もうバレちゃってますが、次はこのクルマ作ります。
史上もっとも美しいレーシング・マシンのひとつと言われる、フェラーリ330P4。
1967年のスポーツカー・レースを戦ったフェラーリの主力マシンです。
美しさの評価には答えなんてなくて、これを史上もっとも美しいと形容したのは誰だったのか、果たして私がそうだと信じているほど全ての人がそう感じているのか分かりませんが、私のなかでは間違いなく「もっとも美しい」レーシング・マシンであると確信しています。
もちろん、見た目の美しさだけではなくて、その性能やフェラーリの意地をかけて1967年の激闘を戦い抜いたマシンであるという経歴もその美しさのバックボーンになっていると思います。
キットは、BBRのレジン・キット。
ボディー、内装がレジンで、
真鍮やアルミの挽き物パーツに透明樹脂製のレンズ・パーツ、メタルパーツも少々。
エッチング・パーツも少々。
ホイールのスポークやスピナーはプレス加工してあります。
エッチング・パーツが寄せ集め的なのは、BBRは完成品販売が主力だったのでキット・フォームとしてのまとまりを考えてないのでしょうね。
あとはフロント・ウインドーはバキューム、サイドとリアの窓はBBR式平面板貼り付け方式となってます。
ボディー・フォルムに関してはどうなんでしょうね。
キットを眺めていると、じゅうぶん美しくて満足できるんですけど、複雑な曲面で構成されているので正確なスタイルを再現しているのかどうか分かりづらい。
画像では、肉眼で見るカッコよさがうまく表現できません。でもまあ、正確かどうかは無視してボディー・フォルムの修正はせずに進めようかと思います。BBRの表現を尊重します。
(本当は修正するのが面倒くさい。)
BBRのキットはいつもパーツ充実しているし、完成品も販売しているので組立てるのにそれほど苦労はないだろうとタカをくくってましたが、チェックしてみると色々問題点が出てきました。
一番問題なのが、このタイヤ。リア・タイヤなんですが、大きさが全然違うんですが・・・。大きいほうは使えそうなんですが・・・。
小さいほうは、硬くなってるしホイールに組めもしません。
10年ほど積んでいるので、元々こんな感じだったのか硬化して縮んでしまったのか分かりませんが、さすがに今さらショップにどうにかしてくれとも言えないしなあ・・・。
ジャンクのタイヤで間に合うのがあるかなと思ったんですが、60年代のタイヤって扁平率が高くて大きいんですよね。同じようなタイヤはありません。
最近、60年代のマシンのキットをどんどん出しているヒロのキットに付いているタイヤに使えるのがあるかなあとも思いましたが、ポルシェ917のは大きさも扁平率も合わないし、TZ2のは似ているけどホイール径が違うみたい。そもそも、ヒロのタイヤってパーツで売ってくれるのか?という問題もあるし。
また、タイヤ問題で引っ掛かってますよ・・・。
なんでいつもいつも、こうなんだろうね。43におけるタイヤ/ホイール問題は深刻です。
解決策を模索中・・・。