気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

枯葉はヴァイオリンソロ

2010-01-28 14:54:59 | 音楽

 いつものように山道を歩いていると、微かにカタカタカタ・・・と音が聴こえた。見ると、枯葉が一枚ゆれて、他の葉にひっきりなしにぶつかっている。枯葉が茎から離れないのは、おそらく蜘蛛の糸か何かでくっ付いているからだろう。枯葉は急速にゆれていた。不思議に思ったのは、何故その一枚だけが動いていたのかということ。風がそこだけ吹いていたのか。

 静かな黄昏時で、まだ鳥も鳴いていない。もしかすると周りの木々とその葉達は、意識的にその動きを止めていたのではなかろうか。マタイ受難曲のアリア「われに返せ、わがイエスをば!」に一時ヴァイオリンのソロがあるが、それを思い出した。この山の木々達はいつも即興曲を奏でている。それを忘れて土を踏む音は、彼らのそれには馴染まないだろう。


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老子と気気

2010-01-15 20:36:57 | 気気

 老子の第37章を気気の見かたで訳してみました。ホームページもご参照ください。


「吾将鎮之以無名之樸」・・・(欲がありすぎて困ったら、)私は                                                                                            
                  気気(無為の実践)をすることで、欲             
                 を少しでも鎮めよう

「無名之樸。夫亦将無欲」・・・気気をすると欲が少なくなる

「不欲以静」・・・自然に欲張らなくなれば静かな喜びを感じられる

「天下将自定」・・・身心ともに重心が下がり、自分らしくなる


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新年愉快

2010-01-03 20:14:36 | 野口整体

 野口整体の創始者である野口晴哉氏の遺稿「我は去る也」について、考えたことをホームページに書きました。ご関心のある方は、こちらからどうぞ。


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