気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

みぞおちという基準

2021-04-24 09:33:27 | 「立つ」健康法
 睡眠はからだを休めるが、起床後のからだが一番良い状態だとは限らない。朝起きても身心が目覚めるのに時間のかかる人もいるし、前日の疲れをひきづっている人もいる。私は「朝型」なのですぐに行動することができるが、時に「みぞおち」が少し硬いことがある。寝る前にキチンと「立つ」練習をしてみぞおちが柔らかくなったことを確認しても、翌朝少し硬くなる。これはどういうわけなのか分からないが、とにかく朝にキチンと立つと柔らかくなるのである。
 みぞおちを柔く保つことは、私の健康法である。意識しなくても自然に深い呼吸になるし、精神的にも落ち着く。からだの方も余分な力が抜けて、全身を統一的に使える状態になる。
 体温や血圧などで自分の健康状態を測るのもよいが、みぞおちもまた信頼のおける基準の一つである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポジティブシンキングよりも自分らしさ

2021-04-17 08:56:17 | 「立つ」健康法
 ポジティブシンキングというのは、しようとすればできるのだろうか。私はそれを目指したことがないが、結構無理があるのではないだろうか。ポジティブかネガティブかよりも、自分らしいかどうかの方が先決だ。自分らしさを失ってまで、考え方を特定の方向に仕向けていくことは不自然なことである。自分らしくなれば、結果的にポジティブシンキングに近づくこともある。仮に自分らしさを実現した上でなおネガティブシンキングであるなら、それは別に構わないのではなかろうか。その人らしいということは野山と同じく「自然」なことであり、自然は本来他の自然と調和するものだ。その人らしいネガティブシンキングならば、本人だけでなく周りの人も受け入れられるものだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理想の立ち方を身につける会 2021年 4月

2021-04-10 09:42:24 | 「立つ」健康法
 性格を変えたい人や、嫌な習慣を変えたい人は結構いるのではないだろうか。しかし直接に変えるのは大変なことだし、無理に変えようとすれば、かえって身心に悪影響があるかも知れない。
 私は「立ち方」を変えるだけで、自分らしい身心になると考えている。それは理想の自分とは違うかも知れないが、まあまあ許せる範囲の自分ではある。よい「立ち方」をしているときは、少なくとも性格や嫌な習慣を変えたいとは思わないものである。それだけでも十分生きやすくなるのではないだろうか。

「理想の立ち方を身につける会」を4月11日(日曜日)に開きます。関心のある方は是非ご参加ください。詳細はホームページをご覧ください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタクリとの邂逅

2021-04-03 09:12:48 | 風景・自然
 今日はもしかしたら会えるのではないかと思っていた。今日会えなければ来年になってしまうだろう。いつもの群生地を訪ねると花が一つもない。機を失した思いで釣行し、ふと見上げた斜面に咲いていた薄紫。水を越えなければならない登山者には見つけるのは難しだろう。流れだけを見ている釣人の眼には入らないだろう。私が来るのを知っていたのだろうか。年に一度会うだけの、淡い関係(笑)。

 納竿して山道を下るとき、いつの間にか小椋佳の「時」という歌を口ずさんでいた。「♪君の好きな色は変わらず 淡い淡い紫でしたね♫」。

 このカタクリに会っただけでここに来た意味がありましたが、岩魚と山女も釣れました(一昨日・4月1日の話です)。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする