているため、自動的にセキュリティ更新プログラムがインストールされ、追加のアクションは必要ありません。もし、設定を有効にしていない場合は、すみやかに自動更新を有効にすることをお勧めします。コントロールパネル内の Windows Update から、「アップデートを確認する」をクリックすることで、更新プログラムを入手することが出来ます。

 今回の件が世界中で多く報道された背景には、Windows XP のサポート終了後、間もなかったという点があるかもしれません。多くの方に Windows XP を利用いいただいたことに感謝を申し上げる一方で、今日の脅威は進化しており、2001 年にリリースした OS に対して安全な環境を提供し続けるのには非常に困難な部分があります。そのため、当社では、Windows XP をお使いのユーザーには、より堅牢な OS である Windows 7 や Windows 8.1 などへの移行を推奨してきました。

 Windows XP のサポートは 4 月に終了しており、当社のサポートライフサイクルポリシー上、セキュリティ更新プログラム提供の対象ではありませんが、サポート終了後間もなかったことから、今回に限り例外的に Embedded 製品を含む Windows XP のすべてのバージョンに対し、更新プログラムを提供することを決定しました。なお、本脆弱性を悪用する攻撃は非常に限定的でありますが、率直に言って実態よりも大きな懸念が広がってしまったように考えています。もちろん、皆様からの懸念に対しては真摯に受け止めておりますが、今のところ攻撃は非常に限定的ですので、ご安心いただければと思います。

 今回、セキュリティ更新プログラムを提供させていただいたことは、Windows XP から新しいバージョンの Windows およびInternet Explorer への移行を検討する必要がないという意味ではありません。Windows 7 をご利用の場合は、Internet Explorer 11 にアップグレード下さい。当社の最新のオペレーティングシステムは、セキュリティ面で以前よりもはるかに進化しています。最新バージョンの Internet Explorer は、現在の Web 標準へのサポートがより強化され、パフォーマンスが向上しており、ブラウザー内でより豊かな体験を実現出来ます。つまり、これは意識せずに使っているような最新機能です。当社は、お使いのコンピューターとブラウザーをより良い状態に保つために、常に自動更新機能を有効にすることをお勧めします。

 このネットワーク社会は、消費者や企業に利便性をもたらす一方で、テクノロジーの利用を混乱させたり、情報を盗もうとする人々や組織も存在します。当社はこうした状況を監視しています。当社は、過去 10 年間にわたり、セキュリティを最重視した製品開発と、より安全なプライバシー保護、より高い信頼性、そしてより信頼できるアップデートを毎月提供する実績を積んできました。

 本日、当社のブラウザーはより安全になりました。来月は一層安全になります。当社と当社製品を信頼いただければ幸いです。

 なお、セキュリティ更新プログラムインストール方法(Windows Update 利用の手順)をはじめとする関連情報については、以下サイトを参照下さい。

セキュリティ アドバイザリ (2963983) の脆弱性を解決する MS14-021 (Internet Explorer) を定例外で公開
・・・・・・・(略)・・・

● セキュリティ アドバイザリ (2963983) の脆弱性を解決する MS14-021 (Internet Explorer) を定例外で公開
    日本のセキュリティチーム JSECTEAM 1 May 2014 3:14 PM        

2014/5/2 13:30 記載: 本セキュリティ更新プログラムは自動更新が有効なお客様には自動で配信されます。ただし、現在、順次配信を行っており、Windows Update でのチェックボックスがオフになっている場合もあります。この場合チェックをオンにしてインストールしていただくことも可能です。
2014/5/2 13:00 記載: セキュリティ情報 MS14-021 内のダウンロードリンクからセキュリティ更新プログラムをダウンロードされるお客様へ。
ダウンロードリンクをクリックして表示される英語のダウンロードセンターページから、[Select Language] で Japanese を選択し、更新プログラムをダウンロードください。なお、言語依存のない Vista 以降の一部のセキュリティ更新プログラムは、English しか選択できないものもありますが、その場合は English を選択ください。言語依存はありませんので、日本語環境でも適用していただけます。また、セキュリティ更新プログラムは Microsoft Update カタログからも入手いただけますのでご利用ください。

-----------------------------------------------------------------
本日、セキュリティ アドバイザリ (2963983) (4 月 26 日 (米国日付) 公開) で説明している Internet Explorer の脆弱性に対処するセキュリティ更新プログラムをセキュリティ情報 MS14-021 として公開しました。
・・・・・(略)・・・


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 「インターネットエクスプローラー」はとても馴染み。時々改善されてバージョンが上がってきた。
 その時、不具合が生じるので、バージョンアップ時は相当数のユーザーが使ってさらに改善されるまでは、あまり急いで更新しないようにしていた。
 とはいえ、今の「バージョン11」、これはWINdows8に標準で入っているので最初から、使わざるを得なかった。
 「インターネットエクスプローラーバージョン11」は、意外に使いやすかった。

 インターネットのページを見るために使うソフトは「ブラウザ」という言葉でいわれる。
 「ブラウザ」としての「インターネットエクスプローラー」は、そのままパソコンに入っているから使える状態だけど、今は、他の「ブラウザ」に変えている。
 (一台前のパソコンのWINdows7のときも、他の「ブラウザ」に変えていた)

 その標準装備のインターネットエクスプローラーに大きな弱点があり、すでに攻撃を受けているとマイクロソフトが4月28日に公表、米英の政府も「インターネットエクスプローラーを使わないよう」警告を出したという。
 「えっ、じゃどうしたらいいの!! ネットを使わないということ???」 ということになるのだろう。
 
 マイクロソフトが対策を配布するのは5月14日だという。
 なんとのんびり・・・

 いろいろと調べてみた。 
 ★マイナビニュース ≪マイクロソフトは、Internet Explorer 6~11 で脆弱性を悪用しようとする限定的な標的型攻撃を確認しています。
これは、リモートでコードが実行される脆弱性です。この脆弱性により、メモリが破損し、攻撃者が Internet Explorer の現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工した Web サイトをホストし、ユーザーを誘導してその Web サイトを表示させる可能性があります。≫

 
 今日のブログに、マイクロソフトの公表したデータにリンクし内容を抜粋しておく。
 臨時的な簡易対策も示されている。
 ★≪インターネットおよびローカル イントラネット セキュリティ ゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトをブロックする≫

 ・・・でも、そんなことしたら、インターネット・メールのほとんどははじかれて「受信しない」のではないか・・・
 
 ま、自己責任。
 「インターネットエクスプローラー」が実際、どの程度のシェアかというと50%以上と圧倒的。
 ブログでは、まず、世界と日本のブラウザのシェアを見てから、報道などを記録し、マイクロソフトの公表データをまとめた。
 そして、他のブラウザへの移行の参考のための分かりやすい解説=「Yahoo!知恵袋」=にもリンク・抜粋しておいた。
 ★ ≪「Yahoo!知恵袋」≪あなたがこのページを見るのに使っているソフトのことを「ブラウザー」と呼びます。これにも種類があるんです≫

 すべて。自己責任。

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 全世界ブラウザシェア2014年2月版、IEの独走が続きシェア変動はほぼゼロ / 2014年03月03日 12時39分22秒 GIGAZINE



 世界ブラウザシェア1位はChrome!日本のブラウザシェア率は? /Code部 

(写真をクリックすると拡大)

●IEのゼロデイ問題、Windows XPの危険性を白日下に晒す
         TechCrunch Japan 2014年4月29日
 この記事をInternet Explorerで読んでいる人は、今すぐブラウザーを閉じてChromeを立ち上げた方がいい ― そして新たに報告されたゼロデイ脆弱性が修正されてから戻ってくること。
米国および英国政府さえも、Internet Explorereの利用を控えるよう警告している。
ゼロデイ問題は、Internet Explorerのバージョン6、7、8、9、10および11で発見されたと・・・

●Internet Explorer 6~11にゼロディ脆弱性、攻撃も確認
             マイナビニュース  [2014/04/28]
 米マイクロソフトは4月26日(米国時間)、Internet Explorer 6~11に脆弱性が見つかり、その脆弱性を狙った攻撃も検知していることをセキュリティ・アドバイザリー「Microsoft Security Advisory 2963983」で公開した。

米のセキュリティ・ベンダーであるFire Eyeもこの脆弱性を悪用した攻撃を確認しているが、攻撃の対象とされているバージョンはInternet Explorer 9~11としている。

マイクロソフトによると、脆弱性は削除されたあるいは適切に割り当てられていないメモリ内のオブジェクトにアクセスする方法に存在する。

攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、Internet Explorerの現在のユーザーのふりをして任意のコードを実行したり、ユーザーを不正なコンテンツが仕掛けられたWebサイトへ誘導したりすることが可能になるという。

マイクロソフトは調査が完了したら、月例セキュリティ更新プログラムもしくは臨時のセキュリティアップデートを通じて、対応策を提供するとしている。

当座の対応策としては、EMET(Enhanced Mitigation Experience Toolkit) 4.1の適用、Internet Explorer 11の強化保護モードを有効にすることなどがある。

さらに、Fire Eyeはこの脆弱性を狙った攻撃はFlashがなければ機能しないとして、Internet Explorer でFlashプラグインを無効にすることを推奨している。


●MS製「エクスプローラー」ハッカー攻撃の危険が…
        テレ朝 (04/29 17:17)
 インターネットエクスプローラーにハッカー攻撃の危険と警告です。
 アメリカ政府は28日、ハッカー攻撃にさらされる危険があるとして、マイクロソフト社の閲覧ソフト「インターネットエクスプローラー」を使わないよう警告しました。利用者を特定のサイトに誘導したり、勝手にデータが削除される恐れがあります。マイクロソフトは26日、日本のユーザーの大半が使用しているバージョン6から11までがシステムの脆弱性(ぜいじゃくせい)を悪用した攻撃を受けていることを確認したと発表しました。マイクロソフトは修正プログラムをまだ配布していませんが、ファイアウォールの設定を有効にするなど利用者に対策を取るよう呼び掛けています。

●MS製「エクスプローラー」使用回避を=ハッカー攻撃の恐れ-米政府が勧告
          時事(2014/04/29-02:36)
 【ニューヨーク時事】米国土安全保障省はこのほど、米マイクロソフトのインターネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」にハッカー攻撃を受ける可能性があるとして、セキュリティー上の不具合が改善されるまで使用を控えるよう勧告した。ロイター通信が28日報じた。

 対象はIEの6~11のバージョンで、利用者に対し、代替ソフトの使用を検討するよう求めている。
ロイター通信によると、IEの6~11はデスクトップ型パソコンの多くで使用されているという。

●IE:バージョン6~11に脆弱性見つかる
           毎日新聞 2014年04月29日 
 マイクロソフトのインターネットエクスプローラー(IE)のバージョン6~11に、標的型攻撃に悪用される恐れがある脆弱(ぜいじゃく)性が見つかった。独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)などは28日、「この脆弱性を悪用した攻撃が確認されているとの情報がある」として、回避策をとるよう呼びかけた。マイクロソフトは今後、修正プログラムを提供する予定だが、サポートが終了したウィンドウズXPには対応しない見込み。

 IPAや情報セキュリティー大手「トレンドマイクロ」などによると、この脆弱性は悪意のある細工がされたコンテンツを開くと、仕掛けられた命令が実行されるもの。悪用されれば、アプリケーションが異常終了したり、攻撃者にパソコンを制御されたりする可能性があるという。

 トレンドマイクロは「修正プログラムが提供されるまでの間、IE以外のブラウザーを使う回避策もある」と話している。
【平野美紀/デジタル報道センター】

●マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2963983
       公開日:2014 年 4 月 28 日 バージョン: 1.0
Internet Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される
マイクロソフトは、Internet Explorer 6、Internet Explorer 7、Internet Explorer 8、Internet Explorer 9、Internet Explorer 10、および Internet Explorer 11 で脆弱性を悪用しようとする限定的な標的型攻撃を確認しています。
 これは、リモートでコードが実行される脆弱性です。削除されたメモリ内、または適切に割り当てられていないメモリ内のオブジェクトに Internet Explorer がアクセスする方法にこの脆弱性が存在します。

この脆弱性により、メモリが破損し、攻撃者が Internet Explorer の現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工した Web サイトをホストし、ユーザーを誘導してその Web サイトを表示させる可能性があります。


この調査が完了次第、マイクロソフトは、お客様を保護するための適切な措置を講じる予定です。これには、マイクロソフトの月例のセキュリティ更新プログラムのリリース プロセス、またはお客様のニーズにより、定例外のセキュリティ更新プログラムを提供する場合があります。

マイクロソフトは、パートナーがお客様にさらに幅広い保護を提供するために使用できる情報を提供すべく、Microsoft Active Protections Program (MAPP) (英語情報) で積極的にパートナーと連携しています。MAPP パートナーにより公開される保護策に関する情報は、MAPP Partners with Updated Protections (英語情報) を参照してください。

マイクロソフトは引き続き、Microsoft セーフティとセキュリティ センターのガイダンスに従い、ファイアウォールを有効にし、すべてのソフトウェアの更新プログラムを適用し、マルウェア対策ソフトウェアをインストールすることを推奨しています。
・・・・・・(略)・・・

推奨するアクション
回避策の適用
回避策は、根本的な問題を正すものではありませんが、セキュリティ更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。詳細は次の「回避策」を参照してください。

回避策
Enhanced Mitigation Experience Toolkit 4.1 を使用する

インターネットおよびローカル イントラネット セキュリティ ゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトをブロックする
インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトをブロックすることは、この脆弱性の悪用を防ぐのに役立ちます。これには、ブラウザーのセキュリティ設定を「高」に設定して実行します。

Internet Explorer のブラウザーのセキュリティ レベルを上げるには、以下のステップを実行してください。
Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
[インターネット オプション] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックし、次に [インターネット] をクリックします。
[このゾーンのセキュリティのレベル] の下のスライダーのつまみを「高」まで移動させます。これにより、訪問するすべての Web サイトのセキュリティ レベルが「高」に設定されます。

[ローカル イントラネット] をクリックします。
[このゾーンのセキュリティのレベル] の下のスライダーのつまみを「高」まで移動させます。これにより、訪問するすべての Web サイトのセキュリティ レベルが「高」に設定されます。
[OK] をクリックし、変更を許可し、Internet Explorer に戻ります。


●[PC版] 乱立するウェブブラウザー比較
            Yahoo! 知恵袋/最終更新日時:2012/10/10)投稿日:2012/3/15 アドバイス受付中!

乱立するウェブブラウザー
インターネットとブラウザーは切っても切り離せない関係です。PCやタブレット、スマートフォンで最も多くの人に利用されているのは恐らくブラウザーであり、ウェブアプリの普及でますます依存度は高まっていくと考えられます。


このノートでは乱立するウェブブラウザーを簡単に比較してみます。あなたが何気なく使っているブラウザーはあなたに合ったものですか?

ブラウザー
あなたがこのページを見るのに使っているソフトのことを「ブラウザー」と呼びます。これにも種類があるんです

ちなみに表記は「ブラウザ」「ブラウザー」の2種類がありますが、もっとも使われている Windows・Intenet Explorer の開発元マイクロソフトが「ブラウザー」を正しいとしているのでそれで統一しています。でも、どちらでもいいと思います。
ie8 (1).jpg
Internet Explorer  →公式 →Wikipedia (1995年~)

インターネットエクスプローラ。通称 " IE "
WindowsでPC市場を支配するマイクロソフト社謹製ブラウザー。


代名詞的存在
パソコンの代名詞「Windows」に初めから搭載されているブラウザーだけあって最も利用者が多い。そもそも普通に使っているだけでは特に不便を感じないので「ブラウザーを乗り換える」という発想に至らず、青い「 e 」のアイコンがインターネットだと思っている人もかなり多い。

無難に使える
他のブラウザーと比べてとりたてて特筆する特長はないものの、利用者が多いので IE の利用を想定してページが制作される。そのため不便を感じることが少ない。 また、以前の IE は後述の競合ブラウザーと比べて、表示速度や機能などが大きく劣っていたが、最新版の IE 9 では大幅に改善されている。" IE = 情弱御用達 "の偏見は過去のものになりつつある。

宿命
これまでの悪行から嫌われることの多い IE 。だが他のブラウザーに乗り換えようと思ってもブラウザーをダウンロードするために一度は IE を使わなければならないというジレンマに苦しむ者は多い


ウイルスの入口になりやすい
利用者が多いだけに必然的にウイルスの標的となりやすい IE 。他のブラウザーへ移る理由として、感染のリスクを減らすというものがあります


こんな人には IE がお勧め
・「この環境はサポート外です」などという面倒な表示を見たくない
・とりあえず普通にインターネットが使えればOK。


Google Chrome
Google Chrome →公式 →Wikipedia (2008年~)
グーグルクローム。検索最大手の Google 社が開発


最新鋭ブラウザー
2008年リリースと歴史は浅く、主要ブラウザーでは最後発ながら、並み居る先輩ブラウザーを矢継ぎ早に追い落とし、これまで10年以上に渡り独占状態だった IE までも迎撃態勢に入っているとんでもない新人。テレビ CM にレディ・ガガや初音ミクを起用して話題になったので、知名度はある意味 IE 以上かも。

新スタンダード
初登場時から、表示されるのはタブ、アドレスバーと必要最低限のアイコンのみ。無駄をことごとく省いた超シンプルな構成。今では先輩ブラウザーの多くが後輩の Chrome に倣ってシンプルなブラウザーになっている。


頻繁に更新されており、裏で自動でアップデートされるため、利用者が気に留めることなく常に最新の環境で使うことができます。またGoogleアカウントと連携して、いろんな環境で全く同じ Chrome を瞬時に再現できるのが特長。

サクサクと軽快に表示する快適さ、後述の Firefox 先輩のおかぶを奪う拡張機能など、とても最後発とは思えない完成度の高さ。

モバイル機器との連携に優れる
Android版 や iOS版の Chrome も用意されているので、スマートフォン、タブレット、PC 全てで同じブックマークを参照できます。またその応用でスマートフォンで開いているページを即座に PC やタブレットで見ることも可能。

個人情報の懸念
検索の Google がブラウザーを作っている理由は、利用者の動きを把握してそれを効果的に広告に利用したいためです。Googleマップや Gmailなど便利なサービスを無料で提供しているのもそのためです。実際、Googleのサービスを利用するとかなりのプライベートな情報が Google に渡っています。


ブラウザー、メール、検索履歴は個人情報の塊です。2012年3月に Google のプライバシーポリシーが改訂されたので、利用者はどのように利用されるのかを一度確認しておいた方が良いかもしれません。

こんな人には Chrome がおすすめ
・複数のパソコンを使っていて、全てを同じ環境で使いたい。
・スマートフォン、タブレット、PCで同じブックマークを使いたい。
・余計なアイコン類は不要。とにかくページを大きく表示したい。
・Google Docs などウェブアプリを多用する人


Firefox
 ・・・・・(略)・・・
こんな人には Firefox がおすすめ!
・みんなと同じなんてつまらない。自分好みにカスタムするぜ。
・もう全部ブラウザで完結したい

Safari
・・・・・(略)・・・
こんな人には Safari がおすすめ!
・キレイな文字で表示したい(Windows対象)
・Apple 製品で揃えたい
・iPhone や iPad で同じブックマークを使いたい

Opera
・・・・・(略)・・・
こんな人には Opera がおすすめ!
・比較的低スペックのPCでも軽快に動かしたい人
・少数派であることに憧れを感じる人
・ハブられることに悦びを覚えるM体質である。
・いじり倒して自分好みにしたいS体質である。
・違いの分かる漢、玄人。

最後に
いかがだったでしょうか。一口にブラウザーと言っても各社に違いがあります。ブラウザーを使い分けてみて、自分に合ったものを選べばネットライフがより充実するかもしれませんね。

これ以外のブラウザや機能など、もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
 →タブブラウザ推奨委員会


