気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

裏山散歩4

2012-05-31 14:44:45 | 風景・自然

 去年の台風で倒れた木。踏切のように私の足は停められる。その都度潜るか、跨ぐか考えるがそれもまた、楽しいことである。

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 根ごと地上に、晒されていたものだから、もうダメだと思っていた。

しかしこの春、横たわった木の幹から芽が出て、空へ向かって伸び始めた。

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いのちはつながった。


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黒蝶

2012-05-24 15:28:43 | 風景・自然

 ひらひらと空中を舞っていた黒い蝶が

 次第に浮力を失い

 私の足元に落ちてきた

Photo

 開いた羽は 傷ついていた

 暫らくして羽をたたみ 横になろうとした

 最後の場所を そこに決めたように

Photo_2

 私はうろたえ 蝶を枯葉に乗せて日陰に運び

 水筒の水を与えた

 寿命が ほんのわずかに伸びたとしても 

 黒い蝶が喜んだとは 思えない

 むしろその場所を移動させられたことに

 憤慨しているのではなかろうか

  

 私が こころの準備ができていなかった

 それだけのことである

 


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裏山散歩3

2012-05-17 15:37:47 | 風景・自然

 街中のツツジは悲しい。角刈りにされ、ピンクに塗られ、花を数多く咲かすよう仕込まれ、すでに自分の色を失っている。

 ヤマツツジは静寂の中、ひっそりと咲いていた。日に数人しか通らない山道の横で。

20120511_26

 

 山中のツツジは、無限の空間を使い、上に右に左に前に、思いのままに伸びてゆく。一輪の花が、木々を後ろに従えて、より一層、力を示す。

20120511_33

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(撮影は5月11日)


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裏山散歩2

2012-05-10 14:26:38 | 風景・自然

 小さな花が一つだけ咲いていた。「コゴメウツギ」かな。

20120508urayama_4

 

 「ツクバネウツギ」かな。

20120508urayama_32

 

 放射線状に延びる葉

20120508urayama_27 

 

 なんとも可愛らしい葉

20120508urayama_14

 

 黄昏時に、ヒヨドリが何を想う

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裏山散歩

2012-05-04 17:38:14 | 風景・自然

 雷雨があがったので、裏山を散歩した。

 これは寄生植物だろうか?

20120504_2

 この紫はスミレ?

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 木の花も可愛らしい。右の方では蜘蛛が虫を襲っていた。

20120504_4

 うちに遊びに来たヒヨドリ。雨に濡れ、髪形も決まっている。

Hiyodori

 


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