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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

たまには詩でも⑧

2024-12-10 17:47:45 | 
 おそらく20代の頃に作った曲です。2番のサビだけ後になって書き直しました。

【君の小さな手のひらが】

君の小さな手のひらが 曇った窓をあけていく
何時か聴いた風がどこから吹いてきて 君の横顔とあそぶ
この瞬間 君はたしかにここにいて 黄昏の中にとけている
この瞬間 君は風にはならないで 僕の眼の中で眼をとじる
シャララ シャラララ ラララ シャララ シャラララ ラララ
シャララ シャラララ ラララ シャララ シャラララ ラララ

君の小さな手のひらが 明るすぎる空をしめてゆく
何時か画いた風がどこかへ消えて行く 君の髪もゆらさずに
この瞬間 君はたしかにここにいて 僕の時をとめながら
この瞬間 君は僕よりも遥か 遥か遠くをながめている
シャララ シャラララ ラララ シャララ シャラララ ラララ
シャララ シャラララ ラララ シャララ シャラララ ラララ

たまには詩でも⑦

2024-11-29 21:00:37 | 
ずいぶん前に作った曲です。今回歌詞を全部書き直しました。書いているときに、突然予想もしない言葉が出てきたりして、「オレもまだラブソングを書けるかも⁉︎」と思いました(笑)。
合作者であるGちゃんは、ボーカルに合わせてドラムやジャンベ(アフリカの打楽器)を叩いてくれました。後からリズム楽器を入れるのは難しい作業だったと思います。

【時のオトシモノ】

何の拍子か なじみのキミと 付き合うようになって
いつの間にか ボクの横を キミが歩いている
時の流れる音を聴いたら 忘れていた鼓動だと気づく
ボクの選んだこの道に 傘をさした君がいて ボクの明日で笑う
かなわない夢を すべて捨てて 立ちすくむとき
ただ さわやかな人よ

散歩に出れば 川の流れが ボクに語りかける
形はいつも どんなふうにも 変えられるのだと
時を打ち終えた 後の静寂は 落とさなかった涙のささやき
ボクが忘れたあの話を キミがいつか思い出し ボクにそれを語る
通らなかったあの道を 初めて歩くとき
ただ しなやかな人よ

たまには詩でも⑤

2024-10-23 20:05:29 | 
 この歌は、24歳頃に北京で書きました。詞は最後の3行だけ変わっただけで、あとは当時のままです。曲はGちゃんに頼んでレゲエ調にしてもらいました。


【鏡の中で】

僕はいつも 君の姿追いかけている 
そう三階の窓から ハーモニカふきながら
君の影はいつも 同じ所でぷつりと切れてしまう
その後君は 僕の知らないところで 
鏡の中で君は 白い羽をつける
僕の遅い足ではもう 追いつけない
もし 君が どこかの 遠い空の上で
僕の歌を聴いたなら 思い出して 笑って欲しい

鏡の中で君は さよならつげる  
僕の虚な言葉じゃあ とめられない
もし 君が どこかの 遠い空の上で
僕の歌を聴いたなら 思い出して 笑って欲しい





たまには詩でも④

2024-10-12 07:02:01 | 
 最近、ギターの師であり友人のGちゃんと、歌を3曲録音しました。いずれも私が作詞作曲したもので、Gちゃんが作ったスタジオでの演奏。まず私がギターとボーカルを録音して、その後Gちゃんがベースやエレキギターなどを重ねます。Gちゃんの演奏はいつも独創・即興的で素晴らしいのですが、私のボーカルが満足できません。(再び録り直すかなんかして)納得するものになったらYouTubeにアップしたいと思います。

 この歌詞は今から20年以上前、30代の頃に書きました。「降りてきた」と言えば大袈裟ですが、パッと曲と詞が出てきました。その後原型を壊さないほどには手を加えましたが、それでも理解しづらいものになっています。

【想像(イマジネーション)】
 
できるのなら イマジネーション  こころ開ければ  
いつのまにか イマジネーション  こころ閉じている
このままおまえの冷たいからだに顔をうずめても 
もう二度と時は刻まない おまえの心臓
俺たちに明日も昨日もない あるのは今だけ
俺たちに天国も地獄もない あるのはここだけ


ゆれてるのは 風ではなく こころ
泣いてるのは 悲しいのでなく ただ流れる涙
どうしておまえはあの日の約束を形にしないまま
最後の言葉も伝えることなく眠ったフリをして
俺たちに明日も昨日もない あるのは今だけ
俺たちに天国も地獄もない あるのはここだけ


たまには詩でも③

2023-01-22 09:43:57 | 

【影】

影は主である人と共に生まれ
片ときも離れることはなく
つき纏うようにして生きる

誰の眼差しも受けることなく
ただ淡淡と役割を果たす

主が利に囚われ乱れても
咎めることなく
色をかえることはない

命が尽きて臥し
主が己を動かす一切の術をなくしても

彼は応じて動く意思を未だ蔵している