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 米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」が9日にサポートを終了した。
 これに関連して、全国の地方自治体が保有するパソコン約204万台のうち13%に当たる26万5000台が、XPからの切り替えができていない、という。つまり使い続けるということらしい。

 自治体のセキュリティに関する認識は、格差が大きい。

 うちの自治体でも、今年度の予算を議論した3月議会で基本的な認識の差があった。
 予算要求、査定文書を情報公開請求で12月に取得していたので、次のことの問題はすぐに見えた。

 「職員のパソコンが5年経過するので、全部更新したいと、予算要求した担当課。」
 しかし、「3年かけて分割更新する、と査定で減額された予算」。
 言葉を換えれば、現有パソコンの相当数を6年も7年も使い続けるということ(XPではない)。
 (しかも一部の公民館などではXPを置き続けるらしい。ネットにつながずに)

 今の時代、パソコンを6年、7年と使って、いい仕事はできない。
 そんな趣旨で議会で議論し、当然、この「パソコンの分割更新」は、予算の反対理由の一つとした。

 という議会の経過があるので、全国のことを確認してみた。

 そしたら、中国では、事情が違うことがわかって、ふむふむと納得した。
 サポート終了は世界中同じ。
 もともと中国では、XPの海賊版がたくさん出回っていて、それぞれの業者が、今まで通り海賊版XPのサポートを続けるという。
 対するマイクロソフト自身は、Windows8アップグレード版を期間限定で「約5000円」で販売、同時に、移行促進のために特別にXPのサポートを続けるという。

 このことのリポートは面白かった。
●「サポート終了で盛り上がり!? 中国のWindows XP事情」(山谷剛史の「アジアIT小話」 ― 第71回 / 2014年04月17日)(ブログ末にリンク再掲)
 前半の要点は以下とまとめてみる。

 ★≪中国ではWindows XPの利用率がいまだに全体の6割を占めているともいわれている。
 中国のインターネット黎明期に普及しだしたWindows XPに関しては、サービスパックと更新プログラムが適応された最新の“海賊版Windows XP”が街中やネットで手に入ることもあって、その利用率が極めて高い。
 Windows XPサポート終了後も、これまでサポートしてきた定番のユーティリティーベンダーが中心となってWindows XPをサポートするので、当の中国人ユーザーにとっては、今まで通りのサポートが続くという認識だ。
中国ベンダー各社は、ビジネスチャンスとばかりにユーザーを抱え込もうと、Windows XP搭載PCの充実したサポートをアピールしている。
 
 ★中国人も自作からメーカー製ノートPCに移行、Windowsの正規版を利用する人も増えた。
 4月9日にサポート終了はするが、マイクロソフトが中国ベンダーと協力して、新しいOSにユーザーが移行するまでの間、中国ベンダーがWindows XPのその後のセキュリティーの穴埋めなどをサポートすると3月に発表。
 マイクロソフトは、ユーザーを正しい方向に導くべく、299元(約5000円)でWindows 8アップグレード版を期間限定で発売するとしている
・・・結果的に一番注目を集めるOSに……≫


 ところで、本の原稿の調整とともに、資料も来週確定させたい、という旨の編集者のメールが来たので、今日は、「資料」の原案を確定方向に修正作業する。

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●Windows XP 等のサポート期間の終了に伴う対応について
      総行情第32号 平成26年4月11日
各都道府県情報政策担当部長
各市区町村情報政策担当部(課)長 殿
(情報セキュリティ担当課扱い)   
         総務省自治行政局地域情報政策室長

Windows XP 等のサポート期間の終了に伴う対応について
・・・ついては、更新が完了していない場合には、
①可及的速やかに更新を実施する
②更新が完了するまでの間は当該パソコンの使用を停止する
③やむを得ず使用する場合はインターネットに接続しない
など、情報セキュリティ対策に万全を期していただくよう改めてお願いします。

なお、各情報セキュリティ担当課におかれては貴団体内の関係部署に対して、御周知い
ただきますようお願いいたします。

(写真をクリックすると拡大


●Windows XP、Office 2003 サポート終了の重要なお知らせ | Microsoft
          ★ Windows XP、Microsoft Office 2003、Internet Explorer 6 のサポートを終了させていただきした






●XP26万台の使用停止要請=自治体、更新間に合わず-総務省
         時事(2014/04/11-12:21)
 米マイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート期間内に後継OSに更新できなかったパソコンが全国の自治体に26万5143台あることが11日、総務省の調査で分かった。新藤義孝総務相は同日の閣議後記者会見で「更新が完了していないパソコンは不正アクセスによる情報漏えいを防ぐことが困難になる」と述べ、未更新のパソコンの使用停止を自治体に呼び掛けた。

 XPのサポートは9日に終了。未更新のパソコンは自治体の保有する約204万台の13%に当たる。予算不足などが主な理由で、個人情報の漏えいといった被害報告は寄せられていないという。
          〔写真特集〕 暗躍するハッカー

●自治体PCの13% 「XP」からの切り替え進まず
     産経ビズ 2014.4.11
 新藤義孝総務相は11日、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」が9日にサポートを終了したことに絡み、全国の地方自治体が保有するパソコン約204万台のうち13%に当たる26万5000台について、XPからの切り替えができていないことを明らかにした。

 ウイルス感染や情報漏洩(ろうえい)の危険性があるため、総務省は同日、自治体に対し、早急に更新するよう再度通知を出した。更新が完了するまでの間はパソコンの使用を停止するほか、少なくともインターネットに接続しないように呼びかけている。

 MSはこれまで、OSの弱点を修正する安全対策プログラムを提供してきた。サポート終了に伴い、今後はウイルス対策ソフトを導入したとしても、新たな手口による攻撃にさらされやすくなる。

●“サポート終了ウィンドウズXP”自治体に26万台超
          テレ朝 04/11
 全国の地方自治体で、サポートが終了した「ウィンドウズXP」からの切り替えが行われていないパソコンが約26万5000台あることが分かりました。

 新藤大臣:「全国の自治体で使われているウィンドウズパソコンは204万台で、うち26万5000台、つまり13%がまだ更新作業をしていない」
 マイクロソフト社のパソコン基本ソフトのウィンドウズXPは、製品のサポート期間が終了したため、修正プログラムが提供されなくなりました。新藤大臣は「更新しないと対策ソフトを導入しても、感染や不正アクセスを防ぐことが困難になるので、早急な対応が必要だ」と述べました。これを受けて総務省は、XPの使用停止やネット接続を止めるよう求める通知を11日付で各自治体に出しました。

●サポート終了で盛り上がり!? 中国のWindows XP事情
          山谷剛史の「アジアIT小話」 ― 第71回 / 2014年04月17日
 Windows XPの公式サポートが4月9日に終了した。基本的には世界中でこの日にサポートが終了となったが、中国では少し事情が異なる。

 4月9日にサポート終了はするが、先立つこと3月にマイクロソフトが「XP用戸支持行動」(直訳すると、XPユーザーサポートアクション)を、レノボと中国3大ネット企業の1社「騰訊」(Tencent)とともに発表したのだ。

海賊版の利用率が高いWindows XP
アクセス解析サービス「StatCounter Global Stats」による、中国におけるデスクトップPCの利用OS割合グラフ
 これは、マイクロソフトが中国ベンダーと協力して、新しいOSにユーザーが移行するまでの間、中国ベンダーがWindows XPのその後のセキュリティーの穴埋めなどをサポートするもの。

 中国のソフト事情というと、海賊版を想像する読者も多いだろう。中国人も自作からメーカー製ノートPCに移行するとともに、Windowsプリインストール率が高くなった。すなわちWindowsの正規版を利用する人も増えた。

 逆に言えば、中国のインターネット黎明期に普及しだしたWindows XPに関しては、サービスパックと更新プログラムが適応された最新の“海賊版Windows XP”が街中やネットで手に入ることもあって、その利用率が極めて高い。

 さらに、中国人の間で定番のユーティリティーは、Windows Updateを介さずに脆弱性の修正プログラムをアップデートし、セキュリティーを強化するもの。Windows XPサポート終了後も、これまでサポートしてきた定番のユーティリティーベンダーが中心となってWindows XPをサポートするので、当の中国人ユーザーにとっては、今まで通りのサポートが続くという認識だ。

マイクロソフトが低価格アップグレードを提供するも
セキュリティーベンダーはこれ幸いとユーザーを囲いこむ!?

Windows 8が299元で販売されている
 マイクロソフトは、ユーザーを正しい方向に導くべく、299元(約5000円)でWindows 8アップグレード版を期間限定で発売するとしている。中国ではWindows XPの利用率がいまだに全体の6割を占めているともいわれている中、中国ベンダー各社は逆ベクトルに走り、ビジネスチャンスとばかりにユーザーを抱え込もうと、Windows XP搭載PCの充実したサポートをアピールしている。

 特に目立ってサポートを発表しているのが、前述の騰訊と、日本でもキングソフトとして知られる「金山軟件」、それにここ2,3年で頭角を見せた新興のセキュリティベンダー「奇虎360」の3社。Windows XPサポート終了でも、これをビジネスチャンスととらえ、ユーザーを囲いこまんとしている。

サポートセンターや アンチウィルスソフトでサポートを継続
レノボと騰訊が提案する「電脳清理日」
 前述のマイクロソフトの発表時に名前の挙がった騰訊とレノボは、1ヵ月に1度「電脳清理日」(PCクリーンデー)を設けた。ユーザーは中国全土の2400ヵ所にあるレノボのサポートセンターにWindows XP搭載PCを持っていき、1日預けることで累積したPCの諸問題を解決するというサービスだ

 また、同サポートセンターでは、XPユーザー向け保守サービスやアップグレードサポートサービスを行なうとしている。ただ、筆者が過去に見たPCユーザーの行動を考えると、多くの市民がサポートセンターに集まってサポートを受けるとは思えず、その絵は想像しずらい。

「XP守護者聯盟」で検索すると「XP守護者聯盟のドメインを売ります」という結果がまず表示され、カオス感に拍車がかかる
 騰訊と金山軟件など数社は「XP守護者聯盟」を設立し、金山軟件は特にアンチウィルスソフトで現Windows XPユーザーをサポート。アンチウィルスソフトで防ぎきれなかったウイルスによる経済損失に関しては、最高で2000元支払うという。

