桂川に釣りに行った。台風の影響で水流は速かったが、予想してた程すごい濁流ではなかった。流れの緩いところを探して餌を沈めると、虹鱒がかかった。
しばらくすると、ルアーを持った釣り人が来た。話を聞くと上流で、すでに37センチのヤマメを釣ったと言う。釣り歴の長そうな彼は、親切に桂川のポイントやヤマメの習性を教えてくれた。桂川初心者の私にとっては嬉しい情報であった。
さて、その後は場所を移動して攻めてみたが、全く反応が無かった。ここで本流を諦め、近くの支流へ。初めての沢なので、入渓地点を探すのに戸惑ったが、釣果は良かった。1時間半ほどで25センチ前後の山女魚(写真上)、岩魚(写真下)が6匹釣れた。大雨の後で、先行者も無く、タイミングが良かった。
久しぶりに釣りの話(桂川)。先週大物(?)に糸を切られたポイントに行った。今日は切られないように糸を太く(0.6に)して、天井糸やハリスを使わない通し仕掛けにした。穂先に接続するチチワも2重にした。にも拘らず切られた。チチワの結び目から切れていた。姿は観えないが明らかに山女魚である。あの独特のツンツンツンという引きをヴァイオリンだとすれば、今日のそれはズンズンズンというコントラバスのような低音の引きだった。全く勝負にならなかった。ほんの1~2秒で切られたのだから、戦うこともできない。
その後、別のポイントで32センチの虹鱒を釣った。なかなか力強かった。
しかし比べれば先の山女魚にはもっと大物の手応えがあった。その風格が私の掌に残っている限り、また足を運ぶことになるだろう。