43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ホイール/Porsche 928

2015-09-26 | Porsche 928

VWの不正問題、驚きました。

企業の不祥事や偽装問題は多々ありますが、VWほどの企業が不正のためのシステムをわざわざ作ってそれを全車に搭載して売っていたとは・・・開いた口が塞がりませんな・・・。

制裁金の額もすごいことになりそうだし、当然売った車の賠償もしなくてはいけないでしょう。会社、大丈夫なんだろうか?
こんなことで歴史あるメーカーが終焉を迎えるとは情けない話ではありますが、それも致し方ないぐらいの大きな問題を起こしてしまったと思います。

まあ自分はVWというメーカーには何の思い入れもないんですけどね。
ポルシェとの関係があるにせよ、ちゃんとしたスポーツカーを手がけないメーカーでしたからね。そのくせ、大衆車に強力なエンジンを載せたモデルを出していたりして、そうゆうやり方があまり好きじゃない自分には向かないメーカーでした。
もしかしてそうゆうむっつりスケベ体質が、不正の元凶だったとか?まあそれは無いかw

 

さてさて、VWが大衆車を作り続けるかわりにスポーツカーを作り続けたのがポルシェ。
そのポルシェも、最近はスポーツカーと言えないような車を売り出すようになってアレなんですけど、やっぱりポルシェは嫌いになれないです。

ポルシェを作りましょう。

ピカピカメッキしてあったホイールのパーツ、ハイターに漬けてメッキをはがしました。
プライマーがしっかり塗ってあって、テロテロしてますね。

ちょっと有機的なデザインの独特のホイールをちゃんと再現してくれててうれしい。
ただ、せっかくホイールのオモテ面だけ別パーツにしているのに、スポークの穴が抜けていないのは残念。

リューターでチマチマ抜きます。エッジを傷つけないように抜くのはかなり神経がすり減ります。

穴を開けたら、ホイールの厚みが気になったので裏から削り込んで薄々攻撃。
そこそこ削り込んだら、あとは穴のフチだけ削って薄く見えるようにすれば良いことなのですが、訳あってさらに全体を削り込む。

訳というのは、ホイールの中が見えるようになったら、ブレーキ・ディスクやらキャリパーを仕込みたくなったのね。
で、キャリパーを付けるには中の空間を相当広くしておかないとダメなことが判明。

プラなので、リューターで削る時は発熱に注意です。高温になるとプラが溶けて変形しますからね。
なので、回転数を落としてすごく慎重に削っていたんですが・・・

不幸は突然やってきます・・・・・。

 

 

溶けた・・・・・。((((;゜Д゜))))アワワワワワワワワ

小さいビットでチマチマ削ってたんですが、大体いい感じに削れたので、仕上げに大きめの砥石ビットで内側をさらってたら・・・・・

小さいビットと違って、大きいビットは接地面積が広いので熱が逃げないんですね・・・痛恨のミス・・・・・・・。

ものを作るというのは、壊すことと似ている。模型を作るとは、そうゆうことです。

 

夕空に雲が浮かんでキレイだなー。

あの雲に乗って、遠いところに飛んでいけたらいいのになー。

 

 

 

黄昏ていても何も解決しないので、パテやら瞬着やらで修正します。

アップで見ると、泣きたくなります。なんかセンターもズレちゃってるし。さいわい、老眼の自分にはこんなに見えません。何もなかったことにして、次、次!

タイヤ/ホイールはこんな4パーツ構成になってます。センターハブが別パーツになっているのは、ボディーに固定されたシャフトにこのハブだけ接着して、タイヤ・ホイールは回転できるようになってるのね。

これに、ワッシャーに回転傷を付けて作ったブレーキ・ディスクと、それっぽいブレーキ・キャリパーを仕込む予定です。

落ち込みつつも、製作は最終コーナーへ! 今日はこのへんで、See You!