人気急上昇となった「360盾甲」
 マイクロソフトの発表時に名前のあがらなかった奇虎360は、めげることなくWindows XP向けソフト「XP盾甲」をリリース。他社に対抗すべく、同ソフトで防ぎきれなかった脆弱性による経済損失に関しては最高で6000元(約10万円)の賠償金を払うと宣言した。

Windows XP向けセキュリティーソフトのイベントも話題に
左はWindows XPのハッキング大会「XP挑戦賽」の説明文。大いに盛り上がった
 そんな中で、ネットセキュリティーの研究開発を行なう「湖南合天智匯信息技術有限公司」という企業が、公式サポート終了後のWindows XP向けの騰訊、金山軟件、奇虎360のセキュリティーソフトがどれだけ強固かを競うイベント「XP挑戦賽」(xp.erangelab.com)を3社“非協力”のもとで開催。

 このイベントは、実力あるハッカーを多数呼び賞金をかけ、Windows XP Service Pack 3搭載PC3台を用意し、1台には騰訊のWindows XP向けユーティリティーを、1台には金山軟件のソフトを、1台には奇虎360のソフトを入れ、このシステム内に入ったファイルをどれだけ早く盗み取れるかを競うというもの。

 ヘビーユーザーの間だけでなく、ニュースでも報じられ話題になったこのイベントは、12時間かけても奇虎360のセキュリティーだけは破られない、という結末を迎えた。このニュースを見たWindows XPのユーザーは、少なからず奇虎360のユーティリティー&セキュリティーソフトに乗り換えたようだ。

 ウイルス作成者も稼ぎ時ととらえ、早くもサポート終了の1週間後には、Windows XPの最新セキュリティーパッチと称してウイルスを仕込んだ「XP補丁-双撃即可.exe」(XPパッチ、ダブルクリックですぐOK)なるファイル、通称「XP猟手」(XPハンター)が、定番のチャットソフト「QQ」などで伝言ゲームのように伝播されている。

結果的に一番注目を集めるOSに……
 もちろん、マイクロソフトの立場としてはサポートを継続するつもりはなく、あくまでユーザーが次のOSに移行するまでの繋ぎとして、中国ベンダーがサポートすることについて見守る程度のスタンスである。

 ただ、中国人が多く利用しているWindows XPを巡り、多くの人や企業がそれぞれの立場から介入した結果、今最も熱いOSとなってしまっているのが実情だ。

山谷剛史(やまやたけし)
フリーランスライター。中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。当サイト内で、ブログ「中国リアルIT事情」も絶賛更新中。書籍では「新しい中国人~ネットで団結する若者たち」(ソフトバンク新書)を執筆。最新著作は「日本人が知らない中国インターネット市場[2011.11-2012.10] 現地発ITジャーナリストが報告する5億人市場の真実」(インプレスR&D)。

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 今日は、パソコンについて2つのことを調べてみた。
 一つは、4月9日でWindows XPのサポートが終了したけれど、その理由や今後のこと。
 もう一つは、Windows 8.1 に換えた場合、「Windows 8.1 Update」に更新すべきとの案内が同じ9日に公表されたので、その点を確認した。従来のXPのように、どちらでも良い、ではなく、必ず更新しないといけないという。
 
 まず、XPについて。
 4月にサポートが終了しても使い続けられるXPは、6月末時点の予測として約600万台だという。
 無防備状態のパソコンの恐ろしい数。かつてはXPでよかったけれど、今はXPがダメな理由を簡潔にまとめたレポートがあったので記録しておいた。

 ★マイナビニュース★≪Windows XPに続いてサポートが終了するのはWindows Vistaで、2017年4月11日まで。
 現在の主力のWindows 7が2020年1月14日に終了する。
 現在最新のWindows 8/8.1も2023年1月10日にはサポートが切れることになる。≫


 次にWindows 8について。
          Windows の歴史/Microsoft公式ページ
 うちのパソコン歴は、NECのデスクトップに始まり、Win-95、Win-98、Win-98SE、Win-XP、Win-Vista、Win-7ときた。
 どれも最初慣れるまでは幾分の抵抗感はあるけれど、慣れたら抜群に使いやすいと、替えるたびに思ってきた。
 今は、Windows 8。
 Windows 8は今まで以上に使いにくいという人もいるけど、私はとても使いやすいし、スピードも速いから気持ちがいい。

 そのWindows 8.1 Updateのことは次。
 ★ クラウド Watch★≪今後の更新プログラム適用には今回のアップデート適用が必要となるため、アップデートは必須だ。
 標準設定では、Windows 8.1 UpdateはWindows Updateの「重要なアップデート」として自動適用される。通常の更新プログラムに比べて数百MB程度とファイルサイズはかなり大きいので、環境によっては時間がかかる点に注意しておこう。
 これまで、こうした累積的なアップデートは「Service Pack」として提供されていたが、今回のWindows 8.1 Updateは通常のアップデートプロセスで配信されている。
 また、Service Packの場合は、未適用の環境でもリリース後2年間はサポート対象となるが、今回のWindows 8.1 Updateではこうした猶予的な期間は設けられない形となった。≫


 「夕刊アメーバニュース」の「マウス&キーボードの操作性を向上! 新しくなったWindows 8.1 Updateは何が変わったのか?」も見ておいた。

 ということで、うちのパソコンは、あとで確認しておこう。
  (すでに自動でアップデートされたのかな?そんな認識はないけれど・・・)

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実線
●Windows XPのサポート、本日終了 - 早期移行の推奨と一時的継続利用の注意点
          マイナビニュース 小山安博  [2014/04/09]
 12年以上にわたってサポートが続けられていたWindows XPが9日、サポート終了日を迎えた。サポートの延長を含めて12年半のサポートが行われていたが、事前の告知通り、今後Windows XPに対してアップデートなどのサポートは提供されなくなる。現在のWindows XPユーザーには、早急にサポートが行われている製品への更新が求められている。
 また、Office 2003、Internet Explorer 6についても、同日、サポートが終了しており、同様に最新版への移行が推奨されている。

Windows XPのサポートが4月9日に終了する

Windows XPは、日本でADSLが本格的に普及を始めた2001年10月に発売。当時は携帯電話の3Gサービス(FOMA)が始まった頃で、PCのスペックは、メモリが64MB、HDDが20GBといった程度だった。

Melissa、I Love you、Code Red、Nimdaといったマルウェアが頻発していた時期だが、このころはまだ大量のメール送信などで大規模感染を拡大することが目的だったり、PCを破壊したり、自分の力を誇示したい若者やいたずら目的の愉快犯の攻撃が主流だった。
 OS側も、こうしたマルウェアが使う脆弱性を修正し、ウイルス対策ソフトを入れておく、という「今から考えると単純な対策」(日本マイクロソフト 業務執行役員最高技術責任者・加治佐俊一氏)を行ってきた。

しかし、2014年になって主流はFTTHやLTEの高速通信が主流となり、PCもメモリ4~8GB、内蔵SSD128~512GB、といった高速大容量のスペックを備えるようになった。攻撃も、金銭や情報窃取といった「プロ」の犯行に移り変わり、さらには「陸海空宇宙に次ぐ第5の戦場」(同)と言われるような国家間の争いも行われている。こうした状況では、大規模感染よりも、ひっそりとPCにひそんで見つからないように情報や金銭を盗む、といった行為に変化してきた。

Windows XP発売当時の状況と現在の状況
攻撃者の目的と、その結果の被害が変化している

実際、オンラインバンキングへの攻撃によって不正送金された被害額は、警察庁によれば昨年1年間で14億円にも上り、今年1~2月の2カ月間だけですでに6億円に達したという

こうした高度で複雑化した攻撃に対して、2001年のようなウイルス対策ソフトでの発見・駆除が困難になり、単に脆弱性を修正するだけでは防御できなくなったため、マイクロソフトではTrustworthy Computingの号令の元、設計段階からセキュアにするなどの開発手法でOSのセキュリティを向上。複数の対策を盛り込む「多層防御」の考え方でセキュリティを強化してきた。

Trustworthy Computingという考え方から、よりセキュリティを重視した取り組みを続けてきた
設計の段階からセキュリティを考慮したSDL(Security Development Lifecycle)によって開発を行う

Windows XPは、そのセキュアな機能が搭載されていないOSであり、その後Service Pack 2で改善させたが、設計段階からセキュリティを考慮した最新OSに比べると攻撃に対して脆弱な点が多い。実際、Windows XP SP3はWindows 8 RTMと比べて、マルウェアの感染率が21倍も高くなっているという。

Windows XP SP3とWindows 8 RTMのマルウェア感染率の比較
マイクロソフトでは、OSのサポート期間は10年と定めている。本来なら2011年にはサポートが終了するが、利用者の多さからサポート期間が延長された。2007年1月に2014年4月9日にサポートの終了が発表され、その後順次新OSへ更新することが促されていた。

Windows XPはいわば旧式のOSであり、昨今の攻撃に対しては脆弱な面がある。しかも、来月以降は脆弱性が発見されても、マイクロソフトからアップデートが提供されないため、今まで以上に無防備な状態に置かれてしまう。

そのため、マイクロソフトではサポート終了1年前となる2013年4月から、「移行支援強化期間」としてセキュリティ業界、経済産業省を中心とした官公庁、関係団体と協力して移行に関する周知・啓発活動や、移行を推進し、支援する取り組みを行ってきた。特に、最新OSとしてWindows 8.1が登場しているタイミングであり、最新環境への移行を推奨して活動を続けている。

マイクロソフトの移行支援の取り組み
移行支援では、XPから最新環境へデータを移行するための無償ツール、支援サービスの提供、OSのライセンス価格割引など各種施策を提供。また、移行前の相談を受け付ける窓口も設置している。

