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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

BAR001、完成画像UP!

2008-10-06 | BAR001

思えばロータス56B、アルファロメオ184Tと同時に作り始めたBAR001ですが、案の定マトモに製作進んだのはこれだけ…
56Bはカウルのフィッティングで止まってますし、184Tは相変わらずイタリアGPの仕様がハッキリ分かる画像がなくて手が止まってます。

と言うわけで、BAR001を完成させてしまいました。

本来なら、完成は一番満足感が得られるんですけどねえ、今回はモノコックのフロント部分のクリアー塗装にクラックが入ってしまって…

画像では分かりにくいかも知れませんが、4本ぐらい、光の加減ではかなりクッキリ見えるヒビが入ってるんですよ。

これでモチベーション撃沈、前にトラック・ロッドのこだわりを捨てたというのも、これが原因だったりします。

塗装面にクラックが入るのって、かなりへこみますよね。もう、模型止めようかって思うくらい。
過去に作った模型にもクラックいっぱい入ってるのがあって、もしこんなになるんだったら苦労して作る努力に意味ないじゃん…って思ってしまいます。
クラックが入る原因がよく分からないというのが困る。
クレオスのスーパークリアーでもなる時とならない時があるし、ガイアでも同様。ウレタンだと大丈夫なんだろうか?確かに、ミニチャンプスのミニカーは何年経っても永遠の輝きを保ってるよね…
でも毒性の強いウレタンは、出来れば使いたくありません。
ラッカー塗装でも何年経っても全くヒビ割れが見当たらないのもあるから、何か防ぐ手立てはあるんだろうか?
ちなみに、「赤い車」はどれも大丈夫。…これって何かのヒント?

まあそうは言っても売り物じゃないんだから完成後の多少の劣化まで気にしても意味ないかも知れませんし…不安はあっても作り続けると思うけど、せめて製作中にクラック入っちゃうのだけは勘弁して欲しいなあー…

さてさて、このBAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)、名前からも分かるとおりBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)のスポンサードによって誕生したチーム。
代表的ブランドの「ラッキー・ストライク」とアジア向けブランド「555」の両方を宣伝したいという意向で、新車発表の際には2種類のカラーリングで登場しましたが1チームで異なるカラーリングのマシンで出走するのはダメだとFIAから禁止通告されて、その腹いせだか何だか知らないけど左右で別のカラーリングという暴挙で登場してきたのがBAR001。

観戦するにはマシンを見分けにくくややこしかったんですが、カラーリングそのものはどっち側も美しいし、模型としては面白い存在です。だからこそタメオからキット化されてるのですね。
作ってても面白かったですが、結構手抜きでやってます。

サイドのフィンはもっと薄いのですが、資料もロクに見ず作ってたので気づいた時には遅かった…でも、気付いててもうまく直せるかどうか、自信ないし多分そのままにしただろうから気にしません。

この時代のF1は作るのも簡単だし、気分転換にいいですね。
今のマシンを見慣れた目には、シンプルな美しささえ感じます。
毎年、少しづつ変わっているだけなのに、現在のF1はずいぶん様変わりしました…これって模型作ってる人間にはヒシヒシと感じられますね!







(写真:タメオ1/43 BAR001 モナコGP99)





6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (@河童)
2008-10-07 00:07:45
完成乙です!このキカイダーみたいなセパレートカラーがタマランですな。
今思えば、右側の全面555でも他にないカラーリングで模型映えしそうだったのに。
確か一度中国GPだかどこかでBAR時代に全面555カラーやってましたが
あれも凄く映えるカラーリングだった。

 クラックですが、昔私も何度か発生させたことがあります。
私の師匠が言ってたのは
・素材と塗料の食いつきが悪かった
・下塗り塗料とクリアー塗料の乾燥時間の差
・クリアー層が厚すぎた
上記三点の内どれかだと思うって事でしたで。該当しませんかね?
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Unknown (おひつじ@tak)
2008-10-07 02:48:30
>@河童さん
どうもです。正直言って、私は555カラーのほうはあんまり好きじゃないんです。
色は好きだけど、散りばめられた星がどうも生理的にダメかもww
プレゼンテーションの、ラッキーストライクのみのカラーのほう、エッフェからデカール出てるので、かなり作ろうと迷いましたよ…
でもやっぱりこのマシンのアイデンティティーって左右別のカラーリングですからね。レア仕様は、また次の機会に作ろうかなと思っています。

