気を感じながら暮らす

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「理想の立ち方を身につける会」予定 2020年 12月

2020-12-18 09:43:34 | 「立つ」健康法

例年この時期になると近所を流れる川の水が切れる。切れた水は所々で小さな水溜りになり、日毎に小さくなっていく。水溜りに近づいて観ると、そこには地上とは別の世界があり、小さな魚が勢いよく泳いでいた。私たちが彼らの生活を知らないように、彼らもまた私たちの生活を知らない。

サギの漁は簡単だ。ただ雨が降らないことをいのり、水溜りが小さくなるのを待つ。有名なピュリツァー賞の写真では、ハゲタカが餓死寸前の少女の後方で待っていた。このサギには同じ血が流れているのだろう。

干からびるか、サギに喰われるか、いずれにしても小魚に明るい未来はないが、限られた水の中をピンピンと泳ぐ姿は、躍動するいのちそのものである。明日を信じるサギは今を生きる小魚には敵わず、明日を怖れる人は明日を知らない小魚に敵わない。

土手を歩く人は着膨れし、憂いのある内側を隠している。




「理想の立ち方を身につける会」を12月20日(日曜日)に開きます。関心のある方は是非ご参加ください。詳細はホームページをご覧ください。
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