新たに相談窓口が公開され、最新版を購入する前の相談も可能になった
民間調査会社のIDC Japanの最新レポートによれば、2013年12月末に国内で使われているWindows XP搭載PCは1,200万台を超えており、今年6月末時点での予測では592万台まで減少する。それでも、600万台近くが残っており、これをいかに早期に0に近づけるかが、当面のマイクロソフトの目標となる。

国内市場のWindows XP利用状況。6月末には全体の10%以下になる見込み
マイクロソフトでは、早期の移行を訴えつつ、一時的にWindows XPを使い続ける場合は、「Windows Updateで最新の状態にする」「セキュリティソフトを最新の状態にする」という設定をしたあと、インターネットから切断し、USBメモリやメモリカードなど、ほかのPCとデータのやりとりをする機器を接続せずに単独運用する、という使い方を推奨する。

当面、Windows XPを利用する場合の対策。ただし、あくまで緊急避難的なアドバイスだ
4月9日公開された、Windows XP向け最後の更新プログラム。これを適用して最新の状態にする必要がある

脆弱性が残った状態でインターネットに接続したままにすると、マルウェアに感染して内部の個人情報や企業の機密情報が盗まれたり、大量のスパムメールを送信する、他社のサーバーに侵入するといった攻撃の踏み台に使われるなど、自分だけでなく、会社や他人にも被害を与えることになりかねない。

インターネットに接続せず、マルウェア感染しないような慎重な運用を心がけるとともに、早期の移行を検討するべきだろう。

Windows XPに続いてサポートが終了するのはWindows Vistaで、2017年4月11日まで。続いて現在の主力であるWindows 7が2020年1月14日に終了する。現在最新のWindows 8/8.1も2023年1月10日にはサポートが切れることになる。まだまだ時間があるとは言え、Windows XPのように終了間際に慌てることがないよう、計画的な運用が求められるだろう。

●Windows 8.1の今後の修正パッチ適用には「Windows 8.1 Update」の適用が必須
     クラウド Watch (2014/4/10 18:20)
 日本マイクロソフト株式会社は9日、Windows 8.1のアップデートとなる「Windows 8.1 Update」を公開した。マイクロソフトでは、今後配信する月例セキュリティ更新プログラムなどを適用する場合には、Windows 8.1 Updateを適用していることが必要となると説明しており、事実上、Windows 8.1 Updateの適用が必須となっている。

 また、Windows 8.1 RTやWindows Server 2012 R2向けにも同様のアップデートが提供されているが、これらの環境も同じく、今後の更新プログラム適用には今回のアップデート適用が必要となるため、アップデートは必須だ。

標準設定では、Windows 8.1 UpdateはWindows Updateの「重要なアップデート」として自動適用されるが、手動で更新を行う場合には「KB2919355」がアップデートファイルとなる。通常の更新プログラムに比べて数百MB程度とファイルサイズはかなり大きいので、環境によっては時間がかかる点に注意しておこう。

Windows 8.1 Updateの更新ファイルは「KB2919355」
 Windows 8.1 Updateでは、マウスやキーボードでの操作性を改善するユーザーインターフェイスの変更や、Internet Explorer 11(IE11)にIE8の互換モードとなる「エンタープライズモード」の追加などが行われている。

 こうした機能の追加に加えて、Windows 8.1 Updateは過去に提供されたWindows 8.1向けの更新プログラム(セキュリティ更新プログラムを含む)も含まれる、累積的なアップデートにもなっている。

 これまで、こうした累積的なアップデートは「Service Pack」として提供されていたが、今回のWindows 8.1 Updateは通常のアップデートプロセスで配信されている。また、Service Packの場合は、未適用の環境でもリリース後2年間はサポート対象となるが、今回のWindows 8.1 Updateではこうした猶予的な期間は設けられない形となった。

●マウス&キーボードの操作性を向上! 新しくなったWindows 8.1 Updateは何が変わったのか?【デジ通】
      夕刊アメーバニュース 2014年04月10日
昨日お伝えしたようにWindows 8.1の最新アップデートとなるWindows 8.1 Updateの配布が開始された。
これにアップデートに合わせて日本マイクロソフトが新機能について説明会を開催した。
そこでは変更点としてWindows 8から導入されたスタート画面とデスクトップ画面の連携を強化、マウスによる使い勝手の向上などが、数々のデモンストレーションを交えて紹介されていた。そこでどのように変わったのか、注目部分を紹介しよう。
■おもな変更点は以下・・・・・・(略)・・・

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 うちのデスクトップパソコンが壊れるときは年末ギリギリが多い印象を持っている。
 5年前ほど前に入れた今の「GIGABYTE」のパソコン、来年の春までには替えようと思っていた。
 それが、一週間前の日曜日、12月の冒頭に、突然プッツン。
      (関連)12月5日ブログ ⇒◆突然パソコンが壊れた・・・/宿命か/替え頃と思っていたからダメージは少い

 今年6月には、6年目で動きが著しく遅くなったノートパソコンをタブレットに替えた(「Windows 8 Pro」)。
 これと同じ「Windows 8.1 Pro」にした。

 Windows 8は画面の表示も何もかもガラッと変わり、最初はとても扱いにくいとの評が多い。
 昨日昼に、詳しい人が本体と外付けハードディスクやそのバックアップ関係の設定までやってくれた。

 ・・そのあとは、まず、セキュリティの設定。
 メールの設定ができていないので、次はそれを進めて、さらに、各種アプリのインストールなど進めていく。
 設定は、基本操作の扱いに慣れるまでは、面倒な印象。
 何とか、今週中には終わりたい・・・

 それら基本の状態が整ったら、そのシステム全体を「SSD」に移して、そこから立ち上がるようにする。
  
 ということで、今日のブログに、昨日届いて、今こうして動いているパソコンの一式を紹介。
 Windows 8はスピードは速いので快適。
 単語登録してある自分の辞書も、先日までのパソコンのデータを新機に移し替えたので、言葉の変換も楽々。
 例えば住所は「きふ」といれると「岐阜県山県市西深瀬208」と表示されるように登録している。

 ちなみに、「おは」は「おはようございます。」
 「あり」は「ありがとうございます。」
 「わさわさ」といれると「わざわざお越しいただき、ありがとうございます。」
 「いつ」は「いつもお世話になります。」と「一般質問」

 しかも、キーボードとマウスは以前からのものを使っているので、「作業自体」は何の違和感もなく、サクサクと使えている。

 さてさて、ブログなど早朝ノルディックウォークの前にアップしておいて、すぐにパソコンの調整作業に入ろう。
 
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●パソコン本体
    ESPRIMO WD2/M WEB価格 83,800円~





 ★富士通、直販限定デスクトップPC「ESPRIMO DH」の秋冬モデル
        マイナビニュース  2013/11/13
小構成時の主な仕様と価格は、CPUがIntel Core i3-4130 (3.40GHz)、メモリがPC3-12800 4GB、
ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、
ディスプレイが無し、OSがWindows 8.1 64bit、直販価格が83,800円。これに15%割引クーポンを適用すると71,230円となる(※)。
カスタムメイドモデルでは仕様の強化が可能で、Intel Core i7-4770 (3.40GHz)が+25,000円、8GBメモリが+10,000円(※)



ということで、選択画面で、標準タイプを下記に変更。

OS   Windows 8.1 Pro 64ビット版 [+10,000円]
CPU   Intel Core i7-4770 (4コア/8スレッド/3.40~3.90GHz) [+25,000円]
メモリ 8GB (4GB×2) [デュアルチャネル対応] [+20,000円→+10,000円]
Office Office Home and Business 2013 [+22,000円→+20,000円]
延長保証(通常保証の期間延長、+4年間)

⇒ 合計(割引後)で  118,840円

これに、2年前から使っているSSD 300GB (当時約4万円)を再利用して載せる。 

●ディスプレイ

 SHARP/ 20V型タッチディスプレイ LL-S201A

2013 SHARP /業務用液晶ディスプレイ > 20V型タッチディスプレイ LL-S201A

LL-S201A 20V型フルHDタッチ液晶ディスプレイ 51,306円
 5年間長期保証加入申込み/LL-S201A 20V型フルHDタッチ  2,565円




⇒以上、パソコン一式で、17万2711円。

●外付けハードディスク
1.0TBの外付けハードディスクが6年目(当時約6万円)で、しばらく前に壊れた。
 その入れ替えで「 2.0TB」の外付けハードディスクにした。




 LAN&USB接続対応ハードディスク HDL-CESシリーズ
         ハードディスク(HDD) > ネットワークハードディスク > HDL-CESシリーズ
パソコンはもちろんスマートフォンからもつながるハードディスク
LAN DISK HDL-CESシリーズはパソコンはもちろん、
スマートフォンからのアクセスにも対応したLAN接続ハードディスクです。
iPhone、iPad、Android端末からのリモートアクセスに対応。
自宅のNASに保存した動画、音楽、写真、文書ファイルなど各種ファイルを外出先のスマートフォン、
またはパソコンで楽しむことができます。
また、50MB/sを超える読み込み速度を実現する「高速読込モード」を搭載、快適なデータ転送を実現します。
また、イメージバックアップソフト「Acronis True Image 2013」を添付し、
パソコンのデータをNASにバックアップできます。


  なお、2年前にバックアップ用に入れた「 2.0TB」は当時約4万円だった覚え。
   それが1.5万円で入手できた。
 
 「 2.0TB」自身でバックアップ機能があるけれど、さらに、もう1台で常時バックアップする組み方。
 つまり、データは「三重」に保存されているから、どれか壊れても、まず、大丈夫との思い。

I-O DATA LAN&USB接続対応ハードディスク「LAN DISK」2.0TB HDL-CE2.0S
  14,362円( 小計: ¥ 13,678円 消費税: ¥ 684円)

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 基本であるデスクトップのパソコンを使用中、突然、ディスプレイ(画面)が消えて黒くなった。
 エッ、の一言も出ず、ただ愕然。 
 見回すと、・・・パソコンの本体の電源はランプがついているし、本体内の冷却用のファンは回っている・・・・
 ・・とすると、ディスプレイが壊れた可能性があるのか、と考えた。
 6年ほど前だったかも、突然、画面が左右から真ん中に閉じるように消えた(壊れた)。

 今のは、液晶画面なので、プッツンなのか・・・
 本当に画面が壊れたかを確認するため、他の使っていないディスプレイにつないでみた・・・
 信号は来ているような印象だけど、信号が来ていないとの表示も出るので?????