クラック発生した場所、実はクリアー後に一度白でタッチアップしてるんですよ。つまり下地・白・デカール・クリアー・白・クリアー と重ねているので、これが原因でしょうな…って思っていますが、昔の完成品に関しては同じ原因とは思えないし、色々な原因があるんでしょうね。
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Unknown (ワタナベ)
2008-10-07 18:40:07
完成オメ。
2台別カラーだっていいじゃないですかねぇ、けち臭いFIA。過去にはそんな例もあったっていうのに。

私は塗膜にクラックが入ってしまうことってのは経験がないんです。あんまりややこしいことしないのと、同じメーカーの塗料しか使わない、グダグダ時間かけるので各層の乾燥がばっちり、そんな感じなんですかね、あてずっぽうですけど。
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Unknown (Yoshitaka)
2008-10-07 22:43:17
完成おめでとうございます!

このヒビ、上からさらにクリアーかけてもダメなんですか?ボクもワタナベさん同様、こういうヒビって入ったことが無いんですが(パーツがたわんだ事によるヒビなら経験ありますが)、自分だったらダメ元で試してみる気がします。

ボクはどちらかというとラッキーストライクサイドの方が好きですが、このクルマはやっぱりこのファスナー柄が命ですよね。こういうひねり、いいですねー。

サイドポンツーン後のエアダクトからエキパイが覗いてるところって見えないんですか?完成したときには絶対ソコのup画像があると思ってたのに無いのでどうしたのかなぁと思って・・・。
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パチパチ~ (みっちゃん)
2008-10-08 00:22:30
相変わらず素晴らしい完成度ですね。
ネット上の写真を見てるだけでも、ため息が出ます。

このカラーリングを初めてテレビで見たときには、「オエ~」って吐きそうになるほど違和感を覚えた記憶があります。左右それぞれ真横から撮ると完全に違う車に見えますね。凄いもんだ。

それにしても、プラモデルでクリアの割れっていうのは始めて見ました。
私はギターも好きなのですが、ギターだと塗装の割れっていうのは時々あります。ギターの場合は気温と湿度の問題で割れますね。
釈迦に説法かとは思いますが、特に冬の時期とかに寒い外から暖かい室内に入ってきて、室温に慣らさずにいきなりケースからギターを取り出したりするといきなり「パキッ」と逝きます。(泣)
ただし以上はギターの話で、これが小さなプラモデルになるとなぜ割れるかはまた別の話かもしれませんが。
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Unknown (おひつじ@tak)
2008-10-08 02:44:38
>ワタナベさん
2台別カラーリングを拒否してくれたおかげで、F1史に残るキテレツなカラーリングが誕生したわけで模型ファンとしては面白いエピソードだったりするわけで…。

私も製作は遅いほうなんで、乾燥はそれなりにしてるはずなんですけどね、今回はミスをリカバーしようとして焦った報いですかね。

>Yoshitakaさん
クラックは、かなり深いところまで割れてる感じなので、上からクリアーしても多分ダメだと判断しました。
むしろさらにトラブル起こしそうな予感もあったし…。

エアダクトからは、何も見えないです…位置的にはラジエター後方が見えるはずですが、真っ暗で作り込んでも無駄だと思いました。
せっかくのエキパイのタコ足も、完成すると全然見えないんですよ。

>みっちゃんさん
カラーリングの好みとか感じ方はともかく、このクルマを初めて見た時に考えたのは、「模型作りたい…」って事でした。モデラーの性ですなw
ギターの塗装もヒビ割れが問題になるのですね。
ヒビ割れの原因は、基本的には同じで収縮とそのタイミングだと思います。
今後、情報を収集して対策を考えたいと思います。


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