気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

肩痛があり、立っている

2015-06-27 09:01:49 | 「立つ」健康法
 二か月くらい前から左肩が痛い。普段は気にならないが、腕を垂直に挙げたり、ある角度に動かすと痛みを感じる。いわゆる四十肩・五十肩なのか、或は他に原因があるのか。ちょうどその頃、沢釣り中に長い滝を滑り落ちたことがあり、それと関係があるのだろうか。とにかく、そのような状態である。
 今のところ整体や治療など何の対策も打たず、そのまま生活している。治すことを諦めているのではなく、それが最良の方法だと思っている。からだは自らの力で治って行くものだ。と言っても全く何もしないのではなく、日々「立つ」練習はしている。キチント立つことが、からだ全体のバランスを整え、結果的に肩痛に良い影響を与えている感じはある。今できることをするだけだ。

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ある日のギター弾き語り 曲目・・・長渕剛

2015-06-21 10:31:45 | 音楽
 2週間前に長渕剛の「素顔」について書いたことがアタマに残っていたのか、一昨夜は長渕の歌だけをギターで弾き語りした。演奏曲目は以下の通り。

いつものより道もどり道
訣別
君は雨の日に
風は南から
友への手紙
祈り
逆流
もう一人の俺
プライベート
暗闇の中の言葉
二人歩記
しゃぼん玉

 長渕を聴いていたのは高校生の時から20代前半までの数年間。ギターを始めたときに良く唄っていた。
中国に居たときに「友への手紙」の歌詞「まるめた背中で灯をともしてみれば お前の写真が 帰って来いと笑う」を聴いて日本への郷愁を感じ、「プライベート」の「君のすずらんの香りに~」を聴いて、すずらんに鼻を近づけた。
「しゃぼん玉」は失恋の悲しさや恋した喜びを伝えるようなラブソングでは無く、自己の内面と対話した歌である。
「一人でいることの 後悔ばかりを あいつのせいに するのはもうやめよう」
「雲にかくれた 満月の月に あいつのすべてを 許してしまおう」
 最後に感情を昇華させる。
「静かにとんで 消えて行った いつかの しゃぼん玉のようさ」

 当時、感情を思うようにできなかった私はこの歌を聴いて、長渕(大人)はそんなことができるのかと思った。それから数十年経った今、私は多少のココロのコントロールはできるようにはなったが、大きな出来事があればココロが揺れるだろう。その時に歌よりは、活字の中に救いを求めるだろう。もちろんそこに救いがないことも知っているのだが、何かのヒントをそこに探すのだ。最後は自分の中から出て来る「答え」を最終とする。
 長渕の歌は、今の私にとって思想的に影響を受けるものではないが、たまに唄いたくなるのは、青春のほろ苦さを思い出したいのかも知れない。





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画のない扇子

2015-06-12 16:56:11 | 健康
 中国人の友人に扇子を頂いた。日本に暮らす彼女が西安に帰郷した際のお土産である。
 開いてみると、何も画かれていない。



「白石さんの好きな言葉を書いてください」ということである。
なるほどこれは面白い。
「欲窮千里目 更上一層楼」でもいいし「近者説 遠者来」でもいい。
いろいろ考えてみたが、今書くことは辞めにした。
どうせなら自分の言葉を書いた方が良い。
相応しい言葉が湧いてくるまで待とう。

ちなみにこの扇子、書くときには一旦紙を外して書くようだ。

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名曲を勝手に解釈する⑯

2015-06-06 09:21:21 | 音楽
 ギターを始めたのは、18歳で中国・厦門に留学した時である。同じ留学生仲間のGちゃんに教えてもらった。長渕剛は、高校生の時に良く聴いていて、中でも「素顔(アルバム『逆流』)」という地味な曲が好きだった。

「夜の顔を鏡で映せば なんて悲しい顔なの
強がりばかりで 素直になれない なんて悲しい顔なの」

女の気持ちを男・長渕が静かに唄う。
女は自分のことを良く知っている。今の自分は、昔のような素直な自分ではないことを。

「こんな私のどこが好きなの なぜにそんなにやさしいの
私がかわいそうに見えるから それともなつかしく思えたから」

自分でも自分のことが好きではないのに、なぜあなたは私にやさしくするのだろうか。

「気まぐれだったら やめてちょうだい 本気で好きになりそうだから
あなたの前ではきれいでいたいし かわいい女でいたいの
厚化粧は嫌いでしょう でも今の私 昔の私じゃないから」

私は本気でしか人を好きになることができない。昔の私だったらすべてを出し(晒し)て好きになることができたが、今の私にはできない。



「『私は いつも 嘘をついてきたわ!』お前はいつもそう言うけれど
けして それは裏切りじゃないんだし そこまで自分を責める事もないさ」

男には女のすべてを引き受ける覚悟がある。だからたとえどんな「嘘」でも「裏切り」にはならないのだ。

「お前の素顔がきれいだったからこそ あの時手鏡おくったんだ
お前の過去を化粧でかくすためじゃなく 素直な心を映せばいい」
 
男は、化粧の下に隠された女の素顔を見ることができる。強がりの中にある素直な心を聞くことができる。

「さあ化粧を落としたら髪をとかして このまま静かに眠ろう」

男はこれからも女に寄り添い、女が自ら化粧を落とし、素直な自分に戻れるよう、励ましていくことだろう。

 
 東京郊外・青梅線の中神駅、線路沿いにある居酒屋「美奈」には良く行った。気のいいマスターとママがいて、くつろいだ。店の壁にギターが掛けてあり、そこで弾き語りしたのが、この「素顔」である。

 歌集は留学中に、日本から送ってもらったもの。アルバム「乾杯」の中の曲はすべて弾き語れる(下手だが)。




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