 詳しい人にお願いしたら、後刻来てくれて点検。
 別のパソコンからくだんのディスプレイ(画面)につないだら、正常に表示した。
 ホームネットワーク内の他のパソコンからのアクセスを試みるけど、まったく認識されない。
 それで結論は「マザーボードが壊れてますね」・・・

 実は、今のデスクトップパソコンは5年になるので、来年春までには替えようと、ちょうど思っていたところ。
 過日、名古屋高裁に行ったとき、帰りに大須のアメ横に行って、大体のイメージは作っていた。
 まず、うちの場合は、今までの使用経過から、迷いなく「Windows-8」にすることになる。
 さらに、今年、ノートパソンをタッチパネルのタブレットに替えたのだけれど、タッチパネルの便利さに感激していたので、
 次のデスクトップの画面は大型のタッチパネルにしようと考えていた。
 「Windows-8」は、タッチパネルで初めてその良さを発揮するらしい。

 もともと、その詳しい人に次のシステムの相談をして決めようと思っていたので、
 これ幸いにと、想定イメージを伝えて、ささっとタイプやモデルまで、決めてしまった。
 
 パソコンのOSやデータを保存するハードディスクは、通常は「HDD」。
 もともと、「HDD」のディスクは5年程で回転軸などか壊れてダメになる可能性があるといわれている。
 実際、過去に、OSの入った「HDD」が壊れて困ったことが、2回ある。
 だから、今のパソコンを動かすために使っているハードディスクは、2年前に、約4万円で300GBの「SSD」に替えていたので、その「SSD」は次も再使用することに予定。

 「SSD」だとパソコンの立ち上がりが早く、回転軸がないのでディスクが壊れる心配はない。
 
 また、快適さを確保するために、メモリーは8GBにする。
 
 ということで、昔から使っている富士通の組み立てセット(今のパソコンだけはGIGABYTEの組み立て)を前提に、ネット通販の格安品を、希望するシステムで選択していただいた。
 20インチのタッチパネルも5年保証契約付きで選んだ。
 しめての合計額がまた、なんと安いこと。
 大須の安売り品(一つ前の型)よりはるかにお値打ちにそろってしまった。
 その詳しい人は、「SSD」を持って帰って、注文品がそろい次第システムを移行して、持ってきてくださるそう。

 なお、うちのデータは、1TBの外付けディスク。それを21Bの外付けディスクで、ダブルにバックアップしている。
 つまり、。データは、常に「同じものが3つ」あるように組んである。
 このうちの1TBも6年になるので、更新することにした。

今のパソコンの内側 



 ところで、今朝は、また寒かった。
 しかも、深夜から7まで、気温が下がり続けた。

山県市テレメータ情報
今朝、12月5日 5時10分
  

今朝、12月5日 7時00分
  

 なお、今日は、終日、議会の常任委員会。

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 今使っている携帯電話が8年目あたりになり、機械的なトラブルが発生したりの状態になってきた。
 そこで、今年の冬から、タブレットも含めて、携帯やノートパソコン、スマホなどの組み合わせを模索してきた。
 そして、新規を購入し入れ替えを済ませた(6月)のでその整理。
 タブレットの使いやすさに満足しているので、併せて機器の紹介。

 今使っているノートパソコンは、12インチ、あと数年でサポートの終了するビスタ。
 6年前の2007年モデル   レッツノート
     (これも今は安くなっている)
 最初、こんな小さいキーボードで使いにくいのでは・・・・と思ったけど、12インチサイズでも結構、使えた。

 だから、4月ごろからは、スマホ代わりの小型タブレットにする前に、
 まず、ノートパソコンの更新という意味も含めて替えることにした。

 6月初め、名古屋・大須の「ツクモ」でいろいろなメーカーのタブレットを触ってみた。
 8インチで使いやすそうな機種もあったが、Windowsが入っていない。
 自宅のデスクトップがWindowsだから、マックを使うことはできないので、おのずからiPadは候補にない。
 つまり、使い勝手から、 自宅のデスクトップと互換性のあるWindows-8 入りのタブレットを買うつもり。

 それらの機種もおおむねを見た。

 それで最終的に決めたパターン。

 私の携帯電話 ⇒ 一番シンプルな形態に機種変更、ネットは最低額だけつけておく。
 つれあいの携帯 ⇒ スマホ
 ノートパソコン ⇒ タブレットPC

 ・・・ということで、後日、auの代理店で 
  ●私の携帯電話はシンプルな形態に機種変更、ネットは最低額だけつけておく。
  ●つれあいの携帯はスマホに。
 これで、それまでにたまっていたポイントを使い、さらに3000円のキャッシュバックがあった。

 その時、auの代理店で聞いたら、「今回の契約変更を前提として」6月中なら「WiMAX」の機器も無料、かつ1万3000円キャッシュバック、だという。
 これで、おおむねの方向は決まった。

 後日、岐阜のヤマダ電機で。
  ●タブレットを購入。
 タブレットは、「Windows 8 Pro 搭載 Surface Pro 128 GB」。
 Microsoftの直の製品にした。
 「Windows 8」はセットアップがとても難解、ということだっので、今回は、1万円でセットアップも頼んでしまった。
 
 ということで、本体や関連周辺機器(ハブ、カードリーダーなど)を加えたので合計12万円ほど。

 そのセットアップの間に、auの代理店へ行き、 
  ●タブレットPCを私が待ち歩く場合のネット接続のため、WiMAXを契約。
          WiMAX
 本当に1万3000円がキャッシュバックされた。

 結局、他の従来の接続/ウィルコム(ヤフー)も解約し、auの携帯をネットにつなぐ契約も二人とも基本的に不要になっるので、
 最終的に、毎月のネットのための支払いは半分以下になる。
 タプッレトの代金は、この差額の1年分にも満たない。
 
 Windows 8の使い勝手の良さ、
 スピードの速さやスマホ感覚のタッチパネルのことなどは改めて・・・
 
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(このブログの関連エントリー)2013.2.14⇒ ◆携帯かスマートフォンかiPadか/「スマホが二極化」/「タブレットは7インチが主戦場

2013.3.16 ⇒ ◆タブレットはMicrosoftとAppleの次の主戦場 どっちを選ぶ

●当サイトは、価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴
       サイズ別ピュアタブレット /OS別ピュアタブレット 


●パソコンにもなるWindows 8 ハイブリッド・タブレットPC
     更新日:2013年 06月29日/ここでは、Windows 8 を搭載したタブレットについて、厳選した製品を紹介
 パソコンにもなるWindows 8 ハイブリッド・タブレットPCパソコン形状にもなるハイブリッド・タブレットPCについては、
パソコンカテゴリのページで掲載しています。
 ハイブリッド・タブレットPCは、上記のようなピュアタブレットと比べると
重いですが、キーボードを搭載している点やスペック面で優位です。



● Windows 8 ハイブリッド タブレットPCの比較
    更新日:2013年8月2日
ハイブリッドタブレットPCは、大きく分けると次の種類があります。

液晶部分をスライド/回転させることで形を変形させる「コンバーチブル型PC」と、
キーボード部分と液晶部分が切り離し可能な「セパレート型」です。





●Microsoft Store Japan オンライン ストア / Surface Pro 
    Surface Pro



詳細
ルックスだけじゃない

機能性
見た目に優れたタブレットが、機能性も備える時代がやってきました。
e006baf4-966c-427a-aca0-6461b08871f3

製品の特徴
Windows 8 Pro 搭載
Windows 8 Pro は、ドメイン参加による会社や学校のネットワークへの接続が可能な Windows です。
外出先から自宅のPCにアクセスできる リモート デスクトップ機能や、
Windows 8 に標準搭載されたセキュリティに加え、情報を安全に保てる拡張データ保護機能も備えます。

--------------------------------------------------------------------------------
Intel i5 プロセッサ
高速でパワフルなパフォーマンス、そしてビジュアルも非常に優れています。
最新技術が導入された Intel i5 プロセッサには、HD グラフィックスも搭載されており、驚異的な速度と応答性を体感できます。
Outlook1、その他 Office製品1、各種デスクトップ アプリ (Quicken®、Adobe® Photoshop® など) を実行できます。

--------------------------------------------------------------------------------
Surface Pen
OneNote1 などのアプリケーションでは、クリエイティブな図表やメモを作成できます。
PowerPoint のプレゼン資料、PDF、書類などを、紙と同様の感覚で編集できます。
手書きのメモを文字に変換したり、資料に手書きのサインを入れたりと、様々な場面で活躍します。

--------------------------------------------------------------------------------
VaporMg™ ボディ一体型のキックスタンド
Surface のボディは、精密に設計された VaporMg ( マグネシウム合金) 製です。
約 900 グラムと軽く、非常になめらかで耐久性の高いボディは、時計のような仕上げで持ちやすく、触り心地にも優れています。
本体をしっかりと支える一体型のキックスタンドにより、場所を選ばずに Surface をお使いいただけます。
キックスタンドを出せば、ハンズフリーでエンターテイメント コンテンツを楽しめます。
映画鑑賞やビデオ撮影時には、Surface を自立させることができます。

--------------------------------------------------------------------------------
Type Cover
従来のような打鍵感のあるタイプ入力が可能です。
オプションのタイプ カバーは、従来のキーボードの操作性と快適さを、超薄型の軽量設計で実現しました。
カバーによって、Surface があっという間にタブレットからノート PC に変身します。
後ろにたたむと、またすぐタッチ画面入力に戻ります。Type Coverは別売りです。

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 今年の冬から、タブレットも含めて、携帯やノートパソコン、スマホなどの組み合わせをどうするかと思案してきた。
 「携帯・スマホ」か『携帯・タブレット』か・・と考えを進めてきていた。

 最近は後者の組み合わせのイメージで固まってきた。
 それで、先日、所要のついでに、名古屋・大須の「ツクモ」でいろいろなメーカーのタブレットを触ってみた。
 8インチで使いやすそうな機種もあったが、Windowsが入っていない。

