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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

北京・円明園で釣る

2012-06-28 13:27:43 | 渓流・鮎釣り

 今日、一匹も釣れなかったからなのか、北京での釣りを想い出した。

 1992年頃、北京に留学中の私は自転車で10分程の「円明園(清の時代、西太后が離宮としていたところ)」で釣りをした。「福海」という大きな池で、糸を垂らしてみるが全く釣れない。そろそろ帰ろうかと思っていたら、近くにいた釣り人(中国人のおじさん)が見かねた?のか、「これでやってごらん」と言って自分の餌をくれた。その餌は、赤虫を大きくしたような感じ(ミミズよりは小さい)で、乾燥していてツルツル・ピカピカしていた。こんなもんで釣れるのか、半信半疑だったが、やってみると直ぐ釣れた。私のココロは踊り、おじさんに礼を言った。その魚は、鮒に似ていたが、日本の物よりは細身だった。

 「福海」の池のほとりには、西太后がそれを眺めるための特別な場所があった。その跡が残っていたはずだが、どんな様子だったか思い出せない。遠くに見える山と、池の水のバランスが「絶妙」な、そんな場所だった。西太后は大きな椅子に腰掛け、「福海」を眺めながら何を思っていたのだろうか。権力を欲すれば、水の中は観えないだろう。私が釣ったのは当時から自由に泳ぎ廻っていた魚の子孫かも知れない。

 

 


クワガタはどこから入った

2012-06-24 19:44:50 | 風景・自然

 台風4号のアノ日、家の中にクワガタのメスがいた。

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 なぜ家の中に居るのか?どこから入ったのか?考えてもわからないので、とりあえず箱の中に入れて置き、翌日に裏山に逃がした。勢い良く木をよじり登る姿を観ながら、きっと「台風が嫌だったんだなあ」と思った。


裏山散歩8

2012-06-21 14:59:21 | 風景・自然

 一昨日の台風で、「山の神様」の後ろにある木が折れた。虫か小動物にやられたのか、弱くなっている処があり、そこから折れていた。

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 一ヶ月前にここで写真を撮ったとき、無意識に後ろの木を一緒に収めようとしていた。その「存在」を感じていたのかも知れない。

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 折れて残った方の木を、虚心に眺めたら、清々しい表情をしていた。長年痛んでいた虫歯を抜いたような、そんな感じにも観えた。

 

 さて、「イチヤクソウ」は、台風など「どこ吹く風」で、いま「満開」である。

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