43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

色々難しかった、窓。 /C4

2013-06-06 | CITROEN C4 WRC

窓関係、何とか終わりましたが…。

結論から言いますと、色々難しくてうまく出来ませんでした。

このキット、難点があるとすると窓パーツかも知れません。
フロントからサイド、ルーフエンドまでは一体になったパーツで内側からはめるようになっていて、リア・ウインドーとテールライトは一体式の外貼り。

この、リアの透明パーツが今ひとつフィットしません。ボディー・パーツもリアエンドは分割式なので、これを接着する時に透明パーツも一緒にすり合わせしておく必要があったかも。

特に、テールライトがサイドに回りこむ部分、実車はボディーとツライチにフィットしているのに、かなりの段差が出来てしまいます。ヤスリでガシガシ削ってボディーに合わせましたが、隙間は残ります。

テールライトはインストではクリアーレッド一色で塗れとしか指示がありませんが、実際は白い部分があるので白メッシュのデカールを貼った上で塗り分けました。

リア・ウインドーの黒フチですが、デカールを内側から貼って、さらにミラーフィルムを貼ったんですが、チリが入ってしまいミラーフィルムを剥がしてやり直そうとしたらデカールまで剥がれてしまって(当然)
仕方なく、フリーハンドで手描きしてやり直しました。

このミラーフィルムでありますが、ハッキリ言ってとても使いにくいものでした。
糊付きですが、実車用と同じく霧吹きで接着面を両方濡らしておいて糊を柔らかくして貼るタイプなんですが…
この糊がかなり強力でして、相当濡らしておいても粘度が高くすぐに固まってしまうので、貼り直そうとして一度剥がすと接着面が汚れてしまって二度と使えませんね。

水貼りといっても、デカールを貼るのとは全然違う作業になります。貼り付けてから位置をずらして修正するのもすばやくやらないと接着面が乱れて見苦しくなってしまうし…

しかも、とても薄いものではありますが、やはり金属シートに近いものがありまして、柔軟性は皆無と言っていいです。
二次曲面には追従しますが、三次曲面には全く馴染みません!
このリア・ウインドーのようにほんの少し丸くなっているだけで、中心部分は浮きやすくなってしまいます。
それに、どんな小さなチリ・ホコリが入っても、大きな浮きが出来てしまいます。

デカールや塗装の段差でさえ、境界線には浮きが出ます。

出来るだけキッチリの大きさに切り出して、それを最適の位置に貼り込む作業だけでも大変なのに、チリ・ホコリを完全に排除するなんて無理ですし、多少の妥協はせざるを得ませんでした。

正直、二度とやりたくない作業であります・・・。

あと、エレールだから仕方ないと思いますけど、実車のサイド・ウインドーはかなりのフラッシュ・サーフェスなんですが、この内ハメ式の窓だと段差が大き過ぎますね。
窓枠とほぼツライチぐらいがリアルだと思うんですが、このキットの方式では無理ですね。
窓枠ごと透明パーツにするとかの思い切った設計が必要かと思います。

あと、サイドの黒枠デカールですが大き過ぎて貼ったら外から全然見えない。意味ない。
ここも塗装にしようかと思いましたがもう面倒なので、デカールを切り貼りして小さめにしました。

そう言えばフロント・ウインドーは窓枠まで透明パーツにモールドされてましたが、コレは却ってクドイですw

白いラインは細切りデカールを貼って、適当に作ったグレーでシェード部分を塗装しました。
白ラインはちょっと太過ぎたかな…でもあんまり細い細切りデカールって貼りにくいんだよね…。
大体、この白いラインて何なの?両面テープか何かなの?模型的には省略しても良かったかも。

 

と言うことで、だいぶグダグダな作業となっちまいましたが、これで大体難しいところは済んだかな…と思いましたが、まだ一番大事な透明パーツが残っていました…。

そう、ヘッドライトです。


あー、面倒くさい…。