 使い勝手から言うなら、Windows-8 入りのタブレットを買いたい。
 それらの機種もおおむね、見て、触った。

 ・・・今の考えとしては、ノートパソコンの小型とも言える程度のタブレットを買う方向で固まった。

 それに先だって、昨日、昨年から時々不調になる「8年目のケータイ」を機種変更してきた。
 同時に、つれあいは、7年目の携帯を「スマホ」に機種変更・新規接続契約などした。
 ・・・でも、昨日の「支払い」はゼロで済んだ。

 しかも、最後に「3000円 キッシュバックします」と
 「千円札が3枚」ついてきて、驚き。

 業界のユーザー「囲い込み」戦術はすごいものだ、
 と、承知しつつ、携帯環境については、囲い込まれることを受け入れてきた。

 携帯電話を使い始めて20年近く。
 auがどんな山の中でも一番入りがいいので、ずっとauできている。
 タブレットもWiMAXとauの接続で行く予定。
 
 ・・ということで、新規に使うことになった携帯などの話。
 6月中にタブレットも入手する予定。

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●au    ケータイ は 3端末のみ


そのうちの機種は、
一番左が「防水」「防塵」かつリーズナブル、ということで決めた


PT003 ピーティーゼロゼロサン

色は・・・・


電話帳や「お気に入り」などモバイルデータもそのまま移行してくれたので
ほぼ、従前同様の使い方で行けそう。
シンプルモードゆえか。

機能は ↓


ネット接続は、「1050円」のコースにしておいた。

●定価は、33.600円

価格



下記も含めて、「支払い」はゼロ。
累積ポイントが結構たくさんたまっていたので、
スマホ・携帯教養の充電器やその他のパーツなど、全部ポイントの使用で行けた。

しかも、最後に「3000円 キッシュバックします」と
「千円札が3枚」ついてきて、驚き。


・ここからはスマホ・・・・
 つれあいは、私より1ん遅く買った携帯を スマホに変更した。

    スマホ 一覧


私の「ケータイ」とつれあいの「スマホ」のセットの変更・加入になるので、
通信料もさらに割安になった。

接続サービス

「auケータイをお持ちなら、WiMAX月額利用料割引で月々3,980円。 下り最大40Mbps!」





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 ヤフーでは今年の4月大量の顧客情報流出事件があり、続いて5月16日ごろには2200万件を超える流出があった。
 情報が漏れたユーザーには、直後に、ユーザーに連絡して対策を求める、ともされた。
      (参考)2013年5月24日 ⇒ ◆ヤフーに不正アクセス/2200万件の利用者ID流出か/Webサービスの「パスワード使い回し」注意
        2013年5月24日 ⇒ ◆ヤフー、暗号化パスワード148万件流出/パスワードは24日早朝に強制的にリセット

 私は、10数年前、ヤフーの無料ページでウェブサイトを作ったので、会員登録した。
 その利用は数年だったので、長らく、ヤフーにはアクセスも利用もしていない。

 とはいえ、流出し得る対象の「登録者」であろう・・・何か連絡があるのかな、と思っていた。
 ・・・でも、何もなかった。

 ところが、6月6日に(今は使っていないアドレスに)ヤフーからメールが配信された。
 書き出しは、
  「2013年5月16日に判明した当社サーバーへの不正アクセスにつきまして、
   その後詳細な調査を続けていたところ、お客様のYahoo! JAPAN IDは、
   以下の情報が外部に流出した可能性が高いことがわかりました。・・・・」


 ということで、最近の情流出や背景、ねらい、危険などについての分かりやす意見をネットで見ておいて、自戒とした。
 例えば、
 日経は、
 「インターネット上で展開する各種サービスは、単に商品を陳列し、ユーザーに購買を促しているだけではない。どこを見たかという閲覧情報、過去の購買履歴、口コミに書き込んだ意見、友人へのおススメなど、ユーザーが実行した全ての行動履歴を収集している。
それを元に顧客が何を求めどのように行動するのかを予測して、働きかける。
多くの商用サービスが、こうしたビッグデータを活用するマーケティング手法を導入しつつある。

 その膨大な情報の全てを結び付ける中核に当たるものが、今回狙われたユーザーIDである。
ユーザー固有の情報という意味では、国が進めているマイナンバーのような公的な個人識別情報も、ビッグデータの基盤となりえる。
こうした戦略のハブとなる中核情報は確実に守らなければならない情報である。」


 AdverTimes(アドタイ)は、
 今年1月から3月にJPCERT/CCに報告されたインシデント(情報セキュリティ上脅威となる事案)では、ウェブ改ざんの件数が前4半期から61%増加し、1184件にのぼった。
 ウェブ改ざんには、画像などを挿入する目に見えるものから、ウイルス配布サイトなどの攻撃サイトへの誘導といった目に見えない改ざんもある。「つまり、改ざんされたウェブの閲覧者のPCがウイルスに感染する恐れがあり、顧客などに迷惑をかける危険性もあります。目に見える改ざんであっても、不正侵入されているということなので、他の情報を窃取されている可能性があります」(満永氏)。結果、攻撃を受けた企業のブランドは失墜しかねない。


 やっぱり、自ら注意するしかない。

 ところで、昨日、FAXが入ってきた。
 西日本の人で、住所氏名も携帯番号も書かれ、用件が記されていた。
 冒頭に「○○日の深夜バスで伺いますので、いつでもいいですから1時間ほど相談に乗ってください」との旨だった。
 
 突然だし、「強引なひと」と思っていたら電話が入った。

 ・・・・「図書館のパソコンで調べて知りました」
 ・・・「そんな話ならすぐは済まないので、まず、文案をメールで送ってください。」

 と、面会はさりげなくお断りし、メールでのやりとりにした。

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 ヤフーから私のところに来たメール /2013/06/06 (木) 16:17


**************************************************************
本メールは、当社サーバへの不正アクセスの対象となったお客様のうち、
2013年6月6日(木)時点で、「パスワード変更」「秘密の質問と答え」の設定が
お済みでない方にお送りしております。ご案内が行き違いとなりました場合には、
ご容赦くださいますようお願いいたします。
**************************************************************

Yahoo! JAPAN ID:■■■■■■■■■■様 
(※安全のためIDの一部を「*」と表記しています)

いつもYahoo! JAPANをご利用いただきましてありがとうございます。

2013年5月16日に判明した当社サーバーへの不正アクセスにつきまして、
その後詳細な調査を続けていたところ、お客様のYahoo! JAPAN IDは、
以下の情報が外部に流出した可能性が高いことがわかりました。

・Yahoo! JAPAN ID
・パスワードを暗号化した文字列
・パスワード再設定時に必要な情報の一部(秘密の質問と答え)

お客様にご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

つきましては、お手数をおかけし大変申し訳ございませんが、安全のため、
以下の手順にて「パスワード」と「秘密の質問」とその「答え」の再設定を
お願いいたします。

-------------------------------------------------------------------------------

【1】パソコン、スマートフォンより、Yahoo! JAPANのトップページに
アクセスしてください。

【2】ページ上部に表示されている「ID流出に関するお願い」の「確認する」
ボタンを押してください。

【3】ログイン画面が表示されます。お客様のIDとパスワードでログインしてください。

【4】表示された画面にて「パスワード」と「秘密の質問」とその「答え」を
再設定してください。また、ご本人様確認のために、IDを登録された際に入力した
「生年月日」を入力してください。

【5】お手続きは完了です。引き続きYahoo! JAPAN IDをご利用ください。

-------------------------------------------------------------------------------

IDのパスワードがわからずログインできない場合は、ログイン画面の
「ID、パスワードを忘れた」のリンクから、「パスワードの再設定」を
お試しくださいますようお願いいたします。

また、【4】で、ID登録時に入力した「生年月日」がわからず、何度お試し
いただいてもエラーとなる場合は、エラーメッセージに表示される画面にて、
「パスワードの再設定」をお試しください。

なお、「パスワード再設定」ができない場合は、IDを登録されたご本人様で
あるとの確認が行えないため、該当IDはご利用いただけない状態となります。

大変心苦しい限りではございますが、あらたに別のYahoo! JAPAN IDを取得し、
引き続きご利用いただけますと幸いです。

弊社といたしましては、このたびの事象に対し「お客様のIDを第三者の悪用から
お守りする」ことが第一と考え、ご本人様の情報をもとに「パスワード」と
「秘密の質問」と「答え」の再設定をお願いしております。何卒ご理解、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。

また、今後同様の事象が発生しないよう、全社をあげてセキュリティの強化や
再発防止策を徹底してまいります。

あらためまして、お客様にご心配、およびご迷惑をおかけいたしましたことを
深くお詫び申し上げます。

これからもYahoo! JAPANをよろしくお願いいたします。

ヤフー株式会社
===============================================
【ご注意ください】メールによるフィッシング詐欺について

Yahoo! JAPANからお客様に、Yahoo! JAPAN IDやパスワードなどを含む
個人情報をメールで直接問い合わせることはございません。
また、メール本文にURLが記載されている場合は、クリックする前に
必ずURLをご確認ください。
===============================================


  ●ネットの落とし穴 ビッグデータ戦略を揺るがすサイバー攻撃
           日経 2013/5/27 /ラック 専務理事 西本 逸郎
■ヤフーで暗号化したパスワードなどが流出
 ヤフーは、17日の「最大で2200万件のIDのみが流出した可能性がある」との発表に加え、
23日夜にはそのうち148万6000件についてID以外に「暗号化されたパスワードとパスワードを忘れてしまった場合の再設定に必要な情報(秘密の質問)も流出した可能性が高い」ことを確認したと発表した。


 今回追加で発表した内容を使っても即座に不正ログインできるわけではない。だが、ユーザー固有の情報にアクセスできる情報の流出が後から判明したのは看過できない状況だ。

 事件が発生した場合の鉄則は「最悪を前提とした対応」である。

 今回は、それが徹底できていたかという疑問が残る。現場の勇み足ではなく、危機対応作業の過程で“速やかな対応”を優先したことにより、最悪の想定がおろそかになったのではないかという疑問を持たざるを得ない。

