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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

「自分らしい」からだ

2019-04-13 08:49:00 | 「立つ」健康法
 自分の好きな絵を描いている子供を大人がほめると、今度は大人にほめられるために絵を描くようになると、どこかで聞いたことがある。しかしこれは何も子供だけのことではなく、大人だって他者にほめられたい。他者の気持ちを察することは大事なことだが、そのために自分を失ってしまっては行き過ぎである。
 「自分」は、失われるものなのである。自分らしく振舞えない場所や人に会うと、簡単に自分を失う。自分を失った後に、人は再び自分を取り戻すために気分転換をしたりする。友人と話したり、自然の中に行ったり、趣味に没頭したり…
 「自分らしい」状態は結構曖昧なもので、明確に判断できない。後になって、何となく「自分らしい」状態だったと思うのである。自分らしい状態は普通心の状態をいうが、からだの状態も問われるべきである。からだの状態とは、筋肉の緊張と弛緩のバランスである。私は「立つ」練習をしているときに、疑いもなく身心共に「自分らしく」立てていることを実感する。

 
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