 一般的には、期限を区切った上で、事件が起きた現場に存在するデータ全てが流出したものとして調査に入る。
その一方、最悪時の衝撃を覚悟して被害拡大防止の観点から対応を考慮して、外部への発表などと様々な対応に備える。調査の結果、明確に流出を否定できなかったものは、流出した可能性があるものとして取り扱うのが常識だ。

 また、今回の件が当てはまるかはまだ不明だが、 最近の情報持ち出し事件の特徴は、発生した場所以外の重要領域にしか存在していないデータについて漏洩の痕跡が見つかることが多い点である。
つまり、犯人が別領域のデータを、何らかの方法で持ち出し可能な領域に集積しているということだ。


ヤフー社内では、多数の技術者が対応作業をしているに違いない。今回、その可能性を含めて調査していると推測するが、原因分析が完了するまでは全ての可能性は排除してはいけない。ぜひ、もう一度原点に戻り、最悪を前提に再起を図ってほしい。

■IDはビッグデータの要諦
 インターネット上で展開する各種サービスは、単に商品を陳列し、ユーザーに購買を促しているだけではない。どこを見たかという閲覧情報、過去の購買履歴、口コミに書き込んだ意見、友人へのおススメなど、ユーザーが実行した全ての行動履歴を収集している。
それを元に顧客が何を求めどのように行動するのかを予測して、働きかける。
多くの商用サービスが、こうしたビッグデータを活用するマーケティング手法を導入しつつある。

 その膨大な情報の全てを結び付ける中核に当たるものが、今回狙われたユーザーIDである。
ユーザー固有の情報という意味では、国が進めているマイナンバーのような公的な個人識別情報も、ビッグデータの基盤となりえる。
こうした戦略のハブとなる中核情報は確実に守らなければならない情報である。


 分析対象は膨大で、販売データ、ネットでの行動履歴などを総合的に分析する。データに含んでいる個人情報は、一般的には「見ない」あるいは「削除や置き換え」をすることで個人情報の流出につながらないように考慮するが、最終的にはユーザーIDなどで個人ごとに結果が出るようになる。

 つまり、ネットや当該サービスの中で、(A)個人を識別(ニックネームのような存在)するユーザーID、(B)個人認証で使用される個人識別ID、(C)ビッグデータなどによる分析結果に利用される個人ID、という少なくとも3つの区別と厳重な管理が必要になるのだ。

 通常、公開するものは(A)のみである。本人が公開をしない限り、(A)と個人情報を結びつけるものは、ネットなどの公の場で存在しない。一方、(B)は本人とサービス提供者のみが使用するもので、本人同意のもと必要な個人情報をサービス提供者が管理している。(C)は、本人を含めサービス提供者の中でもごく一部しか個人情報と紐づけすることができないものである。

 つまり、個人の行動履歴や行動特性を示すこととなるビッグデータ解析結果と、個人を紐づけている情報、つまりはIDの管理は徹底しなければならないということだ。

ヤフーがもつインターネット上で共有している膨大な情報や、巨大なサービス群は、間違いなくビッグデータの一翼を担うものだ。2億IDにも及ぶ利用者、そして今回流出したとされる2200万件のIDという数字にしても、情報の固まりという意味で日本国内では例のないほどあまりに重要かつ貴重な情報である。その重要性を十分に認識しているヤフーでさえ、不正攻撃によって漏洩してしまう事態になっていることは深刻な事態だ。

■漏洩が続くとビジネスの根幹にかかわる
 今後、個人を識別する情報を狙う流れが、さらに加速することを恐れている。

 IDやパスワードに関わるアカウント情報の窃取や不正ログインに関する事件が今年4月以降多数発覚している。
そして、狙われているサービスが、ショッピングだけではなくゲームなどのサービスにも及んでいることに着目している。
単に金銭目的のみなのか、別の悪用を考えているのか、現時点でよくわからないところが不気味である。


 IDの漏洩が続くと、利用者が危険を感じて登録しないようになったり、場合によっては収集や活用に法的な制約が出てくる可能性もある。
ビッグデータを活用したビジネスを考えている企業にとっては、まさに死活問題だ。


 既に、これまで漏洩したアカウント情報を悪用して、ほかのサイトに不正ログインを試してみることが考えられる。
ヤフーのような大規模サイトだけではなく、会員を保持して運営している多くのサイトは、対岸の火事と考えずに自らのサイトも既に被害が発生しているかもしれない、という視点で点検し、不正ログインはないか、秘密の質問が悪用されていないか、チェックしたい。


 また今後、ユーザーの安心を獲得し、データを活用していくためには、IDを特性に応じて整理し、合理的に管理していくようにしていきたい。

 一方、インターネットでサービスを利用するユーザーは、セキュリティ対策を意識できているサイトかどうかを見極め、賢く利用していただきたい。

西本 逸郎(にしもと・いつろう) ラック CTO 専務理事。北九州市出身。1986年ラック入社。2000年よりサイバーセキュリティー分野にて、新たな脅威に取り組んでいる。日本スマートフォンセキュリティ協会 事務局長、セキュリティ・キャンプ実施協議会 事務局長などを兼務。著書は「国・企業・メディアが決して語らないサイバー戦争の真実」(中経出版)




  ●不正な攻撃の被害者であっても、情報流出は企業価値を毀損する
         AdverTimes(アドタイ)-2013/05/26 
必要最低限の情報セキュリティ対策、ウイルスソフトのインストールや社員への啓蒙を行っている企業は多い。
しかし、企業は高度化する手法に対抗すべく自社の現行の予防法を見直すべき時期に来ている。

なぜなら、標的型メール攻撃の場合、ウイルスが入り込むのはメールや通常のウェブ閲覧を通じたものであり、人が能動的に動くことによってウイルスが蔓延するからだ。そして、入り込んだウイルスは、組織内部に潜伏してデータを抜き取っていく。

―17日、ヤフーは最大2200万件にのぼるID情報を抜き取られた可能性があると発表した。4月にも不正アクセスによる攻撃を受けたばかりだ。
米国では先日、AP通信が不正アクセスにより「オバマ大統領のケガ」を報道し、話題になった。

個人情報を扱う企業や報道機関への攻撃は、なぜ頻発するのか。
広報会議6月号の巻頭レポートでは、高度化するサイバー攻撃の実態について取り上げました。アドタイでは、3回にわたってご紹介します。

ITを取り巻く環境や時代変化に伴い、サイバー攻撃の手法、攻撃者の意図は多様化している。これらに企業が巻き込まれることは、金銭的に大きな損害を受けることにとどまらず、株価や経営環境に大きな打撃を与え、対応の仕方によっては、そのブランドを毀損する危険性もある。

規模や業種問わず危険が迫っている

企業や組織が保有している機密情報(個人情報や特許情報、財務関連情報など)を狙ったこれらの攻撃にさらされているのは、一部の大企業や先端技術を持つ企業に限られたことではない。

国内サイトがサイバー攻撃を受けた際、その対応支援を行うJPCERT/CC 情報セキュリティアナリストの満永拓邦氏は、「標的型攻撃は、ターゲットとする企業に対して直接攻撃を行うこともありますが、関係会社や取引先に攻撃を行い、それを踏み台として間接的にターゲットを狙う例も多い」と規模や業種に関わらず全ての企業・団体に注意を促す。

また、標的となる機密情報は、必ずしも攻撃対象だけが持っている訳ではなく、取引先もその一部を保持している。情報は必ずしも、フルで得られなくてもよいもの。断片的な情報から推測することも可能だ。

サイバー攻撃に詳しいデロイトトーマツリスクサービスの丸山満彦氏は、「いまや情報セキュリティ対策は、企業のブランディングの一環と考えた方がよい」と話す。
たとえば、ウェブ改ざんやSNS のなりすましなどのニュースが報道されると、標的となった企業のセキュリティ対策の〝甘さ〞が印象として残る。「たとえ、アクセスの仕方が不正であっても、ニュースでは〝情報漏えい〞などと報道されることで、その企業への信頼が失われることがあります」。

今年1月から3月にJPCERT/CCに報告されたインシデント(情報セキュリティ上脅威となる事案)では、ウェブ改ざんの件数が前4半期から61%増加し、1184件にのぼった。

ウェブ改ざんには、画像などを挿入する目に見えるものから、ウイルス配布サイトなどの攻撃サイトへの誘導といった目に見えない改ざんもある。「つまり、改ざんされたウェブの閲覧者のPCがウイルスに感染する恐れがあり、顧客などに迷惑をかける危険性もあります。目に見える改ざんであっても、不正侵入されているということなので、他の情報を窃取されている可能性があります」(満永氏)。結果、攻撃を受けた企業のブランドは失墜しかねない。

攻撃に気づかないケースもある
リスクコンサルタントの白井邦芳氏は、国際ハッカー集団「アノニマス」のような抗議を目的とした攻撃にも注意すべきだと話す。インターネットへの検閲や政府・企業の情報統制に対する抗議を目的とした彼らの活動には、マスメディアが注目しているからだ。
「暴かれ方がどのような方法であれ、その動向が注視されているアノニマスに情報を抜き取られ、企業にとってはよくない情報が表に出てしまうことは大変な損害になり得ます」。

白井氏はさらに最近の攻撃の危険性について「〝攻撃〞であることが必ずしも明らかではないため、被害者が機密情報を抜き取られたことに、すぐに、もしくは長期間気づかないことも多い」と指摘する。偶然、標的型メール攻撃において、なりすました人物や組織に連絡をとったことで「そんなメールは送っていない」と言われ、事態が発覚するケースもある。
また、攻撃に気づかないと同時に、それが発覚した時にも「被害の全容や攻撃者の意図が解明されづらいケースが増えている」
(丸山氏)。

広報担当者は万が一の事態に備え、正確・迅速な対応ができるよう、ニュースレベルのセキュリティ動向や上に示したようなインシデントの種類、用語などを知り、発生時のシミュレーションをしておくことが求められる。



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